俺とゆっくりの話 2の続きです
善良なゆっくりがいます 注意



「ふふふ…れいむ、いままりさがすっきりさせてあげるからね…」
「Zzz…Zzz…」
ゆっくりとれいむに忍び寄るまりさ
しかしもう少しというところで後ろの戸が開いた
「ゆゆっ!?」
「なんだおまえ、まだ起きてたのか?」
あのおじさんだった、なんで寝てないんだよこの腐れほもさぴえんすが
「すこしねむれなかっただけだよ!!おじさんはまりさとれいむをあんみんさせてね!!」
「眠れないんだろ?俺も仕事がひと段落したんだが眠れなかったんだ、少し話でもしようぜ」
「…いいよ、でもたのしくなかったらすぐねるからね」
その人間は何個か飲み物とお菓子のようなものを持って来てまりさに進めた
まりさはもしかしたら毒が入っているかも…と考えたが自分はこの家で一番偉いれいむと夫婦の関係だ、その自分を殺すことはないだろう…

その時のお話の殆どはこの人間の仕事の愚痴とかだった
正直そんな話をまりさが聞いても面白くない、だが出されたお菓子は美味しかったので黙って聞いた
「そんなにいやならしごとなんてやめればいいんだよ…」
すこし眠くなってきたまりさが言う
「そうもいかん、仕事をしないと俺もれいむもお前もゆっくりできなくなるからな」
ゆっくりするためにゆっくりできない「仕事」をする?まりさにはますます理解できない
だがさいごに人間の言った言葉だけは理解できた気がした
「お前は俺が嫌いだと思う、俺もお前は嫌いだ、でも俺はお前に死んでほしくない、だから早く人間のルールを覚えてほしい、俺のためでもお前のためでもない、れいむのためにな」
結局人間より先に寝てしまいれいむとすっきりできなかった

次の日、人間は仕事に行った 今がれいむとすっきりするチャンスだ
だがれいむにさそわれて散歩に出かけている今、すっきりすることはできない、さすがに草すらない路上ですっきりするのはためらわれた
「れいむぅ!たすけて!!たすけてね!!」
その時一匹のちぇんが飛び出してきた、しかも帽子がない まりさはとっさにれいむをかばい、ちぇんを攻撃した
「だめだよ!!かざりのないゆっくりできないちぇんはゆっくりどっかいっt「だめだよ!!まりさ!!」」
なぜだれいむは止める?自分は飾りのないゆっくりできない奴を追い出そうとしただけなのに?
「どうしたのちぇん!!これじゃあどのちぇんかわからないよ!!」
「わからないちぇんはゆっくりでていっt…「うるさいよ!!!!」」
しかも怒鳴られた、こんなに怒鳴られたのは初めてだ
「やせいのちぇんのかぞくにぼうしをとられたんだよ、よくわからないよ…」
このちぇんはシルバーバッチを持つちぇんだ、飾りをなくしたら人間かゴールドバッチを持つゆっくりの所に行けばいいことは知っている
「ごめんねちぇん、ちょっとおしりみせてね!!」
ちぇんのおしりにはバーコードのような模様が焼き付けられていた、れいむはこの模様が本物だと理解した
「じゃあちぇんはゆっくりついてきてね!!いっしょにかこうじょにいこうね!!」
「かかかかこうじょーはだめだよ!!ゆっくりできないよぉ!!」
「だいじょーぶだよ!ゆっくりできないのはわるいゆっくりだけだよ!!」
まりさはいきたくなかったがれいむはみょんを連れて加工場まで向かってしまった
仕方なくまりさもついて行くことになった

加工場まで来たれいむはゆっくり専用入り口で係員を大声で呼ぶ、係員は一瞬怪訝そうな顔をしたがれいむがゴールドバッチをつけているのを見るとすぐに笑顔になった
「どうしたんだい?」
「このちぇんが帽子を取られちゃったみたいなの!!」
「おにいさん!ちぇんのぼうしをつくってほしいよ!わかってねー!」
「はいはい、わかったよ、10分程まっててね!」
そう言って係員はちぇんを抱えて奥の部屋へと消えていった
このときまりさは理解した、れいむは帽子のないゆっくりを助けてあげると言って加工所に引き渡したのだ
加工所に子供を売る(もしくは自らを売る)ことでお菓子をもらって飢えをしのいだという話もある、さすがれいむだ、自分の妻になるだけあって頭もいい
「さすがだね!れいむ!!ちぇんをうっておかしにするなんてれいむはあたまがいいね!!」
「なにいってるの!?まりさ!!だいじななかまをうったりはしないよ!!」
「ゆ?」
しばらくたってさっきのちぇんが帽子をつけて出てきた
「ゆっくびっくりぃ!??!?!?!???!ぱぴぷぺぽろろっか!?!?!?!?」
このとき、まりさの餡子脳は完全に破壊された
加工場がゆっくりを助けた、れいむは帽子のないゆっくりを攻撃しようとしなかった 何もかも理解できない
ちぇんがれいむと加工所の職員にお礼を言っている、そんなのはどうでもいい
ここは加工所だ、それは間違いない、なのになぜあの人間はれいむに優しく微笑み、ちぇんの帽子を作ったのか? ありえない
アリエナイ ソウカ、ヤットワカッタ、アイツラハユックリジャナインダ…
「ゆゆゆゆゆうふふふのうかりんにかっちゃったぁ!」
まりさが体内のぺにぺにを戦闘準備させ、れいむにおそいかかる
「やめてね!!まりさ!!どうしたの!?」
だがまりさは止まらない、あわててれいむは加工所の職員の後ろに隠れた
「うふふふふふぎゃあ!!」
職員の足にぺにぺにを突き刺さん勢いで突撃するまりさ
まりさのぺにぺには真っ二つになった
「ふんじゃらhf8うえghvsばvsじゃヴぁjhvばhscぺにぺにますたーすぱーくっC言語!!!」
そんな言葉を残し、ぺにぺにから精餡子を噴き出しながらまりさは絶命した



俺が仕事から帰ってすぐ、加工所の職員がれいむを連れてやってきた
れいむはふさぎこんで一言もしゃべらなかったが加工所の職員から大体話は聞いた、そしてその理由も
最近分かったことでまだ市販の飼育書にもほとんど乗っていないことだが野生のゆっくり(特に一番生意気な亜成体)がゴールドメダルをもつ飼いゆっくりと一緒にいると壊れることがあるらしい
詳しい話だと野生ゆっくりの常識では考えられない行動を飼いゆっくりがとり続けるため餡子が一時的に麻痺し、気絶してしまう
そのご何らかの結論を出すことができれば復活するが多くは精神的に壊れてしまうらしい
しかし壊れてもれいむとすっきりしようとするとは…やつは真剣にれいむを愛していたんだろうな…

そのご、れいむは三日間、何も食べようとはしなかった。まりさは自分が殺したという罪悪感が募っていたのだろう
日に日に痩せて行くれいむが心配になった俺は今日も食べようとしないなら無理やりにでも口に入れてやろうとした
だがその日れいむに助けてもらったというちぇんがお礼を言いにやってきた、帽子に金色のバッチを付けて
ちぇんに励まされ、何とかれいむは持ち直すことができた
いまではれいむとちぇんは夫婦として仲良く暮らしている、とはいってもお互い飼い主がいるから毎日一緒に遊んだりお泊りしたりする程度だが…

ちなみに野生ゆっくりまりさの間に「かこうじょにいくとむりやりぺにぺにからすっきりさせられてころされてしまう」といううわさが流れ加工所をより一層怖がるようになったのはただの余談である




あとがき
なんか最後、いろいろ狂ってる内容になった
やっぱ自分は戦争もの書いている方がいいのだろうか?

8月19日 2209 セイン

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最終更新:2022年04月16日 00:03