第5回魔界王決定戦札幌地区予選 エキスパートクラス優勝

魔本リスト

P NO. カード名 P NO. カード名
01 PR-033 テッド《ファイティング・ポーズ》
攻撃 02 M-288 ガッシュ・ベルVSブラゴ《赤VS黒》 03 E-149 新たなる戦い
攻撃 04 M-166 コルル《禁断の呪文》 05 M-189 フェリウス《空輸》《捕獲》
防御 06 P-038 しおり《忌まわしい事件》 07 E-145 黒と白のHarmony
攻撃 08 MJ-003 フライング・ビート 09 E-104 石の呪縛
防御 10 E-073 コンビネーションダンス 11 MJ-013 ビッグ・ボイン
攻撃 12 MJ-003 フライング・ビート 13 E-149 新たなる戦い
防御 14 E-073 コンビネーションダンス 15 M-122 ゴーレン《悪夢》
攻撃 16 E-149 新たなる戦い 17 PR-023 ザグルゼム
攻撃 18 PR-024 ザグルゼム 19 S-265 ザケル
防御 20 E-073 コンビネーションダンス 21 E-145 黒と白のHarmony
攻撃 22 E-077 僕の王様 23 S-265 ザケル
防御 24 P-038 しおり《忌まわしい事件》 25 E-084 私の紳士をいじめるな!
めくり 26 P-094 高嶺清麿《カサブタ》 27 P-010 高嶺清麿《コンボ》
めくり 28 M-311 モモン《逃げの一手》 29 M-070 ガッシュ・ベル《鉄の意志》
攻撃 30 E-063 絶対に勝つんだ! 31 S-254 ザケルガ
32 S-432 バオウ・ザケルガ

第5回魔界王決定戦札幌地区予選 エキスパートクラス制覇の魔本。
E-104 石の呪縛ゴーレン《悪夢》等の石版状態を上手く使いながら相手をロックする旧ルールコントロール
大会の詳しい様子や戦いの流れは、プレイヤー本人が レポート としてブログに書かれている。

特徴的なのが、MP枯渇のサポートとしてコルル《禁断の呪文》を扱っているところだろう。
旧ルールでは、術の採用する魔本は真ルールより少なかったため、地区予選の環境に刺さったのかもしれない。
当時は、恵ループ最盛期だったため、術を連打して相手を倒すタイプの魔本が多く見られた。
《禁断の呪文》を使えば、相手の術を使えなくさせることはできないが、MP切れさせやすくなる。

序盤の構築も大胆で、旧ルールによく見られた2・3ページ目を防御系イベントカードで固めるといった構築はしていない。
テッド《ファイティングポーズ》で絶対に先攻を取ることを前提とした構築になっている。
2枚目にVS魔物が配置されているのは、恵ループの立役者でもあるガッシュ・ベル《ファウードへ!!》を除去するためである。
相手が、対象の魔物でない場合には、スタートフェイズに1枚めくり魔物を2枚場に出す行動をする。
こういった構築は、同大会の第5回魔界王決定戦福岡地区予選 エキスパートクラス優勝が使用している。
それだけリスクを抱えてでも恵ループの対策が急務だったのがこの構築で伺える。

役割解説

このカードが場にあるとこの魔物を準備フェイズに出したとき、次の効果の両方を、この順で使える。
●自分はこのゲームの先攻になる。●【ステイ】先攻の第1ターン中、自分も相手も、「魔物の効果」を使えない。
先攻になることで、安全に2枚の手札を揃えられる。
ミラーマッチになると5分の確立になるので、防御対策をしていないこの魔本ではリスクになる。
相手の初手がVS魔物で捨て札にできそうな場合、捨て札にした後E-149 新たなる戦いを使い《コンボ》で展開しよう。

MPを2へらすとこのターン中、自分も相手も「ガッシュ・ベル」「ブラゴ」以外の魔物の「魔物の効果」を使えない。
相手のガッシュ・ベルブラゴ魔物破壊するために使う。
《ファイティングポーズ》で先攻をとって、最初のターンに場に出した場合、相手は魔物がいなくなり行動不能に陥る。
E-149 新たなる戦いによるカードの展開を妨害を受ける事なく使用することが可能になる。

このカードを捨て札にする→自分の魔本を1枚めくる(この効果は1ターンに1回しか使えない)。
展開系効果として持ちいたり、1ターンに使える手札を増やして攻撃を当てたりと様々な使い方ができる。
魔本には1枚しか入っていないので、状況によって使ったり使い切った場合には、ページを多めにめくって次のターン防御ページで迎えられるようにするなど工夫が要る。

このカードが場にあると相手の術カードのコストを2ふやす。
相手のMPの消費を上げる効果であるため、従来のMP枯渇のメタカードをすり抜けることができるのが特徴。
他のMP枯渇で相手のMPを減らす事により連続で術を撃ちづらくあるいは、撃てなくすることができる。

このカードが場にあると自分の魔物すべては「飛行状態」になる。
MPを2へらして相手の魔物を1体選ぶとこのターン中、相手はカードを選ぶとき、その魔物を選ぶことができない。
旧ルール飛行状態は、現在のルールと異なるため扱い方が大きく異なる。
旧ルール飛行状態は、飛行状態の魔物、飛行状態でない相手の「魔物の効果」の対象にならない。
キッド《進め!キッド》といった「魔物の効果」を対象にする効果も飛行状態であれば受けないことになる。
《捕獲》の効果も強力で、E-149 新たなる戦い石版状態の魔物を入れ替えられるといった行動を封じることができる。

このカードが場にあると自分のバトルフェイズに、相手はイベントカードを使えない。
相手のイベントカードを封じる事で、展開や攻撃を通しやすくする状況を作る。
除去効果を受けて捨て札になった場合は、MJ-003 フライング・ビートから2枚目を呼び出す。

このカードを捨て札にする事で、自分の魔本の好きなページから、魔物カードかパートナーカード1枚を選び、場に出す。
VS魔物を呼び出したり、《忌まわしい事件》を呼び出す手段として使う。
効果の割込みがあった環境では、相手がVS魔物で除去をするのに対し割り込みで《カサブタ》を出すことにより相手のVS魔物除去を無効にするプレイングも可能であった。

このカードが場にあると相手は、「ビッグ・ボイン」以外のMJ12カードの効果を使えない。
主に、MJ-003 フライング・ビートを封じて相手の展開を妨害するために使用する。
副次的効果として、MJ-006 ワンダフル・トゥ・ザ・フューチャーを使われても対抗できる手段にもなる。

このカードを捨て札にする事で、自分のバトルフェイズに、相手の魔物1体を選び、「石版状態」にする(1ターンに1回だけ使える)。
コントロール系効果のキーカード。石版状態にすることにより多くの効果をロックする。
MP枯渇石版状態から回復するのを妨げ、相手の盤面を無力化してから攻撃することにより成功率を高めることができる。

使用を宣言する事で、自分が「ガッシュ・ベル」の「魔物の効果」や術で攻撃するとき、相手は「魔物の効果」やパートナーの効果を使えない。
「魔物の効果」で防御したり、パートナーの効果で術を無効にするタイプの相手に対策として行える。
アドバンテージを稼ぐのは、ガッシュ・ベルの術になるため、その攻撃を通しやすくするために使う。

このカードが場にあると自分の「ガッシュ・ベル」は、相手の効果では捨て札にならない(「負傷状態」でダメージを受けたら捨て札になる)。
ガッシュ・ベルを魔物破壊から守るために使用する。
呼び出す時は、MJ-003 フライング・ビートE-145 黒と白のHarmonyを使い状況によっては、効果の割り込みで場に出そう。

このカードが自分の魔本の中にあるとき、自分の魔本のカードは、相手の効果では捨て札にならない

このカードが場にあると自分の魔本のカードは、相手の効果では捨て札にならない。
場に出すことはせず、魔本の中に留まり魔本破壊から魔本のカードを守るために使用する。
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最終更新:2024年10月20日 19:20