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楓海

解説!:BLACK/MATRIX

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□BLACK/MATRIXとは

ジャンル:SRPG

企画・開発はサモンナイトでおなじみフライト・プラン、数多くのコアなファンを抱えるBLACK/MATRIXシリーズ。初出はセガサターンです。
シリーズの各タイトルを説明します。

【BLACK/MATRIX】 ハード:セガサターン
原作・ビトウゴウ 原画・土屋恭子(杏子?)
主人公アベルは自らのご主人様と甘い生活を過ごしていた。しかしある日、ご主人様の姿が見えなくなる。ご主人様に「柵の外に出てはいけない」ときつく戒められていたが、いてもたってもいられず外へと飛び出すアベル。外の世界で彼は自分とご主人様の関係が奇妙なモノなのだという事、自分が鳥の白羽根でご主人様はコウモリの黒羽根であるという事の意味に打ちのめされる。疑念を抱え、帰った我が家で待っていたのは連れ去れるご主人様の姿と、「愛」という言葉だった。
善と悪の概念が逆転した世界。そこでは驕りや怠惰は賛美される感情であり、自由や人権は重き罪。なかでも愛は最大の偽善であり、愛を語ってしまったがため連れ去れれたご主人様を助けるため、少年アベルは旅立っていく。
とまあ、とてつもない世界観でファンを惹きつけてはなさないBLACK/MATRIXシリーズの始まりです。キリスト教のパロディ【って言ってもいいのかなあ。「オマージュ」あたりかな】で、斬新な設定が大いに活かされています。ちなみにこのサターン版は管理人未プレイなのであしからず。

【BLACK/MATRIX AD(アドヴァンスト)】 ハード:ドリームキャスト
基本的に前作のリメイク。戦闘システムなどはかなり様変わりしているようですが、ストーリーそのものは同じ。イラストレーターは土屋さんではありません。大邪神の鎧のデザインとともに、全体的にエグい感じ? ここらは好みの問題でしょうか。前作との一番の違いはやはり、ご主人様キャラを仲間に出来る点。
BLACK/MATRIX全体に言えるかもしれませんが、あんまり年齢が小さい時にするべきゲームじゃあないですね。逆に精神構造がしっかりしてきてからプレイすると色々思う所があるのでは。
管理人がいいな、と思った作中の話の要約は、
「人は生まれた時から不公平である。身分や容姿の善し悪し身体の不自由など不公平に満ちている。が、それに嫉妬し頑張る事で人は後天的に知性というものを得て差を縮める事も可能なのだ。
だからこそ我々黒き羽根は、妬み嫉むように教えられている」
善や悪という事象に疑問を抱き、勝ち組負け組といったとらえ方を嘲笑うかのようなこのゲーム。答えが用意されないだけに問題提起に満ちあふれています。

【BLACK/MATRIX +(クロス)】 ハード:プレイステーション
ADとほぼ同じ。イラストレーターが土屋さんに戻り、ADと比べて音楽や効果音などが柔らかい仕上がりになっています。個人的には気持ち悪い感じばりばりの一曲が収録されていないのでちょっぴりショック。ゾンビ化やリッチなど一部の魔法はグロさが強調されていますが、バイオリズム変化時の効果が燃えないですねえ。
その他の変更点は、ファウストとバトルできない点と、ADと比べて出撃人数が極端に少ない点でしょうか。最大で4人の開きがあったような。
ハード的にも一番とっつきやすいタイトルです。

【BLACK/MATRIX 2】 ハード:プレイステーション2
管理人未プレイ・・・。前作・他作とのつながりはないらしいです。
究極のヤリ込みゲーらしく、ゲーム中表示される達成率を100%にできた者は存在しないとか。ってそれはヤリ込みって言えるの。

【BLACK/MATRIX ZERO】 ハード:ゲームボーイアドバンス
BLACK/MATRIXシリーズの原点を描く、という作品。なるほど、BLACK/MATRIX【2だけはこの話で完璧関係ナシ】では黒羽根の支配階級・天使と白羽根の奴隷階級しかいなかったが、
今作では白羽根の支配階級・天使と黒羽根の悪魔、そして羽根なしのヒトと三種族が存在しています。善悪の概念も通常通り。そしていくつか同名の人物や奇妙な類似がみられ・・・興味深いですが全貌は謎なんですよねー。

【BLACK/MATRIX OO(ダブルオー)】 ハード:プレイステーション
ZEROのリメイク。かなり思い切ったリメイクなのでほぼ別物になっており、あまり評判のよろしくなかった前作とは違い、文句なしにおもしろい! PS2全盛期にプレイステーションで発売された強者でもあります。
ゲームシステムは実はかなり複雑で、初プレイだとかなり苦労しそう。特にBLACK/MATRIXシリーズをプレイしていると中途半端に互換している部分に惑わされます。ゲーム中盤になってやっとシステムを理解するのがフツーなのかも・・・。これはいけないと思ったのか、システムはかなり詳しくフライト・プランさんの公式サイトにて説明されています。

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