WORLD IS MINE(後編) ◆ZbV3TMNKJw
☆
サク、サク、と枯葉を踏みしめる音が鳴る。
鬼舞辻無惨が、ゆったりとめだか達のもとへと歩み寄っているのだ。
権三はすぐに臨戦態勢をとる―――が、めだかは構わず。彼女もまた歩き出す。
さく、さく、さく。
互いの足が土を踏みしめる度に距離が近づいていく。
そんな彼らを、権三は固唾を飲み込み見つめて―――否、魅入っていた。
目を離してはならないと全細胞が告げる。そして彼らの間に割って入ってはならないと。
そして二人はピタリと足を止める。
その距離は、手を伸ばせば届くほどに。
二人は無言のまま互いに視線を交わらせる。
彼は思った/彼女は思った。
鬼と人の混ざった匂いがする/童磨以上に濃厚な血と死の匂いがする。
鬼でありながら澄んだ眼をしている/今まで会った誰よりも冷たく濁りきった眼をしている。
なぜこんなものがいる。ふざけるな!
鬼ならばなぜこの鬼舞辻無惨の下にいない/鬼だからとてここまで人の死を弄んでいい筈がない。
鬼は統べからく私に支配されていなければならない/貴様いったい何様だ。
こんな存在を許してはならない。故に。
貴様は、私が
消してやる/正してやる。
―――日が昇るまであと数分。
二人の間に交わす言葉は在らず。交わる道など在らず。
刹那。
暴風が、吹き荒れた。
☆
勝負は一瞬だった。
先手を打ったのは、めだか。
拳を突き出し、無惨の腹部を狙う。
ドズリ、と鈍い音と共に無惨の腹にめだかの拳が刺さる。
瞬間。
無惨の爪がめだかの頬を裂き、肉を抉る。
めだかの頬に激痛が走るも、彼女の力は一切緩まず。
再び拳を突き出す。
が、無惨はその拳を掴み、グシャリと潰した。
飛び散る鮮血と肉片に、突き出した骨。
そのグロテスクな様相に微塵も怯まぬまま、めだかは頭部を逸らす。
そのグロテスクな様相に微塵も怯まぬまま、めだかは頭部を逸らす。
頭突き。高速で放たれるソレが無惨の頭部目掛けて振り下ろされる。
が、寸前、腹部の衝撃と共に、めだかの身体が空へと打ち上げられる。
無惨の蹴り上げだ。
ごぽり、とめだかの口から大量の血が零れ落ちる。
その血液を浴びた無惨のこめかみに青筋が走る。
「私に穢れた血を浴びせるな。贋作が」
落ちてきためだかを掴み、二の腕がはち切れんほど筋肉が増大し、遥か彼方へとめだかを投げた。
木々をへし折り、岩石を砕き、未だ止まる気配なし。
(...時間だ)
飛ばされるめだかのもとに日光が照り始める。
鬼であるならば消える。それが宿命だ。無惨ですら抗えぬ宿命だ。
くるり、と踵を返し、元のルートへと引き返す。
くるり、と踵を返し、元のルートへと引き返す。
(全くもって無駄足だった。妙な気配を感じたが、所詮は贋作。この程度か)
よくよく考えてみればだ。突如発生した珍種とはいえ、童磨に苦戦する程度の存在が、この鬼舞辻無惨を脅かすはずもない。
模倣品が本物を越えるはずもなし。
あんな出来損ないよりもいまは。
模倣品が本物を越えるはずもなし。
あんな出来損ないよりもいまは。
無惨はギョロリ、と権三へと視線を移す。
(運のイイ奴め。あと数歩前に出ていれば生け捕りにしてやったというのに)
権三の立つ場所には既に日光が差し込んでいる。何者よりも強い無惨が唯一適わぬ陽の光が。
権三がこちらへ来るのを期待しても無駄だろう。あの男は無惨の強さと恐ろしさを既に知り、現に一挙一動を必死に見逃さぬよう顔も強張り冷や汗も掻いている。
あの木偶に手出しが出来ないという状況に苛立ちが募るが、しかしだからといって我を忘れるほどの怒りではない。
無礼な贋作も始末したのだ。当面の目的は果たしたといってもいいだろう。
権三がこちらへ来るのを期待しても無駄だろう。あの男は無惨の強さと恐ろしさを既に知り、現に一挙一動を必死に見逃さぬよう顔も強張り冷や汗も掻いている。
あの木偶に手出しが出来ないという状況に苛立ちが募るが、しかしだからといって我を忘れるほどの怒りではない。
無礼な贋作も始末したのだ。当面の目的は果たしたといってもいいだろう。
ああ、そういえば童磨のことを忘れていた。
気配が消えていないことから、死んでいないのはわかる。おそらく、あの土砂にでも埋もれているのだろう。
あんな木偶と贋作如きにしてやられたというのか。恥さらしめ。
どう折檻してやろうかと思ったが、しかし猗窩座と違い徒に構えばヘラヘラと笑みを零す男だ。
奴が出てくるのを待つのも時間が勿体無い。放置しておくのが一番の躾になるだろう。
気配が消えていないことから、死んでいないのはわかる。おそらく、あの土砂にでも埋もれているのだろう。
あんな木偶と贋作如きにしてやられたというのか。恥さらしめ。
どう折檻してやろうかと思ったが、しかし猗窩座と違い徒に構えばヘラヘラと笑みを零す男だ。
奴が出てくるのを待つのも時間が勿体無い。放置しておくのが一番の躾になるだろう。
無惨は、日光から逃れるため、暗い竹林へと足を早めた。
「―――黒神ファントム、鬼乙女版!!!」
世界が逆に回転した。
瞬きよりも一瞬だった。
衝撃と共に無惨の身体が吹き飛ばされた。
なにが起きたのか理解できなかった。当然だ。見ていないのだから。
だから、無惨が知りえたのは結果だけ。
「何故だ」
無惨が立っていた場所の周囲が荒れ果てていたこと。
「何故貴様がそこに立っている」
砂塵舞うその中心に凛とした影があったこと。
「答えろ紛い物!!」
その影の正体が、消滅したはずの黒神めだかであったこと。
☆
「......」
めだかは竹林の先を見据えていた。
吹き飛ばされた無惨はそのまま姿を消した。
あの黒神ファントムとてトドメを刺せた訳ではないのはわかる。
それでも彼が出てこない理由もわかる。
吹き飛ばされた無惨はそのまま姿を消した。
あの黒神ファントムとてトドメを刺せた訳ではないのはわかる。
それでも彼が出てこない理由もわかる。
鬼という生物は陽のもとを歩けない。
鬼と化しためだかは、太陽のもとに晒された瞬間、全身の細胞が太陽から逃げ出そうと拒絶するのを感じ取った。
ここに留まれば消えてしまうと。
めだかは細胞に従い逃げ出そうとする身体を押さえ込んだ。観察する為に。変化する為に。
そしてその上で細胞を体内で観察し、消えゆく細胞を消えない細胞に変容させた。
その結果、多少身体は溶けたものの、鬼でありながら陽のもとを歩ける身体を手に入れることができたのだ。
ここに留まれば消えてしまうと。
めだかは細胞に従い逃げ出そうとする身体を押さえ込んだ。観察する為に。変化する為に。
そしてその上で細胞を体内で観察し、消えゆく細胞を消えない細胞に変容させた。
その結果、多少身体は溶けたものの、鬼でありながら陽のもとを歩ける身体を手に入れることができたのだ。
無論、これは全てを完成させるスキル『完成(ジ・エンド)』を有していれば誰でもできることではない。
反射神経の無いめだかだからこそできた荒業である。
反射神経の無いめだかだからこそできた荒業である。
そして、その荒業が祟り、めだかはガクリと膝をついた。
鬼神モードも解除され、本来の黒神めだかへと姿が戻る。
鬼神モードも解除され、本来の黒神めだかへと姿が戻る。
時間切れだ。重なる激戦で、疲労はピークに達したのだ。
(本来は鬼というものは疲労を感じない性質なのもわかるが...これも制限のひとつか)
できればあの男を追いたいし、ここで埋まっている童磨の救いも正したい。
だが、これ以上の戦闘は厳しいものがある。
一旦は身体を休めなければなるまい。
だが、これ以上の戦闘は厳しいものがある。
一旦は身体を休めなければなるまい。
「小娘」
めだかの背後に立った権三が、見下ろしながら呼びかけた。
「貴様には話したいことがある。一旦ここを離れるぞい」
「...わかった」
「...わかった」
権三はひょいとめだかを担ぎ、無惨とは逆の方角へと足を進めた。
(紛い物、か)
無惨の叫びがめだかの耳に木霊する。
(私は誰かの...人間の真似事ばかりしてきた。憧れるように。羨むように)
他人の役に立つ為に生まれてきた。
なるほど確かに聞こえのいい言葉だろう。
けれども。
その為に化け物は仲間を切り捨てた。人の役に立つために。
まるで擦り寄るように。媚を売るように。
そこまでして仲間に入れてほしいのか。そこまでして他人に好かれたいのか。
なるほど確かに聞こえのいい言葉だろう。
けれども。
その為に化け物は仲間を切り捨てた。人の役に立つために。
まるで擦り寄るように。媚を売るように。
そこまでして仲間に入れてほしいのか。そこまでして他人に好かれたいのか。
(自分を偽りご機嫌取りに媚びへつらう...そんな輩が好かれる筈も無い、か)
黒神めだかは人間が好きだ。それは今でも変わらない。
けれど。
鬼の真似事までして思い知らされる。
たとえなにを完成(おわ)らせようとも。
これまでの自分はどこまで行っても紛い物でしかないのだと。
人に憧れるだけの空しい化け物だと。
けれど。
鬼の真似事までして思い知らされる。
たとえなにを完成(おわ)らせようとも。
これまでの自分はどこまで行っても紛い物でしかないのだと。
人に憧れるだけの空しい化け物だと。
(だからかな...鬼になったというのに、こうも人を欲してしまうのは)
沈んだ気持ちとは裏腹に、ぐうぅ、とめだかの腹の音が暢気に鳴った。
☆
(ウケケケケケ!棚から牡丹餅とはこのことだぞい!)
権三は内心で小躍りするほど歓喜していた。
めだかの強さはわかっていたつもりだった。
だが、まさかあの千年男を吹き飛ばせるほどの力を有していたとは。
千年男ともやりあえる強さにいくらでも戻れる再生能力。
自販機としてはこれ以上なく優秀な存在であろう。
不要になれば、首輪を爆発させるなり強者と相打ちさせるなりで消してしまえば良い。
めだかの強さはわかっていたつもりだった。
だが、まさかあの千年男を吹き飛ばせるほどの力を有していたとは。
千年男ともやりあえる強さにいくらでも戻れる再生能力。
自販機としてはこれ以上なく優秀な存在であろう。
不要になれば、首輪を爆発させるなり強者と相打ちさせるなりで消してしまえば良い。
そしてなによりあの千年男。
あの男は恐らく生きているのだろうが、まだ万全に近い自分ならばいざ知らず、こんな状態のめだかを殺すことなく去っていった。
慈悲からか?否、そんなものがあの男にないのは以前の戦闘でわかっている。
理由は、日光。
権三もめだかも、既に陽の光に晒されていた。
恐らくあの男は日光が苦手。前回、女王様のことをぼやかして話した時、太陽の下を歩けるのかと問いかけてきたのもそうだ。
手出しができなかったのは日光が原因だとしか思えなかった。
あの男は恐らく生きているのだろうが、まだ万全に近い自分ならばいざ知らず、こんな状態のめだかを殺すことなく去っていった。
慈悲からか?否、そんなものがあの男にないのは以前の戦闘でわかっている。
理由は、日光。
権三もめだかも、既に陽の光に晒されていた。
恐らくあの男は日光が苦手。前回、女王様のことをぼやかして話した時、太陽の下を歩けるのかと問いかけてきたのもそうだ。
手出しができなかったのは日光が原因だとしか思えなかった。
加えて、童磨のように氷を操るような技を見せなかったことから、恐らくあの男は遠距離攻撃が出来ない。
その点を考えれば、実力は童磨よりも上なのだろうが、厄介さは童磨の方が上だとも考えられる。
その点を考えれば、実力は童磨よりも上なのだろうが、厄介さは童磨の方が上だとも考えられる。
あれほど恐ろしい千年男にも弱点はある。
それが判明したのだから、もう気分は上々だった。
それが判明したのだから、もう気分は上々だった。
あとは、先ほどの演技を続け、話術で言いくるめ、めだかを味方に引き入れることが出来ればもう言う事はなしだ。
(追い風はわしに吹いておる。ZOI帝国誕生まであと少しだぞい!!)
【D-3/1日目・早朝】
【黒神めだか@めだかボックス】
[状態]:疲労(絶大)、空腹。
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:見知らぬ誰かの役に立つ、それは揺るがない。
1:まずは権三と話し見極める。
2:お腹がすいた
[備考]
※参戦時期は後継者編で善吉に敗れた直後。
※本当に鬼になったのかは不明ですが、それに類する不死性を獲得しています。
※いくつかのスキルに制限が加えられているようです。
※『光化静翔(テーマソング)』はアコースティックバージョン(5人まで)含め鬼神モードの時にのみ使用できますが、現状は時間切れで使用できません。
※鬼神モードを使用するとお腹が空くようです。
[状態]:疲労(絶大)、空腹。
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:見知らぬ誰かの役に立つ、それは揺るがない。
1:まずは権三と話し見極める。
2:お腹がすいた
[備考]
※参戦時期は後継者編で善吉に敗れた直後。
※本当に鬼になったのかは不明ですが、それに類する不死性を獲得しています。
※いくつかのスキルに制限が加えられているようです。
※『光化静翔(テーマソング)』はアコースティックバージョン(5人まで)含め鬼神モードの時にのみ使用できますが、現状は時間切れで使用できません。
※鬼神モードを使用するとお腹が空くようです。
【今之川権三@ナノハザード】
[状態]:疲労(小)気分は上々
[装備]:
[道具]:飲食物を除いだ基本支給品一式、炸裂弾『灰かぶり(シンデレラ)』×20(残り10)
[思考・状況]
基本方針:全員ブチ殺してZOI帝国を作るぞい!
1.慎重に立ち回って全員ブチ殺すぞい。ひとまずは小娘を味方につける。
2.しかしあの千年男はヤバイぞい。でも日光が弱点くさいということは...チャンスだぞい!
3.他にもヤバイ奴が大勢いそうだぞい。
[備考]
※本編で死亡した直後からの参戦です。
[状態]:疲労(小)気分は上々
[装備]:
[道具]:飲食物を除いだ基本支給品一式、炸裂弾『灰かぶり(シンデレラ)』×20(残り10)
[思考・状況]
基本方針:全員ブチ殺してZOI帝国を作るぞい!
1.慎重に立ち回って全員ブチ殺すぞい。ひとまずは小娘を味方につける。
2.しかしあの千年男はヤバイぞい。でも日光が弱点くさいということは...チャンスだぞい!
3.他にもヤバイ奴が大勢いそうだぞい。
[備考]
※本編で死亡した直後からの参戦です。
☆
鬼舞辻無惨には怒りがあった。
黒神ファントムで負った怪我は既にほとんど再生している。
陽の光からは既に離れ、晒される危険性もほとんどない。
陽の光からは既に離れ、晒される危険性もほとんどない。
それでも尚、消えぬ怒りがあった。
気に入らない。
累のいる場所へのルートを曲げられてまでここまで歩かされたこと。
塁のいる場所へ向かうとすれば、これから山の中を迂回して南下しなければならないこと。
童磨が無様を晒していたこと。
以前逃げられた木偶に手出しができなかったこと。
満身創痍のめだかにトドメを刺せなかったこと。
累のいる場所へのルートを曲げられてまでここまで歩かされたこと。
塁のいる場所へ向かうとすれば、これから山の中を迂回して南下しなければならないこと。
童磨が無様を晒していたこと。
以前逃げられた木偶に手出しができなかったこと。
満身創痍のめだかにトドメを刺せなかったこと。
それら全てが吹き飛ぶほどに、気に入らなかった。
―――何故、紛い物如きが太陽を克服する。
(私が産み出した鬼が見出したならばわかる。あの木偶のようにもとから鬼ではない者ならばわかる。だが、なぜ。なぜあんな紛い物が!)
例えばだが。
血鬼術が望んだものでなくとも、その鬼が新たに太陽を克服する方法を見出せば、それは望んだ答えだろう。
今之川権三を検分、あるいは取り込んだことで太陽を克服できればそれは鬼の進化ともいえるだろう。
血鬼術が望んだものでなくとも、その鬼が新たに太陽を克服する方法を見出せば、それは望んだ答えだろう。
今之川権三を検分、あるいは取り込んだことで太陽を克服できればそれは鬼の進化ともいえるだろう。
だが。だがあの紛い物は。あろうことか鬼をそのまま模倣し、己の中で完結させ太陽を克服してみせた。
それは無惨が千年追い求めた結果のはずだった。
待ち望んでいた答えのはずだった。
待ち望んでいた答えのはずだった。
なのに気に入らない。気に入るはずも無い。
だってそうだろう。
無惨の千年をかけた過程が。
鬼舞辻無惨という千年間が。
鬼舞辻無惨という千年間が。
全くもって無意味だったと断ぜられたようなものなのだから。
(私が間違っていたのか、私はそんなことにも気づかず千年もさ迷い続けた阿呆か。違う違う違う違う、私は限りなく完璧に近い生物だ。私の言うことは全て正しい。私は何も間違えない)
そう思えば思うほど、己の所業が滑稽に映り、黒神めだかという『答え』が色濃く浮かび上がってくる。
―――こんな逸話がある。
かつて黒神めだかの父の友人だという数学者が相談を持ちかけた。
それを聞いた彼女は張り切って彼の抱える問題を解いてあげた。
その直後、彼は己の努力と必死の頑張りの無意味さに打ちのめされ、勤め先に辞表を出したという。
数学者のことだけではない。黒神めだかという存在は、多くの大人の人生を挫折させ終わらせてきた。
鬼舞辻無惨。この異端溢れる会場においても長寿である彼は、初めて生の意味という壁に晒されていた。
【D-4/山中/1日目・早朝】
【鬼舞辻無惨@鬼滅の刃】
[状態]:健康、極度の興奮 完成者への苛立ちと怒り
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:あの忌々しい太陽を克服する。
0.太陽を克服する。
1.配下の鬼に有象無象の始末は任せる。
2.配下の鬼や他の参加者を使って実験を行いたい。ひとまずは塁と接触したい。
3.黒神めだかへの絶対的な嫌悪感と不快感
[備考]
※刀鍛冶の里編直前から参戦しているようです。
※鬼化は、少なくとも対象が死体でない限り可能なようです。
[状態]:健康、極度の興奮 完成者への苛立ちと怒り
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:あの忌々しい太陽を克服する。
0.太陽を克服する。
1.配下の鬼に有象無象の始末は任せる。
2.配下の鬼や他の参加者を使って実験を行いたい。ひとまずは塁と接触したい。
3.黒神めだかへの絶対的な嫌悪感と不快感
[備考]
※刀鍛冶の里編直前から参戦しているようです。
※鬼化は、少なくとも対象が死体でない限り可能なようです。
「悲しいなあ。俺はずっとここにいたのに誰も相手にしてくれないなんて」
土砂から脱した彼は、辺りをキョロキョロと見回し周囲の気配を探ったが誰の気配も見つからない。
そんな童磨の顔は、悲しいと言いつつもあいも変わらずの笑顔だった。
そんな童磨の顔は、悲しいと言いつつもあいも変わらずの笑顔だった。
「いやはや、しかし久しぶりに太陽を見るなあ。前回見たのは何時だったかな」
童磨は空を見上げながら呟いた。
そう。彼は鬼でありながらも太陽の下を歩いていた。
そう。彼は鬼でありながらも太陽の下を歩いていた。
何故か。その答えは、彼の身を纏う氷の鎧だった。
結晶ノ御子に土砂をどかさせ出口を作っている間、彼は考えていた。
出口を作ったとしてどうしようかと。
太陽は既に昇っている頃合だ。いまここを開けてしまえば陽の光は容赦なく差し込むだろう。
ならば太陽が沈むまで待つか?しかしそれでは時間も勿体無い。
出口を作ったとしてどうしようかと。
太陽は既に昇っている頃合だ。いまここを開けてしまえば陽の光は容赦なく差し込むだろう。
ならば太陽が沈むまで待つか?しかしそれでは時間も勿体無い。
「ああ、そうだ。いいことを思いついた」
ポン、と両手を叩いた。
「おーい、みんなおいで」
あと少しで出口が開ける段階で、結晶ノ御子たちにそう合図し、己の身体に纏わりつかせる。
ピキピキと御子たちはその身を氷に変え、童磨の身を覆っていく。
氷が身を包み終わるのを見届け、童磨は最後の一押しで土砂を押した。
差し込む光。晒される童磨の腕。
消滅は―――しなかった。
童磨は考えた。
鬼は太陽の光に当たってはならない。
ならば。
光が身体に当たらなければいい。
鬼は太陽の光に当たってはならない。
ならば。
光が身体に当たらなければいい。
思いついたキッカケは、めだかの光化静翔だった。
本当の光ではない。だが、彼女は光速で動きながらも、その動作はあくまでも直線だった。
光は直線。
それを認識した童磨は、氷の表面を利用することで光を屈折させ、光が己の身体に届くのを防いだのだ。
本当の光ではない。だが、彼女は光速で動きながらも、その動作はあくまでも直線だった。
光は直線。
それを認識した童磨は、氷の表面を利用することで光を屈折させ、光が己の身体に届くのを防いだのだ。
無論、長時間の維持はできないが、数十秒程度あれば土砂から脱出し、日陰に避難することは容易い。
(やっぱり情報はいいね。あればあるだけ応用を利かせられる)
童磨は弱者に対しては、すぐに決着を着けるのではなく、なるべく時間を割くようにしている。
それは上弦の鬼であるが故の自尊心だけではない。
可能な限り相手の技や戦い方を引き出し、情報を入手し今後の戦いの糧にするためだ。
それは上弦の鬼であるが故の自尊心だけではない。
可能な限り相手の技や戦い方を引き出し、情報を入手し今後の戦いの糧にするためだ。
そして今回の脱出方法もそう。
土くれを氷でつけ、それを身に纏うことで太陽光を遮断する方法も考えてはいた。
しかし、これから先も似たような場面に晒されたとき、都合よく土くれのようなものがあるとは限らない。
そんな時頼れるのは、やはり己の技である氷だ。
土くれを氷でつけ、それを身に纏うことで太陽光を遮断する方法も考えてはいた。
しかし、これから先も似たような場面に晒されたとき、都合よく土くれのようなものがあるとは限らない。
そんな時頼れるのは、やはり己の技である氷だ。
その為、ある程度のリスクを承知で、彼は氷による光の屈折を試したのだ。
飄々と振舞いながらも根底では合理的。それが童磨という上弦の弐だった。
「せっかく近くにいらっしゃるのだから、無惨様のもとに馳せ参じたいが、失態を晒してしまった俺を見て機嫌を損ねられてしまわれるのは申し訳が立たない。
やはりなにか手土産を持っていくべきだろう。となればやはりめだかちゃんかな。しかし彼女がどこに向かったかもわからないかならなあ、どうしたものか」
やはりなにか手土産を持っていくべきだろう。となればやはりめだかちゃんかな。しかし彼女がどこに向かったかもわからないかならなあ、どうしたものか」
足跡を追おうにも、ここまで荒れ果てては足跡はさっぱり掴めない。
とにかくもうすぐ流れるという放送でも聞こうか。
童磨は、近場の影に身を隠し、もたらされる情報へと耳を傾けた。
【D-3/蜘蛛山の麓/1日目・早朝】
【童磨@鬼滅の刃】
[状態]:疲労(大)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2、炎刀『銃』@刀語
[思考・状況]
基本方針:いつも通り。救うために喰う。
0:さて、俺はどうしようか
1:無残様がいらっしゃったのかな?声をかけてくださればよかったのに。
2:"普通ではない血"の持ち主に興味。
3:猗窩座殿、下弦の彼……はてさて誰に会えるかな?
[備考]
※参戦時期は少なくともしのぶ戦前。
※不死性が弱体化しています。日輪刀を使わずとも、頸を斬れれば殺せるでしょう。
※氷のスーツを纏い、一時的に太陽から逃れる術を見出しました。長時間の移動は不可能です。
※結晶ノ御子は現状は5体が限界です。
[状態]:疲労(大)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2、炎刀『銃』@刀語
[思考・状況]
基本方針:いつも通り。救うために喰う。
0:さて、俺はどうしようか
1:無残様がいらっしゃったのかな?声をかけてくださればよかったのに。
2:"普通ではない血"の持ち主に興味。
3:猗窩座殿、下弦の彼……はてさて誰に会えるかな?
[備考]
※参戦時期は少なくともしのぶ戦前。
※不死性が弱体化しています。日輪刀を使わずとも、頸を斬れれば殺せるでしょう。
※氷のスーツを纏い、一時的に太陽から逃れる術を見出しました。長時間の移動は不可能です。
※結晶ノ御子は現状は5体が限界です。
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