太陽が昇り始め視界が回復されていくと暗闇で見えなかった物も確認できるようになる。
空高く連なっている魔女であるまどかも例外ではない。
この巨大さなら会場の中ならどこでも見える事になるだろう。
(さて……どう対処するか……)
垣根は暁美ほむらの使う奇妙な現象の正体に気が付いた。
だが、気が付いただけでありどう対処するかは目途が立っていない。
暁美ほむらの能力は時間停止。
分かった所で発動されたら止める方法は無い。今は不幸中の幸いかインターバルなのか。
暁美ほむらは時間停止を発動してこない。
垣根が気づいた事は二つ。
一つは能力の使用の際腕に付いている盾に触れる事。もう一つは停止中でも発動者に触れている間は動けるという事。
刀に斬られている間、垣根が彼女に攻撃出来たのはこのためである。
対するほむらは依然余裕の表情を浮かべていた。
(能力に気付かれても止めれば対策の仕様が無い筈……!)
所有している武器は斬れつければ相手を重くする刀と拳銃及び予備弾丸。
そしてまだ確認していない
支給品も幾つかある。
時間停止のインターバルは分からないが目の前の男を相手にするには足りる筈。
男の能力は現段階で分かっている事は二つ。
一つは翼を生やすこと。もう一つは何もない所から物質を作り出すこと。
翼は彼が出す物質から作られたと見るのが妥当だろう。
問題は物質の規模だ。
翼が作れるという事は他にも何かが作れるはず。厄介な物でも生成されたら面倒なことになるだろう。
だがその点を考慮してもこちらが負ける理由には繋がらない。
相手は時間停止を止める術など持っていないから。
「あなた名前は?」
「あん?」
ほむらが行うのは時間の消費。即ちインターバルが終わるまでの時間稼ぎだ。
何故か能力に制限が掛けられているため仕方がないことである。
男は少し間を開けて答えた。
「垣根……垣根帝督だ」
「そう……暁美ほむら」
名前の交換などどうでもいい。
どうせまどか以外全員殺すのだから。そう――――同じ魔法少女達も。
だから自分の名前を公開しても何も困ることはないのだ。
ほむらは一度時間停止を発動させるために行動する。
能力発動の条件、それは盾に触れる事であり、インターバルの長さは分からないが確認しようと盾に触れる。
「――――ッ!」
行為を行う前に止められる。
盾に触れようとすると敵――――垣根に妨害された。
あまり体を動かしていなかったが垣根は僅かな体の動きを読み取り盾に触れる前にこちらに物体を飛ばしてくる。
咄嗟に銃で撃墜したその物体は黒い塊であり見たことも無いような存在だった。
「言ったろ、テメェの能力の発動条件は知っているんだって」
(……迂闊だったわ。此奴は)
これではインターバルが終了しても能力を発動させる暇が無い。
まずは垣根の意識を自分から逸らさせる必要があるためほむらは距離を取ろうとするが――――
「……」
垣根は黙って何発もの物体をこちらに向けて放つ。そのスピードは当たれば骨は簡単に砕けるだろう。
対するほむらはそれを避ける。普段の彼女なら難しい事だが魔法で強化された彼女の身体能力ならそれを可能とする。
しかしいくら強化されても肉体には限界と言うものが存在しており彼女も例外ではない。
避ける合間を縫って射撃をするも垣根に当たらず避けるだけで精一杯だ。
このままでは非常に厳しいため何とか策を練ろうとするが――――
「あぁ……やめだ、こんなもん」
垣根は突然動きを止める。
何故だか知らないがこちらにとっては好都合だ。
これを機に何とか反撃したいが――――
「……あなたの能力って素晴らしいわね」
「俺の未元物質に常識は通用しねぇからな」
ガトリング砲台が目の前に召喚された。
「さてここから第二位様からの質問タイムだ。簡単な事だ。お前はそんな力どこで開発した?自前か?」
時間を止める。そんな生成や変換ではなく世界の現象にそのまま我を置く能力など聞いたことも無い。
それはかつて第一位が行っていた実験でもその段階にはたどり着けないはずだ。
目の前の女、暁美ほむらの力は学園都市の範囲を超えているものだった。
「そうね。貴方は奇跡や魔法を信じるかしら?」
「……は?」
突然何を言い出すんだこのヒステリック女は。
奇跡?魔法?
そんなもんはガキが憧れる言わばお伽噺のような存在だ。
だが彼は既に見ているし知っている。
学園都市には様々な能力者達がいる。
炎を操る者、風邪を操る者、電気を操る者。
座標移動を行う者、他人の心に介入する者。
そして全てを反射する男、この世にない物質を作り出す男。
垣根は既に日常の世界とは遠い存在になっている。
それに彼の世界には魔術と言う概念が存在している事も事実である。
そして彼が見た――――一方通行の姿。
「……この世には科学だけじゃ証明出来ない事もある……って可能性は感じた事はあるかもな」
「そう。なら私は人生と引き換えに契約をして夢に辿り着く力を手に入れたと言っておくわ」
「……そうか。」
それだけを聞いて垣根はガトリング砲をほむらに向けて発射する。
数多の数の弾丸が目標を駆逐しようと直進する。
しかし暁美ほむらは動かない。
何故なら彼女は一人で戦っている訳では無いから。
「ヴォオオオオオオオオオ!!!!」
上空から振り下ろされる二本の触手。
一つはほむらを守るために弾丸を凌ぐ壁となり。一つはガトリング砲台を破壊した。
鹿目まどか。
かつてほむらと同じ魔法少女だった存在。
ほむらの仲間であり、夢であり、大切な存在であり、友達である。
どんな因果か知らないが彼女は魔女に姿を変えてもほむらの友達であった。
「『コレ』は一体何だよ……」
触手が振り下ろされる前に垣根は上空に避難しており傷は無い。
上空から地上を見下ろすと作り上げた武器は簡単にも壊されてしまっている。
せっかく作った物質もこれでは無駄損だった。
「……って」
運命の放送が流れる――――
(上条当麻……こいつはたしか……?)
放送で呼ばれた名前に垣根が出会った事のある人物はいなかった。
別れたベジータとゼブラの名前も呼ばれなかったがベジータの仲間であるヤムチャの名前は呼ばれていた。
第一位と第三位の名前も呼ばれてない事からレベル5は伊達じゃないという事だろう。
上条当麻
昔噂で聞いた事がある。
第一位の一方通行が弱体化したのは無能力者に倒されたからでありその男は上条当麻と言う。
確証も持てない唯の噂話を思い出していた。
「巴マミも美樹さやかも佐倉杏子も生きている……」
どうやら相手側も知り合いの名前は呼ばれなかったようだ。
こんなヒステリックな少女の仲間ならあまり良いイメージは持てないが。
放送で説明されたブロリーと言う男。
確かベジータが危険人物と言っていた男だ。
あのベジータが忠告するレベルの強さであり殺せば願いが即叶うというボーナス付きの扱いはまさに破格。
主催側も手に負えない怪物なのか、それとも単なる遊びなのかは確証は持てない。
そしてベイは私情で動きトリコという男を殺すと宣言した。
トリコに接触出来れば、ベイ【主催側】の情報も得られるだろう。
「……時間はあんまり賭けたくないんだよ」
そう告げると垣根は上空高く舞い上がり怪物に向けて飛翔する。
「一つ言っておくわ」
垣根は未元物質を掌程度の大きさで作りだし怪物に向けて射出する。
怪物の触手に直撃しても勢いは止まらず触手に穴を開け貫通する。
数々の触手を掻い潜り次々と触手に穴を開けていき、近くに来た触手には翼を用いて切り裂いていく。
だが触手の穴が開いている部分は直ぐに再生し穴は塞がれてしまう。
翼で切り裂いた触手も、依然から切り落としているはずなのにその数は減ることは無く襲い掛かる。
「私のまどかを『コレ』呼ばわりとは……随分と舐めた真似をしてくれわ……ねッ!!」
僅かな隙を突き暁美ほむらが支給された侘助で襲い掛かる。
侘助は斬りつけた対象の重さを二倍にする能力を持っているため、受け切ることは戦闘に響いてしまう。
垣根は瞬間的に未元物質を発動しそれを侘助にぶつける事で太刀筋を逸らすことに成功する。
そのまま垣根は地上に降り同じく降りてきたほむらに視線を移す。
動きはまだまだ甘いがそれでも彼女は素人の域を超えている。
そして何よりも他人には無い力を持っているため油断が出来ないのだ。
「■■■■■■■■■―――――――!!!!」
咆哮
その持ち主はまどかと呼ばれる怪物ではなかった
無論、垣根とほむらでない事は明確である
なら咆哮の持ち主は?
新しく駆けつけた参加者?
いいや違う。垣根もほむらも周囲の警戒は怠っていない
此処にいるのは怪物、垣根、ほむら、死体であるつぼみ
そして――――――
「お前一護……か?」
黒崎一護が仮面を付けて咆哮を上げていた
「■■■■■■■■■■■■■■――――――!!!!!」
仮面を付けた一護と呼ばれた存在は咆哮を上げる。
それに反応した怪物が数多の触手で攻撃するが全て刀で切断されてしまった。
驚くことに一護の斬られた腕は元通りになっていた。
虚化
これがある世界で言われている今の一護の状態。
しかし一護は何故か自我が保てていないようである。
怪物の触手を簡単に破壊している所から本能で動いているようだ。
「貴男の仲間も随分と人間離れしているようね」
「それは俺もお前もそこの怪物もお互い様だろ?」
垣根は一護に対して当然疑問を抱いており、警戒を怠らないようにしている。
それは暁美ほむらも同じであり、一護からも人間とは違う何かを感じていた。
垣根の態度を見る限り彼は一護の変化の中身を知っていない。そしてどうしてこうなったこも理解していない。
つまり垣根も今の自分と同じで現状の一護に対する情報が無い。
腕から光線を出し、体が溶岩で出来ている、音で戦い、謎の物質を作り出し、時を止める。
今更、腕が回復しようが仮面を付けようがそこまで驚くに値しないのである。
(会話……無理だろうな)
垣根は一護にコミュニケーションを取るのは不可能だと判断した。
かつての第一位の様に力に慣れていない感じがする。
厳密に言えば『普段は力が制御出来る筈が何故か制御出来ていない』状態に見える。
まるで熟練者が突然簡単なミスをするような―――――
「■■■■■■■■■■■■■――――――!!!」
再び咆哮を上げると一護は天高く飛翔する。
そして垣根が、ほむらが、怪物がいるにも関わらず明後日の方向へ飛んで行った。
「……貴男、結局一人ね」
「同情してくれてもいいんだぜ?」
垣根は一人残されるがさっきまで一人で戦っていたので特に問題は無い。
寧ろ余計に時間が過ぎてしまったのが問題であり、インターバルの終了と仮定した場合危険な状況下におかれている。
実際、能力を発動していない所からまだ安全ラインと言った所か。
考えている間に数多の触手が垣根に襲い掛かるが翼及び能力で迎撃する。
下から下から迫ってくるため垣根は必然的に上空に登って行く事になっていた。
これが怪物の策と知らずに―――――
■■■
何故一護が虚化したのか、また自我を保ていないのか
何故暁美ほむらが制限を駆けられているのか、またインターバルが疎らなのか
何故垣根帝督が本来の力を、一歩先の力を使えないのか
それは完全に主催側の遊びである
一護に言わせてみれば殺し合いが円滑に進むように強制的に殺戮マシーン(笑)にされただけである
暁美ほむらに言わせてみれば時間停止からの皆殺しで独走を防ぐためである
垣根帝督に言わせてみれば―――――
参加者の力を仮に魔法や魔術などの反自然『能力』と鍛えられた武力や科学などの人間が行える範囲の『能力』と仮定する
この場合垣根の能力は『どちらにも分類』される特殊な立場にある
これは『ある主催側の人間』が彼に興味を示し、能力の分析を行いたい為だけにある程度のリミッターが掛けられている。
言わば『あちら側に生かされている』状態―――――
【黒崎一護@BLEACH】
【状態】 疲労(中)ダメージ(小) 、虚化
【装備】 斬月
【持ち物】ランダム支給品0~2、基本支給品一式
【思考】
基本: ???
1:手当たり次第殺す
【備考】
※参戦時期未定。ですがウルキオラとは会っています
※普段より霊圧を感じられません。一エリア。もしくは二エリアが限界です。
※侘助に疑問を持っています
※主催側の介入により常時虚化で自我が無く手当たり次第に人を襲います。
※どっかに行きました。
「く、ぅぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
嵌った。
垣根は嵌ってしまった。
怪物の、まどかの罠に。
怪物――――魔女の攻撃は触手での物理的な攻撃でしか行っていない。
だから垣根は敵は簡単で単純な物理攻撃しか出来ない相手だと思い込んでいた。
それが間違いだった。
本来のまどか――――魔女の攻撃は上空にある結界に人を送り込むこと。
結界に送り込まれた人間は魂を天に召される――――。
垣根はその一歩手前であった。
(……こいつの力に気付けなかった俺のせいか……?
結局俺も『あいつ』に言われた通りチンピラだったって事か……
でもこのまま終われる程俺は人間出来てないからな……!!)
垣根は一方通行戦で見せた覚醒の力をもう一度具現化させる――――
「こいつ……この力は!?」
下で見たほむらも垣根の変化に気付く。
先ほどまでの得体の知れない物質の力から今度は自分たちにも感じる様な魔術的な――――結局は得体はしれないのだが。
別の力を感じていた。
「はは、ハハハハハハハハ!!これだよ!これェ!!俺はたしかに『あの時』は世界で一番だったんだよおおおおおおお!!!!!」
無論一方通行との戦いの時である。
垣根は普段よりも増した力で何と『自力で結界から脱出した』のであった。
一方通行が見せた黒い翼。それを見た時から彼の力は新たな段階に進んだ。
この場に置いては主催側の制限により発動は出来なかったが、自身の死と直面した今、制限を超え再度力を発動する。
怪物の結界から自力で脱出し、ほむらが隙を突いて撃った銃弾が肩を射抜く。
だが、傷は瞬時に未元物質が構成し直す。彼が言った通り今の彼に常識は通用しなかった。
そして彼は本来の時間軸では更なる能力の進化に目覚める事になるがそれは別の話である。
圧倒的力。
この会場には他者とは違う圧倒的力を持った者が存在している。
孫悟空と呼ばれるも者、更に力を手に入れた勇次郎、伝説のスーパーサイヤ人ブロリー。
特にこの三人は他の者と比べて圧倒的に力に優れておりそして今、垣根帝督はその段階に確実に近付いている。
「貴男……手を抜いていたのね」
ほむらは皮肉の念も込めて垣根に言葉を投げる。
これだけ得体の知れない力を出されたら今までの戦いが茶番に見える程だ。
まどかの結界から抜け出す者など初めて、実際に共闘経験は無いので全てが初めてだが、あの力から抜け出せる者は彼女の時間軸にはいなかった。
「抜いていたわけじゃない、『抜かれてたんだよ』」
一方通行戦で彼はたしかに覚醒しており能力も使えていた。
だがこの会場に来てからはいつも通りに能力の発動が出来ていなかった。
自分たちを攫うほどの主催者たちだ。きっと制限でも掛けていたのだろう。
しかし一度発動で来た今、制限など飾りでしかなかった――――
それでも彼がこの場に置いて最強になった訳では無い。
彼はまだ人の枠をはみ出していない。つまり殺せるのだから。
「じゃあ死ねよ、お前」
(まだ能力は発動できない―――――!?)
ほむらの切り札である時間停止のインターバルはまだ終わらない。
さっきの時とは時間のかかり方が圧倒的に違う。疎らすぎる。
まどかの援護もあるが今の垣根には通用しないだろう。
絶体絶命。人を殺したほむらが人に殺されるのだ。
唯の中学生なのに運命を弄ばれた少女。
たった一人の友達を救うために運命を投げ出した少女。
姿を変えた友達を救うために他人を殺してまでも願いを叶えようとする少女。
今、暁美ほむらと呼ばれた少女の運命に変化が訪れる―――――
≪垣根帝督の制限オーバーを確認しました。至急転送いたします≫
首輪から響いた機械音声が終わった頃には垣根の姿は無かった。
怪物は動きはゆっくりながらも確実に足を進めていた。
明るくなった今、他の参加者から見ても明らかに目立つため人が集まるのは明確だ。
待っていてもいいのだがそれではつまらない。
インターバルも終了したため再び暁美ほむらは時間停止を発動できるようになった。
垣根が目の前から消えた時には既に力が戻っていたのだ。
彼がどこに行ったかは分からない。だが命が救われたのは確かだった。
思い返せば出会った参加者は6人。
最初に出会った男は体を溶岩に変化させダメージを与えられずに生死の在処も分かってない。
次に出会った変身した少女は簡単に殺せた。
次に出会った男4人組。
結果、4人全員から逃げられた形となった。
時間停止と言う圧倒的な力を持っているのにも関わらず戦果を上げられていない。
これは油断だ。『この力があれば』『まどかと一緒なら』。
慢心ゆえの敗北。願いを叶えるためにこんな所では止まれない。
殺すなら、勝つなら徹底的に、確実に
交わした約束を守るため少女は足を進める――――
【E―5/1日目・朝】
【暁美ほむら@魔法少女まどかマギカ】
【状態】 疲労、ダメージ(小)ソウルジェムに穢れ(小)
【装備】 トカレフ(3/8)、魔法少女服
【持ち物】 ランダム支給品1~4、基本支給品一式 ×3、予備弾薬32/40
【思考】
基本: まどかが世界を滅ぼすのを見届け最後に願いを叶えその先へ進む
1:もう油断はしない
2:まどか(クリームヒルト)の邪魔をする者を排除する
3:最後に願いを叶える
【備考】
クリームヒルトの麓に落ちていた鹿目まどかのディバックを回収しました。
※制限に気づきましたがどれくらいかは理解していません
※プリキュアに対し別の魔法少女と判断しました
※願いを叶えると言っていますが『まどかを殺さなければならない』という事実に気づいていません。
※垣根に対して異常な恐怖心と警戒心を抱いています。
【鹿目まどか@魔法少女まどかマギカ】
【状態】 魔女化(クリームヒルト・グレートヒェン) ダメージ(小)
【装備】 触手消費(回復中)
【持ち物】
【思考】
基本:世界から不幸を取り除き、生きているものを楽園へ導く
1:美樹さやかと彼女の周囲1マップ分を除く場所に居る参加者を天空に創った結界へ放り込む
【備考】
※全方位へランダムに攻撃を仕掛けてきます。攻撃は現在は緩やかです。
※現在は深夜なので遠くからは目視しにくいですが日が登ればマップのどこへ居ても目視できるようになるでしょう。
※制限で弱体化してるため物理攻撃で倒せます。
※動き始めました
「クザン……」
【E-5地下/1日目・朝】
【サカズキ@ワンピース】
【状態】 疲労困憊(休憩中)
【装備】 海軍のジャケット
【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式
【思考】
基本: 主催を倒し生還する
1:もう一度クリームヒルトに挑もうか悩んでいる
2:ほむらを警戒
3:クザン……
4;麦わらに火拳も死んだか……
【備考】
※ドラゴンボールが叶えられる願いは一つです。また、対象も絞られます。
何もない。
正確には何も感じられない。
たしかに物は存在しており、自分が座っている椅子、床など此処は部屋だと確認できる。
しかしそこから自分が知っているモノを何一つ感じられない。
まるで最初から存在していたかの様な、義務付けられているような――――
一種の不快感を彼は感じているがその正体は掴めていない。
突然殺し合いをしろ、と言われ問答無用に巻き込まれた。
その殺し合い中に突然また自分の知らない所に飛ばされた。
今思えばここに来てから分からない事ばかりである。
謎の力で攫われる
首輪を付けられる
願いを餌に殺し合いを強要される
明らかに自分とは世界が違うような参加者がいる
能力に未知な制限を掛けられる
そして死んだ筈の自分が生を受けている――――
考えれば考える程疑問は生まれ、それに対する回答は出て来ないし出る気配もない。
今分かる事は一つ
「お前、最初の時に『最後に話した』奴だな」
目の前の男――――
スタージュンから全てを聞き出すことである――――
【???/1日目・朝】
【垣根帝督@とある魔術の禁書目録】
【状態】 疲労(中)、ダメージ(小)
【装備】 普段着
【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式
【思考】
基本:基本は自由。主催を倒して帰る。一般人はなるべく巻き込まない
1: 目の前の男から全て聞き出す
2: 首輪を外したい、能力で試してみるか、それとも研究所で情報を仕入れるか
3: 自由にやらせてもらう
4:アレイスターが関わっているならば辿り着く
【備考】
※15巻終了後(死亡後)より参戦
※能力に若干の制限あり?
※この企画に対する考察は一時中断。今は情報を集める。
※べジータやゼブラ一護にほむらの力の興味あり。
※ベジータの知り合いに会ったら二回目放送の時に会場に来いと伝え自分も行く
※制限を超えましたがもう一度出来るかは不明です
※彼が辿り着いたのは原作15巻までの力です。新約の方ではありません。可能性はありますが。
※サカズキは一星球@ドラゴンボールを持っています。
最終更新:2014年12月25日 22:36