「うへへ、今日は奮発してケーキなんて買ってしまった!あいつ、喜ぶだろなぁ」
うちの飼い
ゆっくり、その喜ぶ姿を想像してたら街から家までの距離もすぐだった。
「ただいまー!」
玄関の扉を開ける。
いつもなら、おかえりなさい!と元気に出迎えてくれるはずだったが、今日はその姿がない。
「あれ?寝てんのかな?」
もしそうならかわいい寝顔を拝むチャンスだぜと思いながら靴を脱いでいたら、
なにやら居間の方から物音がしてくることに気がついた。
やっぱり起きてるのかと思ったが、それ以上は特に考えず居間への扉を開く。
「ただいま!今日はケーk…」
目の前の光景に一瞬言葉を失い、頭の回転が止まってしまった。
しかし、瞬時に活動を再開し、状況を判断する。
割れた窓ガラス、石、ぱちゅりーの死体、れいむの死体、
そして、部屋の中央でにらみ合い、互いに隙を探り合うまりさと、
「ッ!!」
そこまで考えると、あとは体が勝手に動いていた。
にらみ合っていたまりさを蹴り飛ばし、もう一方、つまりうちの飼いゆっくりに駆け寄る。
多勢に無勢で戦っていたせいか、体中ボロボロで餡子の流失が激しい。
「あ、おにー、さん…おか、えり……」
こんな状態になってまで、わざわざあいさつしてくれることに感動したが、今はそれどころではない。
「待ってろ!今オレンジジュースを!」
…
なんとか一命を取り留めたゆっくり。
「なんとか助かったな…よかったぁ…」
一時はどうなる事かと思われたが、オレンジジュースで殊の外あっさりと回復した。
これでお土産のケーキでも食べれば、明日にはもう元通りだろう。
「おにぃさん、こわかったよぉ…!」
「よしよし、もう大丈夫だぞ。何があったのか話せるか?」
うんと頷くと、ぽつりぽつりと事の顛末を語り始めた。
おっとその前に、これ以上もったいぶるのはやめて…(いちいち飼いゆっくりだとか表記するのもめんd…)
うちのゆっくり、左右非対称の翼、ゆっくりには珍しい装飾のない漆黒の髪、それに映える紅玉のような瞳。
そう、ぬえだ。
多くの希少種に見られるような特殊な能力もなく、これといって身体能力が高いわけではない。
しかし、空からぬえが降ってきたあの日から、俺とぬえは大事なパートナーなのだ。
(余談だが、ぬえは本当は木から落ちたのだが、男は宇宙からやってきた『宇宙ゆっくり』だとおもっている)
閑話休題。
ぬえの回想に話を戻そう。
今日は用事があるので隣町まで出かけることになっていた男。
普段なら、ぬえも連れて行くのだが、隣町までは電車に乗って行かなければならない。
近所の商店街ならいざ知らず、さすがに公共機関にゆっくりを連れ込むわけにはいかない。
「そういうわけで、昼過ぎには帰ってくるから留守番よろしくな。お土産も買ってくるから!」
「いいこでまってるから、おみやげはふんぱつしてね!いってらっしゃい!!」
男を見送ってすぐに眠気がやってきた。
いい天気で、昼寝・二度寝するにはもってこいのうららかさだ。
いいこ、いいこ、とつぶやきながら、ぬえの意識は沈んでいった。
ぬえが眠りについてからしばらくして、家の庭では…
「ねぇまりさ、やっぱりやめたほうがいいとおもうわ」
「そうだよ、もしにんげんさんにみつかったら、れいむたちゆっくりできなくなるかも…」
「でも!でも…もうこうするしか、ないのぜ…」
「まりさ、いまからでもごはんをあつめればあかちゃんがうまれてもきっとゆっくりできるよ。だから…」
「っ! もとはといえば、れいむがかんがえなしにすっきりするからわるいんだぜ!
ぱちゅりーがあんなにも、あかちゃんはじゅうぶんにゆっくりできるごはんがあつまってから、っていってくれてたのに!!」
「むきゅ…ここでいいあらそってもなんにもならないわ…やるなら、やりましょ。れいむもそれでいいわよね?」
れいむたちは、確かにこの家から男が外出するのを見た。
(家族やペットがいることはまったく考えておらず、結局それが故で失敗するのだが)少なくとも、今この家に男は居ないのだ。
「ゆぅ、わかったよ…やるからには、ごはんたくさんとってかえろうね!」
ぱちゅりーがれいむとまりさに指示を出す。
直前まで反対はしていたが、やはりどこかでこうするしかないと思っていたのか、
この日の準備はしっかりと整っていた。
大きな石とそれより一回り小さな石、そして木の板。
ぱちゅりーの知恵により、簡易投石機は完成した。
上面が平らな石の上に木の板を乗せ、さらに石を乗せただけの不安定な投石機だった。
シーソーのようなそれで石を飛ばしてガラスを割ろうとしているのだ。
一方眠っているぬえ。
先程から聞こえている衝撃音で眠りから覚めてしまった。
「ゆぅ…うるさいなぁ……ぬえはまだねたりないよ…」
確か前にもこんなにうるさいことがあったな。
あの時おにぃさんに聞いたら、工事って言ってた。
また工事なのかな、でも、それにしてはあの時より音がうるさいような…
まどろみの中にあったぬえだったが、先程までとは違う大きな音により完全に目を覚ます。
音のした方を見ると、割れたガラスに、3匹のゆっくり。まりさ、れいむ、ぱちゅりー。
「やっとはいれたね!やっぱりぱちゅりーもまりさもすごいね!」
「そんなこといってないでさっさとごはんをいただいてかえるのぜ!ゆ…?」
おにぃさんとぬえのゆっくりプレイスに、あろうことかガラスを割り土足で侵入してきたゆっくりたち。
「むきゅ?せんきゃくがいるわ…
あなた、ここはにんげんさんのおうちよ。どうやってここにはいったの?」
「れいむはわかったよ!あのにんげんさんはそこのゆっくりのどれいなんだよ!
だかr」
ぬえの怒りは頂点に達していた。
それ以上しゃべらせまいと、渾身の体当たりをれいむに食らわせる。
いきなりのことに、3匹は何の反応も取れなかった。
れいむは動かない。死んだか、気絶したか。
追撃しようとしたぬえにまりさが反撃をしたことで、
居場所と誇りを、生存と未来を賭けた戦いの火蓋は切って落とされた。
「まりさ!うしろよ!」
ぱちゅりーがまりさに的確な指示を出す。
背後に迫るぬえの攻撃をかわすと、お返しとばかりに体当たりを食らわせる。
弾き飛ばされるぬえ。床を転がり、少量の餡子を吐き出す。
圧倒的な力こそないぬえだが、通常種の野良ゆっくり程度に遅れを取るほどではない。
しかし単純な数の違いによる戦力差、そしてコンビネーション。
このまりさが、野良の中ではそこそこ強い個体であったことも、ぬえを不利とするには十分な材料であった。
「ゆ、ゆへへ。おもったよりもつよくなかったのぜ…!
そのはでなはねは、みかけだおしだぜ!!」
先程のダメージが抜けきらないぬえに、追撃を加えるまりさ。
「ゆらぁ!ゆっくりしないでしぬのぜ!!」
まりさの体が、砂糖細工の歯が、ぬえの体力を確実に削っていく。
このままでは殺されてしまう。ゆっくりプレイスは奪われ、おにぃさんにも会えないままに死んでしまう。
しかし、ぬえの瞳はあるものを捉えて離さない。
戦う2匹から1歩引いたところで指示を出すぱちゅりー。
頭を潰せば、いかにまりさが強かろうとも、戦えないレベルではなくなる。
「よそみしてるとあぶないのぜ!!」
もう何度目かも分からない体当たりが、またもぬえを吹き飛ばす。
そしてこの体当たりは、大きなダメージと、最高のチャンスを運んできた。
それは位置。まりさとぱちゅりーの間へと吹き飛ばされたのだ。
ここからなら、まりさに邪魔されることなくぱちゅりーに攻撃ができる。
偶然訪れたおそらく最初で最後であろう攻撃の機会。
もちろん、これを逃すぬえではなかった。
一撃で仕留められるように、まりさが嘲笑った羽を前へと突き出す。
ぬえの羽は鋭く、ゆっくりの体などいともたやすく切り裂くことができるだろう。
傷付いた体にムチを打ち、ぱちゅりーへと最後の攻撃を仕掛ける!
「っ!!ゆぅぅぅうううぅぅうう!!」
目を覚ますと知らない場所にいた。
前後の記憶が曖昧だ。
なんでこんな所にいるんだっけ…?
あ、ぱちゅりーだ。
それとあれは、うん?
知らないゆっくりだ。
あっちにはまりさもいる。
とりあえずぱちゅりーにはなしをきいてみよう。
ぱちゅりーはだれよりもかしこいからなんでもしってるんだよ。
ねぇ、ぱちゅりー…
「ぱちゅりー!!よけるのぜ!!!」
まりさは叫んだ。
その叫びを聞いて、ぱちゅりーはぬえの攻撃を避けんと横へ飛ぶ。
「む、きゅんっ!」
羽がぱちゅりーの頬を裂いたが、なんとか突進そのものは躱すことができた。
が。
「ゆ…ぅ……?」
なんだかお腹があつい。
あかちゃん、うまれるのかな?
「ま…りさ、あ…ちゃん、そ、ろ…そ…う……」
あれ?なんだか、うまく、しゃべれない。
めのまえに、あの、しらないゆっくりがいる。
ともだちに、なれるかな?
まずは、やっぱり
「ゆっ…、り…して……ぃ…」
ぱちゅりーには何が起こったのか分からなかった。
なんとか理解できたのは、
部屋の隅で動かなくなっていたれいむが、目の前でまた動かなくなっていること。
左の頬が焼けるように熱いこと。
まりさが何か叫んでいたこと。
何かが頭の上に落ちてきたこと。
頬から餡子が、ものすごい勢いで吹き出したこと。
そのまま餡子と一緒に意識も流れ出ていった。
そして、満身創痍のぬえと、茫然自失のまりさの、
片や体力、片や気力的に最後になるであろう一撃を加えるための隙の探りあいが始まる。
ここでようやく冒頭部分へと繋がり、回想パートが終わったのだ。
「…そしたらおにぃさんがかえってきて、まりさのやつをけっとばしてくれて、
ぬえのことをたすけてくれたの!」
「なるほどな、よくがんばったよ、ぬえ」
念のため傷口が開かないように、優しく頭を撫でてやる。
「うし、じゃあガラスとか片付けて、終わったらケーキでも食べますか!」
「ゆふん!ケーキ!ゆーし、ぬえ、はりきっちゃうよ!!」
「ぬえはゆっくりを片付けてて。ガラスは危ないから俺がやるよ」
割れたガラスを見るとため息が漏れた。
「ったく、饅頭共ときたら…誰が修理すると思ってんだよ…
まぁ、俺が修理するわけでもないけどな、というかこれって保険効くのかよ…」
そんなことをボヤきつつ、ガラス片を掃除し、割れた部分には応急処置でガムテープを貼り付ける。
ガラスはこんなところとして、ぬえの方はどうなってるのか見ようとしたら、
「おにぃさん!きて!はやく!!まりさが!」
呼ばれた。まりさがどうかしたらしい。
そういえば蹴飛ばしただけで放置してたから、まだ生きてたのかな?
ゆっくりの生命力はゴキブリ並みだからな、あ、ぬえのことじゃないよ?
とか考えながらぬえが呼ぶまりさの元まで行くと、案の定まりさは生きていた。
生きているといっても、死んでいないと言った方がいいような状況で、息があるというのが適切かもしれない。
意味のないうめき声を漏らしているが、なにもしなくてもそれはやがて止まるだろう。
だが、ぬえはどうやら直接とどめを刺したいらしい。
「どうする、おにぃさん?ころす?ころしてもいい?」
よほどこのゆっくりたちに怒りを感じたのだろう、その気持ちは素直にうれしい。
「そうだな、生かしておく理由も必要もないし…いや、待てよ…」
俺はあることを思い出し、思いついた。
「ぬえ、妹だ!」
「?」
ぬえはなんのことだかさっぱりといった様子だ。
そうなってはこのまりさにも価値が出てくる。
ぬえの気持ちも、俺の企みのためにも。
まりさを回復させるために、ぬえを回復させるときに使ったオレンジジュースをもう一度手に取る。
どんなに重症であろうと、とりあえずオレンジジュース。
ゆっくり相手ならこれで大丈夫なのだ。
ご多分に漏れず、すっかり回復するまりさ。
「…ゆん?いつのまにかねてたのぜ?
れいむ?ぱちゅりー?どこにいったのぜ?」
餡子脳ゆえか、蹴飛ばされたショックからなのか、今日あった「いやなこと」は覚えてないみたいだ。
「おはようまりさ。調子はどう?どこか痛むところは?」
「ひっ…にんげんさん…ゆっくりしないでにげるのぜ!」
必死に跳ねて逃げようとするが、見えない壁にぶつかってしまう。
「!? なんでにげられないのぜ?」
言うまでもなく、まりさは透明な箱の中にいるからだ。
なおも逃げようと、なんども壁に体当たりをするまりさに優しく話しかける。
「れいむとぱちゅりーなら先に帰ったみたいだよ。
でも、外はもう暗いし、今から追いかけたんじゃれみりゃに食べられちゃうかも。
今日はここに泊まっていったらどうかな?」
まりさは悩む。にんげんさんも怖いけど、れみりゃも怖い。
ここにいたら危ない気がするけど、外に出ても、この人間が言うように危険だ。
返答を決めあぐねているまりさに、もう一つ提案を。
「ケーキもあるんだ。皆で食べようよ、ね?まりさ」
結局、誘惑に負け(そもそもその選択肢しか選びようが無いのだが)ケーキを食べ、一泊したまりさ。
にんげんさんが言うには、この箱の中はとても安全な場所らしいが、ずっとここにいるわけにはいかない。
そろそろれいむとのあかちゃんも産まれるはずだ。はやく皆のところに帰りたいと思っていた。
「にんげんさん!まりさはみんなのところにかえりたいのぜ!ここからだしてほしいのぜ!」
それを聞いた俺は思わず笑ってしまう。
「はははっ、皆のところってどこだよ。後追い自殺でもするつもりか?ww」
自殺?何を言っているのだこの人間は。
「まりさにはかえりをまってるかわいいれいむと、そのあかちゃんがいるのぜ!
だからここからだしてほしいのぜ!」
「もー必死になっちゃって、まりさったらかわいいねー。
そんなまりさに素敵なプレゼントをあげるよ。持ってくるからちょっと待っててね」
「にんげんさん!ぷれぜんとはいいからここから…」
まりさは言葉を失う。その目は「コレ」に釘付けだ。
「おまたせー。中身がほとんど出てるから皮だけでぺらぺらだけど、まりさならこれがなんだか分かるよね?」
限界まで目を見開き、声にならない声を発するまりさ。
「あれ?せっかくあんなに会いたがってた友達に会えたってのに元気ないなぁ。
分かるよね、これぱちゅりーだよ?」
もう死んでるけどね、と付け足す。
荒い呼吸を繰り返し、目をそらそうとしても嫌でも目に映る、ぱちゅりーだったもの。
「ゅはっ…!はっ…はぁ!!はっ、ゅぐぅっ!!はっ…はぁ…っぐぅぅぅうう!!」
「ぱちゅりーとはあんまり仲が良くなかったのかな?まぁいいや。
でも次はきっと喜ぶぞぉ!なんと…」
いくらゆっくりであろうと。餡子脳であろうと。
まりさは分かっていた。
この男が次に何を取り出すのかを。それがどんな意味を持っているのかを。
そして思い出していた。自分が気を失う前のことを。
だから、れいむがどうなって、今どこに居るのかも、分かってしまった。
「ゆがああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
「れいむでーす!まりさの自慢の可愛いれいむ!叫ぶほど嬉しいんだね、喜んでもらえて何よりだよ」
こみ上げる吐き気を、溢れる絶望を、必死に耐える。
「あとさ、あかちゃんまだ生まれてないんでしょ?かわいい赤ちゃん見たいよね?」
答えを聞くつもりなどもちろんない。
ぬえに付けられ、致命傷となった腹部の裂傷、そこを手で拡げる。
中に手を突っ込み、取り出す。
そして、まりさによく見えるように、箱の中に「それ」を置いてやる。
「はいこれ、まりさとれいむの
「おいおい、何回気を失えば気が済むんだよこのまりさは」
「おにぃさんがいじめるからでしょ。このまりさはもういじめなくてもよかったのに」
「でもこいつらガラス割って、ぬえにひどいことしただろ。これくらいぬえの痛みに比べれば!」
あの時まりさに食べさせたケーキ、その中にはあるものが仕込まれていた。
それこそが、まりさを生かしておいた理由である。
あるものとは、種だ。
種とは言うが、凝縮されたゆっくりの元と言った方が分かりやすいかもしれない。
ぬえ種が生涯に一度だけ、体内で生成するそれは、ゆっくりの体内にて育つ。
やがてぬえ種は、母体となったゆっくりの餡を、内部から食べ始める。
十分に成長したら、母体の腹を突き破って、初めてこの世界に産声を上げるのだ。
余談だが、その特徴ゆえにぬえ種は数こそ少なく希少種と呼ばれるが、
捕食種に食べられても、その体内でまた新たなるぬえが、安全に成長することができる。
通常のゆっくりが、数の多さで種の保存を図ったとするなら、ぬえ種は数こそ捨てたものの、
より確実に生き残れる道を選んだのだ。
一説では、平安の頃からその姿は確認されていたとか。
このぬえは、体内で生成した種を排出し、おにぃさんに渡していた。
それがどれほどの意味を持つのか、推して知るべしである。
とにかく、その種をまりさにケーキとともに食べさせたのだ。
何日か後の事…
以前と変わらない透明な箱の中に、以前と変わらないまりさがいた。
ただ一つ違っていたのは、精神が壊れてしまったこと。
今では、自分の体内にいるぬえの子供を、れいむとの子供だと思い込み、
必死に最後の一線を越えまいと耐えている。
「あかちゃん……まりさと、れいむの…
れいむ……?ゆ、ぐぐぎぎぎぎぎゅぐぎぐぎぐっぐうぐうううううう!!!」
もう何度目かも分からない、この体の内側をかき乱す痛み。
「なぁぬえ、今回のっていつもより長くない?」
「そうだね、もしかしたら…」
果たしてその予想は当たっていた。
まりさの下腹部がもぞもぞとうごめき、やがて破れる。
そして
「ゆっくりしていってぬえ!!」
あとがき
まずは最後まで読んでくれてありがとうございます、です!
しかしまぁ、たったの1セリフを言わせたかっただけのはずなのに、どうしてこうなった…
設定としては、ぬえ→エイリアンというなんとも安直な発想です。
そもそも
タイトルからしてモロバレな感じです。
あと種ですが、ぬえの能力、その元となる「正体不明のタネ」から。
とにもかくにも楽しんでもらえたならば幸いです。
最終更新:2011年12月19日 17:58