幻想水滸伝について

1:『幻想水滸伝』って何?


語ると長いが、コナミから発売されているRPGで、最初の『幻想水滸伝』が発売されたのが1995年12月15日。現在までにシリーズとして5作品、それ以外にも外伝やカードゲーム(三国志大戦みたいなもの)が発売されている。
公式サイトでは全作品掲載されているので、それぞれ見ていただければ概要が分かる(身も蓋もない)。
大体の作品は、「逆境におかれた主人公がリーダーとなり、仲間達の力を借りて圧倒的不利な状況から勝利する」というもの。
1『幻想水滸伝』 → 2『幻想水滸伝2』 → 2『幻想水滸外伝-vol.1・2-』 → 2『幻想水滸伝2-カードストーリー-』
→ 3『幻想水滸伝3』 → 4『幻想水滸伝4』 → 4『Rhapsodia-ラプソディア-』 →5『幻想水滸伝5』
ティアクライスは、「幻想水滸伝」だが、このシリーズからは外れる。
※なので、このwikiにおける「幻想水滸伝」の説明は、ティアクライスの世界については一切触れません。

2:続きものなのか?


とある世界の歴史を辿っている、という感覚。歴史的に1が一番古いかといえば、実は4が一番古い。
歴史の順番から 4→ラプソ(4から2年後)→5(4から142年後)→1(5から5年後)→2(1から3年後)→(2外伝)→3(2から15年後) となる。
ちなみに『幻想三国志』においては今のところ、
1の主人公(1主):ティル・マクドール
2の主人公(2主):リオウ
2外伝の主人公:ナッシュ・ラトキエ
が出てきている。

3:同じ国の歴史?


違う。シリーズごとに国が変わっている。地球で例えると、1が日本だとしたら、2が中国、3がロシア…という感じ。国同士の因果関係もあり、作品が変わっても過去作品の国名が出てきたり外交関係の話になったりと何かしら関わっていることが多い。
また、幻想水滸伝自体の「世界」は、いろいろな「世界」が存在する。
あくまでシリーズにおける世界を中心としているので、他の「世界」は全て「異世界」となり、その異世界の者達も存在する。
1作目で竜が存在しているが、本来竜の住む世界自体は別にあり、「紋章」の力を借りて主人公の世界に存在している。
最新作のティアクライスは、全くの別物と考えてよし(異世界の物語として存在するもので、前作までのシリーズと交わることはない)。

1の世界 赤月帝国(後にトラン共和国と変わる)

  • ジョウストン都市同盟の名前だけ登場する

2の世界 ジョウストン都市同盟(ミューズ市・サウスウィンドウ市・ティント市・トゥーリバー市・グリンヒル市+マチルダ騎士団) vs ハイランド王国

  • トラン共和国と同盟を結ぶ
  • ハルモニア神聖国がハイランド王国の援軍として登場

2外伝の世界

  • 2の戦い最中がvol.1
  • 2の戦争3ヵ月後がvol.2

3の世界 グラスランド vs ゼクセン連邦 vs ハルモニア神聖国

  • 2で建国したデュナン共和国が出てくる

4の世界 群島諸国 vs クールーク皇国

  • 赤月帝国もバッチリ絡む

ラプソの世界

  • 4から2年後

5の世界 ファレナ女王国 (vsアーメス新王国)

  • 群島諸国の人間や赤月帝国(5の世界は1の前である)の名前が出る

4:難しすぎてワカンネーヨ


待て、慌てるな。これは孔明の(ry
まだ幻想水滸伝の世界は完結した訳ではない。シリーズをやっているプレイヤーもしっかりと分かっていないのが現状だ。
シリーズが進むに連れていろんな矛盾もあったりする。
細かいことを言うと、本来の原作者(1作目担当)は4作目以降関わっていない。
ま、そんなこんなで、実際のところ担当しているコナミの人間にしか分からないのだ。

最終更新:2010年02月14日 10:06