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ツールドフランス1

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ツール・ド・フランス1

7月の酷暑の中、3週間かけてフランスを1周。世界最高峰のサイクルロードレース。

自転車ロードレース|ツールドフランス1|ツールドフランス2


ツールドフランス 2005

2006.2.9

ランス7連覇の陰で長期トレンドは下降か


プロツール制(要するに、アメリカのチームはツールドフランスだけじゃなくて他のレースにもまじめに取り組めという制度)によって困ったのは「ツール命」のディスカバリーではなく、「山岳命」のスペイン人だった。


実況が昨年の白戸太朗からSaschaという人に変わったんだけど、この人が実に間が悪い。ほんとに自転車レース好きなの?と思ってしまう。それにしても何で2枚組なのか。ちょっと食い足りない。



CYCLE SPORTSより
■ライバル不在で金字塔は労せずして達成
前年に6連覇の新記録を達成して以来、アームストロングの去就が注目されたが、シーズンが始まれば彼の照準はやはりツール制覇だった。しかし、4月18日に記者会見を開き、今ツールを最後に引退すると表明してファンやマスコミを驚かせた。
アームストロング最後のツールで有終の美は飾らせないと、Tモバイルはウルリッヒを筆頭に、昨年表彰台に上ったクレーデン、そしてA・ビノクロフという3人の刺客を送り込んだ。昨年2位のバッソも苦手な個人TTの走力を高め、手強い相手になると想像された。しかし、ウルリッヒは第1ステージの19km個人TTでアームストロングに約1分差を付けられる先制パンチを浴びる。
最初の山岳、クールシュベルにゴールする第10ステージ、アームストロングは優勝のA・バルベルデに次いで2位に入りマイヨ・ジョーヌを獲得。ライバルたちはといとも簡単に遅れてしまい、早くもアームストロングを脅かす敵がこのツールにいないことが明白になった。それはピレネーでも変わらず、加えて“チームランス”のアシストたちは集団をコントロールする鉄壁の仕事ぶり。しかし彼自身の区間優勝は、第20ステージまで待たなければならなかった。長年の好敵手ウルリッヒに23秒差、個人総合2位のバッソに対して2分近い差を付けトップタイムを叩きだし、7連覇という超人的な記録に花を添えた。

■ RESULT
1.ランス・アームストロング(USポスタル)86時間15分02秒
2.イバン・バッソ(チームCSC)   +04分20秒
3.ヤン・ウルリッヒ(T-モバイル)   +06分21秒
4.フランシスコ・マンセボ(イリュスバレアレス)+09分59秒
5.アレクサンドル・ビノクロフ(T-モバイル)  +11分01秒
■ 各賞受賞者
ポイント賞 トール・ヒュースホーウト(クレディアグリコル)
山岳賞   ミカエル・ラスムセンン(ラボバンク)
新人賞   ヤロスラフ・ポポビッチ(ディスカバリーチャンネル)
敢闘賞   オスカル・ペレイロ(フォナック)
チーム成績 T-モバイルチーム

DATA

発売
ジェネオン エンタテインメント
(=J Sports)(2006.1.25)



ツール・ド・フランス 2004

2006.2.2

誰が何と言おうが彼こそが王者。ランスアームストロング前人未到の6連覇。


本来、ヨーロッパのスポーツである自転車ロードレース(F1やラグビーもそうだけど、彼等は身体を張るということにホントに価値を置いているなあと思います)。ツールドフランスはその中でも最高の栄誉。そこでアメリカ人が新記録をつくってしまったんだからさぞやブーイングの嵐と思いきや、どうやら彼等は凄い奴はやっぱり凄いと受け入れる度量を持っている様子です。


リブストロングの黄色いブレスレットですっかり有名になったランスですが、あまりにツールドフランスだけにシフトした体制に批判があったのも事実。しかしここまで強いと拍手するしかないですよこりゃ。


日本語の実況・解説もついてます。語尾にやたら「ね」が多いのが面白いですね。



SYCLE SPORTSより
だれも到達できなかった6連覇を達成
接戦だった2005年の大会を受け、ライバル達の打倒アームストロングに懸ける意気込みは並々ならぬものがあった。宿敵のウルリッヒは古巣であるTモバイルに戻り、直前の調整レースであるスイス一周を制覇して好調をアピール。前年4位のT・ハミルトンもフォナックに移籍して活躍が期待された。
しかし、ピレネー最初の第12ステージでウルリッヒ、ハミルトンとも遅れてしまい、この日1日で総合優勝争い圏外に消えていった。そこでTモバイルはアシストであるA・クレーデンに総合を狙わせる作戦にスイッチ。そして、この日区間優勝したチームCSCのI・バッソがアームストロングの新たな優勝候補として浮上した。
翌日の第13ステージとアルプスの第15ステージでアームストロングは勝利し、ようやくマイヨ・ジョーヌを手にする。総合2位のバッソとの差は1分12秒。まだ安全とは言えない差を、彼はラルプ・デュエズの山岳個人TTで稼ぎ出す。15.5kmという短い距離だといういのに、2分前にスタートしたバッソを軽々と抜き去り総合タイム差を3分48秒に広げ6連覇に大きく近づいた。そして、定石とも言える最終日前日の個人TTを制して前人未到の記録達成に花を添えた。接戦が期待された2004年のレースは、終ってみればアームストロングは5区間を制する圧勝だった。

■ RESULT
1.ランス・アームストロング(USポスタル)83時間36分02秒
2.アンドレアス・クレーデン(T-モバイル)   +06分19秒
3.イバン・バッソ(チームCSC)   +06分40秒
4.ヤン・ウルリッヒ(T-モバイル)       +08分50秒
5.ホセ・アゼベド(USポスタル)      +14分30秒
■ 各賞受賞者
ポイント賞 ロビー・マキュアン(ロット)
山岳賞   リシャール・ビランク(クイックステップ)
新人賞   ウラジミール・カルペッツ(イリェスバレアレス)
敢闘賞   リシャール・ビランク(クイックステップ)
チーム成績 T-モバイルチーム

DATA

発売
J Sports



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