大まかな流れは以下の画像の通りです。
prefix.mapの詳細については「prefix.mapってなあに?(マルチもあるよ)」が参考になるかも。
上記の方法でも、いい感じに設定すれば一つのprefix.mapでも複数の表情を持つ音源を作れます。
例えば、通常「- あ[音階名]」と強「- あ強[音階名]」の音素を一つのprefix.mapだけで扱う場合、
通常:A3 / C4 / G4 強:A3 / C4 / G4
と、このように通常の音階音素にそろえる必要があります。
しかし、例えばもし強音素の方が
A3 / C4 / G4 /C5 …となっていたり、
A3 /D4/ G4 …となっていたり、
通常音素にない音階音素があると、prefix.mapが自動でその音素を出してくれなくなります。
手動でゴリ押すのもある意味正規ですが、「それも含めて複数のprefix.map使えるようにしようぜ!」
ってしたのがmulti-prefix.mapです。
これを採用した場合、presampや表情切り替えプラグインのTongで楽に切り替えできるようになります。
※おまけに、派生ソフトであるOpenUtauでも2023年の某日にこの方式の統合音源の設定がインポートできるようになっています。
概要はデルタさんの【presamp】multi-prefix.map概要をご覧ください。
まいこさんのmulti-prefix音源(統合音源)の使い方もどうぞ。