防御の基礎知識

戦いで基本となるもう一つの技術が防御だ。
ただ正面装甲を向けているだけでは駆逐などに簡単に貫通されてしまう。
ここでは防御技術を教えよう。

≪昼飯の角度≫
このゲームも史実同様に敵に対して車体を斜めに傾けることで避弾経始の効果を作り出すことができる。
車体を1時(もしくは11時)方向に傾けることで装甲に角度を持たせ
防御効果をあげるこの行動を時計の針に見立てたのが俗にいう「昼飯の角度」である。
戦車によって正面に比べて側面が非常に薄い、または同じくらい厚いということもあり、
そのため最適な角度は戦車ごとに異なる。前面と側面の実装甲厚がほぼ同じになる最適角を把握する事で、
そこからどちらに傾けるかで自分で装甲バランスをコントロールするが出来る。
逆に、敵に砲撃を行う場合は、(装甲厚が同じなら)直角に着弾する位置を狙えば貫通しやすくなる。
敵と対峙する際には常に車体の角度を気にするようにしよう。
ちなみに同じ理屈を採用したものが上項目の傾斜装甲である。
傾斜装甲をもった戦車を低い位置から撃つと貫通しないことが多いが、
これも避弾経始の効果によるものである。楔形の傾斜装甲の車体は、
もとからあるその傾斜の角度を減じてしまう事もあるので注意しよう。

≪豚飯(豚式昼飯、英:Sidescrape Position)≫
遮蔽物で前面・前面下部または背面を完全に隠し、側面のみをごく浅い角度で晒して跳弾を狙うテクニック。
車体後部に砲塔のある車両と相性がとても良い。
自身の砲身が通る位置までは敵の射線も通っているという事に注意。
豚飯状態で砲撃する場合、砲身を撃たれたくない装甲面より外側に向ける必要がある。
必然的に全周囲砲塔でなければほぼ不可能と言える。
但し砲撃をしない豚飯であれば、砲塔のない駆逐戦車などでも可能である。
一旦前面を完全に隠した豚飯状態で側面に攻撃を受けるまで待ち、
相手のリロード時間に反撃するのは殆どの車両で使える常套テクニックになる。



欠点としては
  • 使える状況が限定される。
(他に味方がいると移動の邪魔をしてしまう、同じ場所に居座る為自走砲に狙われやすい等)
  • 攻撃の後、遮蔽物の後ろに完全に隠れるのが難しい。
  • 傾斜角度はHE(榴弾)の非貫通弾に対して効果がない(但し履帯に当たればダメージ減少効果がある)
  • 側面装甲及び角度が足りず貫通された場合、
弾薬庫や燃料タンクへの被害・炎上など重大なダメージを負う危険性が高い。
防御手段の引出しの一つとして状況に応じて使い分けよう。

(World of Tanks Wiki*から引用)







≪稜線射撃 (ハルダウン)≫

何かを利用して車体を隠す戦術を総じてハルダウン(Hull down)と呼ぶ。
稜線射撃は丘や坂の頂点付近で地形を利用して車体 (Hull) 
を隠し砲塔だけを露出して砲撃する射撃方法のこと。



被弾する面積を大幅に減らし、被弾場所も防盾で比較的装甲が厚い砲塔に限定することができる。
特に遠距離狙撃時や精度の悪い砲だと小さな砲塔を狙い撃つのは
困難かつ当たっても弾かれる可能性が高いのでやられると厄介な戦術。
また、ハルダウン中は車体に攻撃を受けることは無いので、
砲塔だけを出した状態で車体を横向きにし、
左右に揺さぶりをかけ続けるテクニックを使うと、
敵は砲塔に射撃することがますます困難になる。



坂の角度がきつすぎたりすると車体を隠せないこともあるので注意。
砲の俯角が広いアメリカ戦車、とりわけT29系列のような砲塔が重装甲な戦車には必須のテクニック。

(World of Tanks Wiki* より引用)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年09月06日 00:03
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|