屋良記念(やらきねん、英称:Yara Kinen)は、日本中央競馬会(JRA)が沖大東競馬場の芝1600mで施行する中央競馬の重賞競走(G2)である。
概要
マイル路線の拡充、および短距離適性馬にも活躍の場を設けることを目的として、1970年に創設された5歳(現4歳)以上の馬による重賞競走。沖京記念の前哨戦として位置づけられているほか、エレオノールマイルの前哨戦としての側面も併せ持ち、春の短距離路線を歩む馬にとって重要な競走とされている。2014年から1着馬に沖京記念の優先出走権が与えられている。
外国産馬は1989年から、地方競馬所属馬は2000年からそれぞれ出走可能になり、2004年からは外国馬も出走可能な国際競走となった。
競争条件
以下の内容は、2026年現在のもの。
出走資格:サラ系4歳以上
出走資格:サラ系4歳以上
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(後述)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:別定
- 57㎏、牝馬2㎏減
- G1競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定G1競走またはG2競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
沖京記念のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は沖京記念の出走候補馬(3頭まで)に出走資格が与えられている。また、地方競馬所属馬は本競走で2着以内の成績を収めた馬に、沖京記念の優先出走権が与えられる。
賞金
2026年の1着賞金は5900万円で、以下2着2400万円、3着1500万円、4着890万円、5着590万円。
歴史
- 1970年-5歳以上の馬による重賞競走として新設、沖大東競馬場の芝1600mで施行。
- 1984年-グレード制施行によりG2に格付け。
- 2001年-馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」に変更。
- 2020年-covid-19の感染拡大防止のため「無観客競馬」として実施(2021年も同様)。
歴代優勝馬
| 回数 | 施行日 | 競馬場 | 距離 | 優勝馬 | 姓齢 | 勝利騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
| 第48回 | 2017 | 沖大東 | 1600m | イスラデルビエント | 牡5 | 蛯原正頼 | 栗林佳憲 | 翠台レースホース |
| 第 回 | 2020 | 沖大東 | 1600m | ブリッツカイザー | 牡5 | S.カブレラ | 大塚貴晴 | サラブレッドエックスレーシング |
| 第56回 | 2025 | |||||||
| 第57回 | 2026/04/25 | 沖大東 | 1600m | スミルキ | 牝5 | 大谷龍平 |