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【WikiYasuda:団結する】
- 団結感を得ることで快感にひたる、あるいは一時的に苦痛や不安感からのがれるの意。あくまでも「個人の状態またはその総和」のこと。
- 「共通の敵に対してともに行動する集団の状態」をさすのではない。
- 通常の用法と混乱を避けるために「ダンケツする」のようなカタカナ表記が推奨される。
[解説]
「カレシ」「デートする」「ドライブする」と同様の軽佻なイントネーションで「ダンケツする」と発音すれば、ほぼ語義通りのニュアンスを相手に伝えることができる。
「団結」自身はマルクスの時代から使われてきた言葉だが、歴史的経緯を加味して評価する必要がある。
戦後の新左翼においては日本共産党の組織体質への反発が大きく、「団結を乱すトロツキスト」との罵倒に対して、どちらかといえば行動することを中心に対抗する傾向が強かった。
したがって、異なるセクト間であっても大衆運動面においては、統一戦線において
討論・方針の一致 → 行動 → 結果総括を通じた大衆的団結の強化
といえるサイクルが存在した。三里塚闘争の労農学一体となった大衆的実力闘争はその一つの典型といえる。
今日の安田中央派は
路線の一致(≒方針不明瞭) → 行動 → 行動した内輪での団結強化 → さらなる路線の・・・
といえるサイクルを採用するにいたり、大衆的団結強化(究極的には労働者階級の階級自己形成)から日々遠ざかりつつある。
このような傾向が出てきた背景には、動労千葉の分割民営化反対ストライキがある。
周知のように、動労千葉は労働組合として中曽根の「戦後総決算攻撃」の核心である国鉄分割民営化=国鉄労働運動解体=総評解体攻撃に2波のストライキで対決し、今日も労働組合としての団結を維持している。
これは今日では、新自由主義攻撃下で奮闘する米国、韓国などの戦闘的労働組合からも高く評価されている。
特に中野洋氏(元動労千葉委員長)が提唱する「労働者の団結を総括軸とした労働運動」「モノが取れない時代には労働運動は団結を総括軸にすべき」は閉そく状況にある現在の労働運動界に、一労組活動家として貴重な一石を投じたものと理解しうる。
しかし、安田政治局員はこの偉大な動労千葉組合員のたたかいを「俺の成果」とし、革共同全国委員会内の党内闘争の道具に使い、「俺の団結論がわからないやつは血債主義者」として党員を分別し、現在も「党の純化」を行っている。
このような現象が発生したもう一つの根拠として、帝国主義による新自由主義攻撃がある。
1995年日経連プロジェクト報告以降、特に青年労働者の就労・生活状況は悪化の一途をたどっている。
そのなかで多くの青年労働者は資本や当局によって「自分はみじめで無力である」と思いこまされてきた。
ここから抜けだす道は、本来は
- 「自分はみじめで無力である」→「どんな状況でも自分には生きる価値はある」→「団結すればみじめさから解放される」
との思考回路をとるべきであるが、一部の短絡した活動家たちにより
- 「自分はみじめで無力である」→「団結すればみじめさから解放される」
と短絡された回路を選ぶことになる。
これにより、団結感を得ることで快感にひたる、あるいは一時的に苦痛や不安感からのがれることができるようになったが、潜在的に絶えず「団結がなくなればまた自分はみじめになる」との強迫観念が支配するようになった。
したがって「団結できてない」相手と対面すると、「団結を否定された」として自分が否定・攻撃されたと認識し、激しい不安感におそわれる。
そこでは「対象の獲得」を考えるのではなく、その不安感からのがれるために相手に「団結するのかしないのか」と詰めよるようになる。
−症例の段階−
(現在報告されているもの)
レベル1
「団結している」状態が心地よく思える。ただし、それ以外の状態でも比較的安定している。
レベル2
「団結している」状態が心地よく思える。ただし、そうでないと不安になる。
レベル3
「団結している」状態になると必ず大声を出したり涙をながす。あるいはその状態になるまで「団結し続ける」。
レベル4
「団結していない」人をみると不快に感じる。ただし、それを口外しない。
レベル5
「団結していない」人をみると不快に感じる。ただし、それを口に出して言う。
レベル6
「団結していない」人をみると不快に感じるので、相手に「なぜ団結しないのか」理由を言わせようとする。
(今後の報告が予想されるもの)
レベル7
「団結していない」人をみると「気持ち悪く」なり「おれと団結する気があるのか」と大衆の面前で罵倒する。
レベル8
「団結していない」労働者大衆を「1ランク下」に見下す。「団結する気のある人」しか関心を持たなくなる。
レベル9
「団結していない」相手を「路線からのハミダシ」として組織的・物理的に攻撃する。
[仮想用例]
(※注:この仮想用例は完全なフィクションであり、実在する団体、運動、個人とは一切関係ございません。)
最終更新:2009年05月27日 14:27