グウェントのルール

ゲームの流れ

手持ちのカードの中から22枚以上選んでデッキを作る。
デッキに組み込まなかったカードは当然使えない。
試合開始時にデッキの中からランダムで10枚を取り出し、それを手札に試合が始まる。
最大で3ラウンド行われるが、基本的にこの10枚で3ラウンドまで行う。
開始直前に2回だけカードを指定して、デッキから選びなおすことが出来る。

フィールドは近接・間接・攻城の3ラインに分かれており、それぞれ対応したラインのユニットを配置できる。
ユニットには戦力ポイントが記されており、お互いのプレイヤーは交互に1枚ずつカードを配置していく。
ラウンドが終了した時点で3ラインの合計戦力ポイントの高いほうがラウンド勝利者となり、フィールドのカードは全て墓地に再配置される。
3ラウンド合計でラウンド勝利数の多いほうが最終的な勝利者となる。連勝すれば2ラウンドで終わる。

1ラウンドごとにカードは全て墓地に行くので、最初から全力を出し切らず後のラウンドのことを考慮しておくべきである。

天候カード

フィールドには近接・間接・攻城のほかに天候カードも配置できる。専用のスペースがある。
天候カードの効果は敵味方を問わず、フィールドの全ユニットに影響する。
吹雪 全近接ユニットの戦力を1にする
濃霧 全間接ユニットの戦力を1にする
豪雨 全攻城ユニットの戦力を1にする
スケリッジの嵐 要DLC
全間接&攻城ユニットの戦力を1にする
晴天 現在設置されている天候カードを除去する

天候カードは何枚でも設置できる。
たとえば吹雪・濃霧・豪雨の3枚とも設置すると、ほぼ全ユニットの戦力が1になる。

晴天は設置後すぐ消滅してしまう。たとえば吹雪のあとに晴天を設置すると吹雪は消える。
しかしその後また別の天候カードを設置すると、再び晴天をおくまでは効果を有する。

スペシャルカード

カードの中には戦力値のないスペシャルなカードも存在します。
ユニットカードとも天候カードとも少し扱いが異なるので、別に扱います。

おとり フィールドに出ているユニット1枚を手札に戻し、代わりに設置する
焦土作戦 フィールドに出ているユニットの中で最も戦力値の高いカードを破壊する
指揮官の角笛 設置したラインのユニットの戦力値を2倍にする

「おとり」
「おとり」でユニットを回収すると当然その分の戦力値は減らされます。
基本的に相手が設置した諜報員を回収したり、負けが確定した時にパスする前に目ぼしいユニットを回収するときに使います。

「焦土作戦」
「焦土作戦」には敵味方・枚数は考慮されません。
例えば最も高い戦力値が8で、そのユニットが複数出ていた場合、全て破壊されます。
「固い絆」などは格好の的になります。

「指揮官の角笛」
「指揮官の角笛」は各ラインに1枚ずつしか配置できません。


ユニットのアビリティ

ユニットの中には特別なアビリティを持ったものがあり、試合に様々な影響を与える。
中には複数のアビリティを保持するユニットもある。
ヒーロー 金の縁取りで戦力値が黒地に白で描かれている。スペシャルカードやアビリティの影響を受けない。
医師 墓地から1枚ユニットを指定してフィールドに設置します。復活したカードのアビリティも有効になります。
鋭敏 近接・間接の好きなほうに設置できる。設置後は動かせない。
鼓舞 同じラインの自分以外の全戦力を+1させる。複数設置すると効果は重複する。
固い絆 同じ名前(絵柄)のカードを2枚配置すると、戦力ポイントが2倍になる。3枚なら3倍になる。
指揮官の角笛 同じラインの自分以外の全戦力を2倍にする
集結 同じ名前のカードを手札・デッキから探し即座に設置する
焦土作戦 -近接‐ 設置時に相手の近接ラインの戦力値の合計が10以上の場合、相手の近接ラインで最も戦力値の高いユニットを破壊する。
諜報員 相手陣営のラインに設置され、相手の戦力値に加算されますが、デッキから2枚カードを引けます

「ヒーロー」
「ヒーロー」は天候や焦土作戦の影響を受けませんが、医師や角笛などの効果も受けません。

「医師」
「医師」で復活させたカードのアビリティも発動します。例えば医師で復活させたユニットが医師を持っていれば、さらにもう一枚復活させることが出来ます。

「集結」
「集結」で集合するのは同じ名前で違う絵札のユニットです。ワイルドハントの集結は特殊で、同じ種族のユニットが集結します。
例えば【吸血鬼】ですが、吸血鬼カタカンというユニットは1枚しか存在しませんが、「集結」を持っています。誰が来るかというと
吸血鬼エキマムーラ・吸血鬼ガルカイン・吸血鬼ブルクサなどの同じ【吸血鬼】族が集まってきます。
他に【妖婆】も同じ名前ではなく同じ種族が集まります。
アラキスはさらに特殊で、アラキス族が全員集結するのは攻城ユニットのアラキス・ベヒモスだけです。
近接のアラキスを設置しても、あつまるのは近接だけで、アラキス・ベヒモスは集まってきません。

「焦土作戦 -近接-/-間接-」
「焦土作戦 -近接-/-間接-」はスペシャルカードの焦土作戦と違い、相手のユニットのみが破壊対象です。
ただし、指定したラインの戦力合計値が10以上で、破壊対象も指定されたラインのみという制約を受けます。

「指揮官の角笛」
「指揮官の角笛」アビリティを持っているのは、基本はニュートラルのダンディリオンのみです。
DLCを導入することで攻城にも角笛持ちが出現しますが、ニュートラルではありません。
アビリティとしての角笛とスペシャルカードの角笛は効果が重複します。戦力は最大で4倍になります。


バフ・デバフ

上記のようにユニットの戦力は様々な要因で上下します。
上下する要素が複数同時に存在するとどうなるかは、知っておくべきでしょう。

まず真っ先に効果が出るのが、天候のデバフ効果です。
固い絆や鼓舞などのバフ効果はそのあとに計算されます。
焦土作戦の破壊対象も諸計算後の最終的な戦力値が対象になります。


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最終更新:2024年04月11日 20:21