お気軽編

三国志を気軽に楽しみたい。
肩の力が抜ける書籍を紹介。



爆笑三国志シリーズ : 光栄(KOEI)



ご存じの肥から出ている三国志の書籍の代表。
爆笑三国志、略して爆三。
爆笑と銘打っている通り、三国志の重箱の隅を突っつきまくる。
なので、入門書としても推薦。
正直、管理人はこれを読んで郭嘉の素晴らしさに気がついた。
曹操の「人材コレクター」という名称も、この本から生まれたようなもの。
内容は有名どころの武将の解説や戦いの解説などから、武将いろいろベスト5など。
最後の6巻になると、さすがにネタ切れ感はあるが、それすらネタにしている。
最初は演義の内容がほとんどだったが、正史を見直すという点から3巻あたりから正史の内容も充実している。

現在は復刻版として出ている。その前には各国ごとの文庫版も出ていた。

イラストは、皇なつきさんの美しい武将の数々や唐沢なをきさんの独特ある三頭身キャラ。
見ているだけで面白い。

派生本として「クイズ爆笑三国志」や「三国志人物」があった。

STOP!劉備くんシリーズ : 白井恵理子



四コマ漫画。
出版社が角川からメディアファクトリーに変わったので、重複している本(ネタ)もあるが、角川→メディアファクトリーで追っていった方がいい。
元々「小説June」で連載していて、角川版単行本の初期は、同雑誌に連載していた「天の華・地の風(女子向・腐女子向編の項で紹介)」ネタも含まれているので、ホモネタもあるがギャグオチさせているので、それほどホモ色を感じることもない。
後は時事ネタ(政治からレッドクリフまで)や当時作者がハマったもの(沈黙の艦隊など)をネタに、三国志の武将達に変えてコミカルに描いている。
劉備は天然、孔明は常識人(じゃない時もあるが)、諸葛瑾はネクラ、馬超は野生、曹操は恐妻家など。
個性あるキャラクターになっている。
現在も連載中。

SWEET三国志 : 片山まさゆき



一応ギャグ漫画。
黄巾の乱から孔明の死までをギャグを混ぜつつ描いている。
孔明は(張飛の悪戯によるものだが)顔に化粧を施し、鼻にはピーヒョロ笛をした状態で登場する。
タイトルは毎回英語表記。
管理人も笑って読んだが、最後の方は力尽きた感じ。
でも、あそこまで描き切ったギャグ漫画も凄いと思う。
最終更新:2010年02月02日 11:21