261. 名無しさん@ピンキー 2007/10/08(月) 18:50:15
私は里子。高校二年生の女の子。
私にはあんまり他の人には言いにくい特技があるの。
それのおかげで助かったことは何度もあるけど、やっぱり恥ずかしいんだよね。

今は塾の帰りで電車に乗ってる。もう11時だから、仕事帰りのおじさんや、酔っぱらったおじさんばっかり乗ってる。
運良く空いてる席を見つけられたので私はそこに座る。勉強ばかりで疲れちゃったから駅まで眠ろうかな。
そう思ってうとうとしていたら、突然誰かが私の肩を叩いた。
驚いて目を開けると、そこに立っていたのは中年のおじさん。どうも酔っぱらってるみたい。
そのおじさんは
「お嬢ちゃん、もう終点やで」
と言った。私はびっくりして立ち上がる。いつの間に寝過ごしちゃったんだろう?
するとおじさんは私が座っていた席にどさっと腰を下ろした。
「いやぁ、座れて良かったわい、がははは!」
初めのうちは何が起こったのか分からなかったけど、私はだんだん理解してくる。
――このおじさん、終点だなんて嘘ついて自分が座ろうとしたんだ!
もう怒った!こういう人は、懲らしめてあげなきゃね!
262. 名無しさん@ピンキー 2007/10/08(月) 18:56:22
私は自分の手のひらをお尻にあてて準備する。
そして反対側の手で酔っぱらいのおじさんの肩を叩く。
おじさんは完全に酔っているのか無視していたけど、強く叩くとやっと私がいることに気付いた。
「なんやねん、嬢ちゃん」
人の席横取りしておいて何が「なんやねん」なのよ!もう限界!
私はかる〜くお腹に力を入れた。私のお尻から『むふぅ〜〜』と音なしのおならが漏れた。
そのおならを手にいっぱい染みこませてから、私はその手を素早く動かしておじさんの顔にぴっ
たりと当てる。
「な、なんや!?むおっ!?く、くっせぇっ!!」
おじさんはびっくりして勢いよく立ち上がる。私は涼しい顔でそれを避け、元いた席に座った。
何が起こったのかよく分からないおじさんは電車の真ん中できょろきょろと周りを見回す。
他の乗客も異変に気付いたようで、挙動不審なおじさんのことをひそひそ話をしながら見始めた。
おじさんは顔を真っ青にして立ち止まると、ついに胃の中のものを戻してしまった。
すぐに駅員さんが駆けつけてくる。私はしらん顔でそれを見ていた。
このおじさんは酔って吐いちゃっただけだもん。ふふw
263. 名無しさん@ピンキー 2007/10/08(月) 18:57:19
つまりこれが私の特技。
私のおならは桁外れに臭いの。もう常人のそれなんか目じゃないって感じ。
その上、私はおならを出すタイミングからその量、臭い、音なんかまで、完璧にコ
ントロールできちゃう。
もうここまでできたら向かうところ敵なしだよねw
私はこんな風にむかついた相手や私に絡んできた相手を懲らしめてやってるの。
ま、大抵の場合は向こうの方が悪いんだから、自業自得って奴だね。
さぁ、やっと家の近くの駅についた。私は電車を降りる。
早く家に帰ってガス抜きしないと。あんなちょびっとじゃあ全然出したりないもん。
トイレで思いっきりガス抜きして、その後にお兄ちゃんとかお父さんをトイレに無理矢理
閉じこめて…
あは、考えただけでワクワクしてきちゃった。
私はそのままスキップで家まで走っていく……
264. 名無しさん@ピンキー 2007/10/08(月) 19:14:16
ひさびさにキター  このスレ死んでなかった
里子ちゃんに制服のまま顔面騎乗されて
すかされたいぜ
続きチョウ気体
265. 名無しさん@ピンキー 2007/10/08(月) 23:03:59
こういうのが読みたかったんです
くっさいオナラ責め期待
266. 名無しさん@ピンキー 2007/10/09(火) 17:32:53
ちょっと里子たんに絡んでムカつかせてきますねノシ


268. 名無しさん@ピンキー 2007/10/14(日) 19:39:19
私が家に帰るとお兄ちゃんが「お、里子か、おかえり」と玄関に出てきた。
「あれ?お父さんは?」
「ああ、親父なら残業で、今日は帰ってこないってさ」
「あ、もしかしてお兄ちゃん、私が帰ってくるの待っててくれた?」
「いや、映画見てただけさ。明日も学校あるんだろ?早く寝ろよ」
お兄ちゃんはそう言ってリビングへ戻っていった。
私は鞄を置くと真っ先にトイレに入って鍵を閉める。
便座に座ってスカートとパンツを下ろすけど、私がすることはただ一つだけ。
「あーあ、お腹張っちゃったよ…」
独り言を言ってお腹をさする。そうしてから少し息を吸い込んで止めた。
お尻の穴が膨らむ感触がしたと思うと、『ぷしゅうぅぅぅぅぅ……』という音と共におならが漏れてきた。
私はいったんおならを止めてから、便器の中に溜まったおならガスを手で扇いで嗅いでみる。
「うわっ、くっさw」
自分でそう言って笑っちゃう。こんなちょっとしか出してないのにこの臭い。今日も快腸だね。
一気に溜まったおならを出してしまいたいところだけど、それじゃあ私の計画が崩れちゃうもんね。
269. 名無しさん@ピンキー 2007/10/14(日) 19:40:27
リビングにいるお兄ちゃんに音が聞こえないようにそーっとおならを出す。
『すうううううぅうううううぅぅぅぅぅっ………』と音なしおならが徐々に徐々に漏れていくのが分かる。
便器の中におならは溜まっていたけど、ついに溢れだした。
トイレの個室の中に溜まるおならに色がついていたなら、この部屋は真っ黄色のモヤで前が見えな
いくらいだろうなw
「うぅ、我ながらキツイなぁ、ふふw」
出した本人だから笑っていられる臭いだと思う。私以外の人が嗅いだら…。あぁ、ワクワクしてきたw
「うん、このくらいかな」
私はそう言っておならを止めた。止めたということは、まだお腹の中に残ってるわけだけど。まぁ、別
に全部出しちゃうこともないもんね。残しておくのも悪くない。
私はパンツとスカートを履いてトイレを出る。ドアの開け閉めはおならが外に漏れないように素早く。
いちもくさんにリビングに向かった私はソファに座ってテレビで洋画を見ているお兄ちゃんを呼んだ。
「お兄ちゃん、なんかトイレの調子が悪いんだけど…」
「ん、待ってろ。今行く」
お兄ちゃんはそう言って何の疑いもなく着いてきた。

270. 名無しさん@ピンキー 2007/10/14(日) 19:42:56
「どう調子が悪いんだ?」
「うん、なんか水の流れがおかしくて…」
私は適当なことを言ってお兄ちゃんを誘導する。
お兄ちゃんは躊躇もせずにトイレのドアを開けた…。
「それっ!」
私はお兄ちゃんの背中を押してトイレの中に入れる。お兄ちゃんは驚いているけど
すんなり中に入っていった。
私は急いでトイレのドアを閉めてお兄ちゃんを閉じこめ、ドアを外側から抑えて開か
ないようにする。
「お、おい、里子!?なんだ……、って、うわっ!くっせぇ!!ま、またか、里子!!」
お兄ちゃんがドアを開けようとするけど私が体重を掛けているのでドアは開かない。
「おい、開けろ!開けろって!!」
ドアをどんどん叩くお兄ちゃん。ああ、だんだん楽しくなってきた……
私はますます強くドアを押さえつける…

271. 名無しさん@ピンキー 2007/10/14(日) 19:43:37
ドアを叩く音がだんだん小さくなってきた。
お兄ちゃんの助けを求める声も聞こえなくなる。
そしてドアを叩く音がついに消えてしまう。
もう、しょうがないなぁ。そろそろ助けてあげるかw
私はドアを押さえつけるのをやめ、それを開けてあげる。
中には床に倒れ込み、すっかり目を回しているお兄ちゃんがいた。
「ほら、お兄ちゃん起きて!」
私はお兄ちゃんのほっぺをぺちぺちと叩いて目を覚まさせてからお兄ちゃんの顔の方に
お尻を向けて『ぶすうぅっ』と残して置いたおならをちょっと下品な音と一緒に引っかける。
「うわっ!!」
一度は目を覚ましたお兄ちゃんは私のおならをもう一度モロに食らってまた気絶してしち
ゃった。ごめんね、お兄ちゃんw
「じゃ、私もう寝るね。おやすみ、お兄ちゃん♪」
私はそう言って違う意味で「おねんね」してるお兄ちゃんを置いて自分の部屋がある二階
へ階段を上っていった…
272. 名無しさん@ピンキー 2007/10/14(日) 22:37:27
261さん  待ってました  GJ!!!
それにしても、里子ちゃんのスカシッ屁ってキツそう・・・
顔騎でモロにスカされたら、生きていられるのだろうか
このスレお気に入りに追加
273. 名無しさん@ピンキー 2007/10/15(月) 20:42:56
文章の真ん中あたりですでにヤバかった。
間違いなくこのssは俺の好み。
本当にありがとうございます。


278. 名無しさん@ピンキー 2007/10/20(土) 18:51:12
朝。今日の朝食当番だったお兄ちゃんが作った朝ご飯を食べてから私は制服に着替える。
リビングの真ん中で着替えているとお兄ちゃんが怪訝そうな目で見てきた。
「自分の部屋で着替えろよ」お兄ちゃんが言ってきた。
「別にどこで着替えてもいーじゃん。お兄ちゃん、私の着替えシーンみて興奮してるの?」
「誰がするか馬鹿」
そう言うとお兄ちゃんはさっと後ろを向く。家族なのに、変なところで律儀なんだよね。
「あーあ、今日もガッコかあ…」
一人で愚痴を言いながらパジャマのズボンを脱ぐ。下半身はパンツだけなのに、お兄ちゃん
はそっぽを向いてる。どうして見ないのかなぁ。こんなシチュエーションなのにねw
と、そこで下っ腹付近に違和感。
私は躊躇いもなく力を込めた。
『ぶうっすうっ!』
空気を含んだ音だ。今日は朝から調子が良いみたいw
遠くにいたお兄ちゃんはとたんに鼻を覆った。でも少し遅かったみたいで臭いに呻き出す。
「ぐっぜぇ…、おい、早く窓開けろ!」お兄ちゃんが叫んだ。
私は無視してスカートを履くとオマケで『ぶっ!』ともう一発出してから急いで家を出た。
279. 名無しさん@ピンキー 2007/10/20(土) 18:52:08
あは、朝からごめんね、お兄ちゃん。
心の中でそう呟きながらバス停に駆け込み、バスに乗る。今日はいつもより空いてる。私は
席を見つけて座ることができた。
「ん、吉岡?」
隣の席から私の名字を呼ぶ声。誰?と思って振り返って、私はびっくりする。
「あれ、大里君。珍しいね」
クラスメイトの大里道也君だった。彼とは朝のバスで会ったことがない。そもそも彼は自転
車通学だった気がする。
「ああ、ちょっとチャリを壊しちまってな」
「なるほどねーw」
私は笑いながら思う。朝から大里君に会えるなんてラッキーだ。だって大里君、格好いいん
だもんw隣にいたら、緊張しちゃうw
私と大里君を乗せたバスはまっすぐ学校へ向かって進む。なんか、学校楽しみになったなw
280. 名無しさん@ピンキー 2007/10/20(土) 21:37:10
早くも次の展開が・・・強烈スカシッ屁責めに気体大
281. 名無しさん@ピンキー 2007/10/20(土) 23:24:56
「オマケ」に意表突かれて抜いてしまった  GJ!
里子ちゃんまじかわええ
バス、隣、緊張…まさか!?
おぉお俺も学校楽しみになってきた!!!


284. 名無しさん@ピンキー 2007/10/28(日) 17:23:14
その日の放課後。
今日は朝から大里君に会えたおかげでハッピーな一日だった。
そしてそういうハッピーなことは、連続するものだって分かった。
図書委員をしている私は先生から仕事を頼まれて図書室に向かった。ドアを開けると、そこにいたのは…
「あ、お、大里君」
「ん、吉岡か。そういやお前も図書委員だったっけ?」
…あ!
そういえば大里君も一緒に図書委員だったっけ!と、いうことは今日の仕事は大里君と二人?
私は心の中でガッツポーズをする。図書室内を見回すと、私達の他に人はいない。こんなラッキーなことが
続くなんて。うーん、私ってつくづく幸せかもw
「まぁ、さっさと終わらせようぜ」
大里君はそう言ってカウンターに座る。私もその隣に座った。彼の横顔を見ていると
「何やってんだ、ほら、やるぞ」
と本の山を渡された。いけないいけない、すっかり見とれちゃったw
私達は無言で作業を続ける。本の背表紙のシールを見て、番号を書き写す。二人で分担して進める作業。
彼が何も言わないから、私も何も言わない。だけど、それでも幸せだった。
285. 名無しさん@ピンキー 2007/10/28(日) 17:24:55
1時間ほど作業をして、やっと本の山が半分くらいになったとき、大里君が突然立ち上がった。
「どうしたの?」
私が尋ねると大里君は少し黙ったあとに短く答える。
「便所。」
そう言うと大里君はさっさと図書室を出ていってしまった。
私はほっと息をつく。隣に彼がいるだけで、息が詰まっちゃったもん。
そして、“つまっちゃったもの”はそれだけじゃなくって……
「私もトイレ、っと」
独り言を言いながら私は外にあるトイレの方に向かっていった。

私は女子トイレの個室に入ってスカートとパンツを下ろす。
「だいぶ溜まっちゃったかなぁ。今日はガス抜きしなかったもんなぁ」
お腹をさすりながら呟く。溜まっちゃったものは、もちろん……
「ふんっ」
『ぷすううぅぅぅぅぅ………』
私はそーっと、音がしないようにおならを出し始めた。
286. 名無しさん@ピンキー 2007/10/28(日) 17:26:28
壁越しに隣の男子トイレには大里君がいる。万が一彼に聞こえちゃう爆音が出ちゃったら、もう大変だ。
そう思って私はいつもより慎重に音なしおならを体の中から抜いていった。
次にトイレに入ってきた人はちょっと可哀想かも。でも、もう校舎内には誰も残ってないから大丈夫かな?
『すっかああぁぁぁぁぁ……』
私が溜まったガスを3分の1くらい抜き終えたとき、隣の個室から物音が聞こえた。
えっ?もしかして誰かいたの!?
私は焦る。すると次に聞こえてきたのは
「うぐあぁ!!」
という男の人の声だった。え?だってここは女子トイレだよ?なんで男の人の声が……
私は急いでパンツとスカートを履くと、個室を出た。するとそこには、鼻を押さえてうずくまる男子生徒が。
大里君かと思ったけど、もちろん違う。坊主頭の見知らぬ男子生徒。そしてその手には…、ビデオカメラ!?
男子生徒は私に構わず
「くせぇ…、くせよぉ…、ゲホゲホ……」
と嗚咽を漏らしている。ちょ、ちょっとまって、じゃあ、この人って、まさか…
そう思ったときには、私は「キャー!!」と悲鳴を上げていた。
287. 名無しさん@ピンキー 2007/10/28(日) 17:27:36
私が大声で叫んだのが外まで聞こえたようで、女子トイレの外から
「おい、吉岡か?どうした?」
という声が聞こえてきた。声で分かる大里君だ。私の悲鳴を聞いて、心配して声をかけてくれたんだ。
私は足下で充満した私のおならの臭いにもがいている男子生徒を見たまま、再び
「変態っ!!」
と叫んだ。そうだ、この人、トイレで私のこと、盗撮してたんだ…
でも男子生徒は私に気付く様子もなくもがき続けている。当たり前だ。私のガス抜き場面に立ち会って
しまったのだから。
私の「変態」という声を聞いた大里君は女子トイレのドアを叩きながら
「吉岡!大丈夫か!?入るぞ!」
と言う。「入っちゃダメ!」と言おうとした私だったけど、もう遅かった。
大里君は女子トイレのドアを開けて中に駆け込んできた。そして次の瞬間、鼻を覆って
「うげっ」
と声を漏らし、顔をしかめる。大里君は私を心配して助けにきてくれたのに、そこに充満しているのは…
私は泣きたくなった。ここにいる変態の盗撮魔はいいけど、大里君まで、私のおならを…
どうしよう、もう、どうしよう…
288. 名無しさん@ピンキー 2007/10/28(日) 17:28:47
でも、大里君は私の予想と裏腹な行動をとった。
頭を振って気合いを入れ直すと、その場にいる私と盗撮魔のことをきっと睨む。
どうして?普通の人なら卒倒するような卵臭が充満しているはずなのに…
大里君は倒れているカメラを持った男子生徒と私のことを見て、一瞬で何が起こったのか理解したようだった。
つかつかと男子生徒のところに歩み寄ると、その胸元を掴んで持ち上げた。
「おい、てめぇ!こんなところで何してんだ!言ってみろ!」
凄い剣幕だった。こんな大里君は初めて見た。大里君は私のために怒っているんだ…
その男子生徒は大里君の腕を無理矢理引き離すと、逃げるようにトイレを出ていった。
「あ、ありがとう、大里君…」
私はお辞儀をしてお礼を言う。大里君は私の顔から目線を逸らすと
「いいって、大丈夫だったか?あ、このカメラ、壊しておかないとな」
と言って落ちていた盗撮魔のカメラを踏みつぶす。
そうしたあと、ぽりぽりとほっぺを掻いてから、鼻を擦って言った。
「……女子トイレって、こんなに臭いもんなんだな」
も、もう、恥ずかしいなっw
289. 名無しさん@ピンキー 2007/10/28(日) 23:05:36
こらっ、大里、オマエだよ、オマエ!いいところで色男ぶりやがって
オマエさえ出てこなけりゃ、里子タンがあの男子生徒の顔の上に座って
最強のお仕置きをしてくれたんだ。もう二度と立ち直れないくらいの
キツーイやつを音もなくかましてくれたに決まっている
そうだよね  里子タン・・・
290. 名無しさん@ピンキー 2007/10/29(月) 00:44:23
大里君かっこえええええええええええええええ
今までにない斬新な展開にオレ大興奮
里子たん視点の文章もメチャクチャかわいい
GJ!!!
291. 名無しさん@ピンキー 2007/10/29(月) 06:54:23
盗撮してた男がうらやましすぎる件
295. 名無しさん@ピンキー 2007/11/11(日) 00:24:05
不覚にも勃起した…


296. 名無しさん@ピンキー 2007/11/11(日) 20:44:04
日曜日。私は勉強の気分転換に行く当てもなく散歩をする。
近所にある公園の前をさしかかると、数人の男の子が鬼ごっこをして遊んでいた。
小学校低学年くらいの彼らは私がベンチで休んでいると、軽やかな足取りで駆け寄ってくる。
「ねーねー、お姉ちゃん、一緒にあそぼうよ!」
ほっぺにばんそうこうをした男の子が私に言った。他の子達も
「遊ぼう!遊ぼう!」
と口々に言う。私はにこっと笑って立ち上がる。
「いいよ。何して遊ぼっか?」
もともと子供と遊ぶのは嫌いじゃない。気分転換にはもってこいだと思って。
「鬼ごっこ!最初の鬼はお姉ちゃんだぞ!」
男の子の人が元気よく言った。
「よーし、お姉ちゃん、足早いんだから!」
私はそう言って目をかくし、数を数える。
子どもたちがあたりに散っていく足音を聞きながら10を数え終えて、私は走り始めた。
297. 名無しさん@ピンキー 2007/11/11(日) 20:45:36
私は始めに目についた、野球帽を被った男の子を追いかけ始める。
私も運動神経には自信があった。それに相手は小学生だし、ここは手加減しておかないとね。
野球帽の子は思ったよりも足が速かったけど、追いつけないほどじゃない。
適度に苦労したふりをして、男の子においついた。
「はい、捕まえ――」
そこまで言って、足下に違和感。なんだろう。さっきまでとは違う、ちゃんとした地面を踏んでないみたいな…
次の瞬間には、私は地面に開いた穴に落下していた。
丁寧に枯葉や土がかけられ、カムフラージュされた穴。つまり落とし穴に、私は見事にハマってしまった。
「キャー!」
その落とし穴はかなり深くて、私は片足を完全にとられてしまった。たまらず尻餅をつく。
ああ、もう、ミニスカートを履いていたせいでパンツが汚れちゃう…
「な、なんなのよぉ…」
私が言うとさっきまでいた男の子達が全員集まってきた。彼らは私を指さして
「やーいやーい!ひっかかったー!」
と冷やかしている。この子達、始めから私を騙すつもりで…
も、もう!怒ったんだから!懲らしめてあげなきゃね!
298. 名無しさん@ピンキー 2007/11/11(日) 20:46:52
私は心の中で怒っていても、顔は冷静に微笑む。
立ち上がってお尻についた土を払ってから、私は男の子の一人を手招きして呼び寄せた。
「きみ、ちょっときて」
男の子は私がちっとも怒った様子をしていないのを不思議に思ったのか、首を傾げながらやってきた。
こういうところはまだまだ子供だな。人生の経験不足ってやつよ。
私はやってきた男の子の隙をついて彼の頭を軽く掴むと、自分自身は回れ右をして彼にお尻を向ける。
そうしてから反対側の手で自分のスカートをまくり上げる。男の子達は突然私がパンツを見せたことに
驚いたみたいだけど、小学生にパンツを見られるくらいだったら恥ずかしくもなんともない。
「きみたち!年上のお姉さんに悪戯しちゃだめなんだからね!」
私はそう言ってから軽くお腹に力を入れた。相手は小学生だから、手加減をして…
『ぶすっ』という音が出た後は、連続のおならだった。『ぶぅ、ぶすっ、ぶりりりっ』
周りに卵の臭いがたちこめる。危険を察知したカラスが鳴きながら逃げていく。
子どもたちも
「うわぁっ!くっせぇ!!」
「な、なんだなんだっ!」
と悶え苦しんでいた。
299. 名無しさん@ピンキー 2007/11/11(日) 20:48:11
私は最後に『ぶしゅうっ』とすかし気味のおならを放ってから、おならを止めた。
子どもたちは顔を青くして咳き込んでいる。でも手加減したから、倒れるほどじゃないはず。
「ね?もう年上の人をばかにしちゃだめだよ?」
スカートを戻しながら、優しく言う。
「わかった?」
子どもたちは首をがくがくと動かして頷いた。
その様子を見て私は満足して、にこっと笑ってあげた。
「じゃ、遊びに続き、しよっか!」
子どもたちはまだ顔を青くしながら、明らかに怖いものを見るような目をしながらまた頷いていた。
300. 名無しさん@ピンキー 2007/11/11(日) 21:48:09
きたー(*´д`)
小学生におしおき…いいなあw
301. 名無しさん@ピンキー 2007/11/11(日) 22:08:49
続編GJ
年下へお仕置きも良いけど、年下にお仕置きされるってシチュもやってほしい
302. 名無しさん@ピンキー 2007/11/11(日) 23:44:46
>>301

禿同

303. 名無しさん@ピンキー 2007/11/12(月) 02:14:35
とりあえず公園に落とし穴掘りに行きます
304. 名無しさん@ピンキー 2007/11/12(月) 23:31:05
『ぶぅ、ぶすっ、ぶりりりっ』に激しく萌えたw
305. 名無しさん@ピンキー 2007/11/13(火) 01:09:43
こういう悪戯すればオナラ嗅ぎ放題だったのか!!!!!!!!!!!!!!
307. 名無しさん@ピンキー 2007/11/13(火) 20:18:07
逆に落とし穴に落とされて上からガス攻めされたい

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最終更新:2012年03月11日 21:53