ヴァルドゥーラ残党時代 - ＧＤＷ世界 ヴァイオレット創作@ ウィキ

更新日：2021/09/12 Sun 06:17:14

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キュルティロン銀河系 テロリスト ヴァルドゥーラ 歴史ネタ

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ヴァルドゥーラ残党時代

基準年に発生したヴァルドゥーラ・リリュト危機において壊滅したヴァルドゥーラ。
多くが総帥であるラージアの降伏によってフォルヴレイン・ヘイロニアス両勢力の軍門に
下ることとなったのだが中にはそれを良しとせず、
宇宙海賊や宇宙ゲリラに落ちぶれてなお銀河系各地で反体制活動を続けた者達もいた。
それがヴァルドゥーラ残党と総称される過激派勢力である。
彼らは辺境の惑星や超宙域に潜伏しては輸送船などを襲撃して自らの資源としたり、
裏社会の市場で売り払い、資金にするなどで成り立っていた。
ヴァルドゥーラが壊滅しても尚、戦いを続ける彼らの事を捜査局や銀河列強は過去の亡霊と呼んで
蔑んだものもいたというが一方でその忠誠心の強さを評価する声もあるようで
投降を呼びかけるも自爆を目論んだり、より激しい攻撃を仕掛けてきたりして泣く泣く討ったケースもあり、
彼らを"過去に束縛された者たち"と例えた者もいたという。

レヴァルド

レヴァルドとは未来史において登場する過激派勢力である。
基準年のヴァルドゥーラ・リリュト危機において敗北・崩壊したヴァルドゥーラの数ある残党勢力の一つであり、
他の残党勢力同様に総帥であるラージアが降伏しても尚正規軍の軍門に下ることを
よしとしなかった派閥によって結成された経歴がある。
ただしヴァルドゥーラが星間テロ組織といっても過言ではない程の規模と兵力を備えていたのに対し、
レヴァルドは銀河系を漂流しつつ略奪を行う宇宙海賊へと落ちぶれてしまっており、
強力な兵器は健在なもののそれを整備する人員も限られている上、新たに得る資源も貨物宇宙艦を襲撃して奪ったものに依存せざるを得なかったため、
消滅も時間の問題と言われていたようだがそんなレヴァルドに転機が訪れたのが首領のザギア・オルフェギールによるヴェロザートとの接触であった。
その際にヴェロザートはレヴァルドがヴェロヴロードの庇護下に入り私兵団となる条件を付け、
その代わりに膨大な資金及び技術提供による援助を行うという待遇でもてなしたのだ。
これは膨大な財力は健在ながらリュゼンとの件で拠点の一つを失ったヴェロヴロードにとって
ヴァルドゥーラの兵力や強力な兵器は魅力的に映った為であり、レヴァルドもまた援助を受けられ、
予算不足を克服できる悪くない条件だとこれを承諾した為だ。
その結果ヴェロヴロードは兵力の増強にも成功し、レヴァルドもヴェロヴロードという後ろ盾を得たことで
以前とは打って変わって強気に出ることが可能となり、
数ある残党勢力が正規軍によって確保され、瓦解させられる中で生き残った数少ない残党勢力の一つとなった。

ネヴァルー

ネヴァルーとは未来史において登場する過激派勢力である。
ヴァルドゥーラの数ある残党勢力の一つであり、首領がウーマンリブ的な
思想の為か構成員がほとんどが女性で構成されているのが特徴。
辺境の惑星である***に隠れており神出鬼没かつ電撃的な攻撃で
捜査局及びフォルヴレイン・ヘイロニアス両勢力の正規軍をも苦しめたが
モルジョケールの輸送船を襲って略奪したのが災いし、その報復として逆に本拠地を襲撃され、
アスモディスが捕らわれたのをきっかけに瓦解してしまった。

感想

ヴァルドゥーラ危機収束から間もない頃をイメージして作った設定。
モチーフは色々あるが実はガンダムの宇宙世紀シリーズで
たびたび出てくるジオンやネオジオン残党勢力がモチーフであり、
レヴァルドは実際に袖付きの側面が強く出ている。