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  • アマギャル★80~

vipac @Wiki

アマギャル★80~

最終更新:2010年05月11日 13:25

Bot(ページ名リンク)

- view
管理者のみ編集可
★その80

ユーガットメール ユー ガットメール ユー ガットメール

「んん…んん…」
こんな朝早くに誰だよ?
目覚まし時計をセットしている時間の遥か前、外もかなり暗い。
俺は布団に潜り込んだまま携帯を開いた。

____________________
From アナーク
Subject お手並み拝見
Received 04:23
____________________
とうとうこの日が来たね。

調子はどうだい?
随分と熱心に訓練していたみたいだけど
少しはグローランサーを使いこなせるように
なった?

今日の試合、観戦に行かせてもらうよ。
僕の考えたアセンが実際に動いている所を
見てみたいからね。

勝ってインタビューを受ける時は
ちゃんと僕の名前を出してくれよ?
負けた時は出さなくていいから。
____________________

「またアナークからか…」
シミュレーター室に来なくなってから、メールが来るようになり
それは日増しにエスカレート。
今では携帯の履歴がアナークで埋まっていたりする。

適当に返信しておこう。
ピッ、ポッ、パッと。

まあ、アナークのメール攻撃自体はどうでもいい。
重要なのはメールに書かれている通り、今日がSPアリーナの試合当日だって事だ。
とうとう運命の日が来てしまった。間違いなく人生のターニングポイントになるだろう。

昨日は興奮してなかなか寝付けなかったし、眠り自体も浅かった。
それで直ぐに起きてしまった訳だが…駄目じゃん、俺。
ベストコンディションとは言い難いな。

しばらく布団の中でじっとしていたが、眠れそうにない。
眠れないものはしょうがないか。
「起きよう。」
俺は着替えて1階に降りた。

「おはようございます。」
「アイビス、もう起きてるのか。」
「はい、今朝は調理に時間を掛けようと思いまして。楽しみにしていて下さい。」
「そっか、期待してる。」

「もう少し掛かります。何か飲みますか?」
「じゃあ、熱いお茶。」
「わかりました。」
 ・
 ・
 ・
お茶をすすりながら暫くアイビスの台所姿を眺めていると
セレン姉さんとベアトリスも起きてきた。
「早いな、洋平。」
「うん、まあね。」

「兄さん緊張して、あまり眠れなかったんじゃないの?」
「正解。」
よく分かってらっしゃる。
槍杉家の中でもどうして俺だけ肝が据わってないんだろう。
メンタル弱いよな…

この後、アイビスの作ってくれた豪華な朝食を堪能。
他愛の無い話をしているうちに出発時間となった。
「そろそろ行くよ。」

「そうか、お前の力を見せてもらうぞ。思い切り暴れて来い。」
「うん。」

「頑張ってね。その…け、怪我だけはしないでよ。」
「了解。」

「ご武運を。」
「サンキュ。」

3人から3様の励ましを貰って家を出る。
早くも緊張で胃がキリキリし始めたが、自信が無いわけじゃない。
この2週間、やれるだけの事はやった。後は全力でぶつかるのみ。

いざ、決戦の地オールド・アヴァロンヘ。

★その81

『超満員の客席をごらんください。すし詰め状態、まさに人間絨毯といた様子。
 客席とステージは二重の防護スクリーンで仕切られていますが
 喚声と熱気がステージまで伝わりそうな勢いです。』

ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!

『申し遅れました。スペシャルアリーナの実況をさせて頂くオーロラシーカーです。
 そして今日は解説席に素敵なゲストをお迎えしています。
 現役時代には雷帝と呼ばれていた、この方―――』
『どうも、アンプルールです。』

『アンプさん、ついに始まりますね。前代未聞の学生レイヴンによるガチンコ勝負。
 会場は凄い盛り上がりですが、選手は全て未成熟な学生です。
 ちゃんとした試合になるんでしょうか?』

『昨今の学生は非常にレベルが高いと聞きます。
 プロとは名ばかりの下位で低迷している連中よりは
 余程面白い試合を見せてくれると思いますよ。』

『あいたた!今だにアリーナで1勝もできず勝ち星ゼロ。
 そんなわたしには耳が痛い意見です。』

『別にオーロラさん個人の事を言っている訳ではありませんが
 アリーナ下位の現状は嘆かわしい限りです。』

『アリーナの未来を担う若者たちに期待しましょう。こちらをご覧ください。』
『対戦表ですか。』

私立AC学園vs火星立MNA

先鋒戦
ジノーヴィー(デュアルフェイス)vsアレス(プロビデンス)

次鋒戦
神威瑞穂(神威MkV)vsライオンハート(アルティメットナイト)

中堅戦
エクレール(ラファール)vsポーコ・ア・ポーコ(クロチェット)

副将戦
槍杉洋平(グローランサー)vsザルトホック(オービュラ)

大将戦
ジナイーダ(ファシネイター)vsイツァム・ナー(プロトエグゾス)

『SPアリーナはチーム戦。先に3勝したチームの勝ちとなります。』
『早々に3勝が決まってしまい、残りが消化試合にならないといいですね。』

『ルールを確認しておきましょう。各試合は時間無制限の1本勝負。
 どちらか一方のAP=アーマーポイントがゼロになるまで戦います。
 例外として―――
 審判が試合続行不可能と判断した場合の判定。
 選手本人、又はチームリーダーの判断による途中棄権。
 の2つがありますが、遺恨を残さない為にも完全決着が望ましいですね。』
『彼らの奮闘に期待しましょう。』

『えー、はい。アリーナの地下にあるハンガーから中継が入るようです。
 映像が回ってきました。これは…AC学園側のハンガーでしょうか?』

★その82

地下ハンガーに設置されている大型モニター。
そこから調子っぱずれな実況者の声が聞こえてくる。
俺はそれを聞き流しながら、ドキドキしていた。

もうすぐ試合が始まろうとしているのに、対戦表を何度も見直してしまう。
先鋒戦、ジノーヴィー先輩vsアレス。いきなりこの組み合わせだ。
初戦を取って流れを掴むという思惑はMNAと重なってしまったらしい。

「そんなもん何回見ても変わらないんだぜ、ヒャッハー!」
「そうだな。」
変人が偶にマトモな事を言うと、凄く良い事を言っているように思えてくる。

「槍杉、まさか先輩の事を心配しているのか?」
怪訝な顔をしながらジナが問いかけてくる。
「心配が1割、興奮が4割かな。初戦から凄いカードだからね。」

「残りの5割は?」
エクレールさんが不思議そうに尋ねるので――
「自分の心配。」
俺は正直に答えた。

「頼り甲斐のないリーダーだぜ、ヒャッハー!」
「ぷっ!くくっ…あんまり笑わせないでよ。でも、槍杉君らしい。」
正直に答えた結果がコレだよ。

「お前は自分の心配だけしていればいい。ジノーヴィー先輩の分は不要だ。」
酷い言われよう。まあいいけどね。

少し離れた場所でデュアルフェイスの最終確認をしている先輩も落ち着いている。
みんな余裕あるな。俺が一番余裕無いかも…

「時間です。ジノーヴィー選手、搭乗お願いします。」
アリーナの係員が始まりを告げる。

ジノーヴィー先輩は俺たちの方を見ながら軽く頷いてコックピットに入っていった。
何か声を掛けようと思ったが妥当な言葉が見つからない。

ジナとエクレールさんも軽く頷きを返すだけだったが、神威は大声を張り上げた。
「ジノ先輩、あんたにナインブレイカーは譲るぜ、ヒャッハー!」
こいつを倒せば俺様がナインブレイカー云々は本気だったんだな。

「一番弱いくせに態度デカイぞ、モヒカン。」
「俺様は実戦に強いタイプなんだよ、ヒャッハー!」
「学園が襲撃された時、数秒で擱座に追い込まれた貴様がよく言う。」
「あれは訓練用ACがイケてなかったからなんだぜ、ヒャッハー!」
本当にこいつら余裕あるな…ちょっと羨ましくなってきたぞ。

そうだ、ネルさんに連絡しておこう。
オペレーターの彼女はステージ全体を見渡せる別席だ。
「こちら地下ハンガーの槍杉、聞こえますか?」
インカムを通して呼びかける。

「オペレーター席のネルです。聞こえてますよ。」
「今、デュアルフェイスがリフトに乗りました。
 直ぐステージ上に出ると思う。頼んだよ、ネルさん。」
「はい。」
短いが心強い返事。試合中に先輩の力になってくれるのは彼女だけだ。

俺たちはモニター越しに見守る事しかできない。

『2機のACがゆっくりとステージ上に姿を現しました。』
『ついに始まりますね。』

『2機のアセンを確認しておきましょう。
 先ずはジノーヴィー選手のデュアルフェイスからです。
 中量ニ脚にライフル、ショートブレード、背中に大型グレネードを2門。
 アンプさん、これは非常にバランスが良さそうですね。』
『なかなか使いやすそうなアセンだと思いますよ。』

『続いてアレス選手のプロビデンス。こちらも中量ニ脚です。
 武装はレーザーライフル、ブレード、背中にミサイル、それに合わせた連動ミサイル。
 やはり右腕のレーザーライフルは脅威でしょう。』
『KARASAWAシリーズの中でも最高傑作と名高いジオ社のMK2ですね。』

『あのカァーオ、カァーオという独特な音は一度聞いたら忘れられません。
 やはりKARASAWAを持っているアレス選手の方が有利なんでしょうか?』
『確かにKARASAWAは名機ですが、武装は使い様。
 持っているだけで有利不利は決まりません。』

ピィ ピィ ピィ ビィーーーーーーーーー!

『さあ、先鋒戦が始まりました。両者、ゆっくりと間合いを詰めて行きます。
 先に仕掛けたのはデュアルフェイスだー!上空からグレネードの雨を降らせる!』

ジノーヴィー先輩得意の空対地グレネード。
これを連発でやられると何も出来ない。
プロビデンスは地上に貼り付けられている。先輩のペースだ!

『しかし、当たらない、当たらない、当たらないーーーーーーーー!
 プロビデンスは華麗にグレネードを避け続けています。』

空対地で放たれるグレネードは滅茶苦茶当たりやすい。
それを何故避け続けられるんだ?何故爆風にすら巻き込まれない?

カァーオ カァーオ カァーオ

『プロビデンスのKARASAWAが唸りをあげたーー!
 しかしこれをデュアルフェイスは紙一重で回避ーーー!』

アレスも凄いけどジノーヴィー先輩も負けちゃいない。
手に汗握る俺を他所に、ジナはモニターの中のデュアルフェイスを
真っ直ぐ見据えている。

『両者譲らない!壮絶な撃ち合いが始まったーー!
 既にわたしはこの2人に勝てる気がしません!どうですかアンプさん?』
『非常にハイレベルな戦いですね。彼らならトップランカーも夢ではないでしょう。』

ふいにプロビデンスが距離を離した。
これは…

『おおっと!背中とエクステンションのミサイルが一気に開放されるぅぅぅ!』
先輩は機体価格を抑える為に迎撃ミサイルとデコイをアセンから外している。
一抹の不安が過ぎった。

しかし、俺の心配は外れ、デュアルフェイスは一斉に襲い掛かるミサイルを
綺麗に捌いていく。ライフルで撃ち落し、柱にぶつけ、振り切り。

ミサイル対策は万全のようだ。
俺がほっと撫で下ろした瞬間――

カァーオ

デュアルフェイスがKARASAWAに捉まった。被弾箇所は最悪、頭部が吹き飛ぶ。
態勢を崩した所に無数のミサイルが刺さる。そして容赦のない追い討ち。

カァーオ カァーオ カァーオ カァーオ ズザァァァン

KARASAWAの連射からブレードで止めを刺された。
もう動けないデュアルフェイスに尚も斬りかかるプロビデンス。

ビィーーーーーーーーー!

その様子を見かねたかのように試合終了の合図が鳴る。
ほんの一瞬の出来事だった。実況する間も無いほどの刹那。
たった一発被弾した所から落とされてしまった。

『しょ、勝者…アレス。勝ったのはプロビデンスのアレス選手です!』
再開された実況によって湧き上がる会場、それとは対照的に言葉を失う俺たち。

ジナがワナワナと震えながら声を絞り出す。
「ジノーヴィー先輩が…負けた…」
アレスに対する怒り?それとも先輩に対する落胆?
どう表現すればいいのか分からない。初めて見るジナの表情だった。

★その83

『先程の先鋒戦、圧倒的でしたね。アンプさん!』
『果たしてそうでしょうか…どちらが勝ってもおかしくない試合でしたよ。』

『と、仰いますと?』
『機先を制していたのがジノーヴィー選手だった場合
 全く逆の結果になっていたかもしれません。』

『お互いに必殺の可能性を秘めていたという訳ですね。』
『はい。』

「ほら、先輩。解説の凄そうな人もああ言ってるじゃないですか!ねっ?ねっ?」
「………すまない、本当にすまない。初戦で勢いを付けるなどと大見得を切って
 このザマだ…笑ってくれ…」
笑えません、全然笑えませんよ。

「そんなに責任感じないでください。まだ負けが決まった訳じゃないし!
 それにジノーヴィー先輩が勝てなかったんだから、他の誰がやっても勝てないですよ。
 そうだよな、ジナ?」
「……………」

「ジナ?」
「あ、ああ…」
うわぁぁぁぁぁぁ、ジナの様子も変だ。

このどんよりとした空気、エクレールさんまで呑まれかけてる。
いかん、いかんですよ、これは…
神威、頼む!流れを変えてくれ。

『続いて次鋒の2機がステージ上に姿を現しました。今度はタンク対逆関節。』
『二脚タイプの多い今大会では面白いカードですね。』

『アセンを確認しておきましょう。
 神威選手の神威MkVは武器腕キャノンと大型グレネードのタンク。
 ライオンハート選手のアルティメットナイトは逆関節に
 プラズマライフル、ブレード、チェインガンという構成です。』
『どちらの武装も高火力ですね。』

『おおっと!これはどうした事でしょうか!?』
突然、神威MkVはブーストを吹かせて浮かび上がった。
試合開始の合図はまだ出ていない。何やってんだこいつ?

『ステージの外周をフラフラと飛び回り始めましたよ。
 観客席に向かってアピールしているように見えます。
 余裕です。余裕のファンサービスといった所でしょうか!』

そしてフラフラ飛んでいたかと思うと、いきなりドッスン着地。
おいぃぃ!モヒカン、何をしている。そこまでアホだったのか?

『おや、急に動かなくなってしまいました。どうしたんでしょう?』
『チャージングではないでしょうか。』
アリーナが笑いに包まれた。拍手している観客もいる。
まるでサーカスのピエロだ。

『審判から指導が入ったようです。神威MkVが渋々、開始位置に戻っていきます。』
『こういうフザケタ態度は好きではありませんが、ここまでやられると…
 クックックックッ…笑うしかあっりませんね。』
身内は笑えねー、アホの仲間だと思われる。

アリーナ全体がどよめいたまま試合開始の合図が鳴った。

ピィ ピィ ピィ ビィーーーーーーーーー!

合図とほぼ同時にアルティメットナイトがOBを起動。
『これは速攻でしょうか!』
逆関節の跳躍力を活かして頭上から神威MkVに襲い掛かる。

速いッ!!!
神威MkVの武装は2つとも高威力だ。もらえば大ダメージ必死。
これだけ突っ込んでも避けられる自信があるのか?

ライオンハートの心配をしてやる必要は全く無かった。
OBを使った緩急のある動きで神威を寄せ付けない。
この人かなり強いんじゃ…

『アルティメットナイトがばら撒いたチェインガンが神威MkVのAPを削るぅ!
 プラズマライフルの一撃がAPを吹き飛ばすぅ!』
そして神威の攻撃は全く当たらない。

『一方的な展開になって参りました。』
これじゃ本物のピエロじゃないか…

駄目だこりゃ、早くも2連敗確定。
そう思わせる程の力量差がある。

比較的、APと装甲のあるタンク型だから持ち堪えているが
神威MkVは堅牢とは言い難い、軟らかタンクだ。こう滅多打ちにされては…
ここからの逆転はどう考えても有り得ない。

『おおっと!どうした事でしょう?神威MkVが急に攻撃の手を止めてしまいました。』
神威…戦意喪失したか?
尚もアルティメットナイトの一方的な攻撃は続く。

『それだけではありません。神威MkVは動いてすらいません。
 アンプさん、神威選手は一体どうしてしまったんでしょうか?』
『パイロット気絶かもしれませんね。慣れないうちは結構あるんですよ。』

そうか、戦意喪失したならギブアップする筈だ。
使用されているのはアリーナ専用弾だが、撃たれっ放しは不味い。
意識が無いんだ、どうなるか分からない。最悪、命に関わるぞ。

インカムから途中棄権を申し出よう思った刹那
アルティメットナイトの攻撃が止んだ。

「ふぅ…」
どうやら神威の異常に気付いてくれたらしい。

『これはどうやらライオンハート選手の判定勝ちになりそ――
 あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ!』
実況者はその職務を忘れて驚愕した。俺も驚愕した。
アリーナ全体が驚愕した事だろう。

脚を止めていたアルティメットナイトにキャノン砲が直撃。
ステージ上のACは2機だけだ。
そう、いきなりキャノン砲をぶちかましたのは神威MkV。
急に動き出しやがった。

ライオンハートは完全に勝ったつもりだったのだろう。
予想だにしなかった攻撃に対応が遅れる。

『慌てて上空に逃げようとするが―――逃がさないーーー!』
神威MkVのグレネードがアルティメットナイトを叩き落す。

『そしてまたキャノン砲だーーーーー!』
叩き落した所に容赦ない追撃。

ライオンハートが右往左往してる間に神威は距離を詰め
自分の間合いから一方的な攻撃を仕掛ける。

『ラッシュ!ラッシュ!ラッシュ!このまま押し切れるかーーー!』
逆関節のアルティメットナイトは至近から放たれるキャノンをくらってビクンビクン。
そしてとうとう、態勢を立て直す暇を与えず押し切ってしまった。

ビィーーーーーーーーー!

『勝負あり。大逆転です、勝ったのは神威MkVの神威選手。
 これは…死んだフリならぬ、気絶したフリだったのでしょうか?』
『分かりません。しかし故意にしろ不意にしろ
 神威選手に対しての警戒を解いてしまったのはライオンハート選手のミスでしょう。』

審判が判定を行う直前の一瞬、これ以上ないタイミング。
そして迷いの無い追撃。間違いない…神威は絶対に狙ってた。
マトモにやっても勝てないと悟って、騙まし討ちを仕掛けたんだ。

『抗議です。MNAサイドら抗議が入りました。』
『試合はまだ終わっていませんでしたからね。却下されるでしょう。』

「アリーナも戦場と同じ、どんな手を使っても最後に立っていた者が勝者だ。
 それだけは忘れるな。」
マスターのアドバイスが脳裏を過ぎる。

これって、相手が卑怯な手を使ってくるフラグじゃなかったのか…
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