エンジェル
概要
ジャンバ・ジュキーバ博士が作った試作品624号。ピンク色のメスのエイリアンで姿は
スティッチに似ており、頭から2本の長い触覚が生えている。彼女の歌声には良い子になったエイリアンを悪い子に戻してしまう効果がある。この効果を打ち消すには、彼女の歌声を逆再生して聞かせる必要がある。
歌声はジャンバの作った試作品だけでなく、ジャンバのような改心したエイリアンにも有効だが、エンジェルより後に作られた試作品には無効となっている。
エピソード
第30話「エンジェル」に登場。
リロ・ペレカイと
スティッチは、町で
ガントゥが試作品624号を捕まえようとしているところを目撃する。スティッチは路地で追い詰めた624号に一目惚れし、エンジェルと名付ける。リロはエンジェルを疑っていたが、やむを得ず
リロの家へと連れて帰ることにした。
動物の恋愛ドキュメンタリーに凝っていた
ウェンディ・プリークリーはスティッチとエンジェルの様子をビデオカメラに収め始める。エンジェルはスティッチに歌を贈り、スティッチは喜ぶ。二匹の仲の進展が気に入らないリロはエンジェルに別の部屋で寝るように指示する。リロは
ジャンバ・ジュキーバ博士にエンジェルの能力を訊ねようとしたところ、エンジェルが乱入してきて歌を歌う。話の続きを急かすリロに、ジャンバは「エンジェルは安全」と答えるのみであった。
実はエンジェルの歌声には良い子になったエイリアンを悪い子に変えてしまう能力があり、彼女はガントゥの手先として働いていた。エンジェルはジャンバや町中の試作品を悪者に戻し、
ハムスターヴィール博士はその試作品で宇宙をめちゃくちゃにしようと企んでいた。リロはプリークリーの撮影したビデオから、エンジェルの首輪に飼い主の電話番号が付いていることに気付く。リロはその電話番号がハムスターヴィールのものであることに驚く。
エンジェル、ガントゥ、
試作品625号は悪い子になった
スラッシー、
リクター、
キックス、
スパーキー、
イン、
ヤン、
キャノンボールを連れて宇宙に飛び立とうとしていた。スティッチはこれを止めるためにロケットに乱入するがイトコたちに襲われる。傷つけられるスティッチの様子を見たエンジェルは改心し、歌を逆から歌ってイトコたちを改心させた。スティッチ、スパーキー、リクターは宇宙船の発射を阻止したが、エンジェルはガントゥに連れ去られてしまう。落ち込むスティッチだが、この一件で愛が素晴らしいものであることを学ぶ。
第61話「レミー」では、リロの夢の中に登場。プリークリーのコンガダンスの前から4番目で踊っていた。
第64話「スナフ」では、エンジェルはガントゥと625号に騙されて歌声を録音されてしまう。ガントゥは彼女の歌声を使って町中の試作品を悪い子に戻そうとするが、
試作品120号の妨害によって失敗。エンジェルら捕らわれた試作品のもとへリロとスティッチと仲間たちが駆けつける。リロとスティッチも120号のせいで捕まってしまうが、スティッチとエンジェルの愛に感激した120号は妨害をやめ、スティッチと仲間たちは無事に脱出する。
ジャンバの試作品データベースに表示される。
冒頭、試作品すべてを回収したリロたちが表彰される場面に画像が表示される。
リロイによって他の試作品たちとともに
アロハ・スタジアムに集められてまとめて始末されそうになる。そこへリロとスティッチたちが現れ、イトコたちとハムスターヴィール博士率いるリロイのクローン軍団の戦いが始まる。当初は善戦するイトコたちだが、圧倒的なパワー差に押されてしまう。リロとスティッチが仲間たちを率いてリロイの弱点である「
アロハ・オエ」を演奏し始めるとスタジアムは大熱狂。リロイのクローン軍団とハムスターヴィール博士は刑務所送りとなる。
最後には、リロとスティッチの家族写真に参加した。
第1話「イチャリバチョーデー」でカメオ出演した後、第6話「すきすき!エンジェル」から本格的に登場する。全13エピソードに登場。
ゲーム
2023年8月1日に開始したシーズン3から登場する「リロ・アンド・スティッチ」のレーサー。タイプはトリックスターで、レアリティは「コモン」。レーサー名は「エンジェル」。所有スキルは「ハック」「ショット」「ブースト」「シールド」。そのうち「ハック」と「シールド」はレーサーがスターアップすると強化される。
ユニークスキル「サイレンソング」の効果は下表の通り。専用クルー「
ルーベン」によって強化することができる。
ノーマル |
エンジェルが心安まる歌を歌って、近くにいる全てのライバルを一定時間スローダウンさせる。 エンジェルとライバルは無敵状態になる。 |
チャージ |
エンジェルが元気になる歌を歌うと、エンジェルと近くにいる全てのライバルが一定距離を、定期的に前方へダッシュする。 |
テーマパーク
登場作品
2000年代
2010年代
2020年代
声
最終更新:2024年09月09日 00:20