幻想水滸伝

2主人公(リオウ)
2の主人公『天魁星』。
ハイランド王国の少年兵だったが、都市同盟軍による王国軍少年兵部隊奇襲に関わったとして(事実は違う)王国軍に追われる身となり、ナナミと幼なじみのジョウイと共に流浪する。
途中、ジョウイと離別。この後新都市同盟軍の盟主となる。

ナナミ
2『天寿星』。
リオウの姉だが、血は繋がっていない。
明るい性格だが、料理の腕は味覚が鈍感な者でなければ食べられない物を作る、ある意味凄腕の持ち主。
リオウが戦いに出ることには反対していた。

シュウ
2『天機星』。
1『天機星』のマッシュ・シルバーバーグの弟子。
しかし、マッシュとの思想の違いから破門され(1の前)、都市同盟領内の都市で交易商として財をなしていた。
妹弟子の説得に応じ、新都市同盟軍の軍師となる。

[第6話]で「英雄」と言っているのは、「1」後に1主は英雄と讃えられていて、「師」というのは「1」の重要人物『天機星』マッシュ・シルバーバーグがシュウの師であり、師から破門された過去を持っている
マッシュは「戦いの際には被害を最小限に」を基本としている。
しかし、シュウは「戦いに勝つ為なら多数の犠牲もものともしない」方向だった。人の『命』の重さについて、師と弟子の意見は食い違っていた。
また、マッシュから教わったことを自分の出世のために使おうとした為に破門された。

2では、そんなシュウが変わっていく様も映し出している。

1主人公(ティル・マクドール)
1の主人公『天魁星』。
赤月帝国軍の将軍テオ・マクドールの息子。母親は出産後に亡くなっている。
最初は帝国軍に従軍していたが、真の紋章を持っていたために狙われた親友テッドから『ソウルイーター』を受け継ぐ。
その為帝国軍に追われることとなり、帝国軍に反旗を翻していた解放軍のリーダーであるオデッサ・シルバーバーグ(女)と出会う。
オデッサが帝国軍の襲撃により命を落とし、遺言に従ってオデッサの兄であるマッシュ・シルバーバーグと会い、彼を軍師に迎え入れ、マッシュの勧めで解放軍の新リーダーとなる。
帝国軍の父と戦うこととなり、一騎打ちで倒す。
帝国軍から主人公を守ろうとソウルイーターに魂を食わせたテッドが、死の間際に『ソウルイーター』の性質を語る。
最終決戦後、赤月帝国からトラン共和国に変わった大統領の座には着かず、静かに放浪の旅へと出た。

ちなみに、2では1のセーブデータを引き継げば、途中から坊ちゃんが仲間になり一緒に戦うことも出来る。
ソウルイーターも健在。

グレミオ
1『天英星』。
戦災孤児でテオに拾われ、母親のいない主人公の世話係となる。料理が上手く、彼のシチューは絶品。
過保護な部分が強く、周りから諌められることもしばしば。
主人公がリーダーになった後、向かった監獄で閉じ込められ主人公達を庇い命を落とす。
最終決戦前に門の紋章(裏)を宿す者の力で蘇る。これは主人公・グレミオ以外106人集めないと起きない。
『幻想三国志』の中で2の時間軸で生きているということは、1で108星が揃ったベストEDだったと分かる。

彼が「坊ちゃん!坊ちゃん!」と連呼する為、1主人公の愛称は「坊ちゃん」で定着している。

カスミ
1・2で登場。『地急星』
トラン共和国(赤月帝国)と都市同盟の間に存在するロッカクの里出身。故郷の危機を伝える為に解放軍の本拠地に現れる。
彼女との接触から坊ちゃんは父親と真っ向から対立することとなる。
坊ちゃんに淡い気持ちを抱いているが…。

2ではロッカクの里の副頭領になっている。

[第6話]でカスミが「レパント様」と言っているのは、「1」の戦い後にトラン共和国の大統領になった人物のこと(「1」では108星の一人)。

ビクトール
1・2で登場。『天弧星』。
吸血鬼に故郷を滅ぼされ、敵討ちの旅をしている中でオデッサ・シルバーバーグのいる解放軍に身を置く。
帝国軍から追われていた坊ちゃんを帝国首都グレッグミンスターから無事に脱出させたのも彼で、それ以来坊ちゃんと共に旅をする。
最終決戦後、崩れるグレッグミンスター城の中で殿を務め行方不明となった。

2では1後にグレッグミンスターを脱出して北へと渡り、都市同盟軍で傭兵家としてハイランド王国と対峙していた。
2主と出会い、新都市同盟の歩兵部隊を率いていた。

『熊』というのは彼の(プレイヤーが呼ぶ)愛称。2では傭兵の砦に掲げる旗を手描きしたが、獅子のつもりが配色を間違え熊のようになっている(本人は獅子のつもり)。
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これね。

[第13話]何故、ビクトールとフリックはティル(1主)に責められていたのか。
それは1ボス戦後、城が崩れる際に帝国軍が主人公達を襲って来た為に、ビクトールが「先に行け」と殿をし、その後、更に帝国軍の追撃をフリックが庇って殿となり、坊ちゃん達は城から脱出。
二人は城に最後まで残っていたのだ。
その後、仲間達が二人を必死に探したが見つからず、「行方不明」となったのだ。
坊ちゃんは戦勝パーティーの夜、誰にも告げず静かに故郷の街を後にする。門の外ではグレミオが待っていて、二人で当てのない旅を続けていた。
それからシリーズ2へと移る。
あの戦いで生き残ったビクトールと半死だった(らしい)フリックは、北にある都市同盟へと向かう。
都市同盟にビクトールの知り合いがいて、その知り合いの依頼で傭兵をしていたのだ。
ビクトール達が構えていた傭兵の砦で解放戦争時の仲間に会った時、ビクトールはかつての仲間達に無事を伝えるつもりだったが、すっかり忘れていたと言っている(最初、フリックが伝えるつもりだった)。
この消息を全く伝えなかったことを、仲間達が根に持っているのだ。

フリック
1・2で登場。『天暗星』。
故郷のしきたりに従い剣の修行旅の中でオデッサ・シルバーバーグと出会い、解放軍副リーダーとなる。オデッサとは恋仲だった。彼の愛剣の名前は『オデッサ』。
オデッサ死亡の際には別行動を取っていて、新しくリーダーになった坊ちゃんと衝突。が、すぐに和解。
最終決戦後、崩れる城の中でビクトールと共に殿を務め行方不明となった。

2では、1後にビクトールと共にグレッグミンスターを脱出して北へと渡り、都市同盟軍で傭兵家としてハイランド王国と対峙していた。
2主と出会い、新都市同盟の弓騎兵部隊を率いていた。
ビクトールとは1以来の腐れ縁。

全身青づくめで、雷の紋章を得意とする。1では自分から「青雷のフリック」とあだ名つきで紹介していた。
硬派(というより女性の押しに弱い)で女性にモテるが不運なことが多く、衣服と同じで性格も青臭い部分があったりする

ナッシュ・ラトキエ
『幻想水滸伝2 外伝』の主人公で、3では『天速星』として登場。画像は2外伝。
また、3では『ナッシュ・クロービス』と姓を変えている。
ハルモニア神聖国の工作員。
2外伝では、『真の紋章』について調査をするが、その間に2登場人物らと関わっていく。
また、外伝vol.2では父親を殺した宿敵と戦う為に任務を放棄している。

3では37歳。
ハルモニアのスパイとしてゼクセン連邦に侵入した。3主人公の一人、クリスと深く関わっていく。
この3では、時折「うちのカミさん」と口にする。が、本当に結婚しているかどうかすら怪しく、シエラではないか、という憶測すら流れている。

名門貴族の生まれ。
が、言動は貴族らしくなく少々軽い。また、飄々としていて真意は掴みにくいが、思慮深い一面も持っている。
あと非常に運が悪く、本人の意思に関係なくトラブルに巻き込まれやすい。

シエラ・ミケーネ
2『天英星』、2外伝で登場。
『月の紋章』の持ち主にて、吸血鬼の祖。
若く見えるが(16才のまま)、実に800年以上生きているオババ(口調は確実にオババ)。推定851歳。
太陽暦-391年誕生。-375年に『月の紋章』を継承。吸血鬼の始祖となり、蒼き月の村の長老となる。
太陽暦78年頃、ネクロードに『月の紋章』を奪われ、村は滅びた。
(吸血鬼は紋章がないと、人の血を吸って生き残るか、死を待つしかなかった)
2でネクロードから紋章を取り戻し、気ままに生きている。
(このネクロードはビクトールの仇でもあった)

外伝にて、ナッシュと出会い、彼と共に旅をしていた。
この時にかつての恋人で、シエラが初めて吸血鬼にしたリインをナッシュと共に滅ぼしている。

※本来、人を吸血鬼に変えてしまうことは禁忌であった。
しかし、それをシエラが破ってしまった為に吸血鬼は増え、村が出来た。
ネクロードが紋章を奪い、紋章の恩恵を受けられなくなった村人はほとんどが死に、一部が人の血を吸い続けることで生き延びた。
自分の過ちによって生まれた吸血鬼達が人々に害を成すことを責任に感じ、彼女は同胞を始末する旅を続けているのである。

ルック
1~3に登場。『天間星』
『幻想三国志』では3の姿で登場している。(画像は2です)
詳しく載せると動画のネタバレになるので、止めておきます

ユーバー
1~3に登場。姿は3。
破壊と殺戮が大好き。ただ、何者(ネタバレ)かに追われている

ルカ・ブライト
2のボス…いや、ハイランド王国の皇子。強い。過去の事件により歪んだ性格の持ち主で、名言を多く残していらっしゃいます


  • ウィンディ
1出演。赤月帝国の皇帝の奥様。その実態はもう何百年と生きている門の紋章(表)を持つ女性。
ソウルイーターを狙っていたが、最後は旦那様と共に(無理矢理)心中。紋章は行方不明。
最終更新:2010年01月25日 13:33