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マイク・ワゾウスキ

名前:Mike Wazowski
デビュー:『モンスターズ・インク』(2001年)

概要

おしゃべりでお調子者の一つ目のモンスター。胴体は緑色。モンスターズ・インク*No.1の怖がらせ屋ジェームズ・P・サリバン(サリー)のアシスタントを務めている。

会社の受付嬢セリア・メイと社内恋愛をしている。書類整理が苦手なので、受付事務のロズ*を苦手としている。

フライトン小学校*の遠足でモンスターズ・インクを訪れた際、当時のナンバーワンであった憧れのフランク・マッケイ*と出会い、怖がらせ屋を目指してモンスターズ・ユニバーシティ*へと進学。大学時代は真面目で努力家だったマイクは、才能あふれるうぬぼれ屋のサリーと出会い、人生が大きく動いていく。

エピソード

モンスターズ・インク

ジェームズ・P・サリバン(サリー)とマイク・ワゾウスキは、人間界の子供から悲鳴エネルギーを集めて街に供給するモンスターズ・インク*で成績No.1の怖がらせ屋コンビとして、順風満帆の人生を送っていた。その一方で、モンスターズ・インクは子供が怖がりにくくなっている現状でエネルギー危機に直面していた。

マイクは恋人のセリア・メイの誕生日にハリーハウゼン*でのディナーをプレゼントする。そこへサリーが人間の女の子を連れて乱入する。モンスターは人間に直接触れると危険であるため、マイクは慌てる。やがてハリーハウゼンで女の子が目撃され、モンストロポリス*は大騒ぎに。サリーとマイクはCDA*(子供検疫局)の捜索を逃れて自宅に戻る。サリーは女の子を人間界に帰そうとするが、ブーと呼ぶうちに父親にも似た感情が芽生えてしまう。

翌朝、サリーとマイクはブーにモンスターの着ぐるみを着せてモンスターズ・インクに出社するが、社内はCDAでいっぱいだった。ランドールがブーを狙っていると知ったマイクはブーと間違えてランドールに誘拐される。ランドールは子供から強制的に悲鳴を吸引する装置を開発していた。マイクを救出したサリーは、社長のヘンリー・J・ウォーターヌースにランドールの悲鳴吸引器を告発する。実はその研究は、会社の業績悪化に悩むウォーターヌースがランドールに命じたものだった。計画がばれたウォーターヌースはブーを奪い、サリーとマイクをヒマラヤ*へと追放する。

サリーとマイクは吹雪の中で陽気な雪男のイエティに助けてもらう。サリーはマイクと仲違いし、自分ひとりでブーを助けるため、近くの民家の子供部屋からモンスターズ・インクへと戻る。サリーは待ち伏せしていたランドールに襲われるが、サリーの後を追ってきたマイクに救われ、二人は和解する。ランドールからブーを取り戻した二人はブーの部屋に通じるドアを探しながら、追ってきたランドールを人間界に閉じ込めることに成功する。そしてサリーがブーを彼女の部屋に帰したところにウォーターヌースが現れる。ウォーターヌースは会社の危機を守るためには何人でも誘拐すると宣言する。実はサリーがウォーターヌースをおびき出したのはブーの部屋ではなく、社内の研修室だった。マイクはウォーターヌースの犯罪計画を録画し、CDAに密告、ウォーターヌースは逮捕される。モンスターズ・インクに潜入中だったCDAのボスであるロズは事件を収束するためにブーの部屋のドアの処分を宣言する。サリーとマイクは名残を惜しみながらブーに別れを告げる。ブーのドアが切断されると、サリーはブーのドアの破片を一つ回収する。

ブーとの冒険の中で子供の笑い声に悲鳴の10倍のエネルギーがあることを発見したサリーは、モンスターズ・インクの新社長に就任し、事業を怖がらせ屋から笑わせ屋に変更。マイクがNo.1の笑わせ屋として活躍していた。そんなマイクが切断されたドアを修理してサリーにプレゼントする。サリーは自分が持っていた最後のドアの破片をはめ込み、ドアの中に入る。サリーは聞き馴染みのある呼び声を聞いてそっと微笑んだ。

エンド・クレジットでは、映画本編を再現したミュージカル「とにかくそれを送り返そう、さもないと」を社内で上演することになる。マイクは本人役を演じるほか、監督・脚本・製作も務める。

モンスターズ・ユニバーシティ

マイクとサリーがモンスターズ・インクに入社する前の大学時代の物語。

フライトン小学校*の遠足でモンスターズ・インクを訪れたマイクは、怖がらせ屋のエースであるフランク・マッケイ*に憧れて彼の母校であるモンスターズ・ユニバーシティ*を目指す。夢叶って晴れて大学生になったマイクは怖がらせ学部に入り、身体の色を変える能力を持つ恥ずかしがり屋のランドールとルームメイトになり、仲良くなる。

一生懸命勉強に励むマイクの前に、才能に溢れて努力をしないサリーが現れる。ある晩、サリーはライバル校のフィアーテック大学*のマスコットであるブタのアーチー*を盗み、マイクの部屋に逃げ込む。サリーの活躍を見たジョニー・ワーシントンはサリーをエリートのクラブ「ロアー・オメガ・ロアー*」に勧誘する。誘ってもらえないマイクはサリーとジョニーから痛烈な言葉を受ける。

怖がらせの試験当日、マイクとサリーはいがみ合ううちにアビゲイル・ハードスクラブル学長の最高成績を収めた悲鳴ボンベを落としてしまう。急遽その場で学長直々に試験を受ける二人だが、知識だけのマイクと才能だけのサリーは怖がらせ屋に向いていないと一蹴され、悲鳴ボンベ学部に転部を命じられる。マイクは学生団体主催の怖がらせ大会*に参加し、優勝したら怖がらせ学部への復帰、負けたら退学という条件で学長と交渉する。マイクはやむを得ず弱小クラブの「ウーズマ・カッパ*」に入部するがメンバーが一人足りない。親友のランドールは見限られたサリーの代わりに「ロアー・オメガ・ロアー」に勧誘されていたため、マイクは仕方なく怖がらせ学部に戻りたいサリーをメンバーに引き入れる。

マイクとサリーは暴走するも、1回戦は「ジョーズ・シータ・カイ*」の不正で、2回戦はマイクとサリー以外のメンバーのチームワークのおかげで何とか突破する。「ウーズマ・カッパ」は「ロアー・オメガ・ロアー」主催のパーティーに参加するも、そこで辱めを受けてしまう。自信を失ったメンバーたちを、マイクは夜間のモンスターズ・インクに連れて行く。「本物」のモンスターたちの姿を見たマイクとサリーはお互いの目指すものが同じであると気付き、和解する。その日から知識豊富なマイクの指導の下、メンバーたちは熱心にトレーニングに励み、決勝まで駒を進めた。

決勝は実践同様、怖がらせシミュレーター*で子供を脅かし、6人の総合スコアで競う内容であった。「ロアー・オメガ・ロアー」相手に善戦するメンバーたち。五番手のサリーの迫力でしくじったランドールは恥をかき、サリーを憎むようになってしまう。最終戦ではジョニーのスコアをマイクが大きく上回り、「ウーズマ・カッパ」が優勝する。

しかし、程なくしてサリーがマイクの番のみシミュレーターの難易度を下げていたことが判明する。自分が信じられていなかったことにショックを受けたマイクは人間界に行って自分の実力を証明しようとする。人間の子供に「なんだか面白い」と言われてしまったマイクは慌てて外に飛び出す。彼を助けに来たサリーはマイクを友達と認め、自分の弱さを打ち明ける。二人はモンスター・ワールドに戻ろうとするが、大人たちが様子を見に来てしまう。マイクとサリーはお互いの長所を活かして大人たちを怖がらせることに成功する。その悲鳴は学長の最高成績を遥かに上回るものだった。

マイクとサリーは退学することとなり、「ウーズマ・カッパ」の他のメンバーたちは怖がらせ学部への転部が認められた。学長から退学は取り消せないながらも実力を認められた二人は大学の正門の前で別れを交わす。だが、サリーは「自分にはお前が必要だ」と告げ、マイクも「二人でモンスターズ・インクで働こう」と提案する。二人はモンスターズ・インクの郵便係に応募し、そこから社員食堂や悲鳴ボンベ倉庫の仕事を担当、怖がらせ屋の採用試験に合格して怖がらせ屋コンビとしての1日目をスタートさせる。

その他

ファインディング・ニモ』のエンド・クレジットの最中にダイビング中のマイクが横切る。

カーズ』のエンド・クレジットでは、サリーとマイクとイエティを再現した自動車の映画が上映されている。

カーズトゥーン メーターの世界つくり話』の第4話『メーターの東京レース』では、自動車となったサリーとマイクが「ハリーハウゼン*」の店内から走り去るメーターを眺めている。

ベイマックス』では、ヒロ・ハマダの部屋にマイクのゴミ箱が置かれている。

リメンバー・ミー』では、サンタ・セシリア*にマイクをモチーフにしたピニャータが飾られている。

ゲーム

Disney ミラー・ウォリアーズ

ミラーバースの魔力の源である星の鏡の守護者として登場。

キャッチフレーズは「モンスター級のメカ友」の支援系キャラクター。味方全員の防御力を上げるほか、強攻撃で味方を回復することができる。必殺技はアーマーを得るほか、相手の攻撃をおびき寄せる。

  • アビリティ
コア・アビリティ プロコーチ
必殺技 結集の叫び
特殊アビリティ 俺らはチームだ!

  • スキル
レベル12 基本級スキル 一つ目の監視役
レベル15 基本級スキル 友情の大切さ
レベル20 上級スキル 頼みを聞いてくれ
レベル20 上級スキル 励ましの言葉
レベル25 上級スキル マジな脅威
レベル30 エリート級スキル お前ならできる!

ディズニー スピードストーム

2023年4月18日に開始したシーズン1から登場する「モンスターズ・インク」のレーサー。タイプはスピードスターで、レアリティは「コモン」。所有スキルは「ブースト」「ショット」「ハック」「シールド」。そのうち「ブースト」と「ハック」はレーサーがスターアップすると強化される。

ユニークスキル「ドアを閉めないで」の効果は下表の通り。専用クルー「スミティ*ニードルマン*」によって強化することができる。

ノーマル 自分の前にドアが1つ出現する。
このドアをくぐると一定距離、前方にテレポートする。
ライバルがドアをくぐると、一定距離、後方にテレポートする。
チャージ 離れた前方にドアが2つ出現する。
ドアをくぐると一定距離、前方にテレポートする。
ライバルがドアをくぐると、一定距離、後方にテレポートする。

登場作品

2000年代



2003年
ファインディング・ニモ(カメオ出演)

2006年
モンスターズ・インク:マイクとサリーのレスキュー ※ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー
カーズ(カメオ出演)

2007年
モンスターズ・インク:ラフフロア ※マジック・キングダム

2008年
ウォーリー(カメオ出演)
カーズトゥーン メーターの世界つくり話(カメオ出演)
メーターの東京レース(カメオ出演)

2009年
モンスターズ・インク “ライド&ゴーシーク!”* ※東京ディズニーランド

2010年代

2010年
トイ・ストーリー3(カメオ出演)





2017年
リメンバー・ミー(カメオ出演)

2018年
Disney Heroes: Battle Mode ※ver0.4:2018年5月追加


2020年代



2023年
ディズニー スピードストーム ※シーズン1(2023年4月)



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キャラクター
最終更新:2024年05月01日 18:28