M-189 フェリウス
石版魔物 3000
《空輸》このカードが場にある→自分の魔物すべては「飛行状態」になる。
《捕獲》MPを2へらす→【ステイ】相手の魔物を1体選ぶ。
このターン中、相手はカードを選ぶとき、その魔物を選ぶことができない。
パートナー=セバスチャン
ビョンコの命令で
ティオを捕獲しようとするが......。
LEVEL:8
RE
相手プレイヤーが、味方の魔物を効果でサポートするのを防ぐ。
《捕獲》は選んだ相手の魔物1体を、相手は選べなくなる効果。
「選ぶ」というのがどういう時に該当するかは
用語集も参照。
「選ぶ」や「選んで」と記されているものは当然として、「魔物1体を~」「魔物すべてを~」「カード1枚を~」「好きな~」といったテキストを持つものは「選ぶ」に該当する。
しかし、どういったカードが該当するかすぐに浮かばない人も少なくないと思われる。
このゲームにおいて「自分が相手の魔物を選ぶ」効果なら除去や妨害効果でよく目にするが、「自分が自分の魔物を選ぶ」効果は限られてくる上、該当するカードは魔力強化のような使われにくいカードが割と多い。
メジャーなカードとしては
E-149 新たなる戦い・
ゾフィス《手駒》・
バディオス《回収》といった自分の魔物をどけるための効果が挙がる。
このカードで妨害して不要になった魔物が場に残り続ければ、相手の作戦を崩す事ができるだろう。
難点は真
ルールで「効果の割り込み」が廃止されてしまった事。
旧
ルールであれば上記の
E-149 新たなる戦い等に割り込んで妨害ができたが、真
ルールでは先に使っておく必要があるため難易度が高い。
ピンポイント気味なメタカードになる上、あてずっぽうで先打ちするにはコストのMP2が少々重たい。
その点から、真
ルールだと
バディオス《空輸》《回収》の方が使いやすいカードと言える。
《回収》が役に立たない魔本構築の場合には、相手の妨害になる可能性があるこちらにチャンスが巡ってくると言ったところだろう。
なお、真
ルールにおいて「選ぶ」について
用語集にある以上の公式情報は出てこない。
術の使用者を「選ぶ」、パートナーや
バルカンカード等を付ける魔物を「選ぶ」、かばわせる魔物を「選ぶ」等の行為について、実際にどのような裁定が下っていたかは不明。
上記の行為が「効果をあたえるカードを指定すること」に当たるかどうかは判断に難しい。
ルールブックではこれらの行為に関して「選ぶ」という表現が使われておらず、旧ルールにおいては後述のテキストだったため「選ぶ」に含まれないと考えられるが、心配な場合は事前にジャッジや対戦相手と相談しておくのが良いだろう。
旧
ルールにおいて《捕獲》は以下のテキストだったため、「カードの効果の対象にする事」だけを妨げる事が明白となっている。
[捕獲]MPを2へらす→相手の魔物を1体選ぶ。
このターンの間、その魔物は相手のカードの効果の対象にならない。
収録パック
最終更新:2023年07月14日 22:22