夜明孤島男刀競聞書(よあけのことうおとこのかたなくらべききがき)◆hqLsjDR84w
◇ ◇ ◇
【0】
「立派な道具をぶら下げた士(さむらい)だけでやりやがれ」
◇ ◇ ◇
【1】
死者を告げる放送が終わった。
市街地を再び静寂が包み込んだところで、人吉善吉は思わず拳を握り締める。
彼の格闘術の礎はサバットである。距離を詰めたあとならばともかく、初手から拳を握ることは限りなく少ない。
にもかかわらず、拳をなにかに振り下ろしたくてたまらない。この拳に行き場がないという事実が、たまらなく腑甲斐ない。
あまりにも趣味の悪い内容を、怖気立つほどに楽し気な声音を、決して聞き逃さぬために耳を澄ませていたという――その事実がなによりも悔しい。
市街地を再び静寂が包み込んだところで、人吉善吉は思わず拳を握り締める。
彼の格闘術の礎はサバットである。距離を詰めたあとならばともかく、初手から拳を握ることは限りなく少ない。
にもかかわらず、拳をなにかに振り下ろしたくてたまらない。この拳に行き場がないという事実が、たまらなく腑甲斐ない。
あまりにも趣味の悪い内容を、怖気立つほどに楽し気な声音を、決して聞き逃さぬために耳を澄ませていたという――その事実がなによりも悔しい。
「…………ちくしょう」
忸怩たる思いは到底胸中に抑え切れるものではなく、微かな声となって漏れ出してしまう。
吐き捨てたところで気持ちが晴れるはずもなく、むしろ悔やみ切れぬ思いが増幅したようにしか感じられなかった。
吐き捨てたところで気持ちが晴れるはずもなく、むしろ悔やみ切れぬ思いが増幅したようにしか感じられなかった。
死者の数は十三人。
そのなかに、善吉のかねてからの知り合いである箱庭学園所属の二人はいなかった。
彼女も、彼も、そうそう簡単に命を落とすとは思えない。むしろ自分の心配をこそするべきだ。
そう思っていたはずなのに、それでも二人の名前が呼ばれなかったことに安心をした。してしまった。
十三人もの犠牲者が出ているというのに。
黒神めだかは間違いなく安心などせず、その手が届かなかった十三人に胸を痛めているであろうに。
そのなかに、善吉のかねてからの知り合いである箱庭学園所属の二人はいなかった。
彼女も、彼も、そうそう簡単に命を落とすとは思えない。むしろ自分の心配をこそするべきだ。
そう思っていたはずなのに、それでも二人の名前が呼ばれなかったことに安心をした。してしまった。
十三人もの犠牲者が出ているというのに。
黒神めだかは間違いなく安心などせず、その手が届かなかった十三人に胸を痛めているであろうに。
「(それに――)」
煉獄杏寿郎が頼れる存在として挙げた鬼殺隊の同志、吾妻善逸の名もまた先ほどの放送で呼ばれていた。
ついに出逢うことがなかった以上、善吉には吾妻善逸の外見はおろか性別をすら知る由はない。
どうにもこうにも、善吉の人生には名前だけでは性別の判断がつかない人物が登場しがちである。
とはいえ性別さえわからずとも、煉獄の同志であるというだけで、強くたくましい剣士であったのだろうと推測できてしまう。
ついに出逢うことがなかった以上、善吉には吾妻善逸の外見はおろか性別をすら知る由はない。
どうにもこうにも、善吉の人生には名前だけでは性別の判断がつかない人物が登場しがちである。
とはいえ性別さえわからずとも、煉獄の同志であるというだけで、強くたくましい剣士であったのだろうと推測できてしまう。
決して悟られることのないように、善吉は視線だけを煉獄へと向ける。
普段はあまりにも内面がそのまま表情に出る男であるというのに、その表情には一切の乱れがなかった。
鬼殺隊とは、その名の通りに鬼を殺す部隊であるという。であれば、仲間の死には慣れ切っているのかもしれない。
普段はあまりにも内面がそのまま表情に出る男であるというのに、その表情には一切の乱れがなかった。
鬼殺隊とは、その名の通りに鬼を殺す部隊であるという。であれば、仲間の死には慣れ切っているのかもしれない。
「(…………クソッ、なにを人様の事情を勝手に……。デビルだせぇぜ……!)」
握ったままの拳を無造作に生えた自身の金髪に押し当て、善吉は余計な憶測を止めようとしない頭にゆっくりと力を籠める。
頭部から染みる鈍い痛みが負傷を負った身体に響き、余計なことを考える余裕を奪っていくのが妙に心地よかった。
頭部から染みる鈍い痛みが負傷を負った身体に響き、余計なことを考える余裕を奪っていくのが妙に心地よかった。
「(なんてことを考えているんだろうな、アイツは)」
そう思ったのは、永井圭である。
放送が終わって以降の人吉善吉は、胸中が窺いやすかった。というより窺うまでもなかった。
安心に始まり、怒り、苛立ち、口惜しさ、そして遅れてやってきた自己嫌悪に至るまで、その表情があまりにも雄弁に語っていたのである。
放送が始まったと同時に、おそらく意図的に感情を隠すべく無表情の仮面を被った煉獄杏寿郎とは対照的である。
放送が終わって以降の人吉善吉は、胸中が窺いやすかった。というより窺うまでもなかった。
安心に始まり、怒り、苛立ち、口惜しさ、そして遅れてやってきた自己嫌悪に至るまで、その表情があまりにも雄弁に語っていたのである。
放送が始まったと同時に、おそらく意図的に感情を隠すべく無表情の仮面を被った煉獄杏寿郎とは対照的である。
「(まったく、ご苦労なことだな。この状況で自分を戒めてどうなる)」
けっと内心で吐き捨てつつも、圭はとうに理解をしていた。
共感こそできないが、存在するということを理解はしている。
理解はしているし、ここまでのやり取りだけでとっくに認識を完了している。
共感こそできないが、存在するということを理解はしている。
理解はしているし、ここまでのやり取りだけでとっくに認識を完了している。
そういう人間もいる
永井圭には決してなれない『そういう人間』もいるのだ。
そして、人吉善吉という少年は紛れもなく『そういう人間』である。
永井圭には決してなれない『そういう人間』もいるのだ。
そして、人吉善吉という少年は紛れもなく『そういう人間』である。
十三人という脱落者の数を聞いた感想も、圭と彼らでは違うのだろう。
圭は想定よりも少ないと思ったが、彼らはその逆の感想を抱いたのであろう。
鬼、亜人、吸血鬼、歴史に名を刻む大剣豪、鬼殺の剣士、まだ見ぬ存在――そしてそれらを一堂に集めたBB。
手にしている情報自体はほとんど変わらないというのに、その上で『十三名』に対する印象は正反対であるのだ。
圭は想定よりも少ないと思ったが、彼らはその逆の感想を抱いたのであろう。
鬼、亜人、吸血鬼、歴史に名を刻む大剣豪、鬼殺の剣士、まだ見ぬ存在――そしてそれらを一堂に集めたBB。
手にしている情報自体はほとんど変わらないというのに、その上で『十三名』に対する印象は正反対であるのだ。
「(ちぇ。髪を明るく染めると、そういう風になれるのかよ。明るい頭は楽でいいよな)」
声に出すことはなく、圭は内心で毒づく。
きっと、彼が。
ともに佐藤と戦うことになった亜人の彼が、この殺し合いに参加させられていたのなら――おそらく、善吉のように十三人の脱落者に憤っていたのだろう。
佐藤がその何倍も殺していることを知っているクセに。
目の前で救えなかった人数なんて、とっくに百を超えているクセに。
それでも、たぶん、会ったこともない十三人に対して新鮮に憤っていたのだろう。
ともに佐藤と戦うことになった亜人の彼が、この殺し合いに参加させられていたのなら――おそらく、善吉のように十三人の脱落者に憤っていたのだろう。
佐藤がその何倍も殺していることを知っているクセに。
目の前で救えなかった人数なんて、とっくに百を超えているクセに。
それでも、たぶん、会ったこともない十三人に対して新鮮に憤っていたのだろう。
「(…………ふん。別になりたくもないけどな)」
誰に聞かれたワケでもない胸中での悪態であるというのに、圭は言い訳がましく言葉を付け足していた。
付け足さなければいけないような、そんな気がしたのだ。
付け足さなければいけないような、そんな気がしたのだ。
「永井、よいか」
「えっ!? あっ、はい、武蔵さん、なんです?」
「えっ!? あっ、はい、武蔵さん、なんです?」
この場にいもしない男に憎まれ口を叩いていた圭は、いつの間にやら歩み寄ってきていた宮本武蔵の言葉を受けて現実に引き戻される。
精悍な顔立ちと獣じみた鋭い眼光は、波裸羅が虎と称するのも合点が行くほどのもので、出逢って数時間が経過している圭としても未だ慣れるものではない。
ただまっすぐに視線を向けられるだけで、思わず息を呑んでしまう。
精悍な顔立ちと獣じみた鋭い眼光は、波裸羅が虎と称するのも合点が行くほどのもので、出逢って数時間が経過している圭としても未だ慣れるものではない。
ただまっすぐに視線を向けられるだけで、思わず息を呑んでしまう。
「いまの『びぃびぃ』の声は、どこからどのようにして響かせたものだ?」
「…………あ」
「…………あ」
盲点であった。
殺し合いの舞台となっている孤島は、決して狭くはない。
青々とした樹木が生い茂る山があり、大小の建造物が立ち並ぶ市街地がある。
そのような舞台の全域に問題なく音声を響かせるなど、障害物に反射し、吸収され、透過する音の性質からして不可能だ。
そもそも放送は上下左右どの方向から流れてきたのか、圭には判断できなかった。首輪自体にスピーカーがついている気配もない。
殺し合いの舞台となっている孤島は、決して狭くはない。
青々とした樹木が生い茂る山があり、大小の建造物が立ち並ぶ市街地がある。
そのような舞台の全域に問題なく音声を響かせるなど、障害物に反射し、吸収され、透過する音の性質からして不可能だ。
そもそも放送は上下左右どの方向から流れてきたのか、圭には判断できなかった。首輪自体にスピーカーがついている気配もない。
「さあ……。判断できません」
「ハハハハッ! 元号が三十八度変わってなお解らぬ技術か!」
「ハハハハッ! 元号が三十八度変わってなお解らぬ技術か!」
返答は武蔵ではなく、少し離れた場所でブロック塀に腰かけていた波裸羅からのものであった。
放送の最中は終始つまらなそうな表情を変えることはなかったが、急に笑みを浮かべて大げさに哄笑を響かせる。
放送の最中は終始つまらなそうな表情を変えることはなかったが、急に笑みを浮かべて大げさに哄笑を響かせる。
「ほしいな」
その場の全員の注目を集めた上で、大げさに舌なめずりをして言い放つ。
朱を点じたかの如き波裸羅の薄い唇が潤い、圭はそこから視線を外せなくなった。
にもかかわらず、視線を外せなくなったという事実への違和感すら抱くことはできない。
ただただ、視界と思考が波裸羅の唇で埋め尽くされ、やたらと激しくなる動悸すらほとんど聞こえてはいなかった。
朱を点じたかの如き波裸羅の薄い唇が潤い、圭はそこから視線を外せなくなった。
にもかかわらず、視線を外せなくなったという事実への違和感すら抱くことはできない。
ただただ、視界と思考が波裸羅の唇で埋め尽くされ、やたらと激しくなる動悸すらほとんど聞こえてはいなかった。
◇ ◇ ◇
【2】
――きぃん。
と、そんな音が響いてようやく圭は正気に戻る。
慌てて四方に視線を飛ばすと、武蔵と煉獄が揃って刀を抜いていた。
乱れ切った呼吸で混乱を露わにしている善吉は、圭と同じく呑み込まれかけていたのだろう。
慌てて四方に視線を飛ばすと、武蔵と煉獄が揃って刀を抜いていた。
乱れ切った呼吸で混乱を露わにしている善吉は、圭と同じく呑み込まれかけていたのだろう。
「どういうつもりだ、現人鬼」
「ほう、どうした? もう名前で呼んではくれぬのか、武蔵」
「どういうつもりだと訊いている」
「ほう、どうした? もう名前で呼んではくれぬのか、武蔵」
「どういうつもりだと訊いている」
波裸羅の囃し立てるような笑みは、武蔵の剣気を当てられてなお崩れることはない。
「はッ、赦せ。僅かに溢れ出しただけよ」
「人を誑かすか、現人鬼」
「何事にも誑かされぬ生なぞつまらぬと思わぬか、武芸人」
「人を誑かすか、現人鬼」
「何事にも誑かされぬ生なぞつまらぬと思わぬか、武芸人」
笑みはより深くなり、剣気はより圧を増していく。
武芸者同士の果し合いの約束など、早くも消え失せてしまった。
これより始まるのは、鬼と人の戦い。もはや、波裸羅と武蔵の間に割って入ることは不可能である。
武芸者同士の果し合いの約束など、早くも消え失せてしまった。
これより始まるのは、鬼と人の戦い。もはや、波裸羅と武蔵の間に割って入ることは不可能である。
そう判断したのが永井圭であり、そう判断しなかったのが煉獄杏寿郎であった。
「待ってくれないか、宮本武蔵。訊きたいことがある」
「待たぬ」
「いいや! なんとしても待ってもらおう!
先ほど話を聞いた限り、こと鬼殺においてはかの宮本武蔵よりも一日の長があるようだからな!」
「待たぬ」
「いいや! なんとしても待ってもらおう!
先ほど話を聞いた限り、こと鬼殺においてはかの宮本武蔵よりも一日の長があるようだからな!」
懇願の体を取っていただけで、どうやら最初からほとんど指示であったらしい。
眉を顰める武蔵の元に歩み寄り、煉獄はその肩を叩く。代われと言っているようなものであった。
眉を顰める武蔵の元に歩み寄り、煉獄はその肩を叩く。代われと言っているようなものであった。
「…………のちの鬼退治に繋がるか?」
「うむ! おそらくな! 繋がらなかった場合は申し開きができんが!
俺の知る鬼とまったく異なるということがわかるので、まあそれはそれで意味はある! 意味はあるので許してほしいものだ!」
「うむ! おそらくな! 繋がらなかった場合は申し開きができんが!
俺の知る鬼とまったく異なるということがわかるので、まあそれはそれで意味はある! 意味はあるので許してほしいものだ!」
武蔵の肉食動物じみた眼光を受けながら、煉獄は視線を逸らすことも動揺することもない。
目と目を真っ直ぐに合わせたまま、のちに必ず繋がるという断言もせず、その上で代われと言っているのだ。
あまりにも厚かましい。
百年ののち、千年ののちに、剣名を残さんとしている宮本武蔵にとって看過できる提案ではない。
しかしながら――こと鬼相手となれば、武蔵は剣名を残すためには戦っていない。
ゆえに武蔵は構えを解き、一歩うしろに身を退いた。
たかが一歩であるが、その一歩があまりにも大きい意味を持つと理解し、煉獄は僅かに頭を下げた。
目と目を真っ直ぐに合わせたまま、のちに必ず繋がるという断言もせず、その上で代われと言っているのだ。
あまりにも厚かましい。
百年ののち、千年ののちに、剣名を残さんとしている宮本武蔵にとって看過できる提案ではない。
しかしながら――こと鬼相手となれば、武蔵は剣名を残すためには戦っていない。
ゆえに武蔵は構えを解き、一歩うしろに身を退いた。
たかが一歩であるが、その一歩があまりにも大きい意味を持つと理解し、煉獄は僅かに頭を下げた。
「して、なにが訊きたいというのだ?」
波裸羅が浮かべたままの笑みは、武蔵と煉獄のどちらが相手でも構わないということを物語っていた。
「先ほどのあの魅了の術、アレは君の『血鬼術』か?」
予期せぬ質問であったのだろうか。
波裸羅から笑みが消え失せ、その眉間にしわが刻まれた。
波裸羅から笑みが消え失せ、その眉間にしわが刻まれた。
「あんなもの、術などと呼んでよい代物ではない。
ただ、鬼の氣が外に漏れ出しただけに過ぎぬ。善吉と圭が勝手に中てられただけよ。
波裸羅が本気で術を放ったならば、貴様らがいかに鬼斬りに慣れているとて容易に防げるはずがなかろう」
「なるほど。一理ある」
ただ、鬼の氣が外に漏れ出しただけに過ぎぬ。善吉と圭が勝手に中てられただけよ。
波裸羅が本気で術を放ったならば、貴様らがいかに鬼斬りに慣れているとて容易に防げるはずがなかろう」
「なるほど。一理ある」
背後で圭と善吉が驚いていたが、煉獄の発言に嘘はない。本気でなるほどと思っているのだ。
波裸羅は未だその力の全容を見せていないが、溢れ出ている鬼気だけで十二鬼月の下弦に匹敵をする。
その秘めたる力は読み切れないものの、読み切れないがゆえに先ほどのモノが意図を持って放った術とは思えない。
ゆえに危険なのだが、と煉獄は胸中で呟く。
そんな懸念などどこ吹く風といった様子で、波裸羅は鬼気に中てられた二人を指差す。
波裸羅は未だその力の全容を見せていないが、溢れ出ている鬼気だけで十二鬼月の下弦に匹敵をする。
その秘めたる力は読み切れないものの、読み切れないがゆえに先ほどのモノが意図を持って放った術とは思えない。
ゆえに危険なのだが、と煉獄は胸中で呟く。
そんな懸念などどこ吹く風といった様子で、波裸羅は鬼気に中てられた二人を指差す。
「気を強く持たぬからよ。波裸羅を前に気を緩めればそうなる。
善吉に圭よ、女狐の声音程度で心乱れるな。生きていれば、幾たびも聞くことになる。
貴様らはこの世に二つとなき、代えの利かぬ花よ。波裸羅とて意図せず散らしたくはない。気をつけよ」
善吉に圭よ、女狐の声音程度で心乱れるな。生きていれば、幾たびも聞くことになる。
貴様らはこの世に二つとなき、代えの利かぬ花よ。波裸羅とて意図せず散らしたくはない。気をつけよ」
煉獄の脳裏には、四半刻ほど前のことが蘇ってきた。
放送が始まるより前に、煉獄はすでに尋ねていた。
たとえすでに日光が降り注いでいようとも、溢れ出る鬼気を受けては尋ねずにはいられなかったのである。
そうして、波裸羅はこともなげに答えた。
たとえすでに日光が降り注いでいようとも、溢れ出る鬼気を受けては尋ねずにはいられなかったのである。
そうして、波裸羅はこともなげに答えた。
『杏寿郎、貴様も問うか。二度も眠たくなることを言わせるな。
飢饉の際のおぞましき民草でもあるまいに、そのようなもの口にするか。忌々しい』
飢饉の際のおぞましき民草でもあるまいに、そのようなもの口にするか。忌々しい』
この返答があったために、煉獄は波裸羅と行動を共にしていたのである。
BBの命令に従う意思がなく、さらには鬼気を放ちながらも人を決して喰らわない。
ましてや人を喰らうことをおぞましいとまで形容する。だからこそ、煉獄は波裸羅との同行を決めた。
このバトルロワイアルに呼び出される寸前に、竈門炭治郎の妹である禰豆子の鬼殺隊にふさわしい動きを目の当たりにしていたのも大きかった。
BBの命令に従う意思がなく、さらには鬼気を放ちながらも人を決して喰らわない。
ましてや人を喰らうことをおぞましいとまで形容する。だからこそ、煉獄は波裸羅との同行を決めた。
このバトルロワイアルに呼び出される寸前に、竈門炭治郎の妹である禰豆子の鬼殺隊にふさわしい動きを目の当たりにしていたのも大きかった。
他の鬼殺隊員が、自分と水柱を除く柱が、いったいどう判断するのか。
それは煉獄にはわからない。わからないし、誰にも強制をする資格はない。
炭治郎と禰豆子が時間をかけて認めさせるべきであって、外野が認識を押し付けるべきことではない。
それは煉獄にはわからない。わからないし、誰にも強制をする資格はない。
炭治郎と禰豆子が時間をかけて認めさせるべきであって、外野が認識を押し付けるべきことではない。
だから、これは煉獄の基準に過ぎない。
あくまでもある一人の男の基準において、という話に過ぎない。
あくまでもある一人の男の基準において、という話に過ぎない。
それでも、あくまでも。
煉獄杏寿郎の基準においては――
人の身であろうと、鬼の身であろうと。
人の気であろうと、鬼の気であろうと。
命を懸けて鬼と戦い、人を守るものは――誰がなんと言おうと鬼殺隊の一員だ。
煉獄杏寿郎の基準においては――
人の身であろうと、鬼の身であろうと。
人の気であろうと、鬼の気であろうと。
命を懸けて鬼と戦い、人を守るものは――誰がなんと言おうと鬼殺隊の一員だ。
そう思った。
そう確信した。
そう確信した。
ゆえに禰豆子を認める。
ゆえに波裸羅を受け入れる。
ゆえに波裸羅を受け入れる。
なればこそ。
なればこそ――
なればこそ――
「貴様らは、おぞましき民草とは違うのだからな」
波裸羅が続けた予期せぬ言葉を受けて、煉獄は目を見開く。
「(『おぞましき民草』…………?
よもや、よもやっ! 『おぞましき』が形容していたのは、人喰いという行為ではなく――!)」
よもや、よもやっ! 『おぞましき』が形容していたのは、人喰いという行為ではなく――!)」
反射的に浮かんだのは、あってはならない仮説だ。
信じたくはないし、目を背けていたいが、柱である煉獄は一度浮かんだ最悪の可能性を捨てることはできない。
信じたくはないし、目を背けていたいが、柱である煉獄は一度浮かんだ最悪の可能性を捨てることはできない。
そして、その仮説こそが正解であった。
波裸羅がおぞましいと形容したのは、死の縁まで追い込まれて人食いに手を染める行為ではない。
喰らうものがなく飢えて息絶えるとしても、絶対に口になどしたくはない――薄汚れた食材のほうである。
喰らうものがなく飢えて息絶えるとしても、絶対に口になどしたくはない――薄汚れた食材のほうである。
「――――乱れたぞ、杏寿郎、武蔵」
言って、波裸羅は今度こそ明確な意図と指向性を持って、鬼の氣を外界へと零した。
◇ ◇ ◇
【3】
「なにが……起きた……?」
意図せず口にしてしまったのは、自分であったのか、善吉であったのか。
永井圭自身にさえ、とても判断することなどできなかった。
永井圭自身にさえ、とても判断することなどできなかった。
心を乱すなと、波裸羅から忠告を受けていた。そこまでは間違いない。
代えの利かない花という表現に対して、あまりにも詩的すぎると感想を抱いたのも間違いない。
そこから、不意に波裸羅は煉獄と武蔵の名を呼び、次の瞬間には呼ばれた二人は呼吸を荒げて蹲っていた。
はッはッはッ――と、あまりに激しすぎる呼吸音は、運動後を飛び越して重病人のそれをすら思い起こさせる。
代えの利かない花という表現に対して、あまりにも詩的すぎると感想を抱いたのも間違いない。
そこから、不意に波裸羅は煉獄と武蔵の名を呼び、次の瞬間には呼ばれた二人は呼吸を荒げて蹲っていた。
はッはッはッ――と、あまりに激しすぎる呼吸音は、運動後を飛び越して重病人のそれをすら思い起こさせる。
「波裸羅さん、なにを……っ!」
「案ずるな、圭。誑かしてやったまでよ」
「誑……かす……?」
「こやつら、この波裸羅を測りおった。なれば波裸羅も測る。道理であろう」
「案ずるな、圭。誑かしてやったまでよ」
「誑……かす……?」
「こやつら、この波裸羅を測りおった。なれば波裸羅も測る。道理であろう」
たしかに波裸羅は質問に答えてくれているというのに、その意図が圭にはまったく理解できなかった。
困惑が頭を埋め尽くし、次に出るべき行動がわからない。
困惑が頭を埋め尽くし、次に出るべき行動がわからない。
「なにを言って……! 測るの意味が……っ!」
「はん。お前も測られておったろうに。
不死(しなず)でも同行して問題ないと、そう測られておったし、そもそも手ずから測らせていたであろう」
「はん。お前も測られておったろうに。
不死(しなず)でも同行して問題ないと、そう測られておったし、そもそも手ずから測らせていたであろう」
ようやく、圭にはおぼろげながら見えてきた。
圭がどうにか亜人でも迫害されないよう立ち回ろうとしているのをよそに、波裸羅は『選ぶのは自分だ』と言っているのだ。
圭がどうにか亜人でも迫害されないよう立ち回ろうとしているのをよそに、波裸羅は『選ぶのは自分だ』と言っているのだ。
「(なんて迷惑なんだ……っ!)」
亜人の権利を主張するムーブメントがある。
亜人に行われた人体実験に憤る団体がいる。
それはいい。別にいい。関わる気はないが、続けていってほしいとも思う。
亜人に行われた人体実験に憤る団体がいる。
それはいい。別にいい。関わる気はないが、続けていってほしいとも思う。
だが――だが!
間違ったやり方というものがある。
そんな主張では、むしろ弾圧が強くなる方法がある。
そんな主張では、むしろ弾圧が強くなる方法がある。
それが佐藤のやり方だ。
佐藤が心にもないクセに、わざとらしくやっていた方法だ。
佐藤が心にもないクセに、わざとらしくやっていた方法だ。
そして、波裸羅のほうもまた、鬼の権利など主張する気はないだろう。
思うところがあるのは、断じて鬼が測られていることではない。
現人鬼・波裸羅が測られたことに対して、意趣返しをしてやったに過ぎないのだ。
思うところがあるのは、断じて鬼が測られていることではない。
現人鬼・波裸羅が測られたことに対して、意趣返しをしてやったに過ぎないのだ。
ゆえに亜人・永井圭は心から思う――なんて迷惑なんだ!
「決めるのは、この波裸羅よ。
にもかかわらず人を喰わぬ鬼であれば同行してもよいなどと、どうして測られた上で決められねばならぬのだ?」
にもかかわらず人を喰わぬ鬼であれば同行してもよいなどと、どうして測られた上で決められねばならぬのだ?」
推測そのままの発言が波裸羅から飛び出し、圭は歯を軋ませた。
どうしてこの手の、関係ないところでやってくれる分には知ったこっちゃないが、よりにもよって身近でやってくれる連中に縁があるのだろうか。
どうしてこの手の、関係ないところでやってくれる分には知ったこっちゃないが、よりにもよって身近でやってくれる連中に縁があるのだろうか。
そんなよそ事を考えていたせいだろう。
圭と違ってなにも理解できないといった表情で、とにかくとばかりに突っ込んでいく善吉を引き留めることができなかったのは。
圭と違ってなにも理解できないといった表情で、とにかくとばかりに突っ込んでいく善吉を引き留めることができなかったのは。
「バカ! よせ!!」
慌てて叫んだところで、もう遅い。
一度は喝を入れるやさしい張り手で済んだが、自ら仕掛けてきた相手に波裸羅が手加減するとは思えない。
なにもわからぬままに義憤に駆られた善吉は、やはりなにもわからぬままに死にゆくのだろう。
一度は喝を入れるやさしい張り手で済んだが、自ら仕掛けてきた相手に波裸羅が手加減するとは思えない。
なにもわからぬままに義憤に駆られた善吉は、やはりなにもわからぬままに死にゆくのだろう。
そんな圭の予想は、一瞬ののちに覆されることになる。
波裸羅目がけて突っ込んでいったはずの善吉が、すさまじい勢いで戻ってきたのである。
予想だにしない展開に、圭は善吉の身体を受け止めきれずに後退りして、それでも衝撃を押さえ込めずに倒れてしまう。
どうにかこうにか善吉とともに立ち上がると、なにが起こったのかをようやく理解できた。
波裸羅目がけて突っ込んでいったはずの善吉が、すさまじい勢いで戻ってきたのである。
予想だにしない展開に、圭は善吉の身体を受け止めきれずに後退りして、それでも衝撃を押さえ込めずに倒れてしまう。
どうにかこうにか善吉とともに立ち上がると、なにが起こったのかをようやく理解できた。
波裸羅と自分たちの間に、二刀流の剣士が立ち塞がっていた。
後世に名を残した大剣豪にして兵法家。
巌流島で行ったという決戦は、小説、漫画、映画と様々な媒体において題材となっている。
全五巻からなる五輪の書は、彼の身体に染みついた剣術の奥義を記した兵法書で、日本のみならず諸外国で翻訳されて読まれているという。
巌流島で行ったという決戦は、小説、漫画、映画と様々な媒体において題材となっている。
全五巻からなる五輪の書は、彼の身体に染みついた剣術の奥義を記した兵法書で、日本のみならず諸外国で翻訳されて読まれているという。
「デ、デビルかっけぇボディだぜ……!」
ああ――と、圭は思う。
同感であった。心の底から同感であった
放送が終わってすぐの時点では、同じ想いを抱くことになるなど考えもしなかった。
同感であった。心の底から同感であった
放送が終わってすぐの時点では、同じ想いを抱くことになるなど考えもしなかった。
その背筋は盛り上がっており、両肩などは石でも乗っているかのように盛り上がっている。
ふくらはぎや太もも、臀部などは本来ならば柔らかみを感じさせる部位であるはずだが、角ばっており無機物を思わせる。
一振りずつ日本刀を持つ腕は、各所に大小の傷が刻まれているにもかかわらず、その傷も込みで一つの作品であるかのように美しい。
ふくらはぎや太もも、臀部などは本来ならば柔らかみを感じさせる部位であるはずだが、角ばっており無機物を思わせる。
一振りずつ日本刀を持つ腕は、各所に大小の傷が刻まれているにもかかわらず、その傷も込みで一つの作品であるかのように美しい。
うむと頷く。
うむと、圭と善吉は顔を見合わせて頷く。
こうして見ると、改めてすさまじい肉体だ。
うむと、圭と善吉は顔を見合わせて頷く。
こうして見ると、改めてすさまじい肉体だ。
こうして見ると。
こうして、見ると。
こうして、一糸纏わぬ姿を見ると。
「ぜ、全裸じゃねーーーーーか!!!!」
「言うな、バカ!!!!」
「言うな、バカ!!!!」
気づくのが不思議とワンテンポ遅れた。
完全にワンテンポ遅れたが、完全に全裸であった。
否、ただの全裸ではない。
全裸ではあるが、全裸だけではない。
完全にワンテンポ遅れたが、完全に全裸であった。
否、ただの全裸ではない。
全裸ではあるが、全裸だけではない。
武蔵が腰を低く落として構えたと同時に、その身体の中心にぶら下がる逸物が、圭と善吉の視界に映った。
名刀であった。
業物であった。
つくしの先などではなかった。
業物であった。
つくしの先などではなかった。
そして、ソレは天を衝くかのごとく屹立していた。
「さ、三刀流……鬼斬り……」
善吉の呟きの意味は圭にはわからなかったが、ロクでもないであろうことだけはわかった。
◇ ◇ ◇
【4】
武蔵は乱れ切った呼吸をどうにか抑え込んだが、身体の熱っぽさを振り払うことは叶わなかった。
波裸羅の鍛え抜かれた男の身体に、二つついた豊かで柔らかな乳房から目を離すことができないでいる。
波裸羅の鍛え抜かれた男の身体に、二つついた豊かで柔らかな乳房から目を離すことができないでいる。
「訊かせよ……訊かせよ、波裸羅!」
脳裏を過るのは、先の鬼退治の一幕。
鬼退治に挑んでおきながら、未だ剣名を上げることを目的としていたころ。
鬼退治に挑んでおきながら、未だ剣名を上げることを目的としていたころ。
「醜女と交わって千日の武運満つるなら、鬼そのものと交おうたものの武運はどうなるッ」
絞り出すように紡いだ言葉に、波裸羅は呆気に取られるように目を見開き――そうしてから口角を吊り上げた。
「ハハハハ! 犯すか! この現人鬼・波裸羅を! 犯すというのか、武蔵!」
哄笑とともに、波裸羅は跳躍して空中にてその身体を回転させた。
身に纏っていた派手な袴と羽織は脱ぎ捨てられ、地面に落下したころには綺麗に畳まれていた。
武蔵の想いに応えるかのように全裸となり、着地したのち自らの股間を掌で覆うように隠した。
身に纏っていた派手な袴と羽織は脱ぎ捨てられ、地面に落下したころには綺麗に畳まれていた。
武蔵の想いに応えるかのように全裸となり、着地したのち自らの股間を掌で覆うように隠した。
おお、次の瞬間! 波裸羅が掌を股間から離すと!
たしかに存在した波裸羅の凶剣(まがつるぎ)は消え失せ、生娘の如きぴたりと閉じられた赤貝が顕現したではないか!
「濡れたぞ、武蔵」
「おお、波裸羅……!!」
「おお、波裸羅……!!」
もはや言葉を紡ぐ能力を失った武蔵自身よりも、その股間の業物のほうがよほどに雄弁であった。
限界と思われた硬度、角度、ともに一段階上昇をしてのけた。
限界と思われた硬度、角度、ともに一段階上昇をしてのけた。
――が、波裸羅はただの鞘ではない。
波裸羅は、雄(剣)にも牝(鞘)にもなれる。
放蕩な現人鬼は、刀を納めるばかりが趣味ではない。
イキった刃を鞘に鎮めて掻き出すのもまた、志摩の現人鬼の愛する情欲である。
ゆえにこそ波裸羅は再び股間を掌で覆い、納まるべき鞘を求める凶剣を顕現させる。
放蕩な現人鬼は、刀を納めるばかりが趣味ではない。
イキった刃を鞘に鎮めて掻き出すのもまた、志摩の現人鬼の愛する情欲である。
ゆえにこそ波裸羅は再び股間を掌で覆い、納まるべき鞘を求める凶剣を顕現させる。
「波裸羅を鞘としたくばわかっておろうな、宮本武蔵」
言って、波裸羅は両手を前に突き出す。
現人鬼の身体があるからこその、刃を肉ヒダで受け止める構え。
相対する武蔵はその膂力のすべてを二振りの刀に叩き込むべく、さらに身体を捻った。
現人鬼の身体があるからこその、刃を肉ヒダで受け止める構え。
相対する武蔵はその膂力のすべてを二振りの刀に叩き込むべく、さらに身体を捻った。
激突ののちに立っているのは、はたしていずれか。
歪にして強固、醜女を前にしても萎えることのない頑丈なる逸品――二天一流・宮本武蔵の業物か。
美麗にして蠱惑的、自戒(いましめ)の縄に守られた生き菩薩をすら情欲に落とす――現人鬼・波裸羅の凶剣か。
歪にして強固、醜女を前にしても萎えることのない頑丈なる逸品――二天一流・宮本武蔵の業物か。
美麗にして蠱惑的、自戒(いましめ)の縄に守られた生き菩薩をすら情欲に落とす――現人鬼・波裸羅の凶剣か。
いざ。
いざ。
いざ。
いざ、尋常に――――!!
「――――母上! 俺の、責務は……ッ!!」
いまにも武蔵が仕掛けんとしたところで、鬼の氣に中てられた煉獄杏寿郎が現実へと復帰を果たした。
乱れ切った心に沁み込むように放たれた鬼の氣は、しかし炎柱を魅了するには足りなかったのである。
呼吸が荒れ、動悸が狂い、それでも――『最初』を思い出せば戻ってくるのは必然であった。
煉獄杏寿郎がはたしてどうして弱者を守ることを責務としたのか、その答えにさえ至れば魅了などされようはずもない。
乱れ切った心に沁み込むように放たれた鬼の氣は、しかし炎柱を魅了するには足りなかったのである。
呼吸が荒れ、動悸が狂い、それでも――『最初』を思い出せば戻ってくるのは必然であった。
煉獄杏寿郎がはたしてどうして弱者を守ることを責務としたのか、その答えにさえ至れば魅了などされようはずもない。
そして――その答えが重要であった。
鞘に納める他に鎮める方法のない刃を、鞘に納めずして萎びさせる方法!
それこそが、煉獄が現実へと復帰する際に意図せず叫んだ――その単語であったのだ!
それこそが、煉獄が現実へと復帰する際に意図せず叫んだ――その単語であったのだ!
「…………興を削がれたな」
「うむ…………」
「まあよい。よいわ。
波裸羅の氣に中てられて犯しに来る剣豪に、ソレを叫んで帰還する剣士。もう十分測ったと判断してくれようぞ」
「うむ…………」
「まあよい。よいわ。
波裸羅の氣に中てられて犯しに来る剣豪に、ソレを叫んで帰還する剣士。もう十分測ったと判断してくれようぞ」
おお! これぞ、のちに語り継がれし――忍法・刀剣殺し也!
【C-4・市街地/1日目・朝】
【永井圭@亜人】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、ナノロボ入り注射器@ナノハザード
[思考・状況]
基本方針:佐藤を倒す
1:自衛隊入間基地に向かう予定を、箱庭病院へと変更するか。
2:使える武器や人員の確保。
3:雅や猗窩座といった鬼達を警戒。
4:波裸羅を上手く対主催側に誘導できないか。
[備考]
※File:48(10巻最終話)終了後からの参戦
※亜人の蘇生能力に制限らしい制限がかけられていないことを知りました。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、ナノロボ入り注射器@ナノハザード
[思考・状況]
基本方針:佐藤を倒す
1:自衛隊入間基地に向かう予定を、箱庭病院へと変更するか。
2:使える武器や人員の確保。
3:雅や猗窩座といった鬼達を警戒。
4:波裸羅を上手く対主催側に誘導できないか。
[備考]
※File:48(10巻最終話)終了後からの参戦
※亜人の蘇生能力に制限らしい制限がかけられていないことを知りました。
【宮本武蔵@衛府の七忍】
[状態]:ダメージ(大)、疲労(小)、頬に傷。
[道具]:基本支給品一式×2、ランダム支給品0~3、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃 、煉獄杏寿郎の日輪刀@鬼滅の刃
[思考・状況]
基本方針:この世にまたとない命を散らせる――鬼を討つ。
1:傷の治療をし、鬼を追う。
2:事情通の者に出会う。
3:煉獄や波裸羅から、さらに詳しく事情を聴く。
4:波裸羅に対し一騎討ちを望む。
[備考]
※参戦時期、明石全登を滅したのち。
[状態]:ダメージ(大)、疲労(小)、頬に傷。
[道具]:基本支給品一式×2、ランダム支給品0~3、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃 、煉獄杏寿郎の日輪刀@鬼滅の刃
[思考・状況]
基本方針:この世にまたとない命を散らせる――鬼を討つ。
1:傷の治療をし、鬼を追う。
2:事情通の者に出会う。
3:煉獄や波裸羅から、さらに詳しく事情を聴く。
4:波裸羅に対し一騎討ちを望む。
[備考]
※参戦時期、明石全登を滅したのち。
【人吉善吉@めだかボックス】
[状態]:精神的疲労(小)、全身にダメージ(極大) 、頬に傷
[道具]:基本支給品一式、御行のママチャリ、佐藤のコルトガバメント(レッグホルスター付き)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いを止める。めだかちゃんに勝つ。
1:随分と人が集まったので、まずは今後の相談から。
2:めだかと球磨川との早期の合流。もしも殺し合いに賛同するような行動をとっていれば、自分が必ず止める。
3:波裸羅に感謝すると同時に警戒。
[状態]:精神的疲労(小)、全身にダメージ(極大) 、頬に傷
[道具]:基本支給品一式、御行のママチャリ、佐藤のコルトガバメント(レッグホルスター付き)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いを止める。めだかちゃんに勝つ。
1:随分と人が集まったので、まずは今後の相談から。
2:めだかと球磨川との早期の合流。もしも殺し合いに賛同するような行動をとっていれば、自分が必ず止める。
3:波裸羅に感謝すると同時に警戒。
【波裸羅@衛府の七忍】
[状態]:健康、胸に傷
[装備]:派手な和服
[道具]:基本支給品一式、ナノロボ入り注射器@ナノハザード、ホログラム@ラブデスター、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃、真田の六文銭@衛府の七忍
[思考・状況]
基本方針:びぃびぃの企画には現状惹かれていないが、割と愉快になってきた。
1:勝次のことは忘れぬぞ。
2:善吉の生き方が実に愉快。
3:永井圭に興味。
4:彼岸島勢に興味。すぐ隣に雅がいるなら、会ってみようか。
[備考]
※第十四話以降からの参戦。
※波裸羅の食料品は他の参加者と違い、桃100個が与えられています。
[状態]:健康、胸に傷
[装備]:派手な和服
[道具]:基本支給品一式、ナノロボ入り注射器@ナノハザード、ホログラム@ラブデスター、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃、真田の六文銭@衛府の七忍
[思考・状況]
基本方針:びぃびぃの企画には現状惹かれていないが、割と愉快になってきた。
1:勝次のことは忘れぬぞ。
2:善吉の生き方が実に愉快。
3:永井圭に興味。
4:彼岸島勢に興味。すぐ隣に雅がいるなら、会ってみようか。
[備考]
※第十四話以降からの参戦。
※波裸羅の食料品は他の参加者と違い、桃100個が与えられています。
【煉獄杏寿郎@鬼滅の刃】
[状態]:疲労(中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 日本刀@彼岸島、涼司の懐刀
[思考・状況]
基本方針:力なき多くの人を守る。
1:人吉少年、永井少年を守る。
2:炭治郎、禰豆子、善逸、義勇、しのぶとの合流。
3:無惨、猗窩座には要警戒。必ず討ち倒す。
4:日輪刀が欲しい。
5:雅のような鬼ではない存在の討滅手段を探す。
[備考]
※参戦時期は死亡寸前からです。
[状態]:疲労(中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 日本刀@彼岸島、涼司の懐刀
[思考・状況]
基本方針:力なき多くの人を守る。
1:人吉少年、永井少年を守る。
2:炭治郎、禰豆子、善逸、義勇、しのぶとの合流。
3:無惨、猗窩座には要警戒。必ず討ち倒す。
4:日輪刀が欲しい。
5:雅のような鬼ではない存在の討滅手段を探す。
[備考]
※参戦時期は死亡寸前からです。
| 前話 | お名前 | 次話 |
| あらがうものたち | 永井圭 | FILE04「辻斬り出没!首狩り武者」 |
| 宮本武蔵 | ||
| 人吉善吉 | ||
| 波裸羅 | ||
| 煉獄杏寿郎 |