解説:board-setup

 ゲーム開始時の盤上の駒の初期配置を設定します。
 また、ゲーム開始時に所有している手駒(持ち駒)も設定できます。


  • (board-setup
   (<player1> <placement1>...<placementN>)
   ...
   (<playerN> <placement1>...<placementN>)
  )

 各プレイヤー(<player1>・・・<playerN>)に対して、<placement1>・・・<placementN>を設定します。

 各<placement>は、次の形式です。
 ぞれぞれ、駒の種類<piece-type>と置かれる位置<position>(複数設定が可能)を指定します。
 手駒(開始時から所有している持駒)の場合は、位置の代わりに手駒の枚数を「off <number>」で指定します。

  • (<piece-type> <position>)
 ポジション<position>に、種類<piece-type>の駒を配置します。

  • (<piece-type> <position1>...<positionN>)
 各ポジション<position1>・・・<positionN>に、種類<piece-type>の駒を配置します。

  • (<piece-type> <position>...off <number>)
 各ポジション<position1>・・・<positionN>に、種類<piece-type>の駒を配置し、指定数<number>だけ手駒として盤外所有します。

  • (<piece-type> off <number>)
 種類<piece-type>の駒を、指定数<number>だけ手駒として盤外所有します。

※off <number>
 ゲーム開始時に、盤外にあるその種類の駒の数を設定します。
 つまり、プレイヤーは盤上にドロップするための駒をその数だけ持ちます。
(盤上にドロップしなければならない駒を含むゲームでは、「off」コマンドでZoGに使用可能な駒の数を伝えます)
 なお、「recycle captures」で、盤上から除去された自駒を盤外の手駒に補充することができます。
 また、「recycle promotions」で、「(add <piece>)」で盤上に追加される駒を、盤外の手駒から取得できます。


※同じポジションに複数種の駒を初期配置してしまうと、エラーとなります。


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最終更新:2020年09月01日 00:46