登録日:2015/05/18 (月) 13:16:08
更新日:2024/09/16 Mon 19:44:44
所要時間:約 17 分で読めます
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どうして三木さんだけ…「ちゃん」じゃないんだろ?
みんな「三木さん」って呼んでるし…転校生で大人っぽいから仕方ないけど…
でも、友達だったら…区別なんかしちゃダメだよね!
『お金で買えない友情』とは『迷探偵コナミ』においてえんがわコナミが解決した事件のうちの1件。
単行本第39巻に収録されている。テレビアニメでは第329話・第330話で2003年7月28日、8月4日にそれぞれ放送された。
単行本第39巻に収録されている。テレビアニメでは第329話・第330話で2003年7月28日、8月4日にそれぞれ放送された。
【あらすじ】
週末に探偵団のメンバーとキャンプに行く予定のヒカリ。
キャンプ前夜のちょっとした会話から、「三木さん」だけ他のクラスメイトの女の子たちと呼び方が違うことに気づく。
ヒカリはこの機会に三木を「久子ちゃん」と呼んで彼女との距離を縮めようと考えたのだが、いざ彼女を前にするとなかなかうまくいかなかった。
そんな中、一同は豪華なキャンピングカーで山に来ていたアウトドア同好会の大学生4人組に出会う。
一見仲が良いように見える4人組だったが、コナミはそんな彼らを見て何か違和感を覚えていた。
探偵団はバーベキューをご馳走になったお礼として同好会メンバーを夕食に誘うが、その仲間の1人・白藤泰美はなぜか姿を見せなかった。
もしかしたら近くで行われる花火がとてもよく見える高台に先回りしているのではと思った残りの3人は、探偵団をキャンピングカーに乗せてその高台に向かう。
そこにも泰美の姿はなく、一行はそこで花火を見た後にキャンプ場への帰路につくが、その途中で福浦玲治がキャンピングカーを急停止させる。
何があったのか福浦に聞く一同だったが彼の顔は青ざめており、彼の目の前には頭から血を流して倒れている泰美の遺体があった……。
【ゲストキャラ】
- 白藤泰美(しらふじ やすみ)
CV:荒川美奈子
大学生。22歳。この事件の被害者。名前の由来はシュラフで休む。
アウトドア同好会のムードメーカー的存在。料理が得意。
晴華の事を親友と言いつつも、「肉が足りなくなったら晴華さんの財布を使って買いに行けばいい」などと言って平気な顔でたかっていた。
夕食の頃から行方不明になり、しばらく経った後に山道で遺体が発見される。
現場の状況から暗い時間帯に高台へ来た時に誤って自転車ごと転落した事故だと思われたが、後の捜査で他殺の可能性も浮上する。
- 福浦玲治(ふくうら れいじ)
CV:難波圭一
大学生。21歳。名前の由来はレンジでふっくら。
元ドリフト族であり、メンバーの中で一番運転がうまい事からキャンピングカーの運転も買って出ている。
泰美は呼び捨ての一方で、何故か付き合っている晴華のことは「晴華さん」とさん付けで呼んでおり、どこか他人行儀である。
- 天堂晴華(てんどう はるか)
CV:荒木香恵
大学生。21歳。名前の由来はテントを張る。
金持ちのお嬢様であるらしく、彼らの乗っていたキャンピングカーは彼女の伯父の所有物らしい。
彼女がスポンサーになって以降は同好会の活動も豪華なものになったとのこと。
「私には何のとりえもないからお金しか出せない」と言っていたが、そんな彼女とメンバーのやりとりを見てコナミは違和を感じ……。
- 飯合拓人(めしあい たくと)
CV:永野広一
大学生。23歳。名前の由来は飯を炊く。
山菜採りや釣りが得意な、根っからのアウトドア好き。
キャンピングカーが山道を走行中に歩美と一緒にサンルーフから顔を出し、山間に打ち上がった花火を見て楽しんだ。
- 泉(いずみ)
CV:釘宮理恵
冒頭で歩美が電話していたコナンたちのクラスメイトで歩美の飼育当番を代わりに引き受けた心優しい女の子。声のみの登場で今回の事件とは関係はない。声優の無駄遣い。
ヒカリがコナンと出かけた時に巻き込まれる事件の話を聞くのが楽しみになっているらしい。…巻き込まれる事件の大半が殺人だが。
【事件の真相】(ネタバレ注意)
犯人は、天堂晴華であった。当初はしらを切っていたが、事件前に撮った写真との矛盾等を指摘されて罪を認めた。
犯行の動機は裏切り。
実は彼女はお嬢様ではなく、田舎から都会に出てきた平凡な大学生だった。
上京当時はなかなか友達ができずにいたようで、そんな日々を過ごす中で彼女は「お金持ちの振りをすれば友達ができるかもしれない」と考えるようになる。
そのために必死でバイトをし、借金までしてお金を工面する。こうして貯めたお金でお嬢様の振りをしてアウトドア同好会に入り、メンバーを海や山へ連れていって彼らと友情を深めようとした。
その甲斐あって自分がお嬢様だと信じ込ませる事には成功して友達もできたが、その反面彼女の生活は徐々に楽なものではなくなっていった。
それでも彼女は「初めてできた友達だから頑張れた」と言っていたが、その友情はある日突然崩れ去る事となる。
上京当時はなかなか友達ができずにいたようで、そんな日々を過ごす中で彼女は「お金持ちの振りをすれば友達ができるかもしれない」と考えるようになる。
そのために必死でバイトをし、借金までしてお金を工面する。こうして貯めたお金でお嬢様の振りをしてアウトドア同好会に入り、メンバーを海や山へ連れていって彼らと友情を深めようとした。
その甲斐あって自分がお嬢様だと信じ込ませる事には成功して友達もできたが、その反面彼女の生活は徐々に楽なものではなくなっていった。
それでも彼女は「初めてできた友達だから頑張れた」と言っていたが、その友情はある日突然崩れ去る事となる。
それはたまたま部室の前を通りがかった時だった。
そこには他の同好会のメンバー3人が揃っており、その中の泰美が他の男性陣2人に向かって「晴華は金持ちのお嬢様なんかではない」と暴露していた。
どうやら泰美は4年前に出会った頃から怪しんでいたようで、晴華の住まいがボロアパートだと突き止めた事で「晴華=貧乏学生」だと確信したらしい。
それを聞いた飯合は「彼女と親友なら嘘はいけないと言ってあげたほうが…」と泰美に言うが、その言葉を受けた泰美はにやけながら……
そこには他の同好会のメンバー3人が揃っており、その中の泰美が他の男性陣2人に向かって「晴華は金持ちのお嬢様なんかではない」と暴露していた。
どうやら泰美は4年前に出会った頃から怪しんでいたようで、晴華の住まいがボロアパートだと突き止めた事で「晴華=貧乏学生」だと確信したらしい。
それを聞いた飯合は「彼女と親友なら嘘はいけないと言ってあげたほうが…」と泰美に言うが、その言葉を受けた泰美はにやけながら……
親友?ただの金ヅルよ!
でなきゃ4年も知らない振りなんか出来ないわよ!
笑いをこらえるのが大変だったけどね…
……と吐き捨てた。
そして泰美の話を聞いて事実を知った彼氏の福浦は晴華を擁護するどころか、今後も彼女をお嬢様ともてはやすだけしておいて貢がせ、卒業したらすぐに別れようと残念がっていた。
そして泰美の話を聞いて事実を知った彼氏の福浦は晴華を擁護するどころか、今後も彼女をお嬢様ともてはやすだけしておいて貢がせ、卒業したらすぐに別れようと残念がっていた。
そんなやりとりを一部始終立ち聞きしていた晴華は怒りに震え、事実を知りながらずっと金をたかっていた泰美を殺害してその罪を福浦に着せようと決心し、今回のキャンプでそれを実行する。
キャンピングカーの構造をうまく使って最初は泰美の死を事故に見せかけておき、他殺の可能性が浮上した時には福浦に容疑がかかるという二重のトリックを用いる。
キャンピングカーの構造をうまく使って最初は泰美の死を事故に見せかけておき、他殺の可能性が浮上した時には福浦に容疑がかかるという二重のトリックを用いる。
まず泰美に「車に登ってサンルーフを拭いてほしい」と頼み、サンルーフを拭いている泰美を背後から石で撲殺。泰美のベルトの飾りの紐の一本に結び目を作り、サンルーフに挟んだ。
次に死体をくの字に折り曲げ、死体と車の間にビニールシートを敷く事で摩擦を減らし、走行中でも死体が落ちないようにした。
後は運転している福浦にサンルーフを開けさせれば、坂道と風圧で死体は落ち、ビニールシートは飛んでいき、天井には何もないように見える。
晴華が阿笠と少年探偵団をキャンピングカーに乗せたのは、死体が落ちる瞬間を見られないようにする為であった。
ミスリードを用意していた事で一時はコナミの目すら間違った真相へと向けさせていたが、ヒカリが花火を見た場所が丁度泰美が見つかった場所であると言った事でコナミはミスリードに気づき、
更に返り血を浴びて着替えた時にジーパンの後ろの穴にベルトを通し忘れていた事で真犯人だとばれてしまう。
次に死体をくの字に折り曲げ、死体と車の間にビニールシートを敷く事で摩擦を減らし、走行中でも死体が落ちないようにした。
後は運転している福浦にサンルーフを開けさせれば、坂道と風圧で死体は落ち、ビニールシートは飛んでいき、天井には何もないように見える。
晴華が阿笠と少年探偵団をキャンピングカーに乗せたのは、死体が落ちる瞬間を見られないようにする為であった。
ミスリードを用意していた事で一時はコナミの目すら間違った真相へと向けさせていたが、ヒカリが花火を見た場所が丁度泰美が見つかった場所であると言った事でコナミはミスリードに気づき、
更に返り血を浴びて着替えた時にジーパンの後ろの穴にベルトを通し忘れていた事で真犯人だとばれてしまう。
犯行を自供した時に上記の言葉を涙ながらに言っていたが……
そんなの友達じゃないよ!
そんなの最初から友達なんかじゃない…!
と、ヒカリが突然そう叫ぶ。その言葉に晴華が動揺した直後、今度は三木が……
ええ、そうね。缶ジュースの自動販売機と一緒だわ。
お金を入れれば喉を潤してくれるけど…
入れなければ何も出してくれないもの…
お金なんかじゃ人の心は買えやしないわよ…
と、ヒカリの言葉に続ける形で晴華が欲していた人の心を缶ジュースの自動販売機に例え、晴華たちに諭す。
その言葉を聞いた晴華はそれ以上何も言い返せずに泣き出し、警察に連行されていった。
また、三木の言葉に福浦や飯合も罪悪感を抱いたのか、申し訳なさそうな様子であった。
その言葉を聞いた晴華はそれ以上何も言い返せずに泣き出し、警察に連行されていった。
また、三木の言葉に福浦や飯合も罪悪感を抱いたのか、申し訳なさそうな様子であった。
「友達がいないから、寂しい」「友達が欲しい」という気持ちは誰しもが持つ感情ではあるのだが、
晴華の場合はその気持ちがあまりにも強すぎて、「友達がいないことの寂しさ」に心が雁字搦めになってしまった結果、このような凶行に走ってしまったのだろう。
「友達・友情」というものを間違った意味で捉えてしまった結果、それに人生を振りまわされてしまった哀れな人物ともいえる。
だが、真っ当な方法ではなく、「金の力で友人を得ようとする」という方法を安易に選択してしまったあたりが、彼女の人間性の弱さを如実に表しているのであろう。
(いわゆるコミュ障であったことを自覚していたので、だからこそ金の力で友人を得ようとしていたのかもしれないが、
そんな厳しい生活に耐えながらお嬢様を演じる気力があるならば、それをコミュ障克服のために利用するという発想は無かったのであろうか?)
金で釣り上げた友達もまた、それ相応の人間性の持ち主ばかりであったとも言える。
晴華の場合はその気持ちがあまりにも強すぎて、「友達がいないことの寂しさ」に心が雁字搦めになってしまった結果、このような凶行に走ってしまったのだろう。
「友達・友情」というものを間違った意味で捉えてしまった結果、それに人生を振りまわされてしまった哀れな人物ともいえる。
だが、真っ当な方法ではなく、「金の力で友人を得ようとする」という方法を安易に選択してしまったあたりが、彼女の人間性の弱さを如実に表しているのであろう。
(いわゆるコミュ障であったことを自覚していたので、だからこそ金の力で友人を得ようとしていたのかもしれないが、
そんな厳しい生活に耐えながらお嬢様を演じる気力があるならば、それをコミュ障克服のために利用するという発想は無かったのであろうか?)
金で釣り上げた友達もまた、それ相応の人間性の持ち主ばかりであったとも言える。
- 白藤泰美
4年前に晴華の正体を知っておきながらずっと知らないふりをして、そのうえ彼女に遠慮する事なくお金をたかっていたとんでもない女。
しかも晴華とは4年間親友でもなんでもなかったと笑いながら言う始末。
たとえ晴華のように金持ちのフリをしていなくとも「こんなヤツと絶対友達になんかなりたくないな」と思った人も多い事だろう。
…まぁ晴華も晴華で4年間「お嬢様」だと他のメンバーを騙していたのでどっちもどっちなわけではあるが……
仮に上記の発言が「親友?ただの金ヅルよ!」ではなく、「私たちの為に、自分を偽って、自分を追い込んでまで頑張るなんて…。でも彼女のことを思うと、言い出せない。」という発言であれば、
晴華の人生が良い方向に好転したかもしれないだけに、泰美の責任は重大である。
しかも晴華とは4年間親友でもなんでもなかったと笑いながら言う始末。
たとえ晴華のように金持ちのフリをしていなくとも「こんなヤツと絶対友達になんかなりたくないな」と思った人も多い事だろう。
…まぁ晴華も晴華で4年間「お嬢様」だと他のメンバーを騙していたのでどっちもどっちなわけではあるが……
仮に上記の発言が「親友?ただの金ヅルよ!」ではなく、「私たちの為に、自分を偽って、自分を追い込んでまで頑張るなんて…。でも彼女のことを思うと、言い出せない。」という発言であれば、
晴華の人生が良い方向に好転したかもしれないだけに、泰美の責任は重大である。
- 福浦玲治
4年前から晴華と付き合っていたが、泰美から真相を聞かされてすぐにその恋は冷めてしまう。
彼も晴華の事を「金だけの女」程度にしか思っていなかったようで、逆タマを狙って彼女と4年間も付き合っていたらしい。
せめて彼だけでも味方になっていればこのような事件は起きなかったかもしれないが、何の未練もなくスッパリ別れようと即決しているあたり、彼女との間に愛など何もなかった模様。一体、彼にとって晴華との4年間とは何だったのか……?
その事で晴華の逆鱗に触れ、事件の濡れ衣を危うく着せられそうになるが、今回の件で反省して少しでも女性との付き合い方を考え直してほしいものである(この件がトラウマとなり女性不信になった可能性もなくはないが)。
彼も晴華の事を「金だけの女」程度にしか思っていなかったようで、逆タマを狙って彼女と4年間も付き合っていたらしい。
せめて彼だけでも味方になっていればこのような事件は起きなかったかもしれないが、何の未練もなくスッパリ別れようと即決しているあたり、彼女との間に愛など何もなかった模様。一体、彼にとって晴華との4年間とは何だったのか……?
その事で晴華の逆鱗に触れ、事件の濡れ衣を危うく着せられそうになるが、今回の件で反省して少しでも女性との付き合い方を考え直してほしいものである(この件がトラウマとなり女性不信になった可能性もなくはないが)。
- 飯合拓人
前述の通り、泰美が晴華の嘘を暴露した際に親友(と称していた)泰美に嘘を止めた方がいいと提案するも「逆ギレされて今までのお金返してなんて言われたらどーすんの」と泰美から言い返され、何も反論出来なかった。
一応「そんな子じゃないと思うけどなぁ…」と晴華をフォローはしており、彼女がそれを聞いていたためか、今回の事件でも彼だけは命を狙われたり罪を着せられたりすることはなかった。
実際には晴香は「泰美の望み(思った)通りに逆ギレ」するような子だった訳だが・・・
一応「そんな子じゃないと思うけどなぁ…」と晴華をフォローはしており、彼女がそれを聞いていたためか、今回の事件でも彼だけは命を狙われたり罪を着せられたりすることはなかった。
実際には晴香は「泰美の望み(思った)通りに逆ギレ」するような子だった訳だが・・・
4人の中では唯一良心的な人物と思われるが、その後も彼は晴華に悪びれる様子も無く、彼女のお金でアウトドアを満喫していた。
泰美に口止めされていた可能性もあるが、そうでなければ晴華を傷つけたくないために真実を黙秘していた場合もある。いわゆる「いじめの傍観者」に似た、悪意がなくても加害者と見なされる複雑な立場であったといえる。
だが、どちらにせよ真実を知った時点で晴華を表立って援護していれば、今回の事件は起きなかっただろう。
泰美に口止めされていた可能性もあるが、そうでなければ晴華を傷つけたくないために真実を黙秘していた場合もある。いわゆる「いじめの傍観者」に似た、悪意がなくても加害者と見なされる複雑な立場であったといえる。
だが、どちらにせよ真実を知った時点で晴華を表立って援護していれば、今回の事件は起きなかっただろう。
- 灰原哀
帰りの車中三木は晴華たちに掛けた言葉を、探偵団や阿笠から「心がスッとした」などと賞賛されていた。
しかし、彼女は「(あの言葉は)ただの受け売りよ…」と答える。
しかし、彼女は「(あの言葉は)ただの受け売りよ…」と答える。
話は事件の少し前の事。
大学生4人とバーベキューを楽しんでいる時、三木はコナミの箸があまり進んでない事に気づく。
「どうしたの?」と聞くとコナミは「普通そうだよなあって思ってな」と言って、孝一だった頃のとある出来事を話し出した。
以前、蘭と園子がスキーに行く計画を立てていたが蘭が金欠で参加を断る。
理由を知った孝一は「旅費なら金持ちの園子に出してもらえば…」と言うが、それを聞いた蘭は途端に怒り出し……
大学生4人とバーベキューを楽しんでいる時、三木はコナミの箸があまり進んでない事に気づく。
「どうしたの?」と聞くとコナミは「普通そうだよなあって思ってな」と言って、孝一だった頃のとある出来事を話し出した。
以前、蘭と園子がスキーに行く計画を立てていたが蘭が金欠で参加を断る。
理由を知った孝一は「旅費なら金持ちの園子に出してもらえば…」と言うが、それを聞いた蘭は途端に怒り出し……
そんなの絶対ダメだよ!!
わたし園子と一生親友でいたいから!!
……と言い返した。
どうやら園子とはずっと対等な親友であり続けるために、彼女から都合のいい時にお金を援助してもらうようなことは絶対にしないようにしているらしい。
その事もあってコナミには平気で「お嬢様」にたかっている同好会のメンバーの友情が嘘っぽく見えてしまったようである。
どうやら園子とはずっと対等な親友であり続けるために、彼女から都合のいい時にお金を援助してもらうようなことは絶対にしないようにしているらしい。
その事もあってコナミには平気で「お嬢様」にたかっている同好会のメンバーの友情が嘘っぽく見えてしまったようである。
そんな話を事前にコナミから聞いていた事もあり、友情ごっこを続けている同好会のメンバーに対し上記の言葉をぶつけたらしい。
しかし、それでもヒカリは「カッコよかったよ!」と三木を褒めるも、直後に何かを言いかけて口ごもってしまう。
そんなヒカリを見て思惑に気づくと、彼女にこれから名前で呼んでもいいと許してあげる事に。
許可をもらったヒカリは「ほ、ほんと!久子ちゃん!うふふっ」と言って屈託の無い笑顔を浮かべた。
流石に三木からは「ヒカリちゃん」と呼ばれなかったものの、この件を通じて更に友情が深まったようである。
そんなヒカリを見て思惑に気づくと、彼女にこれから名前で呼んでもいいと許してあげる事に。
許可をもらったヒカリは「ほ、ほんと!久子ちゃん!うふふっ」と言って屈託の無い笑顔を浮かべた。
流石に三木からは「ヒカリちゃん」と呼ばれなかったものの、この件を通じて更に友情が深まったようである。
そんなヒカリに便乗して、げたと光彦も三木を「久子ちゃん」と呼ぼうとするが、寸前で彼女に制止される。
彼らに「久子ちゃん」呼びの許しが出るのはまだまだ先の事になりそうである。
彼らに「久子ちゃん」呼びの許しが出るのはまだまだ先の事になりそうである。
【余談】
某アニメ雑誌の読者投稿コーナーで、この回について「サブタイトルで犯人のネタバレをしている」という意見が寄せられたことがあった。
某アニメ雑誌の読者投稿コーナーで、この回について「サブタイトルで犯人のネタバレをしている」という意見が寄せられたことがあった。
追記・修正は、真の友人がいる方にお願いします。
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