| 筋力 |
9 |
器用 |
7 |
敏捷 |
7 |
知覚 |
7 |
知力 |
7 |
精神 |
7 |
魅力 |
12 |
| 髪の色 |
様々 |
肌の色 |
様々 |
瞳の色 |
様々 |
寿命 |
なし |
加齢 |
なし |
体格 |
様々 |
子供 |
なし |
出生率 |
特殊 |
解説
“マジック・マスター”マグス・ルーンが生み出した人口生命体。
ゴーレムなどの魔導人形と使い魔や魔法生物の技術を発展、改良し、より人間に近いものとして作り出したもので、人間のように心を持ち、自立思考し、魔法さえも使える魔導人形、それがクルースである。
現在はこの技術を受け継いだマイスターと呼ばれる人形師が、制作している。
人に奉仕、使役するための存在として生み出されたもので、マスターと呼ばれる主人に仕える。聖魔帝国時代はマスターは基本的に制作前から決められていたが、現在はマイスターの意向もあり、制作後にお披露目、またはお見合いという場が設けられ、そこでクルース自身と波長の合う相手が選ばれる場合が多い。
これはマイスターが自身の制作したクルースに対して、子にも似た愛情を持っている場合が多く、子の幸せを願っているからということが理由の一つである。もう一つの理由としては、クルース自身が波長の合うマスターと行動した方が高い性能を発揮するということがわかっているからである。
こうして選ばれたマスターに対し、生涯忠誠を誓う。
外見はヒューリンを初めとした人類種族をモデルとしており、総じて非常に美しい姿をしている。人類種族との違いは首の部分に首輪状の機械が存在すること。これは後述するマスターとの生命リンク装置であると同時に、人目でクルースであると区別出来るようにつけられている。
外見は固定されており、12~20歳ほどの見た目をした者が多い。どれだけの年月が経とうと外見が変わることはなく、寿命も存在しない。ただし、マスターが亡くなった際などに自ら、その活動を停止する者もいる。
生殖機能は持たないが、性交自体は可能であり、マスターと恋愛関係になる者も多い。
能力的には、マイスターの趣味や制作時のコンセプトによって決まり、千差万別であるが、基本能力として以下のものがある。
一つは内臓武器、マグス・ルーンがそもそも、クルースを作り出したのは要人警護が最大の理由であり、その為にいかなる場合、場所であろうと速やかに戦闘行為が可能であるように武器を内臓することが出来るようになっている。
二つ目は暗視能力、
クラリティなどの種族と同じく暗闇でも問題なく行動できるようにされている。
三つ目が生命リンクしたマスターへの生命供給、守るべきマスターの生命に危機が迫った場合に、自らの生命力を分け与えることが出来る。
法的に人権は認められておらず、制作したマイスター、またはマスターの所有物という扱いである。その為、何らかの理由により、マイスターやマスターのいない、または失った『ロスト・クルース』は法的には、何の権利も保障もない存在である。
その非常に美しい姿から、クルース自身とそれを所有するマスターは嫉妬の対象になることが多く、これによる襲撃や殺人、暴行、略奪事件が起こることもあり、こうして非合法に手に入れたクルースの売春宿やオークションが裏社会には存在する。
こうした事件を可能な限り、防ぐために所有されているクルースには自衛権が認められている。
服装に関しての法律も存在する。それは『一目で人間と区別できなければならない。人前で素肌を晒してはならない。顔を晒してはならない』の三原則である。このため、クルース専用の服が作られている。
能力特徴
1.初期作成時、またはセッション中に定めた『マスター』となるPC・NPCに対し、[タイミング:いつでも]で自身のHP、またはMPを『マスター』に供給することが出来る。供給した分だけ、自身のHP・MPを減らすこと。自身のHP・MPが0以下になるように供給することは出来ない。
2.内臓武器:自身の所持する武器を一つ指定する。その武器を身体の中に内臓して、重量を[0]にする。この武器は[タイミング:いつでも]で自由に取り出すことが出来る。プリプレイに武器の指定を変更することが出来る。
3.暗視能力:[環境:暗闇]の影響を受けない。
4.装備部位[頭部]及び[衣類]には[クルース専用装備]以外、装備することは出来ない。
特記事項
クルースは極めて特殊な種族であるため、使用にはGMの許可が必要。
また、1PTにつき1PCのみとすること。
同PT内のPC、またはNPCとして『マスター』となるキャラクターが存在することが望ましい。
最終更新:2014年10月18日 22:15