M-441 チェリッシュ

M-441 チェリッシュ
魔物 4000
《失われた笑顔》MPを1へらす→この効果は、相手の効果にかかわらず使うことができる。
「ステイ」している効果1つを取りのぞく。
パートナー=ニコル

強くて...キレイで...どんな時も弱いところを見せねえ、あいつが...,
魔界の王の決戦(前)

相手の効果に関係なく「ステイ」を解除できるサポート系カード。
場においておくだけで、あらゆる場面で機能するはず。

比較対象となるのは、同様の効果を持つリーヤVSザルチム《信念の裏切り》だろう。
全く異なる魔物なので、使える術やパートナー等を比較して選択したい。

こちら側の利点としては通常の魔物カードなので、場に出すコストが必要なく、初期魔物としても採用可能がまず挙げられる。
「相手の効果にかかわらず使うことができる」テキストを活かして、テッド《ファイティングポーズ》キース《歓喜の歌》を取り除きたいのであれば、この特徴が特に大きく有利に働く。
また、VS魔物が存在しないので多少除去されにくいという事もポイント。
チェリッシュなので、パートナーの展開要員として優秀なニコル《男装》が使える事、コストが低めな【封印解除】術のS-553 ディオガ・コファルドンが使える事も利点となるだろう。

S魔物《はきだめの宝石》を重ねれば、解除に成功するたびにMPが1増えるので、《失われた笑顔》のMPの消費を相殺できる。
相手次第では《失われた笑顔》を毎ターン使用する可能性も考えられるので、MPを節約したいのであればこちらを重ねる事も検討しよう。

また、このカードと対象的にスタンバイの解除を行うチェリッシュ《絶望へのあらがい》も存在する。
環境で流行するカードによっては、そちらとの使い分けも考えたい。

ちなみに、この魔物にS-621 バルギルド・ザケルガが【ステイ】している場合、《失われた笑顔》で解除する事はできる。
しかし、原作再現としてダメージを入れるためなのか、あちらのダメージ発生条件が「使うとき」であるため、ダメージは【ステイ】解除よりも前に発生する。
「相手の効果にかかわらず使うことができる」は「使えないときにも使える」と同義である( 真ルールブック42ページ )ため、S-621 バルギルド・ザケルガのダメージを無視する事はできない。
なお、《失われた笑顔》がS-621 バルギルド・ザケルガのトリガーとなって、そのダメージでチェリッシュが捨て札になったとしても、あちらのテキストにあるように《失われた笑顔》(使った「魔物の効果」)は無効にならない。
一方、チェリッシュ《はきだめの宝石》はダメージを受ける時点では「取りのぞいた」という条件を満たしていないため「使った効果」に含まれず、捨て札になった時点で「このカードが場にある→」という条件も満たさなくなるので、MP増加は適用されない事に気を付けよう。

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最終更新:2025年04月15日 20:24