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MMDでの3D立体視機能の使い方」を以下のとおり復元します。
*MMDでの3D立体視機能の使い方
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MikuMikuDanceはV7.23以降で3D立体視に対応しています。現在は3Dで鑑賞する、3D動画をAVI出力することが出来ます。

このページでは3D環境の構築から昨日の使い方、立体視作品のノウハウまでを紹介します。

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**環境を揃える

MMDは現在NVIDIA 3D Visionを使い、3D立体視に対応しています。3D Visionは赤青メガネを使うDiscover Modeとシャッターメガネを使う3D Vision (無印)モードが有ります。Discover Modeは安く構成できますが、色情報がなくなり、目が疲れます。シャッターメガネを使う場合コストは高いですが高画質の3Dを見る、作る事ができます。

***PC環境

[[NVIDIAの3D Vision ウェブページ>http://www.nvidia.co.jp/object/3d-vision-about-jp.html]] 
MMDを3D Visionで快適に必要な環境
--GeForce 8000シリーズ以降のGPU (3D だと描画負荷は二倍なのでそれを目安にGPU性能を選んでください)
--最新のGeForceドライバと3D Visionドライバパッケージ
---[[2月1日現在の最新デスクトップ用ドライバ>http://www.nvidia.co.jp/object/geforce-3d-vision-winvista-win7-cd-1.45-whql-driver-jp.html]]
---[[2月1日現在の最新ノート用ドライバ>http://www.nvidia.co.jp/object/geforce-3d-vision-notebook-winvista-win7-cd-1.45-whql-driver-jp.html]]
--Windows Vista もしくは 7。XPはサポートされていません
--3D Visionキット [[Amazon リンク>http://www.amazon.co.jp/NVIDIA-3D-Vision-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8-GV-701-3DVRJ/dp/B004322LIK/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1296557221&sr=8-2]]
--3D Vision対応ディスプレイ [[Coneco リンク>http://www.coneco.net/s/ca_3786-kw_3D+Vision]]

環境があらかじめ揃ったメーカー製3D Vision PCもあるので検索してみてください。


[[NVIDIAの3D Vision Discover ウェブページ>http://www.nvidia.co.jp/object/3D_Vision_Discover_Main_jp.html]] 
MMDを3D Vision Discoverで快適に必要な環境
--GeForce 8000シリーズ以降のGPU (3D だと描画負荷は二倍なのでそれを目安にGPU性能を選んでください)
--最新のGeForceドライバと3D Visionドライバパッケージ
---[[2月1日現在の最新デスクトップ用ドライバ>http://www.nvidia.co.jp/object/geforce-3d-vision-winvista-win7-cd-1.45-whql-driver-jp.html]]
---[[2月1日現在の最新ノート用ドライバ>http://www.nvidia.co.jp/object/geforce-3d-vision-notebook-winvista-win7-cd-1.45-whql-driver-jp.html]]
--Windows Vista もしくは 7。XPはサポートされていません
--どの様なディスプレイでもOK
--赤青メガネ (雑誌の付録など様々なところで入手できます、ググって見てください)

3D Vision Discoverを使用する場合、もしGeForce 8シリーズ以降搭載のVista/7PCをお持ちであればドライバとMMDを更新するだけで出来るはずです

***3D Visionの初期設定

設定の仕方はELSA社のウェブページで掲載されているのでこちらを御覧ください
[[ケーブルの接続>http://www.elsa-jp.co.jp/3dvision/setting/gladiac_01.html]]
[[ソフトウェアのセットアップ>http://www.elsa-jp.co.jp/3dvision/setting/gladiac_02.html]]

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**MMDを3Dで見る

MMDをの既存のモデルコンテンツは3Dポリゴンなのですべてそのまま3D立体視出来ます。3Dで見るためにデータをいじる必要は有りません。

MMD内でシーンをロードしたあと、「表示」→「NVIDIA 3D Vision表示」で3D表示に入ります。3D 表示は現在NVIDIA側の制限でフルスクリーンのみになります。ウィンドウモードでの3D表示はまだ出来ません。3D表示をしている時でもキーボードショートカットは通常通り作動し、マウス操作も通常通りです。3D立体視でアニメーションを再生したい場合はキーボードショートカット「p」を使って再生してください。

#image(MMD1.jpg,height=300,http://piczasso.com/i/thumbs/cdzpa.jpg,blank)

3D表示された場合、Discoverモードでは赤青のイメージが表示され、3D Visionモードでは単に二重にみえます。そして3Dメガネ越しで見ると立体に見えます。

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**3D効果を調整する

単にシーンを立体視するのはとても簡単ですが、3D立体視の効果を調整してこそ、良い3D作品が作れます。3Dのばあい、一つのカメラではなく二つのカメラで右左別々の画像を作り出します。その二つのカメラのあいだの距離をSeparation(分裂距離)、そしてその二つのカメラの目線が交差する場所をConvergence point(収束点)、その焦点とカメラの距離をConvergence DistanceもしくはそのままConvergence(収束距離)と言います。収束距離はMMDの「距離」というカメラパラメーターに連動しています。この焦点にある平面空間をConvergence Plane(収束平面)と言います。MMDをでいうと、収束点はカメラがフォーカスしている赤い丸、「マーク」です。

#image(SepCon.jpg,height=300)
&italic(){NVIDIAの資料より}

***収束距離の効果
収束平面は立体視状態では画面の深度に見えます。つまり、MMDにてマークより奥にある物は3D立体視したとき画面の中にあり、マークより手前にあるものは画面から飛び出します。

[[カメラワークについてはこのページ>カメラ操作について]]
|&blankimg(Miku1.png,width=240,height=180)|&blankimg(Miku2.png,width=240,height=180)|
|BGCOLOR(yellow):&b(){Z = 0.0、距離 = 35、Y軸回転 20.6}|BGCOLOR(yellow):&b(){Z = 10.0、距離 = 45、Y軸回転 20.6}|
上記のページから引用した二つのカメラセットアップで説明すると、左の方がミクが画面と同じ深度にあり、右の方がミクが画面から飛び出します。

***分裂距離の効果
分裂距離は人間の目の距離と同じ意味があります。分裂距離が大きいと3D効果が強く、小さいと3D効果が弱いです。デフォルト値で通常は大丈夫ですが、調整したい場合は「Ctrl + F3」と「Ctrl + F4」もしくは3D Visionエミッターの裏にあるホイールで調整できます。&bold(){分裂距離が強すぎると気持ち悪くなるので気おつけてください}

***3Dカメラワークでの注意点
-飛び出し効果はかっこいいですが、目が疲れるので控え目がおすすめです
-飛び出しているオブジェクトが画面の端で途切れているととても気持ち悪く見えます
-分裂距離は最小から調節してください、普通のばあいは0から30%の間が効果良く映ります
-高速なカメラの動きやズームイン・ズームアウトは人間の脳がついていけないのでゆっくりなカメラワークがおすすめです

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