概要
ライプチヒ研が試験的に提唱した『LSHS(Light armour System and High mobility System)計画』により開発された試作MS3号機。宇宙世紀0093年の第二次ネオ・ジオン抗争直前に完成し、ストライク・ウルブズで試験運用が開始された。
『LSHS計画』の3号機を造るにあたって、ライプチヒ研はアナハイムでさえ成し得なかったことに挑戦しようとした…というかしてしまった。それは「増加装甲を付けた状態でMA形態に変形できる可変機」の開発である。
そう、アナハイムもZガンダム用のフルアーマー装備やZZ用のフルアーマー装備を設計・製作したことがあるが、あれらは装着した状態での変形は不可能であった。なぜこんなややこしい挑戦をしようとしてしまったのか(※徹夜の企画会議の末の深夜テンションが原因)
そう、アナハイムもZガンダム用のフルアーマー装備やZZ用のフルアーマー装備を設計・製作したことがあるが、あれらは装着した状態での変形は不可能であった。なぜこんなややこしい挑戦をしようとしてしまったのか(※徹夜の企画会議の末の深夜テンションが原因)
開発にあたってベースはトルネードガンダムが選ばれた。これは再建後のライプチヒ研と縁の深いストライク・ウルブズから自部隊のトルネードガンダムSWSに変わるトルネードガンダム系の発展機を要望されていたこともベース機の決定に関係している。(※なお、パイロットのファルコ・エストから傭兵ライガーのガンダムに勝てるようにしてくれという面倒くさい要望付き)
かくして、トルネードガンダムを可変機として再設計することから機体の開発がスタートした。(絶対既存の可変機をそのままベースにした方が手間が省けた)
かくして、トルネードガンダムを可変機として再設計することから機体の開発がスタートした。(絶対既存の可変機をそのままベースにした方が手間が省けた)
まず、トルネードガンダムを可変機に再設計するにあたって、フレームにはレイダー制式仕様にも使われているX300系フレームを採用。これにより、レイダー系と同じく鳥類型(本機はハヤブサ型)のMA形態を持つ。また、武装にもレイダー系列のやそれを参考にしたものが取り入れられており、2連装52mm防盾ビーム砲、脚部短距離プラズマ砲「アフラマズダ」×2が搭載されている。他の武装は、頭部バルカン砲、専用ビームライフル、ビームサーベル×2、腕部内蔵ビームガトリング×2、翼部4連ミサイルポッド、腹部拡散メガ粒子砲などがある。
本機の目玉はライプチヒ研で新開発された『可変増加装甲』であり、これは増加装甲自体に可変機能を取り入れ、MA形態に変形する際に増加装甲も変形を開始、MA形態時用の配置に移動するというものである。対ビームコーティングを施した胸部装甲とMA時には追加スラスターやアポジモーターとなる脚部装甲があり、それぞれが「本機のMS・MA両形態に完璧にフィット」し、「本機のためだけに造られたかのように変形の邪魔をしない」……それもそのはずで、この『可変増加装甲』は本機の「オーダーメイド品」である。
つまり、他の可変機にこの『可変増加装甲』を付けようと思った場合、Z系列機用(機種によってはZⅡ用などさらに分かれる)、トーラス用、トーラスⅡ用(トーラスと機体形状が若干異なるため)、レイダー制式仕様用、リゼル用、アンクシャ用etc.と言った具合にそれぞれの機体に対して専用のものを開発ライン含めていちいち造るする必要がある。そんな面倒な仕様で制式採用されるか(byストライク・ウルブズ一同)
当たり前のことながら迷走に迷走を重ねた『LSHS計画』は連邦に制式採用されなかった。特に『シュペーアトルネードガンダム』に至っては「そもそも増加装甲いらないし、百歩譲って脚部装甲だけでよくね?」と言われる始末である。しかし、『LSHS計画』があったからこそ、後にスタークジェガンの一部パーツのみを装備したジェガン高機動型の運用に繋がった………気がしなくもない。(そんなわけない)
武装
2連装52mm防盾ビーム砲
脚部短距離プラズマ砲「アフラマズダ」×2
頭部バルカン砲
専用ビームライフル
ビームサーベル×2
腕部内蔵ビームガトリング×2
翼部4連ミサイルポッド×2
腹部拡散メガ粒子砲
脚部短距離プラズマ砲「アフラマズダ」×2
頭部バルカン砲
専用ビームライフル
ビームサーベル×2
腕部内蔵ビームガトリング×2
翼部4連ミサイルポッド×2
腹部拡散メガ粒子砲