レジェンドレース(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/07/03 Sat 18:09:44
更新日:2024/03/20 Wed 18:03:55
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レジェンドレースとは、アプリ「ウマ娘 プリティーダービー」に実装されているレースイベントの1つである。
また類似イベントである「レーシングカーニバル」についても記述する。




概要

育成の終わった殿堂入りウマ娘で挑むことになるレース。
G1の重賞レースをモチーフに、強力な「LEGENDウマ娘」が立ちはだかるレースに1日3回まで挑むことができる。
LEGENDウマ娘は1度の開催につき3~4人ほど登場し、それぞれ1人につき3日開催される。
勝利することで専用のトロフィーの他にもアイテム報酬が貰え、特にウマ娘ごとのメモリーピース*1が目玉報酬。
メモリーピースはガチャ排出時*2、そのガチャ等で貰える女神像での交換*3、サークルポイントの交換*4、限定ショップ*5でしか入手できず、
いずれも入手量には期待しづらいため、まとまった量をほぼ確実に入手できる非常に貴重な機会でもある。

報酬という観点ではレジェンドウマ娘1人につき1度勝てればだいたいOK。案外ゆるいと言えばゆるい。
勝てずともピースをたくさんもらえるうえ、そのうちの1度でも勝てればオマケがもらえるぐらいの感覚でいいので、臆さず参加されたし。
もちろん勝率がいいに越したことはないが、それによる報酬的なリターンはわずか。
当然といえば当然だがLEGENDウマ娘と同じウマ娘は出走できないので注意。また、自分のウマ娘及びLEGENDウマ娘のいずれも1着になれなかった場合は引き分けとなる。

一時は「その月に開催されたチャンピオンズミーティング」のモデルレースと合わせられる事が多かった。(2022年2月からは再びこのパターンから外れている)

LEGENDウマ娘

テーマとなったレースを史実で勝利、あるいは上位入着しているウマ娘が選出される。
いずれもURAファイナルズのライバル以上の強さを誇り、ステータスがC~B+と概ね高水準。スプリンターズステークスではD+持ちもいたが、短距離のスタミナなのでこれでも十分な数値である。
手塩にかけて育てた殿堂入りウマ娘でもランクB+程度では連敗を喫する事もザラである。
レース展開に関係はないが固有二つ名持ちである。ウマ娘の適性やステータスによっては条件的な意味で「どうやって取った?」と突っ込みが入るものも多い。誰が呼んだか「経歴詐称」

一方でチャンピオンズミーテイングのグレードリーグに出場させるようなウマ娘を育てられているベテラントレーナーは大差で下すことも可能。
そこまで届かずともAランク、ないしA寸前のB+ランクウマ娘が育てられるようになったら勝利も安定してくるだろう。
やる気UPスイーツや逆さてるてる坊主などのアイテムが使用可能なため、天候やバ場状態に関係するスキルを習得したウマ娘で挑むのも一つの作戦に挙げられる。

ちなみにLEGENDウマ娘以外にもライバルの固有ウマ娘が出走してくることがあり、こちらもなかなか油断ならない相手となる。
LEGENDウマ娘と違いこちらは同名ウマ娘を出走させることができ、この場合はそのNPC枠がモブウマ娘になる。

デイリーレジェンドレース

2022年3月18日のアップデートで追加された機能で、過去に開催されたレジェンドレースを1つ選択し、1日1回挑むことができるようになった。
勝利報酬は通常のレジェンドレースと同じく、初回勝利時にはトロフィーに加えジュエルやマニー、レース相手のピース10数個を獲得できるが、2回目以降の勝利報酬はピース1個だけになっている。ともあれコツコツと挑み続ければガチャで引かずとも解放できるようになったのは大きい。
当初実装された宝塚記念のゴールドシップまでだが、何故かカレンチャンだけ不在だったりした*6

しかし2022年8月16日のアップデートを皮切りに開催レースが増えていき、2023年9月現在は2022年12月開催分までがラインナップに加わっている。

開催されたレジェンドレース





レーシングカーニバル

概ねレジェンドレースがおやすみの月に開催される類似のイベント。
システムは大きく異なるが、固有二つ名持ちのウマ娘と対決し、初回はジュエルやピースなどの報酬が手に入る点が共通している。

対戦相手は通常難易度の4人のウマ娘とカーニバルレースを行うことでゲージを溜め、
溜まり切ると更に高難易度のチャレンジレースが解禁される。チャレンジレースに登場するウマ娘はVERYHARDが通常衣装、EXTREMEが別衣装となる。
カーニバルレースの相手はレジェンドレースと同等程度の強さだが、チャレンジレースのEXともなるとアオハル決勝のココンとグラッセレベルの強さ。
何気に別衣装ウマ娘のピースが入手出来る数少ないチャンスでもある。
レジェンドレースとの違いは出走数が固定でない代わりにRPを消費する点。また距離も対戦相手ごとに異なることがあった(第2回は全員共通)。
RPが許す限りいくらでも出走出来るがピースのドロップは初回以外ランダムかつ上限あり。
またレースに勝つことでカーニバルptが一定数手に入り、これで結晶片やピースなどのアイテムと交換する事も可能。

そして一番特徴的なのがカーニバルボーナス因子。レースに勝利するとそのウマ娘にこの因子が付与される。
この因子を持ったウマ娘を継承元にすることで、育成完了時に継承先のウマ娘がカーニバルボーナススキルを獲得する。
そのスキルを持ったウマ娘でレースを勝利すると因子がさらに一段上のレベルで獲得出来る。
すなわち「カーニバル勝利→ウマ娘Aに因子Lv1→ウマ娘Aから継承して育成→スキルLv1獲得のウマ娘B誕生→
ウマ娘Bでカーニバル勝利→ウマ娘Bに因子Lv2→ウマ娘Bから継承して育成→スキルLv2獲得のウマ娘C誕生……」といった具合。

しかしこのカーニバルボーナスがなかなか曲者で、開催当初はカーニバルpt獲得数に補正がかかるというものであった。
にも関わらずトレーナー諸氏はおわかりだろうが、カーニバルボーナススキルを獲得したからといってそのウマ娘が継承元として育成に有用な因子を持つ保証がない
因子獲得はほぼ運で勝負するしかないため有用な継承元となるウマ娘を目当てに何度も育成を繰り返す「因子周回」という概念があるように
この点がプレイヤー達にとってかなり不評であり、ぶっちゃけRP回復アイテムのにんじんゼリーで強引に周回した方が早いとまで言われてしまった。スキルLvの最大が5もある点も拍車をかける。
2回目の開催からはこの点が改善され、ボーナススキルの効果はカーニバルレース中のステータス上昇と調子上昇に変更された。
つまり対戦相手に勝てるウマ娘さえいるならボーナススキルは必須ではなくなったのだ。もちろんその分だけ獲得ptも前回より増えている。
ちなみに最大スキルLvも3に引き下げられている。

第1回(2022年1月)

いわゆる98年の黄金世代のおなじみ5人で構成されている。

カーニバルレース

  • 「岩穿つ青」グラスワンダー(1600m)
  • 「キング・オブ・エメラルド」キングヘイロー(1800m)
  • 「あおぐもサミング」セイウンスカイ(2000m)
  • 「スペシャルドリーマー」スペシャルウィーク(2200m)

チャレンジレース(1600m)

  • 「エル☆Número 1」エルコンドルパサー(VERYHARD)
  • 「ククルカン・モンク」エルコンドルパサー(EXTREME)

第2回(2022年4月)

チャンピオンズミーティングに合わせてか距離はいずれも皐月賞と同条件の2000m右回り。
メンバーに特にこれといった共通点はないが、テイオーとタキオン、ルドルフは皐月賞を勝利、チケゾーも出走経験があるほか、
フジキセキは皐月賞には出走していないものの同条件である弥生賞を勝利している。

カーニバルレース

  • 「Go to winning!」ウイニングチケット
  • 「tach-nology」アグネスタキオン
  • 「シューティンスタァ・ルヴュ」フジキセキ
  • 「トップ・オブ・ジョイフル」トウカイテイオー

チャレンジレース

  • 「ロード・オブ・エンペラー」シンボリルドルフ(VERYHARD)
  • 「皓月の弓取り」シンボリルドルフ(EXTREME)

第3回(2023年1月)

およそ1年間隔が空いての第3回は短距離。レース条件はメンバーによって異なるが、季節が冬、晴れの良バ場は共通。
なおNPCにはヤマニンゼファーやダイタクヘリオスのほかダイイチルビー、ケイエスミラクルらの新規スプリンター勢も勝負服付きで出走している。

カーニバルレース

  • 「ボーノ☆アラモーダ」ヒシアケボノ:京都レース場・芝1400m・右回り
  • 「ティアード・ペタル」ニシノフラワー:中山レース場・芝1200m・右回り
  • 「ワイルド・フロンティア」タイキシャトル:東京レース場・芝1400m・左周り
  • 「黒鉄の大志」バンブーメモリー:中山レース場・芝1200m・右回り

チャレンジレース(中京レース場・芝1200m・左回り)

  • 「フィーユ・エクレール」カレンチャン(VERYHARD)
  • 「朔月のマ・シェリ」カレンチャン(EXTREME)

第4回(2023年5月)

条件が中京の芝2000m左回りという、まさかのG2時代の高松宮杯モチーフ。
それ故か史実ではG1未勝利だったウマ娘が比較的多く出ている。
なお、本レーシングカーニバルに登場するオグリキャップはサポートカードの関係で習得不可能*37な「快進撃」を所持している。
仮に解禁してしまうとマジでゲームバランスが崩壊してしまうため、恐らく永遠に再現不可能であろう…。

カーニバルレース

  • 「スターライトビート」オグリキャップ
  • 「クリノクロア・ライン」メジロアルダン
  • 「Fun☆Fun☆ぱりない」ダイタクヘリオス
  • 「ぱんぱかティルトット」マチカネタンホイザ

チャレンジレース

  • 「ポインセチア・リボン」ナイスネイチャ(VERYHARD)
  • 「RUN&WIN」ナイスネイチャ(EXTREME)


第5回(2023年9月)

阪神2400m、つまりG2神戸新聞杯モチーフ。その中でも菊花賞や天皇賞秋といったレースに勝ったウマ娘がセレクトされている。

カーニバルレース

  • 「pf.Victory formula...」ビワハヤヒデ
  • 「Onyx Soldier」シンボリクリスエス
  • 「Heroic Author」ゼンノロブロイ
  • 「レッドストライフ」ゴールドシップ

チャレンジレース

  • 「運気上昇★幸福万来」マチカネフクキタル(VERYHARD)
  • 「吉兆・初あらし」マチカネフクキタル(EXTREME)

第6回(2023年12月)

秋古馬三冠競争やエリザベス女王杯など、秋後半のレースに勝ったウマ娘たち。それぞれ開催条件が異なるのはおよそ1年ぶり。

カーニバルレース

  • 「Fluttertail Spirit」ヤマニンゼファー 東京2000
  • 「登竜之頂」カツラギエース 東京2400
  • 「Starry Nocturne」アドマイヤベガ 阪神2000
  • 「Noble Seamair」ファインモーション 京都2200

チャレンジレース(中山 2500)

  • 「トップ・オブ・ブルー」ダイワスカーレット(VERYHARD)
  • 「緋色のニュイ・エトワレ」ダイワスカーレット(EXTREME)

余談

  • 専用トロフィーはそれぞれのウマ娘の勝負服の「靴」がモチーフとなっている。

  • 出走前に自分のウマ娘とレジェンドウマ娘のVS演出があるが、この時のレジェンドウマ娘の表情はどや顔で統一されている。
    • 普段そういう表情を見せないミホノブルボンやスーパークリークといったウマ娘も同様にどや顔を見せる貴重な機会でもある。
    • ちなみにレジェンドウマ娘が負けたときのしょんぼり顔は汎用*38…のはずなのだが、第4回のテイエムオペラオーのものは「比較画像」として主戦だった和田竜二騎手のしょんぼり顔と並べたものが作られてしまった。そっくり!

  • 開催数が増えてきた事で今後の開催レースとメンツも予想がしやすくなってくる。
    • ヒシアケボノ*39のように「唯一勝利したGIレースがもう開催済み」というウマ娘もいるが、「2周目」が開催されつつあるため続報を待ちたい。
    • またモチーフ元がG1未勝利のウマ娘*40も数多いが、有馬記念が題材の第九回でナイスネイチャが登場したため今後は同様の措置がとられていく可能性がある。
      • なおハルウララに関しては、主戦場の高知がゲームに実装されていない関係上実装されているどのレースにも出走すらしていない。そのため才能開花のためのピースを集めるには現状ではガチャ、女神像交換、限定セールを利用するほかない。通常はともかく正月衣装はどうするつもりなんだろうか



追記・修正はLEGENDウマ娘に勝ってからお願いします。

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最終更新:2024年03月20日 18:03

*1 ウマ娘の才能開花や解放に使用するアイテム。星2以下のウマ娘は才能開花で星3にして勝負服を獲得すると固有スキルが強化されるため特に重要。

*2 星1が5個、星2が10個、星3が60個。ピックアップ中の星3の場合90個。

*3 入手済みのウマ娘のみ、プリコネ同様一定数購入ごとに増額。

*4 まとまった量が入荷するが月替わり。また、サークルポイントは1日の入手量が少なくほかに有用な交換品もあるため、ピースに回す余裕ができるまでは時間がかかる。

*5 高額かつ1回につき1つしか購入できない。1日最大2種類×3回。

*6 テイエムオペラオーが追加実装枠だがカレンチャンとの違いは一体…

*7 船橋競馬所属騎手。現・地方競馬全国協会参与。70年代末から80年代前半にかけて南関東公営競馬のリーディングジョッキーに君臨。南関東を代表する騎手の一人だった。

*8 旧宮杯なら既に1回出番はあったがナイスネイチャの他、マチカネタンホイザやメジロアルダンも絡んでこられる

*9 そもそも「勝っていない大レース」が存在しなくなってしまったためとされる。リアル競馬公式CMの「絶頂を極めたものに、もはや勝つべき戦いは残っていないのか?」というナレーションは著名

*10 ダイワスカーレットのファン感謝祭やマヤノトップガンのSRサポートカードイベントには登場していたため3Dモデルは存在していたが、レースへの参戦と勝負服モデルはこれが初。

*11 ダスカは前週のオークスを感冒により回避している。

*12 2016-18年に全12巻発売されたキャラソンとボイスドラマが入っていたCDシリーズ。

*13 アグネスタキオン産駒

*14 ステイゴールド産駒

*15 所持スキルは「ウマ好み」「お見通し」「下校の楽しみ」のみで固有なし。ダスカも「好位追走」「テンポアップ」「抜け出し準備」のみで固有なし。

*16 芝3200mの日本記録でもある

*17 阪神競馬場3歳以上、芝2200mの日本記録でもある

*18 阪神競馬場全面改築工事に伴うもので、1990年宝塚記念開催後に閉鎖され、1991年11月に竣工。この間のGI(桜花賞・宝塚記念・阪神3歳ステークス)は全て京都競馬場で代替開催された。

*19 周りが強くないため、ライアンの固有ゾーンである最終コーナー前にライアンが前に出過ぎて不発した。

*20 1970年にこの名称になった後、2001年に馬の年齢表記が生まれた時を1歳とする形から0歳とする形に変わったことに合わせ現在の朝日杯フューチュリティステークスに改名された

*21 史実では出走していない

*22 史実でもブライアンの前年に出走したが2着

*23 スペシャルウィーク産駒。2015年宝塚記念のゴールドシップの出遅れ(120億円事件)の一因とも

*24 直前に運動誘発性肺出血を起こしたことでトライアルに出走できず、菊花賞は不調を押してのぶっつけ本番だった

*25 参考として、限界突破の1つに必要なイベント配布サポカの入手ボーダーは40万

*26 当時晴れ着ハルウララは未実装で、初期状態でダートとマイルが両方Aのウマ娘は育成にはデジタルとスマートファルコンしかいなかったため

*27 芝2000mの日本記録でもある

*28 レンタルウマ娘を使用した状態で育成を中断すると、レンタルしたウマ娘でレジェンドレースなどに出走できてしまうバグ

*29 当時は短期騎手免許制度でイタリアから参戦。JRA通年免許取得は2015年。

*30 中山競馬場3歳以上、芝2500mの日本記録でもある

*31 笠松競馬時代の勝ち鞍はゲーム内で言うダート短距離がほとんど。

*32 現在の阪神JFに名称変更されたのは2001年の53回から。後述するゴールドシチーの頃は牡馬も出走できる阪神3歳ステークスという名称だった

*33 タキオン→実験優先で食をおろそかにしがち タイシン→体の小柄さゆえの食の細さ ブライアン→野菜嫌い(人参は除く)

*34 実際の天皇賞(春)では先行策を取っていた

*35 レース一回出走につき対象キャラの獲得ピースが10個に増量されている。フル出走すれば1キャラにつき100~110前後稼げるため、ピース150個での解放にぐっと近づける

*36 短距離E・ダートB・それ以外はA。

*37 ヒントを得られるサポートカードは現状SSR賢さオグリキャップのみ

*38 レースで負けると順位によっては見られる?

*39 1995年スプリンターズS

*40 「中央競馬の馬がモデル」という条件で育成実装済みなのはメジロアルダン、ツインターボ、ナイスネイチャ、マチカネタンホイザ、ユキノビジン、ケイエスミラクル、ビコーペガサス、イクノディクタス。未実装のキャラではツルマルツヨシ、サウンズオブアース、ロイスアンドロイス、デアリングハート、サムソンビッグ、ウインバリアシオンが該当する。