【吟遊世界】

Arvid Karjalainen


              【吟遊世界】             

弦楽器を用いて相手に催眠術をかける能力者。
弦楽器+自分の歌声を相手に聞かせる事で固有結界【吟遊乃世界】を発動する事が出来る。

———【吟遊乃世界】———

その世界を能力等で壊す事は出来ず、その世界を消す、または解除・強制解除させるには歌をやめさせるしか無い。途中で歌を止めてしまったりすると、強制解除となる。(この際の「歌が止まる」という解釈は=完全に謳えない状態、または一時的に喉を破壊された状態とする。)

【吟遊乃世界】の中は現実世界とリンクしておらず、能力者が歌う“歌詞”になぞらえた世界が出来上がる。
悲惨な戦場の歌であると死体の山が積み重なる戦場となり、流れ弾が飛んできたり、等。
癒しの意味を込めた歌詞での回復は可能だが、瀕死状態からの完全回復は難しい。治癒出来るものとして 切創や骨折、打撲等とし、欠損などパーツが足りない状態なものは不可。
現実世界とリンクしていないため、世界に対して現象を起す事は出来ないが、その固有結界の中で怪我等を負うと、現実世界に戻ってきても怪我は癒えない。

固有結界の限界は最大継続は10レスとし、その限界を超えると【吟遊乃世界】は崩壊してしまい再度結界を張ろうとしても3レス挟まなければ発動できなくなってしまう。

+ 覚醒
———【吟遊乃狭間】———

歌・楽器の音を相手に聞かせる事により強制的に送られる固有結界。現実世界へのリンクは無い。
この世界の中では伝説の英雄や伝承上の人物、あらゆる武器、様々なものを生み出す事が出来る(特殊効果あり)。
この固有結界の中では何度死のうとも瞬時に生き返ってしまう。これは自分も相手も同様。
その世界の中で能力者は自由な姿を取る事が出来る。相手のドッペルゲンガーと化す事も可能(相手より能力は劣る)。
固有結界内では互いに痛覚が存在し、現実世界と同等の痛苦を感じる(現実世界での外傷は無い)。
持続レスは10レスから20レスまで伸ばされている。
尚、この能力で相手を殺す事は出来ない(精神的制圧で無力化は可能)。
固有結界は完全に喉を潰される、または楽器を完全破壊されてしまうと崩壊し、消失する。

【覚醒条件】
  • 致命傷を負う
  • 喉が潰される(声を発する事は出来る状態)
  • 何か大切なものを失う



+ Sisältö


P rofiili——————


名前    アルヴィット・カルヤライネン
性別    男
年齢    23
身長    176cm
誕生日   12月10日
能力分類  特殊系
趣味    朗読
大切    不明
好き    自然、優しさ
嫌い    粗雑さ
住居    『エリュシオン』

Y hteenveto——————


かつて己の未熟さを能力者の集まるこの街で自覚し、自らが成長し強くなる事を目指して異世界への旅を決意した詩人。
大きく成長した為に前に会った人からは上手く認識されなかったり、逆に未だ成長し切れていないと指摘を受ける等、割とややこしい現状。

詩を朗読し演奏を聞かせる事で人々を楽しませるのを趣味としており、よく街中や『理想郷』の適当な場所で弦楽器を演奏している。
一方的に演奏を始め詩歌を読み上げ始める、傍から見れば迷惑な吟遊詩人であるが、本人の望みは相手を楽しませる事なので悪気はない。余計に性質が悪い。

H enkilö——————


北欧系の顔立ちを持ち、本人も気に入っている美しい金髪を靡かせる。
ゆったりとした印象の民族衣装を身に纏い、肩にはカンテレと云う大型の弦楽器を収納した楽器ケースを掛けている為、割と目立つ外見。
簡潔に言えば、遠目に見ても何か民族音楽を演奏しそうな雰囲気。

基本的に口調は柔らかく、優しい声色で話す事が多い。特に年下の面倒を見る事を好むが、間違っても特殊な嗜好を持つ訳では無い。己が子供時代より旅を続けてきた事で、面倒を見る者の存在を大切に感じている故の事である。
物腰柔らかな態度を取る反面、聞き分けの良い性格とは言えない。

S pec/Henkilökohtaisia ​​tavaroita——————


とても丈夫な身体と喉、少しの事ではへこたれない精神(能力原文より)。
ある程度磨かれた演奏技術と、詩歌の朗読技術を有している。
極端に全体の練度が高く超一流の吟遊詩人として君臨していると云うよりは、能力を得た事で物語展開の方向へ特化したタイプの詩人。
Niellä
【流体魔人】さんに作っていただきました、水でできた燕。

R unous——————


能力を発動した詩歌一覧

主に【吟遊乃世界】を発動した際の詩歌についての情報。実際に詩を書いたのは以下の内(4/8)だが、余程テンション高くないとやり切れないから仕方無い。再利用する可能性は無いが、同一の相手に対して演奏を聞かせる際に続き物として詩歌を披露する可能性が絶対に無いとは言えない。

「響く声~月下の荒城」
全うな王道を貫き臣下と妻子を愛した王は、戦いに敗れ、廃墟同然となった古城に一人取り残された。王は満月を見上げながら己の失態を嘆き、彼の死後、嘗ての臣下の子孫は王の死を悼み魂を喜ばす為に古城で酒宴を開く事になった。
「天地率いる歴戦の将軍」
数多の戦場を駆け巡り、多くの臣下や武器、要塞、果ては天空と大地をも軍勢に引き入れた「歴戦の将軍」に纏わる詩歌。多くの臣下の犠牲を受け入れ、その死を無駄にしない為にもただ勝利を目指して指揮を執り続ける事になった。
「決闘礼賛~孤島の王国」
とある孤島に作られた王国においては、決闘が好まれていた。崖の縁に作られた小路での生死を掛けた決闘は、やがて城の前に設置された決闘場へと舞台を移す。だが城に住まう者共は決闘を好まず、それの妨害を趣味としていた。
「荒野の機械人形」
何も無く地平線までもが見える様な荒野には、誰か乗り手を求めたまま放置され続ける巨大な機械人形が幾つも放置されていた。
「草原に横たわる猫」
果ての見えない草原には、草原の主として人語を喋る巨大な猫が存在していた。
「敢勇なる羊飼い」
羊を守る為に狼と対峙する道を選んだ、勇敢な羊飼いの話。この勇気に応える為に、天上より救いの光がもたらされる事になった。
「平原に霞む氷の城」
臣下を従えて援軍無きまま荒野に取り残された王は、原住民の協力により越冬に使用される氷のホテルへと案内された。氷で出来た建物は、非常に美しい物であった。
「双星が宿る島」
かつて二人の剣豪が対峙し、決着を付ける為の勝負を行った孤島に纏わる詩歌。敗者である佐々木小次郎は勝者となった宮本武蔵に幾度も勝負を挑むが、未だ勝てていない。

題を頂いた曲一覧


『ゼロ』と『クレヨン』を題とした曲
『冬』を題とした曲
『感情』を題とした曲

主要登場人物

題の通り、披露した詩歌に登場した人物の中で特に目立つ役割に居た人物のまとめ。続き物として披露する際には再登場する可能性が有ったり、果たした役割が大きかったりすると此処に記載される。正確には人物以外も入っているが、そんな細かい事は気にしてはいけない。

歴戦の将軍
「天地率いる歴戦の将軍」の登場人物。

「草原に横たわる猫」の登場人物。

佐々木小次郎
「双星の宿る島」の登場人物。
巌流の創始者にして、宮本武蔵と巌流島で手合わせして敗れた者。
尚、【吟遊乃世界】内では伝承上の人物の登場は不可能であるが、アルヴィットが有している小次郎に関する伝説を元に、独自に制作した詩歌の登場人物となっている。その為、性格面や細かい技術の点に幾らかの差異が生じている。
(大太刀を振るうに適した膂力を得ている物の、その全てを剣技に費やしている為、威力は本来の物よりも格段に低くなっている、等の下方修正を施してある)

禁じ手である事は間違いなく、乱用は禁止。オリジナルの剣士を用意するまでの代用か、手合わせしてみたい方がいれば再登場。
+ ...
破壊力 - D スピード - A+ 射程距離 - C
持続力 - D 精密操作性 - A 成長性 - C

宮本武蔵
「双星の宿る島」の登場人物。
二天一流の創始者にして、佐々木小次郎と巌流島で手合わせして勝ちし者。
細かい点は小次郎と同様、乱用禁止の一度きりの演出道具。
+ ...
破壊力 - B スピード - B 射程距離 - C
持続力 - D 精密操作性 - A+ 成長性 - B

※能力補足

詩歌で再現される世界に細かい制約は無く、また再現できる現象も自然災害なら乱発し過ぎない範囲で可能。登場する人物も、人の枠に納まり能力を使用できなければ自由となっています。
アルヴィットの望みは「勝利」では無く「娯楽」にありますので、自衛以外の場合に於いては相手を倒す事を考えていません。中の人的に言えば簡易イベをやるようなノリで能力を展開しますので、極端に無茶をし過ぎなければ、連れて行かれた方は自由な行動をしてくださって構いません。むしろ、適当に暴れちゃってください。

K antele——————


アルヴィットが特製のケースに入れて持ち歩いているフィンランドの民族楽器で、ツィター属に属する撥弦楽器の一種である。
39弦コンサート・カンテレ参考画像

M uut——————


【乙女を櫛る冱てる穂先】の成長した姿であるが、時間進行の異なる世界へ行っていたため、こちらの世界換算では数日程度しか経っていないにも拘らず9年分成長している。
プリンとサウナは相変わらず好き。最近、プラモデル作成と云う趣味が追加された。

+ 記録
パーカーと会う。適当に弾いていたのを気に入って貰えたようなので、リクエスト通りに演奏。頂いたお題は『夜』、曲調は切なく寂しくも明るさに向う形とし、詩は「響く声~月下の荒城」。

不思議な女性と会う。どうにも会話が繋がらなかったが、演奏を聞いて貰えた。気に入ってくれたのかは解りません。頂いたお題は『ゼロ』と『クレヨン』、曲調は静かに始め段々と激しくそして最初に帰結すると云う形、詩はいずれ考えましょう。

風の噂に聞いた理想郷に足を運ぶ。神殿の前にて〝湖の乙女〟と対峙し、勝利。その後は中央広場に向かった所で女剣士と共闘して〝ランスロット〟に勝利。〝アーサー王〟の最期の言葉を聞き取った所で場を後にしましたが、戦いはそれにて終結した様。詩は「天地率いる歴戦の将軍」、「決闘礼賛~孤島の王国」。
祝勝会にも参加させて頂き、普通の青年管理人らしい少年と共に酒を片手に話をした。また機会が有れば訪れてみたいものだ。

妖精と会う。演奏を気に入って貰えたようなので、リクエストを聞いて弦を弾いた。頂いたお題は『冬』。次会う時までに『妖精』を題とした詩を作って置こうか。

白髪の少年と会う。半ば強引に同席させて貰って少し話をしたが、旅人であると聞いて少し嬉しく感じられた。頂いたお題は『旅』。心躍る題と云えるし、何より少年の感想を聞くのが楽しみでもある。

蒼希君と久し振りに会う。尤も、こちらが九年分も成長していたのだから最初は気付かれなかったが。前に会った時に詩を作ると約束していたので、今回はそれを聞いて貰った。満足してくれた様で何より。

無感情な少女と会う。演奏を気に入って貰えたようで、リクエストを聞いて即興演奏。頂いたお題は『感情』、演奏後に少し感情が見えた様な気がするが。今度会う時までに詩を考えておこうと思う。

ラウラと会う。プラモデルと云う物に興味に抱いていたら、奢って貰ってしまった。お礼に本物のロボットを再現する為に詩歌を紡いだが、満足して貰えたようで何より。今度、理想郷に再び足を運んでみようかな、と考えてみる。詩は「荒野の機械人形」。

瞬迅さんと会う。旅を出る前の少し嫌な事件を思い出す事になりましたが、気にしない事にしましょう。人の形を取ってらっしゃいましたが、実際は〝剣〟だそうです。また会う事があるのでしょうか。

恭子と会う。猫が好きな様であったので、大型の喋る猫と対面させてやったが、気に入って貰えたのなら良かった。物件も適当なのを見つけたし、理想郷に住む事にした。詩は「草原に横たわる猫」。

アレッサさんと内藤君と会う。公園で出会い、その後、僕が忘れたカンテレを取りに行くついでに喫茶店でお茶をご馳走しました。演奏も気に入って頂けたようですし、お話も伺ってみたいので近い内にアカデミーに向かいましょうか。詩は「敢勇なる羊飼い」。

人に変化するドラゴンと会う。雪山を登山中に雪男と遭遇し、助けて貰う形になりました。此度のお礼として次お会いした際には演奏を披露する事に。両親を失った少女を預かる事になりましたが、良い引き取り手が見つかると良いのですが。

トゥンネと会う。あげた名前を使って貰えるのは嬉しいが、少し慣れないかも知れない。喫茶店で話をして、人では無い事などを聞いたりしたが、今回は詩を披露できずに終わってしまった。感情の起伏は今でも十分にある様に思うが、本人が望む程度まで豊かになる様に応援してやりたい。

ザヴィアと会う。家出仲間として親近感が湧いたので、【吟遊乃世界】内で話を幾らかした。両親に会いに行くと云う強い決意を抱いた様で、助力になれたのなら喜ばしいですが。理想郷に来るようなら、是非また話をしてみたいと思う。詩は「平原に霞む氷の城」。

ロータスと会う。理想郷での戦争以来の再会となったが、相手が覚えていてくれた様で何より。折角ランカーズ内で会ったので、戦闘を行ってみる事に。二人の剣豪と戦って貰ったのだが、常人の目には解らない領域での斬り合いに、ただ見惚れる事しか叶わなかった。詩は「双星が宿る島」。

カヤと会う。廃倉庫街で会ったが、喫茶店に移動し話をする事に。会話が得手かどうかも、好き嫌いの多さも何も違うのだと知った。僕の演奏について余り快く思っていない様だが、『素晴らしい』から……とは、難しい話です。人を理解するのは確かに難しいのかも知れない、だけど、その為の言葉があるのだと信じている。


+ コメント
何かありましても無くてもご自由に

  • 詩が思い浮かばない…。そもそも無理があったか!? -- 吟遊 (2011-11-09 17:51:14)
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最終更新:2012年01月03日 13:54
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