解説:piece

 駒に関する設定を行います。
 駒は「(piece XXXX)」で1つ1つ個別に定義します。

  • pieceの構造

①(name <string>)
 駒の名前を文字列("")で設定します。

②(image <image-def1>...<image-defN>)
 駒の画像を「.bmp」ファイルで指定します。
 複数の画像を指定した場合、メニューやツールバーの「Switch Piece Set」で順次変更できます。

③(description <string>)
 右クリックでプロパティを開いた場合に表示されるメッセージを文字列("")で設定します。
 改行用途での「\(バックスラッシュ)」が使用でき、「\\(バックスラッシュ×2個)」で1行空けます。

④(help <string>)
 駒の上にマウスが来た場合にステータスバーに表示するメッセージを文字列("")で設定します。
 1行しか表示されないため、改行用途での「\(バックスラッシュ)」は使用できません。
 左揃え:テキスト(または テキスト\)
 中央揃え:\テキスト
 右揃え:\\テキスト

⑤(notation <string>)
 表示用の駒名を文字列("")で設定します。
 「notation」が設定されていない場合は、代わりに「name」が表示されます。

⑥(moves <move-def>...<move-def>)
 ボード上の駒の動き方(ムーブ方法)を設定します。
 複数設定した場合、合法的に行える動き方の中から好きな動き方を行うことができます。

⑦(drops <move-def>...<move-def>)
 ボードへの駒の打ち方(ドロップ方法)を設定します。
 複数設定した場合、合法的に行える打ち方の中から好きな打ち方を行うことができます。

⑧(attribute <attribute> true/false)
 駒に属性「attribute」を設定します。
 「attribute」は各駒に個別に設定され、ゲームを通して保存される2値フラグ(true/false)として使用できます。

⑨(open <string>)
 駒をクリックした時に開くZRFファイルやURLを指定します。
 駒がメニュー項目として使用される場合に、指定されたZRFファイルや、指定されたURLのウェブサイトを開きます。
 (この場合、ZoGは現在のゲームはゲーム選択画面として認識します)
 「ZRFファイル名」+「>」+「variant名」で、そのZRFファイル内の指定したバリアントをロードします。
 「ZRFファイル名」のみで、特に指定しない場合は、デフォルトに設定されたバリアントをロードします。
 「http://」「https://」「mailto:」「ftp://」のいずれかで始まる文字列の場合、URLとして認識されます。

※(dummy)
 「(dummy)」がある場合、ダミー駒として扱います。
 右クリックメニューの「駒の一覧」に表示されなくなります。

 画像ファイルは、以下のパスから呼び出されます。

①「Zillions.exe」と同じフォルダにある「Images」フォルダ内
②現在開いているZRFファイルと同じフォルダにある「Images」フォルダ内



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ZRF言語
最終更新:2020年08月29日 15:26