ポール・ローリンズ
概要
純粋で好奇心旺盛な性格。魔女の
エグレンタイン・プライスの魔法に関心を寄せたり、伝説とされるおとぎ話もすぐに信じる。最年少ゆえに冒険では当てにされていない節があるが、最も速く核心をつく意外な一面もある。
エピソード
プライスは子供たちに魔女であることを黙ってもらう代わりに、ポールに旅の呪文を施したベッドかざりを渡す。その時、戦局の悪化により通信魔女大学が閉鎖されたことを知ったプライスは子供たちと一緒に、一番知りたかった最後の呪文である「サブスティテューシアリー・ロコモーション」を教わるために魔法のベッドで
エミリアス・ブラウン学長のもとへ向かう。しかし、ブラウンは詐欺師のマジシャンで、彼が通信魔女大学で教えていた呪文は古い書物で見つけたものを適当にアレンジしただけだった。プライスはブラウンの正体を知って驚くが、ブラウンはプライスが本当に魔法を使えることを知ってさらに驚く。
「サブスティテューシアリー・ロコモーション」の呪文が書かれた書物の半分を探して
ポートベロー・ロード*へ行ったプライス、ブラウン、子供たちは書物の半分を持つブックマンに呼び止められる。本だけでは呪文が完成しなかったため、呪文が書かれた
アストロスの星を探して
ナブンブー島を訪れる。島のサッカー大会に参加した一行は
レオニダス王の首飾りがアストロスの星であることに気づき、帰り際に回収する。島を出た時に首飾りは消えてしまうが、ポールが絵本の中から首飾りの挿絵を見つけたことで、呪文を発見する。プライスが無生物に命を与える「サブスティテューシアリー・ロコモーション」を身につけると、子供たちはブラウンに父親代わりになってほしいとねだるが、いたたまれなくなったブラウンはロンドンへ帰ることを決める。
その晩、
ドイツ*軍が軍事演習のためにプライス宅に侵入し、子供たち共々監禁されてしまう。一方、プライスや子供たちを忘れられないブラウンはプライス宅に戻って状況を把握。プライスたちを救出する。プライスは「サブスティテューシアリー・ロコモーション」を使って屋敷中の鎧に命を宿し、ドイツ軍を撤退させる。戦いの末、プライスの魔法の道具は破壊され、彼女は魔力を失った。その後、ブラウンは彼女の勇気に感銘を受けて兵役につくことに決め、戻ってきた暁にはプライスや子供たちと家族になることを約束する。
登場作品
1970年代
実写キャスト
声
最終更新:2024年09月08日 15:01