三國志9の基本システム

ここでは、ゲーム「三國志9」を中心に解説していきます。

別で書いた通り、プレイヤー=君主が基本。
内政・外交・軍事・計略などを行う戦略フェイズと、その戦略フェイズに基づいて実行される進行フェイズとに分かれ、『幻想三国志』の動画は進行フェイズのみで作られている。
最近の動画は戦略フェイズを流さない動画が増えてきたが、何で戦略フェイズを流さないかというと、動画の長さの関係と、ただ指示を出しているだけなので、動画的に面白くない部分が多いから(だと思う)。また、ネタばらしやチートしてたりするので、カットする裏事情もある。

ゲーム内の季節は旧暦。
春1~3月
夏4~6月
秋7~9月
冬10~12月
戦略フェイズ+進行フェイズで1ターン。
1ターンが10日。3ターン(上旬・中旬・下旬)で月が変わる。3ヶ月で季節が変わる。


[第3話]対公孫瓚戦。5:12あたりによく見るとナナミの顔が出ているのがお分かりだろうか。
で、その後に王門隊が退却を開始した。
裏側を説明すると、こう。

戦略フェイズにて「計略」コマンドの「偽報」をナナミに指示。対象は王門隊。
命令したからって、必ず成功する訳ではない。ナナミが敵の知力を上回っていれば成功率は高い。
……ちなみにナナミの知力は41。王門は37
up主さんの苦労がにじみ出ている指示であるw

[第12話]で、シュウが馬超部隊に兵を送り込んでいる。
これは戦略フェイズ中に指示された「計略」コマンドの「救援」で、城(烏丸)から3000の兵を味方部隊(馬超部隊)に送り込んだ(士気も少し上がっている)。

送り込む武将の統率力が低いと、3000の兵の何割かが脱落した状態で部隊へ入る。また、軍師の助言によっては「大丈夫。うまくいく」と言われる時もあれば、いくら統率が高い者が行こうとしても「ブッブー。うまくいかない」と言われる時がある。


動画内の設定の解説をば。

シナリオは英雄集結・改。
英雄集結とは、文字通り三国志の英雄達が時代を無視して集まった設定からスタートする。
その為に武将は寿命で死ぬことはなく、首を斬られないと(処刑:斬首)死なない。
だから、曹操・孫堅・劉備の下には100人近い家臣がいる。ただし、治めている都市は1つ。パンク状態である。
攻めればたくさんの家臣が手に入りウハウハ。逆に考えれば、敵が一気に大勢力となりかねない危険なシナリオ。
それを更に有志が改造したものを、up主さんは使用している。

レベルは上級。
ゲームレベルとして初級と上級があり、慣れないプレイヤーはまず初級からやろう。
どこが違うか。
大きな違いは、こちらが出陣した際の敵の出陣が1ターン違う点。
例:
初級だと。
こちらが出陣指示 → 進行フェイズ(自部隊出陣) → 次のターンで敵が迎撃に出る

上級だと。
こちらが出陣指示 → 進行フェイズ(部隊出陣。同時に敵も迎撃部隊出陣
場合によっては、城に張り付く前に迎撃部隊とぶつかることとなり、攻城部隊が先に出ていると被害が大きくなる。
部隊編成をよく考えないと返り討ちに遭うのだ。
だが、より緊張感の多い戦いが増えて楽しいのも事実。
最終更新:2010年01月21日 21:44