ビンセント=キングストンの愛機が代々受け継ぐ名称。
その名は“長い腕”を意味し、その名の通り右腕にパイルバンカー、左腕に長銃身の火器を装備しているのが特徴である。
赤銅色の塗装も共通する特徴であり、ビームを掠めるジンクスのあるビンセント用に対ビームコーティング仕様となっている。
h1からh2までのロンギマヌスが存在するが、本項で全て紹介する。



ロンギマヌス(一世)


HMA-h1AVブロンキャメルビンセントカスタム
とはいえ外見上はブロンキャメルと大差ない。
右腕にMk-98・固定装薬式パイルバンカーユニット、左腕にM1001エアマスターⅡ・100mm43口径長チェーンガン、腰部にサブスラスターを装備し、頭部は指揮官用のものに換装されている。
炉心はリミッターを解除してROMチューン。
ハイコンプレッションタービン四基に高性能ラジエーターを装備。
駆動系は高密度鍛造ハイコンプシリンダーを入れ、足回りは電磁気サス化。ツインフレーム化されている。
然し電装系はそのままだった為に機体に無理が祟って一度大破した。
現在は修復、電装系を改良されて倉庫で眠っている。

諸元


設計者:ジェネシック・インダストリー菊池金属工業
製造者:菊池金属工業・個人カスタムメイド
運用者:ビンセント=キングストン
機体正式名:ロンギマヌス
全高:14m
機体重量:45t
全装備重量:69t
固定兵装:右腕Mk-98・固定装薬式パイルバンカーユニット
     左腕M1001エアマスターⅡ・100mm43口径長チェーンガン
外部兵装:M960・90mm40口径長アサルトカービン
その他特殊兵装:

コメント




作中での活躍

ACT3 【再会
火星ベルセポリス研究所を襲撃し、グラムの乗る実験用機体と交戦した。

ACT6 【閉鎖
インド洋上で交戦中のサンヘドリン艦隊とヴァリアントに遭遇、戦闘に巻き込まれる。
ハリーの操縦する輸送機から発進直後は、左腕チェーンガンで攻撃するが、劣化ウラン弾頭であったため、効果はなかった。直後、右腕パイルバンカーによってソルジャー一機を撃破している。しかし、パイルバンカーも故障。アサルトカービンでやけくその攻撃をするもむなしく弾切れしている。
直後にディカイオスによって救われ、120㎜ガンランチャーを入手。多数のソルジャーを撃破した後、ガンランチャーとハンドマイン、単分子ナイフのコンボで撃破。
しかし、機体の損傷は激しく、母艦に着艦しようとした時、機体が大破している。(ビンセントは重傷。多分背骨折れた)

ACT8 【赤銅機
大破した機体は、術長の協力で修復されている。
後、一世の機体データは、イオに受け継がれている。


ロンギマヌス二世


ビンセント専用ディープフォレストカスタム。
ディープフォレストの腰部及び背部グラビティドライブユニットをラッシュハードロングの大出力プラズマドライブユニットに換装し、右腕にパイルバンカーユニット、左腕にクローバイス三連マシンキャノンを装備している。
その為機体特性は両機の中間的なものになっている。
ステルス塗装の換わりに対ビームコーティングが施され、カラーリングは初代ロンギマヌスのものを継承している。

諸元


設計者:ダイダロス・アビオニクス社
製造者:ダイダロス・アビオニクス社・サンヘドリン整備部
運用者:サンヘドリンシェーファーフントビンセント=キングストン
機体正式名:ロンギマヌス二世
全高:16m
機体重量:41t
全装備重量:68.9t
固定兵装:右腕Mk-200A2・電磁式パイルバンカーユニット
     左腕Mk-3・防刃付き外装火器システム
外部兵装:VMPAR/BⅡβ
     M581A2・100mm40口径長短機関砲
その他特殊兵装:耐ビームコーティング

作中での活躍

ACT8 【赤銅機
始めビンセントはディープフォレストに搭乗したが、故障させている。
後日、チューンされた機体に乗り、技術者達を感嘆させる機動を見せ付ける。(一世のデータを受け継いだイオが大きな要因)

ACT9 【IronMaiden
支部管理官補訓練での実弾訓練にて、ビンセントが使用。
三連マシンカノン(おそらくただのMk-2 外装火器システム)で、高速移動する目標に全弾命中させる離れ業を見せた。

ACT10【砂の器
支部防衛戦でビンセントが搭乗。
支部守備部隊を指揮しながら、敵大部隊を撃破した。
最終更新:2013年08月11日 20:00