バランシャ

概要

黒豹型の魔物の子。
年齢が明かされている動物型魔物の中だと最年長で、人間換算で14歳とされる。

第80話~第82話において、「狩り」と称する戦術でガッシュ・ベル&清麿組を襲撃した。
狩場に誘い込むために福引の一等賞の温泉旅行をガッシュ・ベルを譲った事に始まり、吊り橋を落として退路を断たせた上、心身の疲労をまず狙うなど、「一流の狩人」を自称するだけあってその戦い方は知略に長ける。
しかし、清麿の策略と「バオウ・ザケルガ」の特性によって敗戦。
なんとか本は守り抜いて逃走を果たすが、その後、第104話にてビョンコの率いる千年前の戦士による襲撃を受けて本を燃やされる。

ガッシュTCBにおいても原作になぞらえてMP枯渇系戦術の魔物・パートナーの効果を持つ。
それも直接的にMPを減らす効果ではないので、PR-047 赤い魔本ウォンレイ《愛のために》の効果では防がれないのが強味。
術カードのカードパワーはそこまで高くないが、攻撃・防御・除去それぞれに最低限度の性能を持ったカードがあるので、場合によっては採用を考えられるだろう。


代表的なカード

魔物カード

場にある限り、相手が相手のスタートフェイズに増やせるMPは2までになる。
バランシャ唯一の魔物カードであるため、バランシャの関連カードを使用する上で必須のカード。
効果は「ルールによる魔本めくりによるMP増加」や「E-133 卵焼きで朝食を等の効果」等を合わせた上で制限する事が可能な反面、スタートフェイズだけに限定される上、2までなら増やせるという穴もある。
このカードの効果に期待するよりも、パートナーのガルザ《潜む狩人》の効果をできる限り有効活用していきたいところ。

パートナーカード

捨て札にすると次のターンのスタートフェイズまで【スタンバイ】し、次のターン中、相手はMPを増やせない効果を【ステイ】させる。
相手のあらゆる手段によるMP増加をロックできるので、拘束力はかなり高い。
適用されるのは「発動した次のターンの間」に限定されるので、継続的に呼び出す・使い回す手段を用意し、その効果を絶やさない事を狙いたい。

術カード

―第1の術「ウォケル」
MP2で魔力+2000・1ダメージの攻撃術で、効果を「相手の魔本にダメージ」か「相手のパートナー1枚を捨て札」から選べる。
コストは若干重たいものの、術でパートナー除去が行える便利なカード。
除去できるパートナーがいなかったり、捨て札にできない効果が働いている場合にはダメージ攻撃として放つ事ができるという腐りにくさもポイント。
ただし、1ダメージにしかならないので、ダメージを狙って使うかは状況を見極めて判断しよう。

―第2の術「ドルク」
MP1で魔力+3000・1ダメージの攻守両用術。
低コストで攻守どちらにでも使える術だが、追加効果がなく、ダメージも1だけなので心許ない。

―第3の術「ボルク」
MP1で魔力勝負の勝敗にかかわらず、コインを2回投げて、オモテが1回でも出れば攻撃を無効にできる防御術。
コイントスに左右される効果だが、単体で使っても75%の確率で成功するので、ある程度は信頼できる性能と言える。
コストも軽いので防御術が欲しい場合には検討できるだろう。
なお、S-121 グ・リアルクとどちらを取るかはよく考えて選びたい。

―第4の術「グ・リアルク」
自分のターンに使うMP2の非バトル術で、次のターンのエンドフェイズまで、自分のバランシャはダメージを受けなくなり、相手から選ばれなくなる。
「ダメージを受けない」効果はかばう場合にも有効なので、かばえない効果が使われていない限りは、魔本や味方魔物へのダメージも無効化できる。
効果自体は優秀な防御手段となる一方、【ステイ】なので解除される怖れはあり、「自分のターン」で使うカードなので攻め手を減らす事にも繋がる。
この辺りの特徴を考慮して、S-120 ボルクと使い分けを考えたい。

―第5の術「ギガノ・ガドルク」
MP4で魔力+5000・3ダメージの攻撃術。
上級術なので後半にしか使えないが、3ダメージをMP4で出せるというのはコストパフォーマンスが高め。
石版状態E-013 ナオミちゃん等でかばうを封じて使うのであれば、使用する余地はあるだろう。

相性の良いカード

パートナーカードガルザ《潜む狩人》が一番の強味と言えるので、MJ-003 フライング・ビートニコル《男装》による呼び出し、E-099 手をつないで・・・E-216 人工呼吸による再利用を優先的に組み込みたい。
余裕があればガルザ《潜む狩人》の効果に対する解除効果を防ぐ手段も入れておくと良いだろう。
石版状態ならばMP枯渇によるロックと相性は良く、魔物やパートナーによる解除効果も抑え込めるので一石二鳥となる。
E-163 僕は、みんなを助けるんだ!!で直接的に解除効果を対策しておくというのも選択肢に入るだろう。

直接的にMPを減らす効果でなくとも「MP枯渇系統の戦術」に変わりはないので、コントロール系の魔本とは基本的に相性が良い。
その辺りからも組み合わせる魔物を探してみると良いだろう。

関連カードリスト

+ 魔物カード
―魔物カード
+ パートナーカード
―パートナーカード
+ 術カード
―術カード

関連リンク

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年05月06日 15:26