響きライブラリー
グラントグリーン2
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「響き」ライブラリー
グラント・グリーン
その2:グラント・グリーンが新しいスタイルに変身していきます。
60年代(つづき)
グラント・グリーン
「 アイドル・モーメンツ 」
2006.4.16
丁寧にメロウに弾くグリーン
メンバー構成を見ると、コテコテ系が他にいなくて、主役が浮いてしまうのでは?と思うのですが、それを杞憂に終わらせるのがアルフレッドライオンのマジックであります。ありがたいことです。私がグラントグリーンを、ひいてはジャズをたくさん聴くきっかけになったアルバム。
メンバー
DATA
- 収録:1963.11.11 the Van Gelder Studio, NJ
- レーベル:Blue Note
- プロデュース:アルフレッド・ライオン
グラント・グリーン
「 Talkin' About ! 」
2006.4.16
グラントグリーンにはオルガン。
プロデューサーであり、ブルーノートのオーナーでもあったアルフレッドライオンは、グラントグリーンを面白がっていたのか、シンプルな楽器構成のまま、いろんなCD(リーダー作でないもの含めて)で取っ替え引っ替え共演者だけを入れ替えて、次々と録音を重ねます。オルガンとの競演が多いのは聴いて納得。彼の太くて拙いギターとオルガンの相乗効果で素朴なファンキーさ(「コテコテ」と表現するのが標準になってます)が醸し出されます。
入れ替わって行ったドラマーの中ではこのエルビンジョーンズだけがコテコテに引きずられずに安定したノリを出しているように私は思います。ただし、このCDに限って言えばちょっと騒々しくなることもしばしばなのですが。
メンバー
曲目
DATA
- 収録:1964..11 The Van Gelder Studio, NJ
- レーベル:Blue Note
- プロデューサー:アルフレッド・ライオン
グラント・グリーン
「 Street of Dreams 」
2006.4.16
vibesが加わってメロウなサウンド。
スムースジャズ?かも。
関連CD
- グラントグリーン+オルガン+ボビーハッチャーソンもう一枚
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ジョンパットン「Let'emRoll」 →オルガンのページへ |
グラント・グリーン
「 I Want to Hold Your Hand 」
2006.4.17
テナーを加えて切なく
グリーン(gt)+ラリーヤング(org)+エルヴィンジョーンズ(ds)のユニットはどうやら応用範囲が広いぞ、今度はテナーサックスを加えて甘く切ないコテコテをやってみよう。イヤーン、やっぱりいいじゃないの。そんな感じです。
ハンクモブレーという、有名なんだか地味なんだか何とも切ない人が組合わさるあたり、絶妙だなあと思ってしまう。ひとつくらいモブレーの曲があったらもっと格調高くなったのではないかと思います。とはいえ、ユルいのがこのアルバムの魅力。
表題曲はビートルズ。
メンバー
DATA
- 収録:1965.3.31 the Van Gelder Studio
- レーベル:Blue Note
- プロデュース:アルフレッド・ライオン
グラントグリーン1 2 3
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