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**パラドックス(ぱらどっくす)
映画「10th アニバーサリー 劇場版 遊戯王 〜超融合!時空を越えた絆〜」に登場するキャラクターの1人。
声優はお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳。
名前の由来は「逆理」「矛盾」などを意味する学術用語「パラドックス(Paradox)」からと思われる。劇中に於ける彼の行為自体もタイムパラドックスを引き起こすものである。
白と黒で塗り分けられた非対称のマスクを着用しているのが特徴。
また、飛行形態に変形可能かつ時を越える機能を持つ直列3輪の巨大な白いD・ホイールを所持している。
歴代主人公3人を同時に相手するという[[超官>レクス・ゴドウィン]]並のハンディキャップで[[デュエル>決闘]]したため、スレの住人から[[「同情するぜ!」]]と言われている
(しかも[[超官>レクス・ゴドウィン]]はライフポイントを3倍の12000で戦ったのに対し、彼は演出等の都合か4000のままで戦ったので一層同情を誘っている)&footnote(ただし超官は「クロウ→ジャック→遊星→レクス→クロウ」のターン進行であり、「遊星→パラドックス→十代→パラドックス→遊戯→パラドックス→遊星」の順でターンを進めたパラドックスの方が若干有利である。)。
が、後に[[アポリア]]が両者の厳しい方の条件を用いて[[決闘]]した。
[[遊戯王5D's>遊戯王5D's]]135話の[[アポリア]]の回想及び144話の[[ブルーノ]]の回想の中で、アポリアの同志の中にパラドックスとよく似た人物が登場している。
#co{以下メディア版が販売されるようになったら解除してもいい気がする。}
#co{本来は遊戯・十代・遊星の時代から遥か未来の人物であるが、彼の生まれ育った時代は破滅そのものであったため、破滅の未来を救うために歴史改変に乗り出す。
過去へと遡り、改変による歴史の変化を検証するための「実験」を行っている最中に「[[デュエルモンスターズ]]」と出会い、その不思議な力に破滅の可能性を見出した。
「デュエルモンスターズ」の創造者が[[ペガサス・J・クロフォード]]であることを知ったパラドックスは彼を抹殺すべく[[童実野町]]にて開催されるイベントに乱入し、
実体化した自分のモンスターで建造物を手当たり次第に破壊。遊戯を残し、他の一般客とペガサスを葬り去った。
……はずだったのだが、その30分前に遊星と十代が歴史に介入し、イベントを中止させてしまったため作戦が失敗してしまった。
遊戯も意気投合し、3人によって自身の計画を非難されたため、デュエルで倒そうとするものの、強い結束の力により敗れ去った。
なお、「破滅の未来が本当か嘘かは分からない」とも言い残していることから、自分の生き残った世界を否定したかっただけなのかもしれない。
**デッキ・カード
「あらゆる時代の最強カードを集めた」と本人が豪語するように、海馬やヨハンなどの「世界に数枚しかないカード」を強奪して構成されたデッキを使用する。
ただしこれらのカードはあくまで''「Sin」と名のついたモンスター''を召喚するための布石に過ぎず、実際に呼び出すモンスターはSinシリーズのモンスターである。
Sinモンスターは、その殆どが既存のモンスターを元にしたモンスターであり、
モチーフとなったモンスターをパラドックス自身は「対になるモンスター」と呼んでいる。事実Sinモンスターは、イラストが左右反転し、パラドックスがつけている仮面のようなデザインの鎧が一部に描かれ、属性が闇属性になっていること以外、レベル・種族・攻撃力・守備力がすべて同一である。
例:
《[[青眼の白龍]]》-《Sin 青眼の白龍》
《[[真紅眼の黒竜]]》-《Sin 真紅眼の黒竜》(この場合は属性すら同じ)
《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》-《Sin レインボー・ドラゴン》
《サイバー・エンド・ドラゴン》-《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》(貫通効果がついている)
《[[スターダスト・ドラゴン]]》-《Sin スターダスト・ドラゴン》
これらのSinモンスターは、手札に存在すれば、元になったモンスター(本人いわく「対になるモンスター」)をデッキ(エクストラデッキ)から墓地へ送ることで特殊召喚することができる。
また、《Sin パラレル・ギア》《Sin パラドクス・ドラゴン》《Sin トゥルース・ドラゴン》は元のモンスターを持たないSinモンスターである。
魔法・罠カードは、すべてカード名に「Sin」が冠されており、すべてSinモンスターに関連する効果を持っている。
特に《Sin World》はSinモンスターを維持するのに必要なフィールド魔法であり、これがフィールドにない場合、場のSinモンスターはすべて破壊されてしまう。
また、このフィールド魔法の発動後にデュエルで負けたプレイヤーは死に至ることも言及されている。
一部のSinモンスターはOCG化を果たしたが、召喚条件の軽さから、映画に比べるとかなり弱体化している。
具体的には、「通常召喚できない(映画のカードでは確認できなかったテキストなので、おそらく映画では通常召喚も可能と思われる)」
「デッキ(エクストラデッキ)から元のモンスターを''除外''することで(のみ)特殊召喚できる」
「Sinモンスターはフィールド上に1体しか存在できない」
「Sinをコントロールしているプレイヤーは、Sin以外のモンスターで攻撃できない」と、数々のデメリットが付随しており、
唯一「フィールド魔法が存在しない場合、このカードを破壊する」に変更され、維持するためのフィールド魔法は《Sin World》に限定されなくなった(《Sin パラドクス・ドラゴン》を除く)。
また《Sin トゥルース・ドラゴン》は《Sin パラドクス・ドラゴン》が破壊されたとき、《Sin Paradigm Shift》の効果で手札・デッキ・墓地から特殊召喚できるモンスターだったが、OCGではトリガーが《Sin パラドクス・ドラゴン》から《Sin トゥルース・ドラゴン》以外のSinモンスターに緩和され、さらに《Sin Paradigm Shift》を内蔵し、手札・墓地からのみ特殊召喚できるモンスターとなった。
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