なんとなくSSを書いてみる
○○ゴン○○○トモ○○ター○を久しぶりにやっていたら、突然こんなネタが浮かんだ。
文才…というか、ところどころおかしな表現があると思いますが、生暖かい目で見てください(ハァハァ



幻想郷にゆっくりたちが生息するようになってから、数か月が過ぎた。
人間の里では身近な甘味―――餡子の原材料を簡単に採取することができるとみてゆっくり加工所が建てられた。
永遠亭では、蓬莱の薬師がゆっくりを使って奇妙な実験をしていると聞く。
紅魔館では瀟洒なメイド長が主人とその妹に似たゆっくりを数匹育てているとサボり中の門番から聞いた。
――――もっとも、その門番は俺がその場を立ち去った後、サボりが発覚。メイド長にお仕置きをされたようである。合掌。

今日の畑作業を終え、ゆっくりの侵入防止にゆっくりころりを数ヶ所に配置する。もちろん、看板も忘れずにだ。
帰り道、畦のそばを歩いているとゆっくりれいむとゆっくりみょんを連れている少年をみつけた。
      • いや、連れているというには、少々状況がおかしい。ゆっくりみょんが少年の指示に従ってゆっくりれいむを攻撃しているようである。
「ゆ゛ぶっ!ゆ゛げっ!ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛ぃ゛ぃ゛!」「ちーんぽ!」
お、ゆっくりみょんがれいむを倒したようだ。戦闘が終わったのを確認して俺はゆっくりみょんに指示を出していた少年に声をかけ、いったい何をしていたのかを聞きだした。
聞き出す途中、ゆっくりみょんがれいむの餡子を貪っていたが、先ほどの戦闘に興をひかれた俺はそんなことを気にせずに子供の話を真剣に聞く。

何でも、里の子供たちの間では野生のゆっくりを捕獲し、育成、配合させ、鍛え上げたゆっくり同士を戦い合わせる遊び―――ゆっくりバトル―――が流行っているようだ。
聞けば、子供たちだけではなく里の暇な(俺とて、例外ではない)者――老若男女問わず――の間でも広まりつつあるそうだ。
まず、少年のようなブリーダーで16歳以下は捕獲し、育成できるゆっくりの種族に制限がある。―――反面それ以上の年の者は低くはゆっくりれいむ。高くはゆっくりゆゆこ。すべてのゆっくりを育成できるのだそうだ。
育成をするのに、特別な資格は必要ないようである。ただし、公式の大会に出るには、ランクFの試合を受けてそれに勝ち通す必要があるのだそうだ。

俺は少年に、今日収穫した野菜と餡子を少年にお礼にとあげて、はやる心を抑えて家へ帰宅した。

「ゆっ?おにーさん、だれ?」
「おにーさん、ここはれいむとまりさのおうちだよ!ゆっくりできないひとはでていってね!」
帰宅した先に、不幸な生贄’ゆっくり’が2体。家を荒らしているのにでくわした。
「ゆっくりしていってね!」
俺は、いつもどおりの常套句をれいむとまりさに投げつけ――――傍にあった段ボールのなかにゆっくりれいむを閉じ込めた。
「ゆっ!?くらいよ!はやくだしてね!」
「おにーさん、れいむをだしてよ!」
あー。うるさいうるさい。そう思いながら気だるげな動作で足元ににじり寄ってきたゆっくりまりさを水槽の中にぶち込む。
「ゆべっ?おにーさんひどいよ!なんでこんなことするの!?」
とりあえず、水槽に入れたまりさを確認し、段ボールのなかかられいむを取り出す。
「なぁ、お前ら勝手に人の家に入っていいと思っているのか?」
「なにいってるの!ここはれいむとまりさのおうちだよ!おにーさんのじゃないよ!」
「ゆっくりできないおにーさんhゆ゛ぁ゛ぁ〝!?」
手のひらで、じたばたするれいむのほっぺたをつまみ、一気に引きちぎった。あ、やべ。ちょっと強すぎたかな・・・。餡子が駄々漏れになっている。
「れ゛い゛む〝ぅ゛ぅ゛ぅ゛!どう゛じでごん゛な゛ごどずる゛の゛ぉ゛ぉ゛!」
「ゆ゛ぴっ・・・ゆ゛ゆ゛・・・」
あーこりゃ、もう駄目だな。手なずけやすいれいむを育てようと思ったけど、まぁいいか。ゆっくりだし。
しばらくするとれいむは息絶えた。水槽の中で涙目になっているまりさを脇目に、台所へ行く。

しばらくして、まりさのもとに戻るとさっきまでの惨状を忘れ安らかな寝顔で眠っていた。――うわ、涎きたねぇ。
「おい、起きろ。」
「ゆゆ?もっとゆっくりさせてよ!」
「なんだ?もっと、寝たかったのか?じゃあ、この餌はいらないな。」
「ゆっ!ごはん?たべるたべる!ごはんちょーだい!」
騒ぎ立てる、まりさの水槽にれいむからとった餡子と野菜のカスを混ぜた餌をまりさに与え、部屋の片づけもそこそこに床につく。

翌日。
「ゆっくりしていってね!!!」といきなりの大音量で起こされる。時計を見るとまだ6時じゃないか、この糞大福。
まりさには野菜の切れ端を与え、朝食を終える。
俺は水槽からまりさをつかみ、庭へ放り投げる。「ゆぶぅ!?」情けない悲鳴をあげ、庭をころころ転がるまりさ。
「おにーさんひどいよ!ゆっくりできないよ!もっとゆっくりさせてね!」
「いいのか?俺にそんなこと言って。せっかく、おいしい餌’調教’を(させて)上げようと思ったのにな。」
「ゆゆ!ごはん!もっとほしいよ!」
「でも、ただじゃあげられないなぁ。やっぱりやめようか。」
「や゛だぁ゛ぁ゛ぁ゛。ごばんぼじい゛よ゛ぉ゛ぉ゛!な゛んでも゛い゛う゛ごどぎぎまずぅ゛ぅ゛!」
「何でも言うこと聞くんだな?よし。餌だ。」
涙目ながらも、餌がもらえることに喜んだまりさにえさを与え、今後の予定を考える。

1.まりさの基礎体力調べ
2.野良ゆっくり狩り
3.別のゆっくりを捕獲

      • このあたりが妥当なところだな。
よし。
「おい。ちょっとそこ走ってみろ。」
と、餌を食べ終えて「しあわせー」な顔になったまりさに命令する。
「ゆ!わかったよ!おにーさん!」
と、10歩分の幅の距離走る。どうやら、瞬発力はあるようだ。
「よしよし。次はその桶を持ち上げてみろ。」
といい、桶を持ち上げさせる。「ゆゆー」と言い何とか持ち上げるまりさ。
物を持ち上げる力は弱いようだ。
―――中略―――
とりあえず、一通りの基礎体力を調べた結果―――――瞬発力だけ強い、と。
明日からのトレーニングはスパルタでいこう。幾ら瞬発力だけが強くても、戦闘に有利にはなりにくい。
しかし、弱った。ここまで基礎体力が低いとは。このまま狩りに行ったとしても、囲まれたら\(^o^)/だろう。

そう悩んでいると、玄関周りの草むらからがさごそと音がした。
玄関に近寄り、草をかき分けるとゆっくりみまが隠れていた。逃げ出そうとするみま。素早くとらえる俺。
0.01秒の世界を展開させ、みまを捕獲。
「ゆっくりはなせ!」「!ししょー!おにーさんししょーをゆっくりはなしてね!」
このゆっくりはどうやらまりさの師匠らしい。 後でわかったことなのだがゆっくりみまは希少種でなかなか確認できないことで知られているそうなのだ。
まぁ…ちょうどいいか。ししょーというんだったら、弟子のまりさよりは強いはずだし。
そんな淡い期待を胸に、はなせはなせと暴れるみまとまりさを連れて、俺のブリーダー生活初日は終わった。


――――――――――――――――――――――――――――

ゆっくりバトル物語。とあるブリーダーの話1


生意気にもあとがき

これまでのSSでゆっくりみまが登場していなかったので、ついカッとなって出して見た。後悔はしていない。
餌とかの設定は、おいおい考えておくことにしてFランク闘技場はまりさとみまの師弟コンビで行かせるつもりです。
今後、考えておくこと↓
旧作のゆっくりはどうするか?→必要とあらば出す。かませ犬な立ち場でも出す。
餡子の表現→これは想像力とセンスでカバーするしかないですなorz
育成風景→今回は―――中略―――とあらわした。必要、不必要かと思ったら―――中略―――と入れておきます。
     略したところは、後書きに簡潔に書く…でいいか。
戦闘→直感とひらめき。

とりあえずこれくらいですか。

今回の育成↓
基礎体力テスト→すてーたす欄のところを調べました。

ゆっくりすてーたす↓
まりさ ゆっくりサイズ:ばれーぼーる
瞬発力 B
力 C-
持久力 D
タックル B-
速さ D+
賢さ E

特徴:そんなに黒くない大福。調教次第では某○○スター○のス○○ムのように最終奥儀を習得するかも。

みま ゆっくりさいず:ばすけっとぼーる大
瞬発力 B++
力 C++
持久力 B+
タックル B+
速さ B
賢さ C

特徴:まりさのししょー。独り立ちしたまりさを草陰からじっと見守っていた模様。餡子はずんだ。

2話はゆっくり狩りかなー…。

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最終更新:2022年04月11日 00:01