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**遊戯王デュエルモンスターズ ワールド チャンピオンシップ(ゆうぎおうでゅえるもんすたーずわーるどちゃんぴおんしっぷ)
[[コナミ]]からNintendo DS専用ソフトとして発売されている[[遊戯王]]のゲームソフト系列。毎年行われる世界大会公式ソフトでもある。略称WCS、またはWC。
また、Gameboy Advance専用ソフトであった所謂「エキスパート」シリーズの流れを汲む作品である。「ワールド チャンピオンシップ」は、ラテン文字表記の「World Championship」が正しい。
[[タッグフォースシリーズ>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]の存在から、こちらは原作ファンの人気があまりないものの、
あちらとは半年ずれた1年周期で発売していることと、Nintendo DSの普及率が高いことからそれなりに売れている。
マシンパワーの影響が大きく、タッグフォースに比べると、ユーザビリティ、ユーティリティ、クオリティ、収録枚数、レシピ保存数などあらゆる面で見劣りするが、世界大会ゲーム部門に出場するためにはこちらが必要なため、出場希望の[[決闘者]]は買わなければならない。
とはいえ、ソフトの出来が悪いわけではなく、Wi-Fiコネクションを利用した遠距離通信対戦が実装されていたり、[[詰めデュエル]]やCPUの配信が行われていたり、2009以降[[ライディング・デュエル]]とレースゲームを追加したりと、新たな方向性へ進化している。
配信したての詰めデュエルは、スレで解法の意見交換が行われることもある。
*World Championship 2007
|>|コンピュータゲーム|h
|>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2007}|
|BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム|
|BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|Nintendo DS|
|BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2007年3月15日|
まさにデュエルシミュレーターと形容すべきソフト。エキスパートからインターフェイスを一新したために多くの部分が簡素な仕上がりになっているが、後の系列ソフトのコアシステムは既に完成している。
あの《D-HERO ディスクガイ》はこのゲームの特典カードであり、[[禁止カード]]になる以前は大変希少価値が高かった。
*World Championship 2008
|>|コンピュータゲーム|h
|>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008}|
|BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム|
|BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|Nintendo DS|
|BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2007年11月29日|
前作から殆どのシステムを引き継ぎつつ、「シナリオモード」が搭載された。
7つの世界を回りながらカードを集め、一定のミッションをクリアしていくだけのモードだが、モンスターの特徴を活かしたストーリー設計がなされている。
さらにタッグデュエルが実装され、4人通信でタッグデュエルを行える他、1人用モードでもCPUとタッグを組んでタッグデュエルができる。
付属カードが《ディープ・ダイバー》《強者の苦痛》《次元幽閉》と強力カードばかりであり、3つ買っては2つを中古店へ売りに走る「''天使の施し''現象」が特に顕著に見られた作品でもある。
*Stardust Accelerator -World Championship 2009-
|>|コンピュータゲーム|h
|>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王ファイブディーズ Stardust Accelerator -World Championship 2009-}|
|BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム|
|BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|Nintendo DS|
|BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2009年3月26日|
この作品からタイトルが「遊戯王ファイブディーズ World Championship」となり、サブタイトルがつくようになった。この年だけサブタイトルとメインタイトルの位置が逆になっている。
「シナリオモード」は明確なストーリーが存在する「ストーリーモード」へ拡張され、プレイヤーは記憶喪失の人物としてアニメ版[[不動遊星]]によく似た行動経路で物語を進めていく。そのためこのストーリーでは遊星はほとんど[[空気]]となっている。
またマップが2Dから3Dになり、ストーリーモードに於ける対戦相手はモンスターではなく一般人になった。
さらに自分で改造した[[D・ホイール]]でサーキットやハイウェイを駆け抜ける「レースモード」と、通常の魔法カードが使えない代わりに「Sp」と名のついた魔法カード(スピードスペル)が使用可能な「[[ライディング・デュエル]]」を実装。これが行える点でタッグフォースシリーズとは別の、独自の進化を遂げたと言える。
最初に配布されるデッキはそれなりのものだが、そこらにいる対戦相手が平気で《奈落の落とし穴》《次元幽閉》《ライオウ》などのガチカードが組み込まれた完成度の高いデッキを使ってくる。更に強いカードを手に入れようと思っても最初から買えるパックではそれを当てることは困難、新しいパックを出すためにはデュエルで勝たなくてはならない。という四重苦を背負わされており、途中で投げ出してしまったユーザーも少なくない。
また、付属カードが全部インフェルニティと前年同様強力であり、海外で再録されるまで高値で取引されていた。
*World Championship 2010 Reverse of Arcadia
|>|コンピュータゲーム|h
|>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王ファイブディーズ World Championship 2010 Reverse of Arcadia}|
|BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム|
|BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|Nintendo DS|
|BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2010年2月18日|
実際の[[決闘]]で役に立つ(と思われる)「デュエル計算機」を実装した。2人分のライフポイントを計算する以外に、履歴が残ったり、サイコロやコインを扱うことが出来る。
前作がアニメ版[[5D's>遊戯王5D's]]第1~26話を基にしたストーリーモードを実装していたのに対し、こちらは第27~64話にあたるストーリーモードを実装。
[[タッグフォース4>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]では半端に終わっていた[[ダークシグナー]]編が完結している。
さらにパズルを解いてストーリーを進行させるパズルパートも追加された。
ストーリーモードにウェイトを置いたことと、新たに「デュエル計算機」を実装したことで、デュエルプログラムとダウンロードできるデータに割けるデータ容量が小さくなってしまい、配信データは適宜削除しなければならなくなってしまった。
また、デュエルパートではかなり動作がもたつくように感じられる。
前作の反省を踏まえて難易度が抑えられている。
付属カードは大幅に弱体化したが、攻略本の売上だけはうなぎ昇りであった。しかし、ゲーム自体は遊戯王シリーズ歴代最低レベルの売り上げに終わった。
**遊戯王デュエルモンスターズ ワールドチャンピオンシップ(ゆうぎおうでゅえるもんすたーずわーるどちゃんぴおんしっぷ)
[[コナミ]]からNintendo DS専用ソフトとして発売されている[[遊戯王]]のゲームソフト系列。毎年行われる世界大会公式ソフトでもある。略称WCS、またはWC。
また、Gameboy Advance専用ソフトであった所謂「エキスパート」シリーズの流れを汲む作品である。「ワールドチャンピオンシップ」は、ラテン文字表記の「World Championship」が正しい。
[[タッグフォースシリーズ>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]の存在から、こちらは原作ファンの人気があまりないものの、
あちらとは半年ずれた1年周期で発売していることと、Nintendo DSの普及率が高いことからそれなりに売れている。
この項における順位と売上はファミ通のものを参照している。(参考→http://yugio.rakurakuhp.net/i_686203.htm)
マシンパワーの影響が大きく、タッグフォースに比べると、ユーザビリティ、ユーティリティ、クオリティ、収録枚数、レシピ保存数などいくつもの面で見劣りするが、
世界大会ゲーム部門に出場するためにはこちらが必要なため、出場希望の[[決闘者]]は買わなければならない。
とはいえ、ソフトの出来が悪いわけではなく、Wi-Fiコネクションを利用した遠距離通信対戦が実装されていたり、詰めデュエルやCPUの配信が行われていたり、
2009以降[[ライディング・デュエル]]とレースゲームを追加したりと、新たな方向性へ進化している。
また、タッグフォースと異なる点としてはキャラメイクが出来ることが挙げられる。(女性キャラも作れる、服やデュエルディスクを変えることも出来る)
配信したての詰めデュエルは、スレで解法の意見交換が行われることもある。
2009、2010の潜入イベント、2011の《A・ボム》回避イベントなどカードゲームが題材のゲームなのにカードゲームと関係ないところで無駄に難易度が高いことに定評がある
しかし、2011の発売を最後に開発が停止している((事実、往年OCGとDSが同時進行だった世界大会も、2012年からはOCGのみで済ませている。))。2013年にはDSの後継機3DSで[[デュエルカーニバル]]というゲームソフトが登場しているが、そちらには対戦機能がなく、1人プレイ専用となっている。
*World Championship 2007
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|>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2007}|
|BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム|
|BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|Nintendo DS|
|BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2007年3月15日|
まさにデュエルシミュレーターと形容すべきソフト。エキスパートからインターフェイスを一新したために多くの部分が簡素な仕上がりになっているが、後の系列ソフトのコアシステムは既に完成している。
あの《D-HERO ディスクガイ》はこのゲームの特典カードであり、[[禁止カード]]になる以前は大変希少価値が高かった。
ちなみにこのゲームの攻略本にも特典カードが付いており、そのカードが[[D-HERO Bloo-D]]だったため売上が伸び、ゲーム自体の生産が終了しても増刷されるという珍しい現象が起こった。
最高順位15位、初動1万8025本、累計5万7322本。
*World Championship 2008
|>|コンピュータゲーム|h
|>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008}|
|BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム|
|BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|Nintendo DS|
|BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2007年11月29日|
前作から殆どのシステムを引き継ぎつつ、「シナリオモード」が搭載された。
7つの世界を回りながらカードを集め、一定のミッションをクリアしていくだけのモードだが、モンスターの特徴を活かしたストーリー設計がなされている。
さらにタッグデュエルが実装され、4人通信でタッグデュエルを行える他、1人用モードでもCPUとタッグを組んでタッグデュエルができる。
付属カードが《ディープ・ダイバー》《強者の苦痛》《次元幽閉》と強力カードばかりであり、3つ買っては2つを中古店へ売りに走る「[[天使の施し]]現象」が特に顕著に見られた作品でもある。
最高順位10位、初動3万8563本、累計14万6945本。
前述の理由で、03年以降の遊戯王ゲーム22本中、実にTF3に次ぐ売り上げである。
*Stardust Accelerator -World Championship 2009-
|>|コンピュータゲーム|h
|>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王ファイブディーズ Stardust Accelerator -World Championship 2009-}|
|BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム|
|BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|Nintendo DS|
|BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2009年3月26日|
この作品からタイトルが「遊戯王ファイブディーズ World Championship」となり、サブタイトルがつくようになった。この年だけサブタイトルとメインタイトルの位置が逆になっている。
「シナリオモード」は明確なストーリーが存在する「ストーリーモード」へ拡張され、プレイヤーは記憶喪失の人物としてアニメ版[[不動遊星]]によく似た行動経路で物語を進めていく。そのためこのストーリーでは遊星はほとんど[[空気]]となっている。
またマップが2Dから3Dになり、ストーリーモードに於ける対戦相手はモンスターではなく一般人になった。
さらに自分で改造した[[D・ホイール]]でサーキットやハイウェイを駆け抜ける「レースモード」と、通常の魔法カードが使えない代わりに「Sp」と名のついた魔法カード(スピードスペル)が使用可能な「[[ライディング・デュエル]]」を実装。
これが行える点でタッグフォースシリーズとは別の、独自の進化を遂げたと言える。
最初に配布されるデッキはそれなりのものだが、そこらにいる対戦相手が平気で《奈落の落とし穴》《次元幽閉》《ライオウ》などのガチカードが組み込まれた完成度の高いデッキを使ってくる。
更に強いカードを手に入れようと思っても最初から買えるパックではそれを当てることは困難、新しいパックを出すためにはデュエルで勝たなくてはならない、という四重苦を背負わされており、途中で投げ出してしまったユーザーも少なくない。
また、付属カードが全部インフェルニティシリーズと前作と比べるとゲームの発売時点ではそれほど注目されなかったが、通常パックにも同シリーズが収録されてからはインフェルニティデッキが流行しはじめ高騰、
《インフェルニティガン》が制限カードに指定されるまで高値で取引されていた。
最高順位3位、初動3万6491本、累計9万1895本。
*World Championship 2010 Reverse of Arcadia
|>|コンピュータゲーム|h
|>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王ファイブディーズ World Championship 2010 Reverse of Arcadia}|
|BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム|
|BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|Nintendo DS|
|BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2010年2月18日|
実際の[[決闘]]で役に立つ(と思われる)「デュエル計算機」を実装した。2人分のライフポイントを計算する以外に、履歴が残ったり、サイコロやコインを扱うことが出来る。
前作がアニメ版[[5D's>遊戯王5D's]]第1~26話を基にしたストーリーモードを実装していたのに対し、こちらは第27~64話にあたるストーリーモードを実装。
[[タッグフォース4>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]では半端に終わっていた[[ダークシグナー]]編が完結している。
さらにパズルを解いてストーリーを進行させるパズルパートも追加された。
ストーリーモードにウェイトを置いたことと、新たに「デュエル計算機」を実装したことで、デュエルプログラムとダウンロードできるデータに割けるデータ容量が小さくなってしまい、配信データは適宜削除しなければならなくなってしまった。
また、デュエルパートではかなり動作がもたつくように感じられる。
前作の反省を踏まえ、最初期から《[[ゴヨウ・ガーディアン]]》などの強力なモンスターが手に入れやすくなり、対戦相手のデッキもかなり弱くなっているため難易度が格段に下がっている。
付属カードは大幅に弱体化したが、攻略本の売上だけはうなぎ昇りであった。しかし、ゲーム自体は遊戯王シリーズ歴代最低レベルの売り上げに終わった。
最高順位3位、初動2万4538本、累計5万9636本。
*WORLD CHAMPIONSHIP 2011 OVER THE NEXUS
|>|コンピュータゲーム|h
|>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王ファイブディーズ WORLD CHAMPIONSHIP 2011 OVER THE NEXUS}|
|BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム|
|BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|Nintendo DS|
|BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2011年2月24日|
ストーリーモードでは主人公・オリジナルキャラクターのトオルとミサキの三人がWRGPでの優勝を目指す。特にクーデレキャラのミサキの人気が高い。
何かと思わせぶりな謎を持つキャラではあるのだが、結局その謎が解消されないというとんでもないストーリーである。おそらく[[アンチノミー>ブルーノ]]の同類と思われるが。
なお、ストーリーモードのシナリオ部分に於けるラストは1枚絵で締めくくられているのだが、[[TF>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]的結末を強烈に想起させるという、これまでのWCSに存在しなかった演出が盛り込まれている。
収録枚数がDS系列史上最多の4000枚オーバーであるため、WCS2009,2010のような3Dエンジンを用いたデュエルフィールドや既存のグラフィックでは、
ユーティリティーを含めた場合の容量が確保できなくなったらしく、今作ではフォーマットを一新し、デュエル画面はWCS2008の下画面のような2D表示に戻った。
また前作で大幅に制限されていた各種ダウンロードデータの制約は、セーブデータの管理をユーザーに任せる形で解決させた。
その他詰めデュエルの作成・配信・ダウンロードが行えるようになり、デッキの簡易診断やスリーブの設定までできるようになった。
さらに思考プログラムが最適化されたことで全体的なゲームスピードが前作よりも大幅に向上しており、ゲームの快適さでは[[TF>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]と遜色ないようになった。
最高順位16位、初動2万2401本、累計5万5167本。
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