【地名】 |
コトブキ町 |
【読み方】 |
ことぶきちょう |
【分類】 |
建物・場所 |
【登場作品】 |
『2』 |
【BGM】 |
決意を胸に |
【詳細】
『2』に登場した
デンサンシティの郊外にある住宅地。
一軒家が少なく、マンションが多いのが特徴。
大勢の人々が暮らす住宅街としての発展が期待されていたが、
ゴスペルが本拠地として利用し始める。
人間の体に悪影響を及ぼすほどの電磁波を垂れ流し始めたため、ほとんどの住民はこの町を出て行ってしまった。
『2』終盤ではゴスペルのサーバーが撒き散らす電磁波の影響により、電脳世界と現実世界が融合するという超常現象が起こっている。
回路基板のような模様が走る道や建物、空を覆い尽くす黒雲など異様な雰囲気が漂う。
駅前エリアの中央にそびえ立つマンションは既に上半分が電脳世界に飲み込まれている。
当初は電磁波の影響で
メトロラインの運航が出来ず、物語終盤で特殊なコーティングに施された特別車両が作られたことで、ようやくゴスペルの本拠地に向かうことができるようになった。
その影響で、
マリンハーバーからしか来ることができない。
住人はほとんどが去っており閑散としているが、ゲーム中では2人だけまだ残っている人が居る。
比較的電磁波が弱いはずの駅前に居る男性は「気分が悪い」と訴え、マンション前に居る男性は「平衡感覚がおかしくなってまともに歩くことすらできない」と言っているため、とてもまともに生活できるような場所ではなくなっているようだ。
この町を滅茶苦茶にしている元凶は中央のマンションで、ほとんどの部屋に強烈な電磁波の発生源であるサーバーが配置されている。
ごく一般的なマンションの部屋を埋め尽くすようにサーバーが置かれた光景は異様の一言で、
マンションの電脳はアドレスが滅茶苦茶になっている。
ゴスペルの本拠地がネットワークを切断したからなのか、この町からインターネットには一切アクセスはできない。コトブキエリアにもコトブキスクエアにも行けない。
マリンハーバーからしか行けないことを考えると、おそらく隣接する地域にあるのだろう。
マリンハーバーが横浜市のみなとみらい地区などをモデルにしていると考えると、コトブキ町のモデルは
同じく横浜市の
寿町と思われる。
元々は第二次世界大戦後、米軍に接収されていた土地だったが、それが解除されると日雇い労働者達が全国から集まる寄せ場となった。
人の集まるところに不徳と犯罪の影ありというもので、次第に手配師という名目で入り込んだ暴力団や犯罪組織などが幅を効かせるようになり、山谷、あいりん地区と並ぶ日本3大ドヤ街のひとつというイメージを持たれるようになる。
なお、現在では横浜市はこうしたイメージを払拭し、該当地区の状況を改善するために様々な施策を行っている
…のだが、本格的に行政の手が入ったのは2005年以降のことで、2001年発売の『2』の頃にはまだこのイメージが強かったのかもしれない。
アクセス
現実世界
電脳
最終更新:2023年10月07日 15:33