ゆっくりいじめ小ネタ220 ゆっくりみったー

「ふふふふふ・・・ついに完成したぞ! ゆっくリミッター解除装置!」

解説しよう! ゆっくリミッターとは、ゆっくりの能力を押さえつけている餡子型セーフティシステムである。
あらゆる生物にリミッターが存在し、人間ならば本当に最大の力の2,3割しか使えないように制御されている。
そして、ゆっくりはリミッターによってその能力の99.7%を封じられており、それゆえに貧弱なのだ。

もし、ゆっくりの普及した現代社会でこのリミッターを外部からの簡単な刺激で外すことに成功すれば、それはもはや兵器である。
私はそれに成功したのだ! 幾多のゆっくりの犠牲の上に成り立ったさいこうのゆっくリミッター解除機。
世界の混乱と混沌の時代を夢に見ながら、私は最高傑作に起動を命じた。

程なくして、彼の秘密基地周辺のゆっくり達に変化が表れた。
目覚めてしまった餡子に秘められた可能性・・・彼女達はそれを意識することなく使い、周囲の人間どもを傷つけることだろう!
さあ、お前達を抑圧し続けてきた人間どもに復讐してやるのだっ!!


その頃、男の研究所のある町の各地でゆっくりに関連する事件が・・・

「ゆゆっ~! おそらをとんでるみたい!」
このれいむは何の気なしに跳ねてみた瞬間、信じられないほどの跳躍力を発揮してなんと70mも飛び上がってしまった。
今まで体験したこともないほどの圧倒的な浮遊感。しばし初体験に酔いしれていたが・・・
「ゆゆっ! ゆっくりおちるよ!?」
飛べば落ちる。羽ばたきでもしない限り地球上では当たり前のことである。
はるか下方の地面めがけてれいむはゆっくりしていない速さで落下する。
「ゆっくりおちないでね! ゆっくりしてね!?」
落下する。
「ゆっくりできないよ! ゆっくりしてよー!?」
落下する。
「ゆ゛っ・・・」
そして、飛び散った。

あるゆっくりみょんは前に勢い良く跳躍したところ、いつもの100倍以上もの距離を一気に進んだ。
いままでの自分では考えられないほどの疾走感、他のゆっくりどころか人間までもすいすい追い越して行く優越感。
顔に感じる風圧がかなり痛いものの、それを差し引いても余りある快感だった。
「ちんぽ~?」
ふと周りを見ていれば自分以外のゆっくりも一緒に凄い速さで疾走している。
速い速い!信じられないほど速い!
気がつけばみょんを先頭にして、20匹近い集団になっていた。
「「「「「ゆっくりしてるよ~!」」」」」
「ち゛っ・・・!?」
が、50mもの距離を浮いた状態で移動するため方向転換ができない。
そんな状況であるにも関わらず、突然目の前に一台のトラックが止まった。
激突する、潰れる。
「ゆっぎぢどまっでね~!?」
激突する、潰れる。
「ゆっくぢちたいよー!?」
激突する、潰れる。
「ゆっくりでぎないいいいい!?」
ほんの10秒足らずの間に20匹近い集団は自滅した。

あるゆっくりまりさは這いずって移動している際に加速し、摩擦で体の半分を失った。
あるゆっくりありすは勢い良く射カスタードした拍子に出しすぎて干からびた。
あるぱちゅりーは勢い良く振り返った直後に自分の髪が顔にめり込んだで死んでしまった。
あるれいむは子どもを出産する際に勢い良く子どもを飛ばしすぎて受け止めようとしたつがいのまりさともども殺してしまった。
あるれみりゃは頬を膨らませようとした際に勢いを付けすぎて頬が破裂した。
あるありすの夫婦はすりすりの摩擦で頬を失い、ぺにまむも摩擦で消滅してしまった。

事態を把握した男は、何も言わずに解除装置を止め、リミッターの再設定装置を起動させた。
男は、ゆっくりの強度の問題を完全に失念していたのだった。


男が再設定装置を起動する少し前、男の研究所近くのある虐待お兄さんの部屋にて。

「「ゆえーん! きょわいよー!」」
「やあ、僕は虐待(ry」
「「これで満足か、虐待厨?」」
「!?」

目の前で両親を嬲り殺されて、絶望で顔をゆがめていた2匹の赤ゆっくりに異常が起きた。
突然の態度の変化。しかも、これから虐待されると言うのにあまりにもふてぶてしい。
予想外の事態に虐待お兄さんはたじろいでしまった。

「こんなちっこいのでも予想外の態度を取られると怯むなんて、おおへたれへたれ」
ゆっくり虐待していってね! せいぜい頑張って虐待していってね!」
「な、何なんだよ・・・お前らはっ!?」

赤ゆっくりの豹変に驚いた男は壁に張り付いて、問いただす。
が、2匹は不敵な笑みを浮かべて男を見つめるばかり。
しばし、そうやってにらめっこを続けていたが、沈黙に耐え切れなくなったお兄さんが赤ゆっくりを潰すべく動いた。

「くたばれ・・・!?」
「おお、遅い遅い」
「ゆっくりしていってね!」

が、かわされた。いとも簡単に、それも赤ゆっくりに。
お兄さんの表情は恐怖に染まり、怯えた目で2匹を見つめる。
相変わらず不敵な、そしてふてぶてしい笑みを浮かべている。

「な、なんなんだ! お前らぁっ!?」
「ゆへっへっへ・・・まりさ達は異次元世界“ガ・ヴァン”の思念体で名をゆっくりと言うんだよ!」
「れいむ達はこの世界を手中に収めに来たんだよ! ゆっくり理解してね!」
「わ、訳わかんねえよ・・・!?」

突然の常軌を逸した発言に困惑するお兄さん。
しかし、2匹は彼の様子を気にも留めずに話を続ける。

「まりさ達思念体は思念体のままだとこの世界に干渉できないから仮の肉体を作ったんだよ!」
「それがこの子達なんだよ! ゆっくり理解してね!」
「でも、肉体の操作に慣れていないし、強化も間に合ってないからからまりさ達が本当の力を発揮できるようになるのは7万年後なんだよ!」
「それまではゆっくり虐待させてあげるよ! ゆっくり感謝してね!」
「「さあ、嬲りなさい!」」

そう言うと2匹はふんぞり返ってどこか誇らしげな表情を浮かべる。
動く気配は無い。なら今の内に潰そう・・・お兄さんがそう考えた瞬間、2匹が突然巨大化し始めた。
徐々に、だが確実に、赤ゆっくりは大きくなっている。
常軌を逸した2匹の奇行を前に戦意を喪失したお兄さんは急いで部屋から逃げ出した。

数分後には男がリミッターを再設定したことで普段のゆっくりに戻り、お兄さんは無事赤ゆっくりを虐待できたとさ。


‐‐‐あとがき‐‐‐
・・・・・・なんじゃこりゃ?

byゆっくりボールマン








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最終更新:2008年11月14日 04:34
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