※いじめ小ネタ545 ゆっくりボール の登場人物が出ます
※同上の数日後と思ってくれればうれしいです

「ゆっくり天井針」

まりさは歯を食いしばっていた。
少しずつ近づく死の恐怖に


まりささまはこわくないのぜ・・・
まりささまはつよいのぜ?
だからこわくないのぜ。
あんよさんやかれてもいたくもこわくもないのぜ。
いたいいたいがとんでいったらじじいをやっつけてれいむのかたきをとるのぜ。
がまんすればいいのぜ。
まりささまはさいきょうなのぜ。

でもさいごにえいえんにゆっくりしちゃったれいむにいいたいのぜ。


さいごまで・・・ ゆっくりしたかったのぜ。


まりさは復讐という炎に燃えていた。
愛する番のれいむが殺されてしまったこと。
れいむを殺したじじいを永遠にゆっくりさせてやる。
まりさは自信満々に家へ向かったがあっさりと捕まってしまった。
復讐をしようと思わなければこんなことにはならなかったかもしれない。



それは過去にさかのぼる。
その日は突然訪れた。
ある日の山道でぱちゅりーが前回殺されたれいむを発見した。

ぱちゅりーが何事だと思いれいむを見ると
激しい打撲傷、凹んだ皮を数十ヶ所確認した。
これは明らかに自然にできるものではない。
おそらく人間にやられたのだろうと考えた。
「むきゅ!たいへんだわ!!はやくおさにしらせないと!!」
と病弱の体で必死にぱちゅりーはれいむを運んでいった。


場所変わってまりさが治める里。
「たいへんよーおさー!!」
「どうしたのぱちゅり・・・
ぱちゅりー!どうしたのそのれいむ!」
「みちにたおれていたわ!たくさんやられたあとが!!」
「これは・・・!」
「にんげんさんにやられたかもしれないわ!」
「ぱちゅりー、みんなをあつめてね! かいぎをするよ!」
「ゆっくりりかいしたわ!」


数分後ゆっくりみんなが集まる。
「みんな!よくきいてね! さっきぱちゅリーがぼこぼこにされたれいむをみつけたよ!」
という声と共にぱちゅりーがれいむの死体を連れてくる。
ゆわあああという悲鳴が聞こえ始める。

すると奥から
「れ・・・れいむぅーッ!!」
と一匹のまりさが飛び出してきた。
「つがいなの?」と長がたずねてきた。
「ゆ・・・そうだよ!あとだれがこんなことをしたのおおおお!?」
「むきゅー、きっとにんげんさんよ。」
「にんげんさん!?」
「むきゅ、そうよにんげんさんはとてもゆっくりできなくてゆっくりをいじめてたのしむいきものらしいわ。
さらにはみつけたおやさいさんをゆっくりからうばいとるなんていうはなしもきいたわ。」
「ゆ!?そうなの!?」
「ええ・・・でもにんげんさんはわたしたちよりつよいってきいたわ。」
「ゆ!にんげんさんはゆるせないね!まりさがせいさいをくわえてあげるよ!ぱちゅりー!!そのにんげんさんのおうちはどこ!?」
「むきゅ、やまをおりてすぐよ。」
「わかったよ!じゃあ、いってくるね!」
まりさが忙しそうに行こうとする。
「むちゃよ、まりさ!あなたじゃ・・」
「だいじょうぶだよぱちゅりー!かならずしゅきゅうをあげてもどってくるからね!」」
「まりs・・・」
ぱちゅりーが急ごうとすると、長が止めた。
「もうむだだよ、ぱちゅりー。
あのまりさ、つがいのことになるとまわりがほとんどみえなくなるせいかくなの。
まりさにはしょうがないけど・・・。」
「むきゅ・・・」

そして下り道。
武器である木の枝を持ってお兄さんの家へ向かう。
(これでかてるよ・・・)
まりさは自信満々だった。
この間、群れを襲ったれみりゃに対し、ちぇんやみょんなどは木の枝を持って立ち向かった。
だからまりさも2匹みたいになれるはずだ。

そして、ついに人間のおうちを見つけた。
畑まであって、かなり広い。
(そうだ、ここのおうちのにんげんさんをやっつけたらここのおうちをまりさたちのものにしてここにむれをひっこさせよう!)
なんておろかなことを考えるまりさ。
とりあえず挑戦状というものを申し付ける。
「にんげんさん!!ゆっくりでてきてね!!!」
と大声で叫ぶと一人の人間が眠たげな顔でゆっくりと出てきた。
「んだようるせーな。今日は土曜だぞ。ゆっくりさせろよ・・・まったく」
と扉を閉めようとするお兄さんまりさには気づいていない様子。
「ゆっくりむししないでね!」
「あー、なんだゆっくりか。お前らの相手をしてる暇はない。さっさと散れ。」
「いやだよ!れいむのかたきをとるまでは!」
「はぁ?(こいつまさか あのれいむの番?)」
「しょーぶだよ!」
「・・・勝てると思ってんの?」
「ゆん!もちろんだよ!」
「じゃあ、
よっと」
と蹴り飛ばす。
「ゆ゛っ!」
とあっさりと気絶。
やっぱゆっくりはゆっくりだ。
お兄さんはまりさを掴み家に向かう。



そうだ、こいつにはれいむと同じような恐怖を味わってもらうか。



そして地下室。
まりさは目を覚ました。
まりさは見たこともない場所に立っていた。
「ゆ・・・ここどこ?」
「おう、起きたか。」
「ゆ!ここどこ!?」
するとお兄さんが上を指差し
「まぁ、まずは上をみな。」

まりさが上を見るとそこには鋭く光る針があった。

「なんなのあれええええええええええええええええええええええええ!?」
「まぁあと数分したら串刺しだな。
どこに逃げても無駄だし。」
とお兄さんはさらりといった。
「やだああああああああああああ!しにたくないいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

針はじわりじわりと近づいてくる。
この針はどこかの城のからくりと同じように作られている。
しかしこのからくりはだいぶ前に作られたものなので作り方はわからない。
ついでに出し方は取扱説明書によると外から出ないと出せないと書いてある。

俺はスイッチを押して針を止め、懐から3つのカードを出し、まりさに話しかける。
「まりさ、貴様に選択権を与えてやる。
このカードのうち好きなものを選べ、なお選ばなかったら即殺ね。」
「ゆ゛
じ・・・じゃあ、このカードさんをえらぶよ・・・」
まりさは真ん中のカードを選ぶ。
「このカードは・・・」
じゃーんと言う効果音とともにカードがを開く。
「足焼きの刑でーす♪」
「もっとやだああああああああああああああ!!」
お兄さんはライターを取り出すとまりさをひょいと拾い上げて。ライターで足を焼いた。
「あづいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
まりさの足を封印し、元いた位置に戻す。
そしてスイッチを入れる。
針はまた動き出す。
「やだああああああああああああ!!やだあああああああああああああ!!しにたくないいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
「五月蝿い。」
スイッチの隣にあったレバーを倒す。

すると針が下りてくるスピードが上がる。
「ゆゆゆっ!」
「数分どころか残り何秒ぐらいかになっちまったぞ。」
「ゆ゛!」
「お休みー♪」
「やだあああああああああああああああ!!」



そして現在。



針とまりさの距離が一センチに縮まる。

そしてまりさに針が刺さる。

「ゆぐうっ!!」
「ほらほらーどうしたーもうすぐ中枢餡に刺さるぞ」

お兄さんの言う通り針はぐいぐいとまりさに食い込んでいる。

目がかすんできたここまでなのか。

するとれいむといたころの記憶が頭によぎる。

『れいむねっ!・・・まりさと一緒にゆっくりしたいんだけど・・・いいかな・・・?』
とプロポーズをしてきたれいむ。

『みて!みて!まりさー!ゆっくりしたあかちゃんができたよ!!』
大きくなったお腹を見せつけにんっしんっ!をした証を見せるれいむ。

『ゆゆゆ~♪ あかちゃ~ん♪ ゆっくりうまれてね~♪』
と赤ちゃんに上手な歌を歌うれいむ。

『ゆっくりうまれるよぉぉぉぉぉぉぉ!! ゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!』
赤ちゃんを必死になって産むれいむ。

『まりさににたゆっくりしたあかちゃんだね!
いっしょにあそぼうね』
と子と一緒に遊ぶれいむ。

『おちびちゃんもおおきくなったからひとりでかりができるようにおしえないと!』
と狩りの仕方をおしえるれいむ。

『ゆうう~!やめてええええええええええええええええええ!!』
とれみりゃから必死に子供をかばうれいむ。
しかし、こどもの大半はれみりゃに餡子を吸われ、死んでしまった。

『ゆっ・・・ゆっ・・・ おちびちゃんがいないいまどうすればいいの?
まりさだけじゃゆっくりできないよおおおおおおおおお!』
とわがままを言うれいむ。
しかし、当時は返事はできなかった、だが今ならできる。



「また・・・こどもをつくればいいのぜ・・・」


と。しかし・・・
「・・・は?」
という返事がしただけだった。
そう、それは過去の話。
れいむは当にこの世にいないのだ。
「だかられいむ・・・ゆっくりするのぜ・・・」
するとお兄さんは「ははぁ~ん」とつぶやき。
「さてはこいつれいむの事を思い出してるみたいだな・・・」
だが針は容赦なく降りてくる。
「だけど・・・」
そしてまりさの断末魔が響く
「時は過ぎていくものなんだよ。ゆっくり理解してね」
「ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああれいむうううううううううううううううううううううううううう!!!」
という叫び声とともにまりさが倒れる。
息をしなかったため、恐らくついに中枢餡にたどり着いたのだろう。
そのまりさの遺体を見てお兄さんはつぶやいた。

「時って・・・残酷だな・・・」


あとがき
ゆっくりボールの続編?でした。
続編って何かとムズい



過去作品
いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭
いじめ系2889 ゆっくりべんじゃー
いじめ系2932 すぃー吶喊
いじめ系2938 ゆっくりが実る木
いじめ小ネタ542 ゆっくりジェットコースター
いじめ小ネタ545 ゆっくりボール
いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎
いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん
いじめ小ネタ562 ゆっくり草野球
いじめ小ネタ567 ゆっくり瞬殺されるよ!
いじめ小ネタ573 金バッチがほしいよ!

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最終更新:2022年04月16日 22:28