多音階音源の作り方

 

標準的な多音階音源の作り方

大まかな流れは以下の画像の通りです。

多音階音源の作り方

巽さんツイート(2014/8/13)より

 

prefix.mapの詳細については「prefix.mapってなあに?(マルチもあるよ)」が参考になるかも。

 

複数の表情音源の切り替えができる音源

上記の方法でも、いい感じに設定すれば一つのprefix.mapでも複数の表情を持つ音源を作れます。

例えば、通常「- あ[音階名]」と強「- あ強[音階名]」の音素を一つのprefix.mapだけで扱う場合、

通常:A3 / C4 / G4  強:A3 / C4 / G4

と、このように通常の音階音素にそろえる必要があります。

 

しかし、例えばもし強音素の方が

A3 / C4 / G4 /C5 …となっていたり、

A3 /D4/ G4 …となっていたり、

通常音素にない音階音素があると、prefix.mapが自動でその音素を出してくれなくなります。

手動でゴリ押すのもある意味正規ですが、「それも含めて複数のprefix.map使えるようにしようぜ!」

ってしたのがmulti-prefix.mapです。

これを採用した場合、presampや表情切り替えプラグインのTongで楽に切り替えできるようになります。

※おまけに、派生ソフトであるOpenUtauでも2023年の某日にこの方式の統合音源の設定がインポートできるようになっています。

概要はデルタさんの【presamp】multi-prefix.map概要をご覧ください。

まいこさんのmulti-prefix音源(統合音源)の使い方もどうぞ。

 

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月20日 06:03