いたい…からだがおかしいよよ…
なにも…みえないしきこえないよ…
すごく…くさいよ…
たすけて…まりさ…まりさ…まりさ…
あるところに
ゆっくりたちがいました。
れいむはいつものように草原を友達のまりさや他のみんなと走り回って
ちょうを捕まえたりお花を食べたりして過ごしていました。
みんなとても
ゆっくりしていてそれはそれは平和な日々でした。
平和は突然終わりを告げました。人間の男が一人。
大きな鉄の馬を引き連れてやってきたのです。みんなロープで羽交い絞めにされて
それぞれが箱に入れられて。
ゆっくりたちは男に連れ去られていきました。
「れいむたちをはやくおうちにかえしてね!!!」
「
ゆっくりはやくかえして!!!まりさおうちかえる!!!」
「わかるよー!おうちかえるよー!」
「ちんぽ!!!おうちんぽ!!!」
「うっー!うっー!かえさないとさくやにいいつけちゃうぞー!」
男は
ゆっくりたちを部屋の一室に閉じ込めると
箱から
ゆっくり共を開放した。紐はつないだままだが。
なんとも気持ちの悪い生き物達だ。この便所虫共が。
だが、新薬のテストと俺のストレス解消にこれほどもってこいなやつらも居まい。
男はリーダー格と思われる胴体つきの
ゆっくりれみりゃに近づいて
思いっきり蹴り飛ばした。
「う゛っーーー!!!」
そのまま壁に激突してうずくまるれみりゃ。
他の
ゆっくり達もすかさず騒ぎ始める。
「な゛に゛ずる゛のぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「はやくあやまってね!!!」
「やかましいぞ。この糞共がァ!!!てめぇらみたいなゴキブリ以下の便所虫がァ」
ガシッ!
「わ、わからないよー!!!」
「人間様に話しかけてんじゃねぇぇぇぇ!!!!!!」
ドグシャッ!!!
ゆっくりちぇんは男に強烈に投げつけられて壁に張り付いている。
だが死んではいない。こいつらは中身がなくならない限り死なないのだ。
「わ゛、わがならいほぉ…わがらないほぉ…」
残った三匹も男の残虐性と自分達の立場に気が付いたらしい。恐怖で逃げることも出来ない。
モチロン逃がすつもりも毛頭男にはない。
「バカなオマエラでもよーくわかっただろぅ。お前らは生きてる価値すらない
ゴミだ。カスだ。便所虫だ。だから俺が有効活用してやるよぉ。」
恐怖で動けなくなった
ゆっくり達に近寄る。手始めはコイツがよさそうだ。
男は
ゆっくりれいむを鷲づかみにするとそのまま持ち上げて机の上に縛ってた紐を使って
しっかりと固定した。
「ゆ゛っ!!!なにするの!!!
ゆっくりやめてね!!!」
「お前らみたいな家畜以下の糞に、髪や飾りなんていらないんだよ。
だから全部綺麗にしてやるよ。」
男は手に持っていたバリカンに電源を入れる、ブブブブブブブブブブとバリカンは
れいむの髪を刈り取るために鼓動を始めた。
ゆっくり達は生まれつき装飾品を持って生まれる。なぜかは分かっていないが
装飾品を取られる事をこいつらは異様に嫌がる。固体によっては死ぬ事よりこちらを守るほうを
選ぶくらいだ。まぁ便所虫の考える事は俺にはわからん。
「やべで!!!それだけはやべで!!!や゛だぁ!!!
ゆっくりできないよぉ!!!」
もちろん糞饅頭の意見は無視して、俺はバリカンを突き刺すように入れていった。
かなり雑だったがこれでよし。他のやつらもチャッチャとやるか。
坊主になったれいむは見るも無残な頭になっていた。所々餡子も漏れている。
ショックだったのかれいむは地面に伏せてずっと泣き続きっぱなしだ。
「さ~て~と~っと。次はオマエだよ黒ゴキブリ。」
ひょい
「ま、まりさのぼうしかえして!!!
ゆっくりがえじでぇぇぇ!!!」
帽子をとられたまりさは必死に取り返そうと男に体当たりを仕掛ける。
バレーボールサイズのまりさが人間に勝てるわけが無い。残りは相変わらず震えて怯えているのに
さっきの見せしめもすぐ忘れるようなミニマム脳みそなんだなコイツァ…
そんなに帽子が大事か下水野郎。
「ウザェよ。」
言うが早い。男はまりさを蹴り飛ばし、殴る。殴る。殴る。
「ぶべっ!!いぎゃっ!!ぐぽぁ!!」
「さーてと、このくらいでいいかな。」
まりさは男に殴られてボコボコに腫れていた。衰弱しきっていて
口からは弱弱しく「ゅーゅー」と呼吸のような声しか聞こえない。
「ジャカジャーン!ペーンチー!」
男は某猫型ロボットの如くペンチを取り出して
膝でまりさを挟むと口を開かせた。
「まあ、存在自体害だから虫歯って事で
全部ぶち抜いていいよね。歯医者さんごっこしますよ~」
男は楽しそうにまりさの口にペンチを入れていく。
だがまりさはたまったものではない。
「ん゛ーー!!!む゛ぅ゛ーー!!!」
男は無慈悲にまりさの口にペンチを突っ込む。
そして力任せに引きちぎる様に歯を引き抜いていった。
「やっと終わったー。オマエ無駄に歯が多いんだよ。」
口を餡子まみれにしてまりさは気絶している。敏感な歯を全部ペンチで抜き取られたのだ。
健康的な歯肉だったゆえに余計に痛みは半端ない。
「さてと、それじゃもうちょっとがんばりますかねぇ。」
まだ、終わりじゃない。
男はペンチを置く。今度は4枚刃のカミソリを取り出した。
残りの
ゆっくりたちを箱に押し込めて、気絶してるまりさを持ち上げて台所に運ぶ。
そして口の中を洗うために水を直接蛇口から放出した。無論激痛でまりさは即座に起きる。
「む゛ぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
「おお、起きた起きた。よしよし。オマエの歯茎はグチャグチャだ。
だから優しいお兄さんがしっかり整えてやるよ。」
起きたばかりのまりさはわけがわからない。口の中にまた何かが入ってくる。
「!!!!!!!!!」
「ちゃんと歯磨きしまちょーねー。」
男はまりさの歯茎を平らにするように、カミソリを歯磨きみたいに使って
ブラッシングならぬカッティングを施していく。覚醒したばかりのまりさは
新しく凄まじい痛みにまたも意識を失ったのだ。
最終更新:2025年01月11日 08:01