UTAUとは?

UTAU とは





UTAUは、音声ファイル群を外部音源として使用する、シーケンサーです。
飴屋/菖蒲(あめや・あやめ)様が作成したソフトで、フリーソフトとして配布されています。
対応OSはWindows 2000・XP・Vista・7・8・10(どれも確認済み)。
また、別途Mac OSX向けに開発中の "UTAU-Synth" があります。
基本的には、日本語の音節で構成された音声ファイル群をとりあつかうものとして作られています。
しかし、音声ファイルのフォーマットが合う素材を用意すれば、英語を初めとする諸語や、楽器のシーケンサーとして使うことも出来ます。

UTAUには、AquesTalkから作成した音声ファイルがありますので、ダウンロード後にすぐに使用することが可能です。(デフォ子)
また、既存のSMFファイルやVSQファイルを読み込んで、独自形式で編集することが可能です。

概要

ピアノロールに音符を打ち込んでいくのは他のシーケンサーと同様ですが、UTAUの場合は音符(ノート)上にひらがな・記号を付け加えます。
作成した譜面を再生する際には、音符(ノート)上のひらがな・記号から外部音源のファイル読み込み規則(原音設定・Prefixmap)を参照し、
対応したファイルを呼んで順番にキャッシュファイルを生成します。
キャッシュファイルを続けて読み込むことで、一つの音声ファイルとして結合します。

ひらがな・記号を振っていくだけではなく、音符(ノート)ごとに音量やエンベロープ(発音のしかた)、ピッチ(音の周波数)を調整することも出来ます。
音質を変化させるプロパティを設定したり、調整を補助する機能「おま☆かせ」や「Mode2」、
外部プラグインソフト(※プラグインは現在Windows版のみ)を投入して使用することもできます。

また、シーケンサーとして近しい機能を持つソフトとの違いとして、Windows版では休符が音符(ノート)として表示されます。
休符は、一つの窓で作業しているものを、一つの音声ファイルとして完成させるのに、無くてはならないものです。

現在提供されている音源

昨今は非常に多数にわたるため、一部のみ、音源紹介にて紹介。

注意

音MAD、DTMを目的としたソフトですが、VOCALOIDやAquesTone、うたひめ、CANTOR 2などの「ボーカルシンセサイザー(および対応VSTi)」とは
権利的に異なったソフトであることに注意してください。UTAUはシーケンサー、音声切り貼りツールです。
(詳細はニコニコ大百科やwikipedia、または下記の動画からどうぞ)。

以下、ニコニコ大百科へのリンクUTAU

初期公開時の動画

原型



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最終更新:2016年07月09日 20:05
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