クソリプにメンタルを削られる前に!認知バイアスを知って賢く生き抜こう!
SNSで発信していると、たまに「それ、言いがかりじゃね?」「どこ読んでそんな解釈になったの?」みたいなコメント、いわゆる「クソリプ」をもらうことってありますよね。正直、メンタルやられる瞬間です(笑)。
でもね、ちょっと待って!もしかしたらそれ、相手の読解力不足とか性格の問題だけじゃないのかも?実は、人間の思考には「認知バイアス」っていう、ちょっと厄介な思考のクセが潜んでるんです。
今日は、そんな認知バイアスを徹底解説!クソリプにイライラするあなたも、SNSで情報発信するあなたも、知っておいて損はない、コミュニケーションの落とし穴について、統計姉さんと一緒に学んでいきましょう!
認知バイアスって何?色眼鏡を外して世界を見よう!
認知バイアスって一言で言うと、「偏ったものの見方や考え方のクセ」のこと。誰でも持ってる、思考のデフォルト設定みたいなもんです。
例えば、
- 「自分は特別」って思っちゃう
- 都合のいい情報ばかり集めちゃう
- 過去の成功体験に縛られちゃう
みたいなこと、ありませんか?これ全部、認知バイアスの仕業なんです。
認知バイアスがあると、
- 相手の言葉を正しく理解できない
- 客観的な判断ができない
- 人間関係が悪化する
なんてことにも繋がっちゃうんです。
私ね、認知バイアスを「色眼鏡」に例えるのが好きなんです。私たちは、それぞれ違う色のレンズを通して世界を見ているから、同じ出来事でも全然違う風に見えちゃう。だから、意見がぶつかったり、誤解が生まれたりするんですよね。
SNSの炎上は認知バイアスのせい?!3つの代表例をチェック!
SNSって、気軽に意見を発信できる便利なツールだけど、炎上とかもよくありますよね。あれ、実は認知バイアスが大きく関わってるんです。
ここでは、SNSでよく見かける認知バイアスの代表例を3つご紹介します!
【1】悪意の目で世界を見る?! 敵意帰属バイアス
「敵意帰属バイアス」って、ちょっと難しい言葉だけど、簡単に言うと「相手の行動に悪意があると決めつけてしまう」思考のクセのこと。
例えば、
- 誰かがヒソヒソ話してたら、「私の悪口を言ってるんだ!」って思っちゃう
- メールの返信が遅かったら、「私を無視してるんだ!」って怒っちゃう
- 批判的なコメントが来たら、「アンチだ!」って決めつけちゃう
みたいな経験、ありませんか?
これ、全部「敵意帰属バイアス」の可能性大!
人は、相手の真意を確かめずに、自分の感情や過去の経験に基づいて判断しがち。特にSNSだと、顔が見えない分、敵意帰属バイアスが働きやすいんです。
<事例:キングコング西野さんのオンラインサロン炎上事件>
以前、キングコング西野亮廣さんのオンラインサロンで、こんなことがありました。
地方講演会のポスターデザインについて議論になった際、西野さんがイラストにした意図を質問したところ、あるメンバーが「絵を悪く言うのをやめてほしい」と発言。
これは、西野さんの質問を「絵に対する批判」だと解釈した敵意帰属バイアスの典型的な例。
実際には、西野さんは絵の良し悪しを議論したかったわけではなく、あくまで「イラストにした意図」を知りたかっただけなんです。
【2】自分の世界に閉じこもるな! エコーチェンバー現象
「エコチェンバー現象」とは、SNSやコミュニティで、自分と似た意見を持つ人たちとばかり交流することで、自分の考えが正しいと錯覚してしまう現象のこと。
例えば、
- 自分の好きなアイドルだけをフォローして、批判的な意見はシャットアウト!
- 特定の政治思想を持つ人たちとばかり交流して、他の意見は認めない!
- 自分のオンラインサロンで、メンバーにチヤホヤされて、有頂天になっちゃう!
みたいなこと、ありませんか?
エコチェンバー現象に陥ると、多様な視点から物事を考える機会を失い、視野狭窄に陥る危険性があります。
【3】井の中の蛙、大海を知らず?! ダニング=クルーガー効果
「ダニング=クルーガー効果」とは、能力の低い人ほど自分の能力を過大評価し、能力の高い人ほど自分の能力を過小評価する傾向のこと。
例えば、
- ちょっとプログラミングを勉強しただけで、「俺、天才プログラマー!」って勘違い!
- SNSでフォロワーが増えただけで、「インフルエンサー様だ!」って天狗になっちゃう!
- 会議で発言した内容が的外れなのに、自信満々!
みたいな人、周りにいませんか?
ダニング=クルーガー効果に陥ると、自分の無知に気づかず、恥をかくことになったり、周りの人に迷惑をかけたりすることも。
Linuxの開発者、リーナス・トーバルズさんの有名な言葉に「I'm a decent programmer. I throw together working code.」というものがあります。天才プログラマーである彼が「私は、まあまあなプログラマーだよ。動くコードを適当に組み立ててるだけさ。」と謙遜しているんですね。
これは、まさにダニング=クルーガー効果の逆。自分の能力を客観的に評価し、常に謙虚な姿勢でいることの大切さを教えてくれます。
認知バイアスはメンタルヘルスにも悪影響?!
認知バイアスって、ただの思考のクセってだけじゃないんです。放置すると、メンタルヘルスにも悪影響を及ぼす可能性があるんです!
- 不安障害
- うつ病
- 対人恐怖症
認知バイアスが強すぎると、これらの精神疾患のリスクが高まることも。
「なんか最近、生きづらいな…」って感じている人は、もしかしたら認知バイアスが原因かも?
認知バイアスに気づいて修正!認知行動療法って何?
「認知バイアス、ヤバいかも…」って思ったあなた、安心してください!認知バイアスは、修正することができるんです!
そのために有効なのが、「認知行動療法」という心理療法。
認知行動療法では、
- 自分の認知バイアスに気づく
- 認知バイアスのせいで、どんな問題が起きているのかを理解する
- 認知バイアスを修正する
という3つのステップで、思考のクセを改善していきます。
認知行動療法は、病院やカウンセリングで受けることができるし、自分でできるワークブックやアプリもたくさんあります。
まとめ:認知バイアスを知って、賢く生き抜こう!
今回は、認知バイアスについて解説しました。
- 認知バイアスは、誰でも持ってる思考のクセ
- SNSの炎上や人間関係の悪化は、認知バイアスのせいかも
- 認知バイアスは、メンタルヘルスにも悪影響を及ぼす
- 認知バイアスは、認知行動療法で修正できる
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」ということわざがあるように、認知バイアスについて学ぶことは、より良い人間関係を築き、より幸福な人生を送るために不可欠です。
今日からあなたも、自分の認知バイアスに意識を向けて、より客観的な視点を持つように心がけてみませんか?
きっと、今までとは違う世界が見えてくるはずですよ!