ゆっくりいじめ系3170 そうっぞう!にんっしん!するよ

 小麦粉の皮にたっぷり詰まった餡子。通常、我々はこれを饅頭と呼ぶ。
 しかし、これが言語を発し自由に移動する。
 この不可思議なナマモノを我々はゆっくりと呼ぶ。
 私はこの謎のナマモノに強く惹かれている。

 とは言っても、私はいわゆる愛でお兄さんでも虐待鬼意山でもない。
 ゆっくりの謎に満ちた生態に非常な興味を持ち、その生態を調べる事に知的好奇心を刺激される。   
 私はゆっくりを科学するゆ学者なのだ。
 今回は数々の私の実験の中から皆さんの興味を刺激すると思われる一例をご紹介しよう。

そうっぞう!にんっしん!するよ

 さて皆さんは想像妊娠という言葉をご存知だろう。
妊娠を強く望む、あるいは過度に恐れるなどの妊娠に対する強い思い込みが引き起こす心身症の一つで、妊娠していないにも
関わらず妊娠時の徴候である月経の停止や悪阻などを発症する。思い込みという精神活動は時に身体にまで影響するわけだ。
 ところで、ゆっくりは思い込みのナマモノと呼ばれ、その思い込みだけで時に驚くような事象を引き起こすことがある。
 ならば、ゆっくりにもそうっぞうにんっしんは可能ではないだろうか?
 この疑問を解決すべく私は実験に取りかかった。

 用意した被験体はれいむ種の成体。
 ゆっくりの生態に興味のある方ならその理由をご理解いただけるだろう。れいむ種は数種のゆっくりの中でも極めて母性の
強い種族であるため、今回の実験で疑似的にとはいえ母体となるにはうってつけと言えよう。
 加えて、この個体には特有の性質がある。
 そもそもこの被験体はまりさ種とれいむ種の間に胎生妊娠で一体だけで産まれている。
 被験体がまだ赤ゆの時に、父まりさは不慮の事故(ゲス要因を持っていた父まりさの執拗なあまあま要求に対して助手が発
作的に殴殺してしまった)により亡くなっているため、母れいむは被験体に深い深い愛情を与えて育てている。
 つまり、母性というものの体験がほかの個体よりも濃厚であると言える。
 更に母れいむは被験体が独り立ちする直前に不慮の事故(母れいむの執拗なあまあま要求「れいむはしんぐるまざーなんだ
よ(ry ゆぎゅる。」に対して助手が発作的に殴殺してしまった)により亡くなっているため母性に対して妄想的なまでの神聖
性を感じていることが本ゆんに対するヒアリングから判明している。
 このように今回の被験体れいむは非常に母性の強い個体であると推測される。

 さて、ゆっくりの生殖行為とはいわゆるすっきりーである。
 充分に発情したゆっくり同士がすっきりー行為を行うことで精子餡と呼ばれる生殖餡が生殖器あるいは皮膚を通して体内に
浸潤することでにんっしんが完成する。
 今回は精子餡の介在なしにすっきりーを疑似体験することで被験体の妊娠に対する思い込みを形成し、そうっぞうにんっし
んさせることにしたい。

 被験体れいむをゆっくり飼育施設、通称とってもゆっくりぷれいす(これについては別途紹介することもあるだろう)から
ピックアップする。
 「やあ、れいむ。ゆっくりしているかい?」
 「ゆゆ。おじさん、れいむはとってもゆっくりしているよ。おじさんもゆっくりしていってね!」
 「ああ、ゆっくりしていってね!」
 とってもゆっくりぷれいすで飼育されているゆっくりはとってもゆっくりしているうえに、常に我々が手厚く世話をしてい
るため、にんげんさんとの関係も非常に良好である。
 「ところで、れいむ。君に一つ頼みがあるんだが、聞いてくれるかな?」
 「ゆ。いいよ、れいむゆっくりおねがいきくよ。」
 「そうか、ありがとう。お礼にあまあまをたくさんあげようね!」
 「ゆゆゆ!おじさんのくれるあまあまはとってもゆっくりできるよ。はやくおてつだいするよ!」
 良好な関係を築いているため、実験に移るまで非常にスムースである。
 被験体れいむを実験室に移動させ、おなじみの透明ケースに移す。
 来るべきそうっぞうにんっしんに備え、体力をつけさせようとあまあまをむーしゃむーしゃしてもらい、ゆっくりした状態
を保持させる。
 「ゆゆーん。このあまあまはとってもゆっくりできるねー。」
 「おじさんはれいむにお手伝いをしてもらう準備をしてくるから、そこはちょっと狭いけど、あまあまを食べながらゆっく
りしていってね!」
 「ゆ!おじさんはゆっくりじゅんびしてね!」
 その間に実験室の外にある監視室へとむかう。透明ケースの上にはゆっくりを保定するためのゆっくりアーム(ゲームセン
ターのUFOキャッチャーを想像していただきたい)がセットされており、監視室からそれを遠隔操作するのだ。
 ゆっくりアームのコントロールを開始する。アームはむーしゃむーしゃおよびうんうんを終えた被験体をがっしりと掴む。
 「ゆゆ。おそらをとんでるみたいー」
 と喜ぶ程度の締めつけにしているのは私はあくまでゆ学者でありゆ虐者ではないからだ。
 ここでさらにゆっくりアームを上下前後左右に揺することで被験体の発情を促す。ゆっくりがその体を揺すられることで発
情を開始することは初期のゆ学文献に詳しい。
 「ゆゆぅ。なんだか変な気分だよ~」
 などと被検体が言い始め、体表に独特の粘液が分泌されはじめれば発情は完全である。

 今回は疑似すっきりー体験であることから本来の相手は番のゆっくりであるところを人工ゆっくりを使用してすっきりーし
てもらう。
 用意したのは小麦粉の皮の中にカスタードクリームを詰めた人工ありす種。外見はれいぱーと呼ばれるありす種のゲス形態
に限りなく近づけている。
 ちなみに、今回使ったカスタードクリームは友人のフランス人パティシエが作った最高級の物を使用した。

 充分に発情した被験体をゆっくりアームで保定したまま、そっと地上に戻す。
 そして、別のアームを使い、透明ケースの中に人工ありすを入れる。被験体は発情し虚ろな表情をしながらも
 「ゆゆ!れいぱーはゆっくりできないよー」
 「ゆっくりできないれいぱーはゆっくりしないでどこかにいってね」
 などと騒ぎ始める。れいぱーの出現によりショックを受けたとしても発情状態がおさまらないようにしっかりと下準備を施
しておくことがこの際肝要と言えよう。
 人口ありすに内蔵されているスピーカーからあらかじめ録音しておいたれいぱー種の鳴き声を再生する。
「んほぉ。なかなかのびれいむねえ。ありすさまがとかいはなあいをおしえてあげるわー」
 今までとってもゆっくりぷれいすでストレスなくゆっくり生きてきた被験体はそれだけで動けなくなってしまうので、アー
ムを使い、人工ありすを被験体に接触させすーりすーりさせる。
 今回は胎生にんっしんではなく、植物性にんっしんによりその後の変化が観察しやすいようにしたい。
 はじめ、被験体は拒絶反応を示し、
 「ゆぎゃー。れいぱーとすっきりしたくないー」
 とか
 「でいぶのはじめでばばりさにざざげどぅっでぎべでだどにー」
 などと鳴き声を上げるが、私はゆ愛者ではなくゆ学者であるからして、冷徹に実験を継続する。
 次第に拒絶反応は薄らぎ、体表面が薄紅色に発色し始め、被験体は本能であるすっきりーの欲求に逆らえず次第にすっきり
ーにのめり込んでいく。
 その様子を確認したところで、さらにあらかじめ録音していたれいぱーの鳴き声を再生する。
 「んほ~♪ んほんほ~♪」
 そのあからさまに楽しげな鳴き声にまたも被験体が反応する。
 「ゆびゃあ。すっきりーしたくないのにー。でいぶ、ずっぎっぢしぢゃうー」
 もはや絶頂の時は近いようだ。
 「んほ! んほ! んほぉぉぉ! すーりすーり、さいこうよほぉぉぉ!すっきりしちゃうー」
 「んほぉぉぉ。でいぶもずっぎりしぢゃうー」
 そのタイミングを見計らい、人工ありすから疑似精子カスタード(人工ありすの中身に使用しているものと全く同じ)を射
出する。

 「「すっきりー」」

 こうして、被験体れいむの疑似すっきりー体験は終わりを告げる。

 と同時に、観察室から私は極上のあまあまを抱えて現れ、さも今気がついたかのように被験体れいむに声をかける。
 「やや、どうしたんだ、れいむ!」
 「おぢざん、だずげでー。でいぱーはゆっぐぢでぎないー」
 私はやおら人工ありすに手をかけそのまま被験体れいむから引きちぎるようにして、実験室の片隅に投げ飛ばした。ぐちゃ
っという音ともに部屋の隅でつぶれる人工ありす。
 「もっと、ゆっくりしたかった…」
 というお決まりのセリフを再生することももちろん忘れない。

 「大丈夫か、れいむ。れいぱーはおじさんがせいっさいしたからな。」
 「おぢざんー。でいぶ、むぢやぢずっぎりーざぜだでだよー。」
 目から分泌される砂糖水(涙)と口から分泌される砂糖水(よだれ)と疑似精子カスタードで体表面をベチャベチャにさせ
た被験体れいむが訴えてくる。私は用意の極上あまあまをれいむに与える。
 ちなみにこのあまあまは私の友人が営む京都の老舗和菓子店から取り寄せたものだ。

 あまあまはゆっくりにとって最良の精神安定剤となることはさまざまな私の基礎研究から明らかになっている。

 「れいむ、れいぱーのあかちゃんなんかほしくないよ…。」
 「すっきりーしちゃったのか、れいむは?」
 私の問いは被験体がすっきり―をしてしまったという自覚を持つことを促すという役割がある。
 「むりやり、すっきりーさせられたよー。はじめてのすっきりーはもっとゆっくりしてから、まりさとしようねってやぐぞ
ぐじでだどにー」
 どうやら、相思相愛のまりさ種がいたらしく、そのことを思い出してか、また被験体の精神状態が不安定になるので、極上
あまあまをさらに与える。

 「災難だったなあ、れいむ。まあ、とにかくあまあまをむーしゃむーしゃしなさい。」
 「むーしゃむーしゃ、ちょっとしあわせー。」
 極上のあまあまをもってしても、ちょっとしあわせーという程度にしか感じられないほどに被験体は無理矢理すっきりーさ
せられたという事に傷ついているようだ。
 つまり、すっきり―をしたという意識が芽生えたのだ。
 すると、被験体の額部分からにんっしんの徴候である茎がのびてきた!

 やはり、ゆっくりもそうっぞうにんっしんをするのだ!

 私は喜びに飛び上がりそうになりながらも冷静にゆ学者としての立場を思い出し、さらに観察を続ける。

 あまあまをむーしゃむーしゃし、少しづつ落ち着きを取り戻し、自分の置かれた立場を確認したせいか、すっきりーさせら
れたのでにんっしんするという事実を被験体が受け止め、そのことによって形成された思い込みによってにんっしんの徴候で
ある茎の発生が促されたと私は推測した。

 茎の全長は約10cm程度で通常の植物性にんっしんとほぼ同様である。
 しかし、その先にはゆっくりの初期形態である実ゆと呼ばれる果実様の個体の発生はまだ見受けられない。

 そこで、私はさらに被験体に問う。
 「れいむはすっきり―してしまったから、ありすとのおチビちゃんができちゃうけど、どうする?」
 「ゆぅ。れいぱーのおちびちゃんなんてゆっくりできないよ。れいむはゆっくりできないおちびちゃんはいらないよ。」
 そういう被験体は非常に落ち込んだ様子である。
 さらにたたみかける。
 「だけどね、れいむ。れいぱーのありすはさっきおじさんがせいっさいしちゃったから、おちびちゃんにはお父さんがいな
いことになっちゃうよ。それなのに、お母さんにまでいらないなんて言われたら、おちびちゃんはゆっ生(一生)ゆっくりで
きなくてかわいそうだよ。」
 ここで前述した非常に母性の強いこの個体を選択した成果があるはずだ。
 「ゆゆゆ。それはとってもかわいそうだし、ゆっくりできないよ。だけど、れいぱーのこどもはれいぱーになっちゃうから
ゆっくりできないよ…。ゆゆぅ。」
 目の前にあるあまあまをむーしゃむーしゃしなくなったことからも被験体が悩みはじめていることがわかる。
 れいぱーとの子どもを育てるべきか、捨てるべきか…。被験体は非常に難しい判断を迫られている。そして、悩めば悩むほ
どにんっしんの事実(疑似ではあるが)を認めることとなる。

 「大丈夫だよ、れいむ。君たちはまたあのとってもゆっくりぷれいすに戻るんだ。あんなにゆっくりしたところではれいぱ
ーになんてならないから、心配いらないよ。」
 「ゆゆ。ゆっくりぷれいすだとれいぱーにならないの?」
 「そうだよ、れいむ。おじさんもおチビちゃんたちがれいぱーにならないように一生懸命お世話してゆっくりさせてあげる
から、育ててあげたらどうかな? れいむの可愛いおチビちゃんじゃないか。」
 はじめは曇りきっていた被験体の表情が徐々に明るいものになってくる。ここまでくればあとひと押しだ。

 「お父さんのいないかわいそうなおチビちゃんを、君のお母さんのように大事に大事に優しく育てて、ゆっくりさせてあげ
ないとね。」
 「ゆゆ! そうだね、れいむのおかーさんはとってもやさしくてゆっくりしていたよ。れいむはおかーさんといっしょだと
とってもゆっくりできたよ。れいむはおかーさんみたいなやさしいおかーさんになっておちびちゃんたちをとってもゆっくり
させてあげたいよ!」
 被験体の顔に笑顔が戻る。これで被験体は母親として子どもを育てる覚悟を持った。つまり、にんっしんの事実を確実に受
け止めたのだ!

 「れいむのお母さんみたいに上手なお歌を聞かせてあげてね!」
 「ゆゆゆ!おかーさんのうたはとってもゆっくりできたよ。れいむもおちびちゃんたちにうたってあげるよ。ゆーゆゆ♪ 
ゆゆゆゆゆー♪」
 被験体はすっかりその気になったようで、歌を歌い始めた。
 ちなみにゆっくりの歌は人間にとっては調子はずれでまともなものには聞こえないのはさまざまなゆ学者たちのレポートか
らも明らかである。

 「おじさん、れいむのおでこさんにくきさんははえたかな」
 「ああ、れいむのおでこさんには立派な茎さんが生えてるよ。可愛いおチビちゃんたちが6ゆんもついてるよ!」
 まだ、実ゆは生っていないのだがとりあえず適当に返答してみる。

 「ゆゆゆ! かわいいおちびちゃんたち、おかーさんのおうたでゆっくりしていってね!」
 被験体がまだ生っていない実ゆの存在を(疑似的に)確認した。
 その途端に被験体の額からのびた茎の先に6個の実ゆが生った!
 私はゆっくりというナマモノの恐るべき思い込みの力に戦慄した。彼らは思いこみの力だけで、もしかすると単為生殖すら
成し遂げてしまうかもしれないのだ!

 私は喜びに身体を打ち震わせながらもじっくりと観察を続ける。
 茎になった実ゆは6個。
 小さいながらもすでに4個の実ゆにはれいむと同じ赤いリボンのお飾りが、残る2個の実ゆにはありすと同じフリルのつい
た赤いカチューシャがついている。

 しかし、さらに観察を続けることで私はある事実に気がついた。
 実ゆたちは通常の妊娠で見られるように小さいながらも小麦粉の皮で丸く実り、お飾りまでついている。
 しかし、その表面に目玉や口といった顔面を形成するものがついていないのだ。
 これはいったいどうなるのか、もはや私には想像もつかなかった。

 産ませて見るしかない!

 私は目の前にある極上のあまあまを幸せそうにむーしゃむーしゃしている被験体にこう言った。
 「さあ、れいむ。君のおチビちゃんがちゃんと産まれるまでにんっしんしているおかーさんゆっくりが一番ゆっくりできる
ところへ行こうね。そこで、おいしいごはんさんをたくさんむーしゃむーしゃして、元気なおチビちゃんが産まれるのを待と
うね!」
 「ゆゆ! れいむはそこへいくよ! ゆっくりして、おいしいごはんさんをたーくさんむーしゃむーしゃしてげんきでかわ
いいおちびちゃんがうまれてくるのをゆっくりまつよ!」
 私は被験体にラムネを服用させ眠らせてから隔離室へ向かった。

 隔離室は特段ゆっくりできるような場所ではない。
 被験体を起こさないようにして、出産専用台に保定した。
 出産専用台は母体をしっかりと固定するため、目を覚ましてしまうと被験体が「ゆっくりできない」と騒ぎはじめることは
間違いない。
 私は専用台から伸びる2本のパイプを被験体に接続した。一本からはラムネの成分が、一本からは高濃度の砂糖水が常に供
給されるため、母体は眠り続けつつも、実ゆは育ち続け産まれてくることとなる。

 実ゆが赤ゆとなり生まれてくるまで通常は約1週間。
 その間、毎日観察を続けたが、実ゆの体表面に顔面は形成されなかった。

 そして、ある日。
 実ゆは赤ゆと同等の直径約40mm(ピンポン玉大)にまで成長し、ぽとりと落ちた。
 ゆっくりが出生する際に必ず発する
 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」
 という鳴き声を発することもなかった。

 私は全ての赤ゆ状の物体(この稿においては以下赤ゆ様体物とする)を切断してみた。
 赤ゆ様体物の表面は小麦粉でできた薄い皮であり、その中には餡子が詰まっていた。つまり、ここまでは通常のにんっしん
によって出生する赤ゆと同様である。

 しかし、次の2点においてこの赤ゆ様体物は通常の赤ゆとは異なっていた。
 まず、ありす種様の赤ゆ様体物についてだが、本来彼女らの内容物は餡子ではなくカスタードクリームである。しかし、今
回の赤ゆ様体物ではありす種についても内容物はゆっくりれいむ同様の粒あんであった。
 そして、これはすべての赤ゆ様体物に見られたことだが、ゆっくりをゆっくりたらしめる中枢餡がどの個体にも形成されて
いなかったのだ。

 つまり、6体の赤ゆ様体物はただの饅頭だったのだ。

 さらに赤ゆ様体物の皮や餡子、茎の組成を詳しく調べたところ、それらはすべて母体である被験体れいむの体組成とまった
く一致した。
 (ちなみに、ゆっくりを構成する皮・餡子等は個体によってそれぞれ組成が微妙に異なることはさまざまなゆ学者が発表し
ているところである。つまりは饅頭の食感の違いといった物に近いのではないだろうか)
 つまり、今回のそうっぞうにんっしんによって形成された茎様体物・実ゆ様体物・赤ゆ様体物はすべて母体である被験体れ
いむの皮膚、および餡子によって形成され、思い込みの力によってそれらが変質化した疑似的なものであるという結論が導き
出された。
 人間で言うならば皮膚が角質化して爪に変化したといったところか…。

 今回の実験から以下の結果が導かれる。
 ①ゆっくりはそうっぞうにんっしんをする。
 ②植物性にんっしん様のそうっぞうにんっしんにおいては、茎・実ゆ状のものを形成するがそれらは母体の延長上でしかな
い。
 ③実際に妊娠するためには精子餡による母体への刺激が不可欠である。

 さすがのゆっくりでもどうやら単為生殖まではできなかったらしい。
 しかし、私の予想をはるかに超えた高度なそうっぞうにんっしんを見せてくれた。
 私は今回の実験に確かな手ごたえを感じている。
 やはりゆっくりは奥が深い。

 …ところで、もしそうっぞうにんしんによって形成された実ゆ様体物に本物の精子餡を注入したらいったどうなるのだろう
か?
 それで、実ゆ様体物が本物の実ゆとなり赤ゆとなるならば、いったんまりさ種様に形成された実ゆ様体物に別の種、たとえ
ばまりさ種の精子餡を注入したらどうなるのか…。
 わたしのゆっくりへの興味は果てしなく尽きないのだ。

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最終更新:2012年07月31日 18:28
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