この主人公はまさに障害者的思考です





「ふう・・・結構歩くな・・・」

先日のゆっくり一家が教えてくれた方向へひたすら歩き続ける男と犬。

「ワォン!!」

カツオはまだ元気一杯のようだが男は歩き続けでバテ始めていた。

歩く途中ゆっくりを見つけては、群れの位置を聞いた。知っていた者は皆ほぼ同じ方向にドスの群れがあると言っていたのでこの方向で間違いはないだろう。

男はよくあんな饅頭なんかがこんな距離を移動できたなと感心していた。

さらにそのまま歩き続けると、突然カツオが吠えた。

しっぽを激しく振っており、やけに嬉しそうだ。

「もしかしてゆっくりの匂いか?」

「ワォン!!!」

「でかしたぞカツオ。案内してくれ」

急いでカツオの案内する方向へ向かう男。





ひたすら歩くと、ゆっくりの群れが見えてきた。

森が少し開けた広場のような所に40匹を越える大小のゆっくり達が楽しそうにゆっくりしていた。

男は皆殺しにしたい気持ちを抑えて近くにいたゆっくりに大してフレンドリーに声をかけた。

「ゆっくりしていってね!」

「ゆゆ!?ゆっくりしていってね!ようこそだよ人間さん!ここは人間さんに貸してもらったまりさたちのゆっくりプレイスだよ!ゆっくりしていってね!」

やけにゆっくりは歓迎してくれると男は感じた。男は鬱陶しいと感じる。

この辺の人間はゆっくりに危害を加えたりする人はいないだけでなく、人間とうまく共存関係を築いている。そんなゆっくりに手を出せばそれは

町と町との対立に繋がりかねないのだがこの男の思考にそんな発想は浮かんでこない。

「きっとこいつらは・・・気づいてると思うんだ(ボソ)」

まりさの声に釣られてほかの広場にいたゆっくりが大量に男の周りに集まってきた。

「「「「「「ゆっくりしていってね人間さん」」」」」

「「「ゆっくりできそうな犬さんだね」」」

「しっぽがもふもふだよ ゆっくりしていってね」

ゆっくりに歓迎されるという人生上初めて経験に男は少々動揺するも冷静に目的「物」の行方を質問する。

「あ・・・ああ・・ゆっくりしていってね・・。ところでお前ら、全身火傷を負って禿げた子饅頭二匹を連れた赤饅頭を知らないかい?れいむのことな?」

ゆっくりのことを饅頭と何度も言ったり、匹を使ったりとゆっくりにとって不快になる言動を連発する男。

ゆっくり達はお互い顔を見合わせる。何かこの人間さん変じゃない・・・?かと。

男は目に映るゆっくりはみなゆっくり出来なくさせたいところだが、今の第一に優先すべきことはあのれいむ一家の確保である。

「ゆ?もしかしてあのれいむのことかな?」

一匹のまりさが思い出したように声を上げる。

まりさは「変な人間さんだなあ」と思ったが、今まで人間に理不尽な暴力などをされていないので大して警戒せずれいむの事を伝えた。

「知っているのか!?」

良くてれいむの目撃情報程度だと思っていた男は思わず驚きと喜びに声を荒げる。

「この前倒れてたところを運ばれてきたれいむたちだね!ゆっくり知っているよ」

「案内してくれるかな?」

「すぐそこだよ!ゆっくり着いてきてね!」

「ありがとう!お前ら饅頭すげー使えるな。これお土産だ!遠慮しないで食え食え。ゆっくりできっぞ」

男は大きな麻袋をひっくり返すと。ビー玉サイズのスナックのようなものを大量に撒き散らす。

「ゆ?これにゃーに?おいちいにょ?」

小さなれいむが質問してくる。

「ああ。うまいぞ。ゆっくりできるから残さず食ってくれ」

「ゆわーい!!」

ゆっくりたちは大量巻かれた餌に飛びついた。

バグバグバグバグ・・・・

「「「「しあわせー(しぇー)」」」」

「それじゃお前らこれやるから案内してくれよ」

まりさ、れいむ、ありすに食べ物を与え、れいむのところまで案内させる。

この先ほどから男がゆっくりに与えている食べ物の正体はゆっくりコロリ(遅効性)である。

味はゆっくりが好みそうな味付けであり、巣まで持ち帰って一家で食べてもらうことを念頭に作ってある。

体内に入った毒は決して体外へ排出されずにその身体を蝕む。

その具体的な症状として身体の急激な発熱とそれに伴う激しい頭痛、全身の肌に夥しい発疹、そして全身火傷を負っているような激しい痛みに襲われる。

摂取してから2〜4日程度で発症する。(食べ多量に依存)

その症状は中和剤を摂取しない限り生涯煩わされることになる。

発症すればゆっくりはまともな生活を送ることができなくなり、食べ物を調達できなくなることによる衰弱死がまっている。

なお発症すると餡子は硬化され、痛みによる嘔吐感により、嘔吐しようとしても餡子はなかなか吐けない。

薬の効果はゆっくりを直接殺しはしないが、その薬の二次的作用でゆっくりは死んでしまう。

駆除よりも虐待向であるかもしれない。

決してゆっくりを楽には殺さないというすさまじい悪意がぎっしりと込められた薬を案内されている最中も最高の笑顔で男は振りまく。

巣と思われる穴から大小問わず大量に出てくるゆっくり達や、その事を聞きつけてわざわざ遠くからくるゆっくり達はその餌(毒)を貪る。

「おにーさんありがとう!」

「ゆっくりしてるね!おにーさん!」

「とってもとかいはね!」

ゆっくりはみな男に対してお礼を言う。それを聞いて男は笑顔のまま口の端を釣りあげる。しかしゆっくりはそれには気がつかない。

「ゆっくり着いたよ!あの穴にれいむがいるよ!」

「ありがとう。助かったよ。ゆっくりしていってね!」

穴からあのれいむの子と思わる子供が見える。毛がうっすらと生えているはいるが、遠くから見ればハゲ饅頭そのものである。

カツオもウォン!といって反応しているからおそらく間違いないだろう。

どうやら昼寝しているようで、まだこちらには気付いていない。好都合。

ゆっくり達にお礼をし、急いでその穴に向かい、穴の中へ屈んで入る。

中では一家が呑気そうに「ゆー ゆー 」と寝息を立てながら昼寝している。

(おや・・あの時潰れそこなった実ゆが赤ゆっくりになってるな・・)

男は直感的にその赤ゆが蔦についていた実ゆであると感じた。

赤れいむのサイズはピンポン玉よりも少し大き目であった。

すばやく用意したゆっくり用のさるぐつわを装着し、次いで子れいむ、子まりさ、に同様の処置を施す。

赤れいむはさるぐつわもできないほどのサイズなので、小さな小物入れの袋に詰め、それを懐へしまう。

それかられいむ、子れいむ、子まりさをさきほどまで餌(毒)を入れていた麻袋に一匹ずつ詰め込む。

詰め込まれる時も呑気な顔をして寝ているゆっくり達に男はイライラを感じる。

子れいむを掴んで袋に詰めようとするとき

「ゅー ゅー   むにゃ   うん・・ うん ・・」

プリ・・・プリプリプリ・・・・

プリプリと子れいむがうんうんをしだした。

ビキ!!男の頭に青筋が浮かぶ。

男は音を立てるべきではないと知ってはいるが、この子れいむの行為とその時の表情があまりにもイライラしたので洞の壁に投げつけた。

ドン「ゅ!!!!」

壁から落ちた子れいむは仰向けに地面に落下する。その時、子れいむが男の顔をしっかりと目視する。

(ゆ・・・・あ・・・あのときの・・・人間さん!!!!!!!!!!!)

「ゅー!!ゅー!!!ゅー!!」

子れいむはさるぐつわを付けられてまともに声をあげる事できない。しかしそれでも声を必死にあげようとする。家族に危険を伝えようと懸命にしている。

「ゅー!!!ゅー!!」

男は黙らせるために子れいむの顔の口を中心に拳を何度も落とす。一応殺さないように加減はする。

ズン!!「ゅ!!」 ドグ!!「ゅ!!」 ズン!!「!!!!!!」

子れいむは気絶するまで殴られ続けた。プルプルと振動し、しーしーとうんうんをたれながす子れいむ。

気絶した子れいむとまだ閉まっていない家族を麻袋へ詰める。

「ふぅ・・よし帰るか」

目的を達成した男は洞の外へ出て、帰ろうとする。

その時

「ちょっとまってね人間さん」

太い声が聞こえそちらを向く男。そこにはドスが居た。

あれほど大きな物体がこんな近くにいたら気がつかないわけがない。

これがゆっくりしていない者には決してドスの姿が見ることができないというステルス能力と呼ばれる能力である。

「れいむにいったい何のようなの?れいむは今治療中だよ。れいむをどこに持っていくつもりなの?」

あからさまに警戒されている態度を示す。この群れのゆっくりたちは疑うことを知らない奴は多かったが、ドスは違うようだ。

男は無言、何も答えない。理由は至ってシンプル。ゆっくりごときの質問に答える必要はないから。

ドスはそんな態度の男にイライラを感じた。歯を噛みしめギシギシと鳴らす。

「ほんとは・・・れいむの子供たちに怪我負わせたのっておにいさんでしょ?」

静かだが、ドスの声には怒りがこもっている。

気がつくと周りには比較的大き目なゆっくり達はぎっしりと男を囲いこんでいた。

「ゆっくり答えてもらうよ!あれはおにーさんがやったんでしょ?」

男はゆっくりの質問に一切答えるつもりはない。ひたすら無言でいる。答えたら負けだと思っている。

「みんな・・・れいむたちを取り戻したら 人間さんを捕まえて群れの外まで追い出すよ」

「りょうかいだぜドス!」

「れいむ達にまかせてね!」

「都会派じゃない人間さんはゆっくり死んでね」

ドスの発言に一斉にいきり立つゆっくり達。

「カツオ!帰るぞ。もたもたしてると家に着くのが夜になっちまう。」

男はまるでゆっくり達の事など気が付いていないような態度をとり、そう言って男とカツオは帰り道の方向にいるゆっくりを楽々と飛び越え、突っ走った。

「ゆゆゆゆゆゆゆ!!!!!!?」

男とカツオはゆっくりには出せない速度でその場から立ち去った。

ドスだけなら人間に追いつけたかもしれないがまわりにゆっくりがいるため跳ねて移動することができない。

「卑怯だよ!もどってきてね!!!れいむを離してね!!!」

男は無視する。目的は達成したので長いする気はない。どうせ、数日たてば先ほどの毒が回り始め、近いうちにこの群れは死者の山ができるだろう。

ゆっくりコロリはかなり強力であるし、その解毒剤はかなり値がはる。それを何百匹分も用意すれば大金である。

この辺りの人間もいくら群れと仲がいいからといっても、あんな饅頭のために大金は使わないだろう。

気が向いたら友人と群れの残党を狩るのもいいかもしれない。そんなことを考えながら男はひたすら走る。

「追うよ!みんな急いで!!」

急いでその後を負うゆっくり達。

しかし、ゆっくりから見る人間はすでに豆粒ほどなっており、到底追いつける距離ではなくなった。

「ゆああああ・・・ゆあああああ・・・・・」

男は群れから逃げ切った。





ガラガラガラ(扉を開ける音)

「ゆぅ・・」

その声を聞いてまりさはため息をついた。その音はゆっくりできない音である。

まりさは透明なケースに詰められた後、押入れに入れられているので、真っ暗である。故に音に対しては敏感になっている。

男は帰ってきたらまりさを蠅叩きで気絶するまで叩くことを習慣としていた。

その際まりさに対して、

「すぐにお前の家族を捕まえてゆっくり出来なくしてやるよ」

と毎回言う。その都度まりさは嫌な気分になる。

適度に虐待したあと男はまりさをケースに詰め、ゆっくりできない食べ物を与えまりさをケースごと押入れにしまう。

そしてまりさの所へ男の足音が近づく。

「ゆぅ・・・またあいつがくるよ・・・ゆっくりできないよ・・・れいむ・・・おちびちゃん」

ガラッ・・・

一日ぶりに見る明かりである。まりさは男の顔を見つめる。

(今日の人間さんの顔は・・・なんか変だよ・・・ゆっくりできない・・)

「ゆぅ・・・にんげんさん・・まりさを自由にしてほしいよ・・・こんなのゆっくりできないよ」

男は毎回まりさの言葉を無視する。それもいつものことである。

「よろこべよ饅頭・・お前の家族・・・見つけたぞ・・・」

「ゆ゛っ!!!!!?」

その場で男は麻袋の中身を取り出し、放り投げる。

そこにはさるぐつわをされ言葉を発することのできない大きなゆっくり一匹と小さなゆっくり二匹が床に転がっている。

そこに転がっているのはまりさの・・・れいむと・・・おちびちゃんたちであった。

「でいぶ!!!!!おちびちゃんたち!!!!?」

男はれいむと子ゆっくりのさるぐつわを外し、懐にしまった袋から赤れいむを取り出す。

赤れいむは長時間の拘束により、ぐったりしている。しかし死んではいないようだ。

暗闇の中ひたすら逢いたいと、会ってゆっくりしたいと願ったれいむとおちびちゃんたちが目の前にいた。

そして、無事に生まれ落ちる事をひたすら願った赤ゆっくりもいた。

「でいぶぅ・・・・よ゙がっだ・・・無事だったんだねえ・・・」

「ゆ゙ゔゔゔ・・・・・まりざぁ・・・ごめ゙ん・・づがま゙っぢゃっだよ゙お゙ぉぉ・・・」

れいむはまりさを見た途端泣きだす。

「誰がゆっくりしていいっつったよ!」

男はそう怒鳴ると、子まりさを持ち上げ、顔から床に投げつける。同じように子れいむも投げつける。

バシン!!「ゆびゅ!!!!」「ゆぶ!!!」

うつぶせになりながら二匹の子ゆっくりのまわりには水たまりができた。子ゆっくりたちは過去に同じことをされたのを思い出していた。

その時、とっても痛くて怖くて・・・トラウマというべき事を思い出し、その恐怖のあまりしーしーを漏らしていた。

「ゆ゙ああああああああああ!!!おちびちゃん!!!」

「どぼじでごん゙な゙ごどずる゙の゙おおおおおおおおおおお!?」

「たっのしいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」

男は親ゆっくりの問いかけには答えない。

「いじゃい・・・・よぉ・・・・」

うつぶせになった子れいむから声が漏れる。男は子れいむを掴みその表情を見る。

子れいむは怒りの籠った目を男に向ける。恐怖に必死に耐えながら口を開く。

「どうして・・・こんなことするの・・・もうやじゃよ・・・人間さんもこんな・・痛い事されたらいやでしょ・・・」

その表情を見て男は笑みを浮かべる。

「まだまだ元気いっぱいだああああ!!!!」

子れいむは今まで見たことのない高さまで持ち上げられ、怒りを忘れ恐怖がその餡子を支配する。

「たじゅげでおがあじゃあああああああああああああああ「オラア!!」」ブン!!

バァン!!!!!「ゆ゙っ!!」

さっきよりも強く叩きつける。痛くて声も上げられない子れいむ。中枢餡に強い衝撃を受けブルブルと震えている。

「ゆあああああああああ!!!でいぶのおぢびぢゃんがあああああああああああ!!!!!?」

「お願いします人間さん!やめてあげてください!!」

男は無視する。

さらに子れいむと子まりさを何度も交互に床に叩きつける。

「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛」

痙攣する子饅頭×2

「いやー  いい汗かいたなあああ  そうだ、この前まりさに噛まれた礼してなかったね。ん〜〜どうしようかな

              • まあとりあえず饅頭逃げないようにしまうか」

そう言って男は小さな透明ケースの中に赤れいむを投げこみ蓋をする。次に親ゆっくり達も大きな透明ケースに入れ同様に蓋をする。

「ゅ!」

赤れいむはその衝撃で目を覚ます。

「かわいくないれいみゅちゃん呑気におねんねしてたんでちゅか。それにしてもほんとにかわいくないね〜」

「ゆ・・・ゅぅぅぅぅぅ・・・・おきゃーしゃーんこわいよおおおおおおおおおおおおおお」

突然見たこともない大きく怖そうな生き物に可愛くないと言われ泣きだす。

赤れいむは生まれて間もないが、その持前の明るさでたくさん親れいむとれいむの姉たちをゆっくりさせてきた。

そんな自慢の赤れいむが可愛くないなどと言われては親れいむは我慢がならない。

「れいむはれいむの自慢のおちびちゃんだよ!ぷんぷん、ゆっくり訂正してね!」

親れいむは必死に訂正を求める。

男は無視し、子まりさと子れいむをじっと見る。

「この前あれだけやったのにまだまだ子まりさと子れいむは元気そうだな。んじゃ今日はこいつらでいってみるか♪」

「「ゆ?」」

男はゆっくりたち一家を台所へ持っていく。

それから火を起こし、鉄板をその上に固定し、加熱する。ついでに夕飯の米も炊く。最初のターゲットは白目をむいている子ゆっくり達だ。

親ゆっくりと赤れいむが入ってるケースを鉄板がよく見える位置に固定する。

それから桶に水を張り、そこに塩水とトウガラシの粉末と砂糖を入れる。

そして白目をむいている子れいむと子まりさを掴んでその桶に沈める。

子ゆっくり達は最初は反応がないが、すぐにその身体を激しくクネクネと掴まれた手から逃れるように動かし始めた。

男はそれらを桶から引き揚げて台にのせる。

「ゆびいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!いじゃいよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」

「目がああああ!!!目があああああああああああああああ!!!!!!!!!じみ゙る゙よ゙おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

意識が覚醒し、痛みにのたうち回る子ゆっくり達を見て男は嬉しそうな顔をした。そして熱せられている鉄板に油をひく。

「それっ!すーぱーちゅっきりたいむだゾ!」

子れいむと子まりさをそれぞれ片手で掴み、その底部を熱した鉄板に押し付ける。

じゅじゅうううううううううううううううううううう!!!

「ぴぎぃいいいいいいいいいい!!!!!!」「やめじぇええええええええええええええええ!!!!!」

「ゆぅぅぅ 人間しゃんやめちぇにぇ!ゆっくちできないよ!しょんなこちょしゅる人間しゃんはゆっくちちね!」

「ゆあああああああ!!!!おちびちゃああああああああああああああああん!!!!?おにーさん!やめてあげてね!!やめてあげてね!!」

「俺がちゅっきりできなくなりゅからやじゃ。ゆっくちりかいしちぇにぇ!」

子れいむと子まりさはあまりに痛みのあまり必死にそれから逃れるべくジャンプしようとする。それを男の手が阻む。

がっちりと押さえつけられた子ゆっくりたちは鉄板から逃げだすことができない。

「やめでえええええええええええええ!!!おがあああーざん!!!!おがあああああーざん!!!!!!!」

「おねええちゃああああああああん!!」

30秒しっかりと押し付けられた子ゆっくり達の底部は焦げて固くなり跳ねることができなくなった。

「おちびちゃああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!?」

「おーほっほ・・焼き過ぎちゃったかなー  」

未だ悲鳴を上げる子れいむと子まりさ。

「まだまだ楽しませてくれよー・・さてと」

「「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」」

男は鉄板の中央付近で焼かれているゆっくりを掴み鉄板の端のあたりに移動させる。その際チラッと子ゆっくり達の底部見てみる。

底部はカリっと茶色に焼けて実に美味しそうな感じに焼けていた。

「おにーしゃんおにゃかへってりゅよんだよ?ゆっくちりかいしちぇにぇ!」

男はゆっくりが焼かれているのと同じ鉄板の中央に肉や野菜を置き、焼く。

ゆっくりを焼きながら、夕飯の調理もする。

「おねがいじばず・・・おちびちゃんを助けてあげてください・・・・」

ムシャムシャバグバグ・・・

「とってもゆっくりできるおちびちゃんなんです・・・・でいぶだぢのだいぜづなおちびちゃんな゙んでず・・・」

「ゴクゴク・・・うめえええ・・・」

「どぼじでお゙ばな゙じぎい゙でぐれな゙い゙の゙おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」

「あじゅいよぉ・・・・・・あじゅい・・・おきゃーしゃんたしゅけちぇ・・・・」

男は子ゆっくり達の様子を見ながら食事をとった。

その行為は男をとてもゆっくりさせるようで自然とお酒も進んだ。それから食事が終わるまで1時間近くかかった。

「あーうめえな。ゆっくりを焼きながら食べるご飯ってのはさ」

「・・・・・・・・ゆ゙・・・・・ゆ゙っ・・・・ゆ゙・・・・」

もう子れいむも子まりさもまともな声は発していない。とうに意識を失い、痙攣していた。

それを見せつけられた赤れいむはあまりのショックにより餡子を吐き、気絶している。

身体の三分の一が炭と化した子ゆっくりを親の入っているケースに投げ入れる。

「もうそのゴミいらないからあげるよ。」

「ゆぅぅぅ・・・おちびちゃん・・・・おちびちゃん・・・・ゆっくりしてね・・・」

「ゆ゛っ(ビクビク)・・・ゆ゛っ(ビクビク)・・・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・・」

男はゆっくりを台所からさきほどいた部屋に戻し、押入れにしまう。

その際親ゆっくりがいるケースにはゆっくりコロリ(遅効性)を餌として与える。この餌は毒もあるが、甘みがあり、カロリーもある。

赤れいむにはそれは与えずに炊いた白米の残りを少しだけ。

「じゃあな饅頭。また明日かわいがってあげりゅよ」






「ゆぅぅぅぅ・・・・おちびちゃん・・・・おちびちゃあん・・・しっかりしてぇ・・・・」

その夜、親れいむと親まりさはゆんゆんと泣いた。涙が枯れるまで泣いた。

あれだけ可愛くてゆっくりさせてくれる子どもたちがこんな痛々しい姿になってしまった。なんでこんな目に自分たちが合うのだろう。

ゆっくりしたかっただけなのに。ただそれだけなのに・・・・そんな事を考え、結局親ゆっくりはその日眠ることができなかった。

そして次の日男により親は知らされることとなる。

子れいむと子まりさは長時間焼かれ、重度の障害を負ったことを。

子ゆっくり達は餡子に重大な損傷を受け、意識が戻ったのが、炭化した部分はもとより、焼かれていない部分の身体も動かせなくなり、喋ることも困難になっていた。

俗に言う寝たきりゆっくりである。

再起不能になった我が子を泣きながら見つめる親ゆっくりと赤れいむ。それを見ながら大笑いする男。

「ただでさえゆっくりなんてゴミ以下なのに寝たきりゆっくりなんて・・・・ププププププ・・・ククククク・・・

存在してて恥ずかしくないわけこいつら・・・・・クックックククク・・・・ヒヒヒヒッヒヒヒヒヒッヒーーーーー!!!」

「ゆぅぅぅぅぅ・・・・・おちびちゃん・・・・守ってあげられなくてごべんでぇええええええ・・・・・」

「おちびちゃんをこんなふうにしたのは人間さんだよ・・・・絶対許さないよ・・・・・・ゆっくり・・・死んでね・・・・・・」

「おねーしゃん・・・・・おねーしゃん・・・・・・ゆ・・・ゆぅ・・・ゆええええええええええええん、ゆえええええええええええん」

「ククククククク・・・・・別に許してもらおうなんて思ってないよ。それとも許してくださいってお願いしてほしいわけ?・・・・プププププ・・・

さーて今日も元気にスーパーちゅっきりタイムだゾ!」

れいむとまりさ、寝たきり子れいむと子まりさを笑いながら蠅叩きで叩く。

もう十分すっきりしたから殺してしまってもいいやと思っている男の一撃は手加減がまったくなく、一撃を受けるごとに肌が抉れ、餡子が飛び出す。

叩く行為に飽きた男は親まりさに馬乗りになった後、素手で何度も殴りつける。親れいむにも同じことをする。

その行為にも飽きた男は子れいむと子まりさを家にある柱に適度な強さ何度も何度もで投げつける。

だがその際、子ゆっくりらは悲鳴をあげない。あげられない。なぜなら子ゆっくり達はもう壊れているから。

その様子をケースの中から見ていた赤れいむ。最初は「やめちぇー!!」とか「れーみゅおこりゅよ?」言っていたがはゆんゆんと泣くだけだった。

次の日、赤れいむを除く一家は大量に与えたゆっくりコロリの毒により激しい痛みに襲われる。

全身に夥しい発疹ができ、大量の脂汗が浮かべ「ゆぎぎぎぎっぎぎぎ」と苦しみ食いしばる顔と、その姿は加害当事者である男をも引かせた。

その姿に男はいい気味だとかひどいとかすっきりそういう感想はなく、ただキモイ、それだけであった。

「うへえ・・・きめえ・・・・」

男はその日のうちに赤れいむを除く一家を近所のおじさんの肥溜に落とす。

「ゆぎぎ・・・くざいよ・・・・おちびちゃんだけでも・・・たずげでね・・・・」

「ゅ・・・・ゅ・・・・」

寝たきり子ゆっくりたちもさすがにこの匂いは辛いらしく、声を必死に上げようとする。

男は無言で近くにあった棒を使ってまず子れいむを沈める。沈むことにより汚物が子れいむの口に流れ込む。子れいむはそのあまりの味と匂いに顔をしかめた。

気にせず肥溜の奥深くまで沈め、残った家族にも同じことをする。






そして残ったのは彼らの最後の一粒種である赤れいむだけであった。

もう赤れいむを守ってあげる存在はいない。

「おきゃーしゃーーん おちょーしゃーん!!!こわいよおおおおお!!!ゆえええええええええええん!!!!」

天涯孤独の身となった赤れいむ。だがそんなことで泣いている暇はない。

次の男のターゲットはこのれいむなのだから。

「お前の家族はみんなう○こちゃんになっちゃったよ。汚いねえ。最低だわ」

男は赤れいむに手を伸ばす。

この赤れいむにゆっくりした生活が訪れることは未来永劫決してないだろう。
















虐待SSって書くの難しいですね。

次回はもっとしっかりした文章を書いてみたいと思います。













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最終更新:2024年03月20日 12:30