マーリン (ファインディング・ニモ)

マーリン

名前：Marlin
デビュー：『ファインディング・ニモ』（2003年）

概要

グレートバリアリーフ*に住むカクレクマノミ。妻のコーラル*をバラクーダの襲撃により失い、一人だけ生き残った息子のニモを守り抜くと誓う。

そのため、過保護に育てたあまりニモには煙たがられてしまう。勇気を見せようとしたニモが人間のダイバーにさらわれてしまい、マーリンは息子を探す旅へ出る。途中、忘れっぽいナンヨウハギのドリーと出会い、友情を育みながら、彼自身もたくましく成長していく。

エピソード

ファインディング・ニモ

舞台はオーストラリア*、グレートバリアリーフ*の海。カクレクマノミのマーリンと妻のコーラル*は子供たちの誕生を心待ちにしていた。しかし、突然のオニカマスの襲撃によってマーリンは妻と卵を失ってしまう。たった一つ残った卵にニモと名付け、何があっても守り抜くと誓う。

6歳になったニモは過保護な父マーリンにウンザリしていた。学校の初登校日、ニモは遠足で同級生たちに度胸を見せようと人間の船に近づくが、そこでダイバーに捕まってしまう。マーリンは忘れっぽいが人間の文字を読むことができるナンヨウハギのドリーを相棒に、息子を救うために広大な海へと旅立つ。

マーリンとドリーが迷い込んだのは大きなサメトリオ（ブルース*、アンカー*、チャム*）のミーティング。そこでマーリンはダイバーのゴーグル*を発見し、ニモが連れ去られた家の住所を特定することに成功する。シドニーを目指すマーリンとドリーは、アオウミガメのクラッシュとその群れに救われる。2人はカメたちと海流に乗ったり、クジラに吹き飛ばされながら、シドニーの港に到着する。コシグロペリカンのナイジェルの協力でニモのもとへたどり着いたマーリンとドリーは、ニモの無惨な姿を目にして唖然。マーリンはドリーと別れると一人家路につく。

実はニモは魚殺しの異名を持つ女の子の魔の手から逃げるために死んだふりをしていた。ニモは死んだものと見なされて流され、排水管から海へと脱出する。ニモはそこで偶然ドリーと出会い、マーリンとの再会が実現する。今度はドリーが漁港網に引っかかってしまうが、ニモのリーダーシップによって彼女を救出する。その後、マーリンとニモはドリーと共にグレートバリアリーフに帰り、三人で暮らすことに。