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十六夜アキ - (2012/07/30 (月) 17:14:57) のソース
**十六夜アキ(いざよいあき) [[遊戯王5D's]]の[[ヒロイン]]。16歳(初登場時)。 竜の足の痣を持つ[[シグナー]]。植物族デッキを使用し、切り札は《[[ブラック・ローズ・ドラゴン]]》。 親に見離され、[[デュエル・アカデミア]]等で周囲から[[バケモノ>人外]]扱いされたせいでやさぐれ、一方で[[破壊の力>闇のゲーム]]に快楽感を得ていたことを自覚。 こんな調子だから常時ドS&気を許した相手にはベタデレというすさまじいキャラを発揮。流石[[深夜42時アニメ]]。 特に[[ダークシグナー]]編における[[遊星>不動遊星]]とのお互いの意思をかけた&strike(){SMプレイ}デュエルは必見。 [[遊戯王]]のヒロインとして恒例のグラマーなスタイルの持ち主である。 常に胸の谷間が強調される服を身につけている。それに加え、赤色の上着に黒色のスカート、同色のオーバーニーソックスにガーターベルトというのが彼女の基本スタイル。 これまでのヒロインとは違い、彼女に恋愛感情を持つ者はまだ登場していない。 ちなみに、[[遊星>不動遊星]]は彼女に好意を抱いているが、あくまでシグナーとしての仲間に対する感情と思われる。 一方、アキは遊星に単なる仲間以上の好意を持っているような雰囲気もあるが、これについても劇中では特に触れられていないため、この後の展開が気になるところである。 超能力を持つサイコデュエリストであり、[[デュエル>決闘]]を行うと物理的な破壊を行ってしまうことに悩み、他人との接触を避けている少女。 幼い頃に父親とのデュエルでその能力に目覚める。13歳より[[デュエル・アカデミア]]に入学していたが、そこでも超能力を発揮してしまい周囲から避けられるようになる。 仮面で変装し、[[ネオ童実野シティ>童実野町]]のダイモンエリアを野試合で荒らしており、「黒薔薇の魔女」と恐れられていた。 「竜の痣」を持つシグナーであり、自分の超能力はその痣のせいと考え「忌むべき印」と憎んでいた。 同じ力を持つと言う謎の男[[ディヴァイン]]に[[アルカディア・ムーブメント]]なる怪しげな団体に勧誘され、所属していた。 [[文庫版]]に和希自らのデザイン画が掲載されており、そのマブさと「デュエルによって物理的破壊」という設定により放映前から期待が高かった。 しかしいつまでたっても登場する気配は無く、ようやく登場したのは14話。しかも仮面&フードで素顔はなし。 ほぼ1クール丸々ヒロインが登場しない、という今時のアニメには例をみない溜め展開はファンをやきもきさせた。 前髪についている特徴的なドリルカーラーは、[[和希>高橋和希]]曰く「これを付けると、サイコパワーが上がるらしい!」。 そのため、「超能力に悩んでいるはずなのにわざわざ増幅させているとは本当は破壊活動が好きなんじゃないか」とネタにされていた。 実際の劇中でアキ自身が破壊に愉悦を感じていたことが発覚し、視聴者を驚愕させた。 ただし、ドリルの方はアニメ劇中においては超能力の増幅装置ではなく制御装置になっている。 遊星や[[ミスティ>ミスティ・ローラ]]との決闘においては素晴らしい[[和賀郡]]を披露し、スレ住人を歓喜させた。 サイコパワーを失った(後述)事で、大団円後はドリルからカチューシャに変更している。 [[遊星>不動遊星]]たちシグナーとの出会いと決闘を通じて両親とも和解し、今までの罪を償うために[[ダークシグナー]]と闘う決意をする。 激闘の中で成長し、性格もすっかり丸くなってしまった。[[デュエルターミナル>遊戯王5D's デュエルターミナル]]では途中から表情が変更されている。 デュエル・アカデミアにも高等部に復学し、学年トップの成績を誇る優等生である。 完全に超能力を制御できるようになり、モンスターを実体化させてトラックを破壊したりチンピラを吹っ飛ばしたりと、5D'sにおける[[リアルファイト]]要員として活躍している。 [[ライディング・デュエル]]に魅了され、D・ホイールの[[ライセンス]]取得後、D・ホイーラーとなった。 アニメ75話「十六夜アキ アクセラレーション!」 でのライセンス取得の試験の際には、初のライディング・デュエルという事もあり、不慣れなプレイングと同時にハイレベルのドライビングテクニックを披露した。 また、[[ターンバック]]の練習で訪れたスケート場ではデレ顔を披露し、視聴者をくぎ付けにした。 ちなみに、その時の台詞は「だって、こんな所来たことないから・・・」 [[クロウ>クロウ・ホーガン]]が[[シグナー]]になって以降は徐々に影が薄くなり、[[WRGP]]ではBENCHWARMER扱いで補欠出場以外の決闘がなく、喋らない回もあるほどの有様となっている。 口を開いたと思ったら、他のキャラのセリフを復唱するだけだったり、「遊星…!」「さすが遊星!」くらいしか喋らなかったり… バイクの練習中に突然サイコパワーを失ってしまったため、何かしらのイベントがあるのではないかとこれからが期待されていた。 [[ラスダン>アーク・クレイドル]]での[[シェリー>シェリー・ルブラン]]とのデュエル後、失ったと思われていたサイコパワーが、傷ついた人を癒すという真の力に昇華された形で発揮された。 [[ラスボス>ゾーン]]撃破後、その経験からか医者を志すようになり、卒業後の進路について悩んでいる。 なお、[[シグナー]]では唯一[[未来>アポリア]][[の生>ブルーノ]][[き残>パラドックス]][[り組>ゾーン]]の誰とも直接対決をしなかった([[外様>シェリー・ルブラン]]とは戦っているが)。 最終回では遊星とジャックのデュエルを見ながら、遊星が自分を受け入れて癒してくれたように&strike(){遊星を鞭で叩きまくってた頃を思い出しながら}自分も他人を癒す必要があると悟り、医師になる。 なお、街を出る前には遊星とのフラグを回収直前まで積み上げたが、回収できたかどうかは視聴者の想像に委ねるような演出で済まされてしまった。 (未来でナースからドクター十六夜ではなくドクターアキと呼ばれている・手を取り合った後のカメラワーク等) しかし、遊星から「お前の笑顔は世界の誰にも負けない」などという&strike(){クサい}台詞を貰っているため「遊戯王においてフラグは折るために立てるもの」という常識を知る視聴者に少なからず衝撃を与えた。 [[「対象を失って無効となるぜ!」という顛末>真崎杏子]]や[[「ヒロインはヤンデレ精霊」という見解が強い>天上院明日香]]等といった非業の先代達に比べれば破格の扱いである。今までが酷すぎたともいえるが……。 終わってみれば、実に真っ当な[[ヒロイン]]として幕を閉じた。[[遊戯王]]では恋愛フラグはへし折られるのが常だった中、脈を維持したまま完走した彼女は立派である。 たまにイケメンなヒロインになってた? まあ、そこは遊戯王なので…… -年齢は''16''歳(初登場時) -正体を明かした素顔での初デュエルは2008年7月''16''日の''16''話 -「薔」「薇」はそれぞれ''16''画 -切り札であるブラック・ローズ・ドラゴンが表紙のパック「CROSS ROADS OF CHAOS」発売日の2008年7月19日の月齢は''16'' -「''イザヨイ''バラ」という日本原種の薔薇が存在する と、偶然なのか狙っているのかは不明だが、何かと16という数字に縁がある。 声優は木下あゆ美。 遊戯王の他にもドラクエで僧侶の声を担当したり、デカレンジャーのイエローだったり、はたまた仮面ライダーで怪人をやってみたりと、男児向けコンテンツとは何かと縁のある人である。 *漫画版における十六夜アキ 「決闘貴女学園(デュエル・アカデミア・クイーンズ)」のクイーン・オブ・クイーンとして君臨しており、サイコパワーの力で孤立したアニメ版とは違い学園の人気者になっている。 また漫画版でも「聖魂決闘者(サイコ・デュエリスト)」であり「予見する引き札(フォロッセ・ドロー)」というデッキの一番上のカードがドローする前に分かるとい能力を持つ。 (余談だが漫画版遊戯王GXにおいて主人公・遊城十代が精霊の力を借り同じような能力を発動している) 過去に絶対王者[[ジャック・アトラス]]と浅はかならぬ因縁があったらしくリベンジすることを目標としている。 ジャックがサテライトに現れたという情報を聞きサテライトに向かいそこで不動遊星と「一撃疾走(ワン・ショット・ラン)」での対決を行う。 この際初めて[[フィール]]についての詳細な解説がされ「フィールってなんだよ!」となっていた読者に安心を与えた。さすがクイーン・オブ・クイーン。 DIGPに出場しかつて「決闘聖域学園(デュエル・アカデミア・サンクチュアリ)」で競った「女帝」[[シェリー・ルブラン]]とデュエルし勝利する。 その際に「エリートとしての責任から逃げた」というシェリーに対し「その学園に染み付いたエリート根性に嫌気がさした」と彼女が「決闘聖域学園」から去った理由を語っている。 また、このデュエルで[[ゴドウィン>レクス・ゴドウィン]]に「彼女こそ我が望みをかなえる存在…決闘巫女にふさわしい」と言われている。 二回戦では「無手札の鬼神」[[鬼柳京介]]と対戦。 対ジャック用の切り札である《大凛魔天使ローザリアン》で《インフェルニティ・ジェネラル》を撃破し意地を見せるも彼の前に敗北した。 **十六夜アキの使うカード 彼女が登場するまで植物族専門の決闘者がいなかったため、植物族はマイナーとして扱われていたが、[[5D's>遊戯王5D's]]放映開始とともにどんどん強力なレパートリーが追加されていき、今では大会にも十分出場できるほどとなった。 どこぞの[[黒羽龍>ブラック・フェザー・ドラゴン]]と違って《ブラック・ローズ・ドラゴン》の二番目の効果も活用できる。 ただし、実際のOCGで使用される植物族と、彼女が使用する植物族とでは、構築や戦術に大きな差があり、この傾向はカードの増加およびアニメの進行に伴い顕著になっている。 たとえば、前者は《椿姫ティタニアル》などの強力カードを高速で大量展開するハイビートデッキ、後者はあくまで《[[ブラック・ローズ・ドラゴン]]》を主体に補助で植物族を使うビートバーンデッキである。 ゲーム作品では前者のカードも使うため、高い展開力と火力を併せ持つ強敵と化していることが多い。