アビゲイル・ハードスクラブル
概要
モンスターズ・ユニバーシティ*の学長を務める女性のモンスター。ムカデのような胴体に、ドラゴンのような立派な翼を持つ。怖がらせ学部の学部長も務めており、怖がらせ学部の授業の教室には彼女が記録した最高成績の
悲鳴ボンベ*が飾ってある。
彼女の名前についているディーン(Dean)とは学長のことであるため、「ディーン・ハードスクラブル学長」と表記するのは誤り。ディズニー公式イベントでも間違えることがある。
エピソード
モンスターズ・ユニバーシティ*の怖がらせ学部の授業を訪れたアビゲイル・ハードスクラブル学長は「この学部では能力のない者は育てない」と宣言し、学生たちにプレッシャーを与える。
怖がらせの試験当日、努力家の
マイク・ワゾウスキと才能溢れる自信家の
ジェームズ・P・サリバン(サリー)はいがみ合ううちに学長の最高成績を収めた
悲鳴ボンベ*を落としてしまう。急遽その場で学長直々に試験を受ける二人だが、知識だけのマイクと才能だけのサリーは怖がらせ屋に向いていないと一蹴され、悲鳴ボンベ学部に転部を命じられる。マイクは学生団体主催の
怖がらせ大会*に参加し、優勝したら怖がらせ学部への復帰、負けたら退学という条件で学長と交渉する。マイクとサリーはお互いの利益のため、やむを得ず手を組み、弱小クラブ「
ウーズマ・カッパ*」に入部する。
勝利のために暴走するマイクとサリーはチームメイトを置いてけぼりにして1回戦に敗退する。二人に退学を言い渡そうとする学長だったが「
ジョーズ・シータ・カイ*」の不正が判明し、「ウーズマ・カッパ」は繰り上げで2回戦に進出する。大会を勝ち進む過程でマイクとサリーは和解する。その日から知識豊富なマイクの指導の下、メンバーたちは熱心にトレーニングに励み、決勝まで駒を進めた。学長に勝利宣言するサリーだが、「あなたはマイクを怖いと思いますか?」と訊かれ、言葉に窮してしまう。
しかし、程なくしてサリーがマイクの番のみシミュレーターの難易度を下げていたことが判明する。自分が信じられていなかったことにショックを受けたマイクは人間界に行って自分の実力を証明しようとする。マイクと彼を助けに行ったサリーが人間界にいるにもかかわらず、学長は
CDA*が到着するまで人間界のドアを封鎖する。閉じ込められたマイクとサリーはお互いの長所を活かして、様子を見に来た人間の大人たちを怖がらせることに成功する。その悲鳴は学長の最高成績を遥かに上回るものだった。
マイクとサリーは退学することとなり、「ウーズマ・カッパ」の他のメンバーたちは怖がらせ学部への転部が認められた。学長から退学は取り消せないながらも実力を認められる。学長からは二人の退学が一面で報じられた新聞を渡される。その裏面には
モンスターズ・インク*の郵便係の求人広告があった。
登場作品
2010年
声
最終更新:2024年09月08日 20:52